速報観戦記
■団体:修斗
■日時:2002年8月27日
■会場:北沢タウンホール
■書き手:負井

8/27 修斗 北沢タウンホール大会速報
今回は舞台方式と言うか、南側の雛壇を組むやり方で
(木口・GIの時と同じ形)
席数はやや少な目か?
それもあってか、場内は大入り状態でした。

アママッチは早めに始まるのかと思っていたら、
第1・2試合と言う形で、興行の中に入ってました。
6時キッチリにスタート。
第1試合 アマチュア公式戦 女子バンタム級 3分2R
×桜井亜矢
(米里倶人満)
vs
岡 裕美
(無所属)

(2R判定 41−43)
AXならセミ前くらいであろうこのカードも、
修斗ではアママッチも致し方ない所で。
岡選手、勝ち星には恵まれてないものの、
実力的には一枚上。
桜井選手のセコンドについたマァティンが
フツーにセコンドをやっているのが
可笑しい様な寂しいような・・・
第2試合 アマチュア公式戦 ライト級 3分2R
×立山智紀
(X-ONEジム湘南)
vs
中杉誠司
(パレストラ松戸)

(2R判定 40−47)
普通にアマ修の試合でした。
自分は嫌いじゃないんですけど、
こういう形でやるのはどうなんでしょう?
第3試合 ミドル級 5分2R
×伊藤忍
(パレストラ東京)
vs
岡田廣明
(PUREBRED大宮)

(2R判定 1−2)
差してのテイクダウンから上を取っていった
岡田選手の判定勝ち。
伊藤選手、倒されてもすぐ立ち上がるところは良かったんですが
その後が続きませんでしたね。
第4試合 02年度新人王トーナメント/ライト級準決勝 5分2R
×田村彰敏
(格闘結社田中塾)
vs
小松寛司
(総合格闘技道場コブラ会)

(2R途中判定 0−3 ※バッティングによる負傷により)
小松選手が差しから倒していくも、
田村選手もすぐに立って、スタンドで押し返していく展開。
1R終了間際にカウンターの右でダウンを奪われた田村選手が
2R開始から打撃戦を仕掛けて反撃、といった所で
バッティングにより両者目上から出血。
小松選手の傷が深く、ドクターストップがかかり
ここまでの判定で小松選手の勝ちに。
田村選手もダウン以外は互角の展開だっただけに、
惜しい勝負でした。

しかし、いつ見ても田中塾は迫力あるなぁ
第5試合 02年度新人王トーナメント/ミドル級準決勝 5分2R
×楠勇次
(K&D)
vs
弘中邦佳
(SSSアカデミー)

(2R3分47秒 TKO※ドクターストップ)
本日のお目当てその1。

前回衝撃のKO負けを喫した弘中選手、
今回は打撃戦は少なめに、テイクダウンを取っていきました。

1Rは差しから両足タックルに切り替えて豪快に倒すと、
バックを制してスリーパーを狙い続けるも、これは極めきれず。
2Rも粘り強く楠選手を倒すと、ガードから強烈なパンチを一閃。
さらに2・3発、楠選手の頭部がマットに打ち付けられると、
鈴木レフリーがドクターチェックを要請。
即座にドクターストップがかけられました。
立ち上がった楠選手の左目が無残に腫れ上がっていて、納得。

んー、やっぱり弘中選手良いです。期待してしまいますね。
第6試合 89.0kg契約 5分2R
桜井隆多
(総合格闘技TOPS)
vs
ザ・グレート浪花
(総合格闘技夢想戦術)

(2R判定 1−0)
1R前半は浪速選手がバックを取ってスリーパー狙い。
後半は隆多選手がこれを凌いで、上を取ってパス→ケサ。
2R前半は隆太選手がガードからパワフルなGパンチを出し続け、
後半はポジションを入れ替えた浪速選手が、
なかなか鋭いGパンチを入れる。
まさに、ドローになるときの隆多選手の試合、という感じでした。

浪速選手、デビュー戦より良い動きで、今後に期待です。
&、浪花選手のセコンドの元REDスレイヤー氏、
今回もやっぱりいい味出してました。
第7試合 02年度新人王トーナメント/バンタム級準決勝 5分2R
漆谷康宏
(RJWセントラル)
vs
端智弘×
(PUREBRED大宮)

