JWP九州ツアー
■団体:JWP
■日時:2002年7月30日〜8月3日
■会場:シーハットおおむら、伊万里市民会館、久留米リバーサイドパレス梅光苑、八女市福島青果市場特設リング
■書き手:凸ユーレイ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 今回九州へ、観光、友人に会いがてら、JWPの巡業に同行した。

 7月30日・第1戦は長崎県のシーハットおおむら。大村市といえば、日本のプロレスの祖・力道山、さらに女子プロレスを変えた革命児・長与千種を生んだ地である(力道山は厳密には朝鮮出身ですが、まあ・・・)。

 会場はふつうの体育館。客層もふつうの、近所の人っぽい感じが多い。去年小倉でJWPを観たときの印象が強烈だったので、すこしビビッてたんだけど…。だって小倉では自分の前の席に、三代目姐みたいな和装の綺麗な姐さんが居て、横に若い衆が正座してたりしたんだぜ(本当)。
 合流した九州のJWPファンと、観よいスタンド席で観戦。

 直前の東京大会で、先輩たちに反旗を翻し、“ブル・キャッツ”というユニットを組むことになった春山、倉垣、米山が、試合前、見所紹介のMCを担当。九州連戦のあいだじゅう私が見た全戦でこの見所紹介が行われたのだが、なんとも間のびした喋りで、どの地の観客も脱力(笑)。

1.○コマンドボリショイ(変型アルゼンチンバックブリーカー※時間不明)×米山香織
 米山がちょっともっちゃりしていた。キレがない。フィニッシュは、ジャイアントバックブリーカー風に相手自身の腕を首に巻きつけて決める技。
 
2.○山縣優(4:04フェースバスターから)×アップルみゆき ※K-DOJO提供試合
 はじめて見るアップルみゆき、微妙にかわいい。パロスペシャル(「りんごの木」っていう名前らしい)からの前方回転エビ固めや、STOなど、少々変わった技を使う。
 山縣は、ヒールとしてイキイキ闘っていたように見えた。考えてみるとアルシオンにいた頃は、いつまでたっても一番下、使う技もドロップキックと回転エビぐらいに限られ、抑えられていたのであろう。ただそれはそれで、新人の育て方としてはアリだと思うので、一概にどちらがどうとは言えないが、いま好き勝手にやれていることは確かだろう。
 決め技は、飛びついて、自らは開脚して座りこむように着地するみちドラ風の、フェースバスター。これ一発で決まるところが、TAKAの教えなのだろうか。
 新鮮さもあって、面白い試合だった。
 たしか山縣は、騒動以降、文子と同じリングに立つのは初めてのはず。絆の強かった2人だけに感慨もあったはずだが、メインで山縣はセコンドにつかず、花道奥から試合を眺めていた。
 
3.○グラン浜田(肩車からの浜ちゃんカッター※時間不明)×磁雷矢
 磁雷矢ってのは、地元福岡・華激の選手。調べたら私と同い年(37)。メキシコで育ったルチャドール。入場曲に、同名の特撮ものの主題歌を使用。試合のほうは… ノーコメント。浜田の取る受身の音が、スバーン!と美しいのに対して、磁雷矢のほうはショボーン。。。とくぐもった音しか聞こえなかった、とだけ言っておく。
 
セミ カルロス天野、○春山香代子、米山(19:33ダイビングギロチンドロップから)日向あずみ、輝優優、×渡辺えりか
 現タッグ王者にしてJWPのエース・コンビ日向&輝、合体テーマ曲で入場。
 両チーム、3人がかりで敵1人をロープにはりつけ、両側から足で顔を挟んだり、変な顔をさせたりする連係を、四方の客席に向かって応酬する。ここまでおとなしめだった観衆が、この攻防でようやく沸き始める。
 日向の動きはやはり飛びぬけていて、エルボー、ニー、相手2人を片足ずつ蹴り倒すミサイルキックなどはさすが。ジャイアントスイングの後、シーソーホイップで輝の肩に敵を投げ渡し、エアプレンスピンにつなぐ連係は、相変わらずもたもたしているのだけれど(笑)。
 
