速報版観戦記
■団体:DEEP2001
■日時:2002年9月7日
■会場:有明コロシアム
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

9/7 DEEP2001 6th IMPACT in ARIAKE COLOSSEUM 有明コロシアム大会速報 18:00Start
フューチャーファイト開始時点(17時半)では、
まだ2割以下の入り。北側は前面潰して入場ゲートのセット。
マニアにとっては、レジェンド、ダイナマイト以上に、
客入りが気になる今回のDEEP、開始時点でも、まだ4割。
最終的には、7割り程度入るも、このカードでこれでは、
やはり、総合の未来は暗いと言わざる得ないか?

フューチャーファイト第1試合 5分2R 67Kg以下
岩間朝見
(バルボーザ&名古屋ブラジリアン柔術クラブ)
vs
月影忍×
(Team-Roken)

(1R1分10秒 腕十字)
BJJの心は任侠の心、和彫りモンモンが凄い岩間が、
フロントチョークで引き込んで、凌がれると、あっさり十字。

フューチャーファイト第2試合 5分2R 76Kg以下
関直喜
(フリー)
vs
秋元駿一
(和術慧舟曾東京本部)

(2R 時間切れドロー)
関のセコンドは、松村と阿部兄という不思議な構成。
サンボ系の人のようなんで、フジメグ繋がりかな?
さかんに足関狙うも、慧舟會らしいポジショニングで、
判定あったら、やや、秋本か。

第1試合 5分/3R 契約体重なし
大久保一樹
(U-FILECAMP)
vs
一宮章一×
(フリー)

(1R2分41秒 腕十字)
大久保と同時入場のゴージャス松野は、
足をガチ骨折の模様で、松葉杖をついて。
一方の一宮は、予想通りのヒクソン偽造で、
ラストオブモヒカン、グレイシートレインで入場。
葛西、カトクンリー(?)、和田さん、ジョシュ、横井に、
お姉ちゃんをはさんだトレイン。
試合は、まあ、予想通りというか、
身体まかせの圧力はあったものの、
何も出来ずに、大久保完勝です。

第2試合 5分/3R 契約体重なし
長南亮
(U-FILECAMP)
vs
臼田勝美×
(格闘探偵団バトラーツ)

(1R5秒 レフェリーストップ)
長南、ゴングと同時に突っ込んで飛び膝、見事に命中、
ダウンした臼田にパンチの連打で秒殺です。
長南は来ると思うな、うん

第3試合 5分/3R 契約体重90キロ以下
滑川康仁
(フリー)
vs
MAX宮沢×
(荒武者総合格闘術)

(3R2分37秒 フロントチョーク)
3Rまでもつれこんだのは、
滑川の極めの甘さを責めるより、
元ニーハオの根性を誉めるべきだと思う。
それほど、滑川、安定感バツグンでした。
寝ても立っても危なげなし。
リングスの選手入場テーマを、
テーマ曲のアタマにあしらった滑川、
この人が、今、1番リングスを感じさせてくれて、
リンオタ、みんなウルウルです。

第4試合 5分/3R 契約体重68キロ以下
×雷暗暴
(フリー)
vs
ジョン・ホーキ
(ノヴァ・ウニオン)

(3R 判定0−2)
ええっ? ホーキのタックルって、こんなに早かったっけ?
1、2Rは、ともにホーキが上を取って、パスを狙う展開。
ライアンもよく凌いで、1Rはアドバンテージ程度に凌ぐも、
2Rについに、マウントを奪取してポイント稼いだホーキ、
後は、引き込んで固く凌ぐ。

第5試合 5分/3R 契約体重なし
ドス・カラスJr
(AAA)
vs
中野巽耀×
(フリー)

(1R4分5秒 バックからのチョーク)
堅実に固く勝ちにきたドス、
押し込んで捻り倒して、亀になった中野のバックに回り、
執拗にチョーク狙いでタップを奪う。
ドス、気持ちはわかるが、
現在、中野が、日本の格闘技・プロレス界において、
どの程度の位置にいる人間か、キッチリ学習しておくべきでした。
こんなドスを見たいファンは、あまりいないと思います。

〜日本選抜選手VSブラジリアン・トップ・チーム 3対3対抗戦〜
第6試合 5分/3R 契約体重67キロ以下
×矢野卓見
(烏合会)
vs
ファビオ・メロ
(ブラジリアン・トップ・チーム)

(3R 時間切れ0−3)
グラウンドに付き合ってくれない相手だとこうなるという、
ヤノタクの典型的な試合。
メロ、打撃系とはいえ、BTTらしく、
グラウンドも取り合えずこなせる感じ。
チームは違うが、シムを思い出させるようなファイト。
ヤノタク、一発狙いなのだが、
例によってのバテバテファイト(多少演技ありか?)。
まあ、極められない時は、判定負けという、
いつものヤノタクでした。
充分楽しませてくれたと思います。