(2R判定 2−0)
髪型や背格好がそっくりな印象の二人の対決。
いや、良く見るとそんなに似てないんですけどね。

ゴングと同時に両者飛び蹴りを繰り出す派手な展開で開幕も、
その後は慎重なスタンドの打撃の展開。
鋭い右のインローと左アウトローで、
漆谷選手の右足を攻める端選手と、
右ジャブと左フックを中心にパンチで上回る漆谷選手。
漆谷選手がロープ掴みの反則をとられ、減点されるも、
パンチで圧して、終盤は猪木・アリ状態から
端選手の足を蹴りまくって立たせず、判定勝ち。

いい試合だったと思います。ちょっと地味ですけど。
セミファイナル ウェルター級 5分2R
藤原正人
(パレストラ東京)
vs
松下直揮
(ALIVE)

(2R判定 1−0)
コーナーでの差しあい、ハーフでの展開でやや膠着気味の試合。
2R終盤に、藤原選手がサイド→マウント→逃げる所をバック、
とポジションを制し、スリーパーを狙うも極めきれず。

松下選手もパンチでダウンを奪っているので、ドローも納得も
(ダウンは−2Pだったような?)
菅野氏の20−19(藤原)とは?
メインイベント ウェルター級 5分3R
タクミ
(パレストラ東京)
vs
山崎剛×
(Team GRABAKA)

(3R判定 3−0)
場内大盛り上がりの大熱戦。
両者、死力を尽くしての消耗戦を制したのは、
最後まで攻め続けたうしシューターこと
中山巧 改め“タクミ”選手でした。

試合内容は、山崎選手が十八番の粘りのテイクダウンで、
倒してパスを狙っていき、これをタクミ選手が凌ぎ、
ポジションを入れ替えて逆にパスを狙っていく、
一進一退の展開。

先日の後楽園ホールでの、勝田VS井上と同質の好勝負 と言っても良いかもしれません。
あちらが剛と剛のぶつかり合いなら、
今回は粘と粘の凌ぎあい、といった感じでしょうか。
もう少し“次”の展開が見れると最高だったのですが、
それは贅沢かな。

1Rは上を取り続けた、山崎選手でしたが、
3Rに入るとややスタミナ切れの感も。
それでも、下になりながらもパンチを打ち合う姿は、感動でした。
が、山崎選手、やはり少し小さい気がします。
その粘り強さは戻っていたと思うのですが、これで連敗。
ライト転向もあるのではないでしょうか。

判定とはいえ、きっちりとサバイバル対決を制したタクミ選手
試合後のマイクで、
「川尻選手と戦いたい。今度は自分が挑戦者の立場で」
とアピール。
機は熟したでしょう、これは楽しみです。
ほとんどが判定決着でやや低調な内容も、
メインが盛り上がり、下北的には合格点かと。

ただし、万人向けでないことも、また間違いなく。

実は今回、仕事が詰まっていて行けないだろう、と仰っていた
某8さんが、時間を遣り繰りして会場に来られたのですが、
当日券が完売で、観戦できずにそのまま帰られたのです。
ちょうどロビ−で知人と立ち話をしていて、
その場に居合わせたのですが、
他にも、いかにも仕事から直行で駆けつけた。
といった風情の方など
数名が当日券に間に合わず、会場を後にしていました。

皆さん、残念そうな表情でした。

確かに場内は満席で、立ち見もワンサカいましたよ
(ほとんど選手や関係者ですが)
でも、席の追加も立ち見も不可能な状況でもなかったですけどね。

前売りはチケット−センターで取り扱っておらず、
当日券も若干枚(今日は30枚程度でしたか)
平日の6時からの興行・・・

基本的にはコアなファンと関係者と身内しか会場に足を運ばず、
それで成り立っている興行なのは確かでしょう。
数人、客が増えてもさして儲かるわけでもないですしね。

でも、若干とは言え、会場に足を運んだファンに対して、
何の配慮もなく「満席です」と追い返す大名商売ができるほど、
今の修斗は良い状況なのでしょうか?

そう言った、閉じた世界に鍵を掛ける様な事で良いのでしょうか?

まあ、それで良い、と言う事なのでしょう。
でも、それじゃあオオバコも入らなくなる一方でしょうね。
それが競技化への道なのかなぁ(飛躍しすぎ)

と、そんな事をつらつらと考えていたら、
すっかり速報をあげるのが遅くなってしまいました
・・・と言うのは言い訳です。スミマセンスミマセン。
report by 負井



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