メイン UWA世界女子シングル選手権試合
○浜田文子(王者)(13:26変形フィシャーマンバスターから)×倉垣翼(挑戦者)
 躍動感のある飛び技、意外なパワーファイト、とファイトスタイルに共通点を持つ2人。
 所属していた末期、アルシの内部で浮いていたかもしれない文子と、単身参戦することが多かった倉垣。仲が良かったのではないか。以前から対戦したい相手として、倉垣は文子の名を挙げていた。
 文子がこのJWP地方遠征にブッキングされたのは、父親が九州の興行主と深い関係にあるからだと思われる。各連戦の間、試合終了後に必ず、父娘サイン会が行われていた。
 試合は、王者が挑戦者の技をよく受けて好試合が成立。文子はやっぱり格好いい、と思った。

 K−DOJOの試合が新鮮、セミは定番の展開、メインも好試合、でまあまあの内容。

 大村で泊まったホテルは、必要最低限で料金も安く、文句を言ってもしょうがないのだがレストランが営業しておらず朝飯も食えない。さらにカミソリも無くヒゲも剃れず。悔しいので、シャワーを朝晩2度浴び、しょぼいティーバッグの日本茶を無理やり飲み、紙マッチも強引に全部使い切る。って、どれも、悔しくなくても毎回やってることだが。


 翌31日、なぜかハウステンボスを茫然と観光したのち伊万里へ。

 会場の伊万里市民会館は小奇麗な建物。入り口で、なぜか東南アジア系の女性たちがモギリを務め、笑顔で迎えられる。??? スタッフの方も、「いらっしゃいませ」と快活に声をかけていく。
 とある筋から聞いたところによると、伊万里で興行があるのはたいへん珍しく、市民会館館長も「これを機に、定期的にプロレスが呼べたら…」と語っていたとか。
 劇場型のホールの、ステージ前にリングが設営され、ステージにはパイプ椅子、客席はヒナ壇。東京で購入した前売りがステージ上のリングサイドで見難く、ヒナ壇の自由席に移動して観戦。前日にもまして、家族連れ、子ども、老人の姿が目につく。

1.○日向(7:43ミサイルキックから)×渡辺
 日向が、いつもより5割増し頻繁に、客席へアピール。その激しい打撃音、相手のやられぶりが、よく沸かせる枠。

2.○山縣(5:18フェースバスターから)×アップル
 「フレッシュもぎたて!アップルみゆき(はぁと)産地直送〜〜〜」の本人によるかけ声で始まるテーマ曲に乗り、アップル登場。逆エビをかけられ、小刻みに「アッアッ」と悲鳴をあげる。なぜ小刻み?そんな悲鳴聞いたことないがな。アエいでんのか? 
 どうしても体力的に山縣のほうが上、アルシオンも、徹底的に基礎技を身につけさせたという点では、安心して見られるレスラーを育てたのかも。
 試合内容的には、アップルのSTOも見られず、新鮮味が早くも薄れていまいち。
 
3.○天野 (12:28エビ固め)×春山
 興行全体の中でこの試合の果たした役割は大きかった。
 張り手の打ち合い、はたき合い。髪の毛のつかみ合い。噛みつき。変な顔攻撃。笑いがそのたび起こる。
 両者とも声がよく出て、口でも攻撃しあう。春山に対する「このデブ!」が受けていた。
 場外乱闘、お客さん(特に子ども)はしゃぎまくる。そこからリングへ上がる上がらないのかけ引き。
 見映えがしてわかりやすい技、コブラツイストからローリングクレイドルを春山が出すと案の定どっと歓声が上がる。
 そのまま、さしたる大技も出ないまま、エビ固めの切り返し合いのすえ天野勝ち。
 天野と春山は、この連戦中ずっと、この種のわかりやすいファイトに徹し、声もよく出していた。貢献度大。
 この日の観客、おそらくプロレスを初めて見る人も多かったのだろう、特に激しい打撃技でいい音がして相手がノビたり、誤爆があったりすると、まず、はじけたように笑う。もっとも素朴な反応って、笑うことなんだな、と得心した次第です。投げ系の大技はあまりウケがよくない。飛び技には感嘆、という反応だった。
 
セミ 日向、○輝(13:35三角飛び延髄蹴りから)倉垣、×米山
 全試合開始前に行ったボール投げの感触がよかったためか、この試合の前に2回目のサインボール投げ。また子ども喜びまわる。
 倉垣・米山のブルキャッツ組、この2人だけで組むのは珍しいはずなのだが、新しい連係にいくつかトライ。こういうところに道場を持った効果があるのだろう。