〜日本選抜選手VSブラジリアン・トップ・チーム 3対3対抗戦〜
第7試合 5分/3R 契約体重82キロ以下
上山龍紀
(U-FILECAMP)
vs
ギルソン・フェレイラ×
(ブラジリアン・トップ・チーム)

(3R3分49秒 腕十字)
この選手は、BTTじゃないな。
ギルソン、パワーボクサーです。
開始当初は、凄い圧力でした。パンチ振り回して、
上山にダウン誤魔化しタックルを出させるところまで、
追い込んではみたものの(間違って終了ゴングがなったくらい)
それを凌がれると、あとは、時間の問題という感じでした。
勿論、圧力とブンブンパンチの威力は物凄く、
かった上山を誉めるべきであるのは、間違いないと思います。
じっくりポジションを取って、最後は十字葬。

試合後、U−FILEのセンコド陣、
「冷やし中華始めました」とパネルを出してから、
それを引っ込めて「挑戦者求む」のパネルにチェンジ。
このギャグ自体はコケたが、
ゴージャス効果か、エンターテイメントを理解し始めた
U−FILEの若手達を、評価したい。

〜日本選抜選手VSブラジリアン・トップ・チーム 3対3対抗戦〜
第8試合 5分/3R 契約体重なし
×高阪剛
(チームアライアンスG-スクエア)
vs
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
(ブラジリアン・トップ・チーム)

(3R 判定0−3)
TK、完敗です。
サイドを取らせて、TKシザーズからの、足関狙い、
TKシザースからの横三角狙い、
世界でTKしか出来ない戦法は、いつも以上に見事でした。
ホジェリオじゃなかったら、極まっていたかもしれません。
が、下になれば、モグってメクり、上になれば堅実にパスして殴る、
おなじみの、BTT戦法に、やっぱり完敗です。

TKは日本が世界の総合界に誇る、超二流ってことなんでしょう。
個人的には、涙が止まらなくなりました。

セミファイナル 5分/3R 契約体重72キロ以下
三島☆ド根性ノ助
(総合格闘技道場コブラ会)
vs
伊藤崇文×
(パンクラスism)

(1R53秒 腕十字)
打撃で打ち勝った三島、
何事もなかったように上になり、
何事もなかったように十字を極める。
伊藤「もう1回戦ってください」と号泣しながらのアピール、
三島も、まんざらでないようなことを答えていたが、
ここまで完敗してそれはダメだ。これがパンクラスの現実。

メインイベント 5分/3R 契約体重なし
田村潔司
(U-FILECAMP)
vs
美濃輪育久×
(パンクラスism)

(3R 判定3−0)
異様に冗長な新テーマ曲の美濃輪、
日本刀に、キモノ風ガウンで入場、
カッコいいのだが、冗長すぎ。
一方の田村はリキミもなく、普段着な入場。
これは、世代交代マッチであり、
勝つのは美濃輪だろうというのが、マニア筋の読みでした。

が、田村はそんなにいい性格してないんだよ。
負けたくないんです、田村。
勝ちたいんです、田村。
1Rに十字で腕伸ばしきった寸前まで行ったあたりから始まり、
勝負論的には田村の圧勝です。
3Rには「もうタップでもしてくれよ」と言いたいがばかりに、
泣き顔で、殴り続ける、田村。
世代は交代しませんでした。させませんでした。

美濃輪は素晴らしい。
シュルト戦や秋山戦や菊田戦と同じように素晴らしかった。
が、このままでは、美濃輪、一生善戦マンで終わりです。
誰か、それを彼に教えてあげて欲しい。
丁寧に丁寧に教えて欲しい。
今、美濃輪ファンが見たいのは、善戦する美濃輪ではなく、
勝つ美濃輪なのだから。

セコンドのみのるが、握手を求めにきた田村に、水を飲ませる光景。
これ見ただけで、涙ぐんだのは、おれだけではない筈。
世間的意義さえ考えなければ、
マニア感涙の、この夏、1番の素晴らしい興行でした。
佐伯さん、すべてのマニアを代表して、ありがとう、ありがとう!!!
UWFは、リングスは、間違いなく、ここにあったという感じ。
が、競技として、総合として、UWFは負け続けていることも、
また事実です。完敗です。惨敗です。
伊藤を秒殺した三島の格闘技歴が
「リングスごっこ」からスタートしたことに、
UWFの未来を託しましょう。

今大会の画像及び選手コメントは こちら! 
report by メモ8



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