地方興行、リングス、インディー、外人
■団体:ZERO-ONE
■日時:2002年7月30日
■会場:大阪府立体育館第2競技場
■書き手:冗談の突きを喰らう猪豚(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)
他の団体ではある程度、余裕を持って置かれる椅子が今回はフロアー全体に置かれているのに、
空席はあまり目立たない。
客層も広くどことなく熱気を感じる。

第1試合
”国産”黒毛和牛太、”豪傑”富豪^2夢路
vs ”青春一直線”佐々木義人、”玄海のトビウオ”炭谷信介
サンバ!のところがモー!に替わってました。
国産と佐々木のハードヒットなストロングスタイルでいきなりお客さんを掴む。
フゴフゴの会場全体に音が響く頭突き、炭谷のドロップキックもなかなか良かった。
最後は国産のパワーボムが炭谷に。(12分6秒)

第2試合 火祭りBリーグ
”策略男爵”スティーブ・コリノ vs ”燃える情念”石川雄規
今回のコリノは阪神のハッピを踏み付けなかった。
それどころかチビコリノをつれ、火祭りポーズでお客を掴む完全なベビーモード。
それは当然相手が絶対的なヒールである石川だからだろう。
試合は最初はコリノペースの正しいプロレスの攻防が出来ていた。
最初だけ…
ヒールでありながらヒールの試合を出来ない石川をどう扱えばいいのか…
テーピング攻撃を繰り出すコリノにそんな苦悩を感じました。
飛びついての腕ひしぎは凌いだものの三角に切り返されコリノは落とされました。
(9分2秒)
前のお客さんの頭が邪魔で見えなかったけど見え見え。
今回のワーストマッチ。

第3試合 火祭りBリーグ
黒田”最高”哲弘 vs ”怪物”横井宏考
横井は最初こそスカす素振りを見せるもののラリアットを受けたのを皮切りに場外戦、椅子攻撃、
黒田と言えば誰もが知ってるアの攻撃と受けまくる。
自らコーナーに登って哲っちゃんカッターを喰らいに行く姿は美しかった。
受けだけでなく椅子をパンチで打ち抜いたり、無呼吸ラッシュを互いに打ち合ったり攻めでも見せる。
でも横井だけが良かったのではなく相手が黒田だったからこそお客さんも沸いたのだろう。
お客さんのほとんどを味方につけた黒田が足を踏みならしてラリアットに行くのを、
ガードしてフックを決めた横井がレフェリーストップ勝ち。(8分45秒)
今回のベストマッチ。

第4試合
”超竜”高岩竜一、”流星番長”星川尚浩
vs ”ファンシープリンス”レオナルド・スパンキー、”THE ENFORCER”C・W・アンダーソン
タイタニックの協力をするアンダーソンが可愛らしい。
序盤はレオナルドが捕まるもののアンダーソンが星川の左腕に狙いを絞ってからペースは外人組に。
最後はジャーマンを宙返えってかわしたレオナルドが星川を丸め込んで勝利。(13分43秒)
しかし試合後、口論する二人、すわ乱闘かと思ってると熱いハグ。
一緒に仲睦まじくタイタニック…しかし、しかしアンダーソンはスパインバスター!
そう!オレはこれが見たかったんや!アンダーソンありがとう!
レオナルドはヘロヘロになりながらもデュークを使ってタイタニック!
レオナルドにもありがとう!
…あれ、高岩は何やってたんだろ?

第5試合 火祭りAリーグ
”THE SIMPLE”TAKAみちのく vs ”南海の暴風”キング・ジョー
キング・ジョーってのは脚本家の人の名前からついたそうだけど、
その人は故郷の沖縄で飲んだくれた挙げ句窓から転落して死んだとか。
実際始めて見た時はその気ぐるみとは思えないフォルム、磁力と言うギミックに心を奪われたものです。
って全然サモアンやん。
試合そのものは完全にTAKAペース。
体格で上回る相手のパワーに苦しみながらも知恵とスピードでかき回すと言うテーマ。
最後もジョーがスープレックスにいこうとするところをロープを上手く使ってデフェンス、丸め込んだ。
(6分38秒)
でもジョーも若手相手に大乱闘、得意のスープレックス乱れ撃ちで自分をアピール。

第6試合 火祭りAリーグ
”弾丸戦士”田中将斗 vs ”ヘビースモーカー”金村キンタロー
この二人の試合については内容は保証済み、特に表記する必要はないでしょう。
まあ補足としてレフェリーはデューク、休憩明け、府立第二、これで普通にプロレス見てきた人なら、
大体分かるはず。
そして見たかったと思うのが当たり前。
フィニッシュはエルボー相討、レフェリーストップ。(15分49秒)
退場時、タンカに長々と横たわって帰る金村と自力で歩いて帰る田中。
このコントラストが美しかった。

第7試合
”炎の刃”大谷晋二郎、関本大介 vs ”若虎”佐藤耕平、”喧嘩崔ボーグ”崔リョウジ
同じ大阪出身の関本が可哀相になるぐらい、”地元の英雄”崔のサポーターがセミなみに大量発生。
和製ヘイズマンのテーマで入場してきたのでフロントもある程度予想してたっぽいけど、
その予想を上回ったのではないでしょうか。
最後の方では大谷コールを崔コールが上回った程。
大谷も相棒のコーヘーをいたぶりながら「どうした!地元の英雄!」と煽って盛り上げる。
何かちゃんとした凱旋試合になってる。
そして当然、最後は崔が大谷のコブラクラッチホールドに沈む。(16分16秒)
コレが正しい”プロレス”の凱旋試合です。
でも相変わらず崔もコーヘーもセルが下手。
教えるやつが悪いのかと思ってたけど炭谷は出来てた。
関節かけられてる時は声を出せ。
試合後、関本は大谷にライアットを喰らわすと、
関本「仲良しこよしじゃねえ!オレはゲストじゃねえ!」
大谷「オイ、オレには味方はいないのかよ、オイ」
なんてのがありました。
関本がゼロワンに移籍しそうな勢いですが大日本のスタッフも来てたのでその心配はないかなあ。

第8試合
”破壊王”橋本真也、”関節技の鬼”藤原喜明
vs ”殺戮グリーンベレー”トム・ハワード、”新世紀の超獣”ザ・プレデター
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
前回より会場が狭いので迫力満点。
必死で逃げるお客さんの楽しそうな事。
私もわざわざ近付いてから必死で逃げました。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
橋本をスラムで投げる外人ってのは説得力がありますね。
ゼロワンで外人がオーバーしやすい秘密はこの辺かな?
期待してた人も多そうだったハワードと藤原の絡みはイマイチ。
その点、橋本はどちらと絡んでもどことなくイイ。
試合はプレデターのキングコングバスター(ドミネーター)が組長に決まって終了。(10分12秒)
そして…
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
必死で逃げ回ってたので橋本の締めのマイクは聞き逃しました。

第2試合をのぞけば非常に盛り上がりました。
試合そのものもそれぞれにテーマがあって良かったのですが特に客層の良さが印象に残りました。
沸きどころは分かってはいるものの下手な予備知識に支配されてない。
後楽園のファンならば感覚が麻痺して盛り上がれないであろう場面もしっかりリアクション出来てました。




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