メイン ○G浜田、浜田文(10:04浜ちゃんカッターから)×磁雷矢、ボリショイキッド
 当初“コマンド”で発表されていたボリショイ、急遽“キッド”で入場。ロープ拝み渡り、欽ちゃんジャンプ、敵がトップロープから技を落とそうとすると音も無く反対側のコーナー下に移動して再びダウンする、などのネタに、観客、子ども老人もちろん大笑い。この日の一番人気をさらった。終了後のサイン会で「“ピエロ”と握手した〜」と喜ぶ子どもの姿も。
 磁雷矢、序盤から飛ばして、コウモリ吊り、パラダイスロックなど、本場仕込みのジャベを披露するも、なぜかその相手は文子(笑)。親父を相手にした中盤以降はトーンダウン。
 なお、この試合の前、入場時の東南アジア系の女性の方々がなぜかリングに上がる。「後援のヤマゼン商事さんが経営する『クラブわいわい』のタレントさんたちより花束の贈呈です」だって。う〜ん。地方興行は奥が深い。

 私が見た九州連戦の中では、観客の沸き具合、会場の一体感からして、この伊万里がベスト興行であった。プロレスを見る機会が少ない土地で、地元の方が喜んでくれたことが嬉しい、という気持ち。おこがましいですが…

 終了後、ここまで2戦つづけて一緒に観戦した九州のJWPファンと飲む。アマチュアの総合格闘技者でもある彼の、プロレスに対する思いなど、話は尽きず。

 ヒートアイランド・東京に比べ、昼の気温が同じであっても、夜は風も出て不快な暑さはなかった。


 3日目・8月1日。伊万里から有田へと、素養もないのに焼き物の町を歩き、調子に乗って吉野ヶ里遺跡まで寄り道したのち久留米へ。

 ここ久留米は、松田聖子および坂口征二を生んだ土地である。坂口なくしては新日本の今日までの存続は危うかったかもしれない。そういう意味では、新日を支えた土地であるとも言える。
 というのは冗談でもなく、当日券を買いに来たふつうのOLっぽい3人組が「こないだ新日が来たときは…」などと話している。キングオブスポーツTシャツを着ている人ももちろんいる。プロレス熱が高い町のようだ。
 会場は筑後川沿い梅の名所の結婚式場。かなり広く、特別な照明は使用せずにやや暗め。昨年もJWPが訪れ、たしか引退直前の美咲華菜が盟友・輝と一騎打ちを行っていたはず。

1.○米山(8:41Wリストアームサルト)×渡辺
 東京ではプチプチ・ブレイクした米山も、この九州遠征ではあまり目立たない。小さな、常連ばかりの会場でなら、そのほのぼのキャラは浸透しているが、ここではファイトそのもので魅せなければいけない。その意味では、以前のガムシャラななかにもキレがあった闘いぶりが、ややトーンダウンしているように感じた。

2.○山縣(7:51フェイスバスターから)×アップル
 山縣、九州連戦で初めてのマイクアピール「久留米のファンども!私がKAIENTAI-DOJOの山縣だ!」精一杯ドスをきかせた低い声。前2戦そしてこの日と、セコンドについても最小限の仕事をするだけでリングを遠まきに見ているだけの山縣。ヒールとしてのイメージ作りか。
 九州7戦ともこの同一カードなのだが、試合内容は中だるみ。ずっと続けて見る客を本来は想定していないだろうから、こんなこと言われる筋合いは無いのかもしれないが(笑)。
 アップル、間近に見ると、ほっぺが真っ赤で可愛い。

3.○G浜田(6:19腕ひしぎ)×磁雷矢
 ジライヤが子どもに人気。試合後、テーマ曲を歌ってる子がいた。
 試合についてはとくになし。

 ここまで客席は、それほど加熱していなかった。プロレスファンが多いってことは、ちょっとやそっとの試合では沸き難いってことか? 東京のファンに感覚が近いのかも、前日の伊万里とは違うなと思っていたが、次のセミでようやく…

セミ 浜田文、○春山(16:43ダイビングギロチンから)天野、×倉垣
 2人がかりに捕まった文子がエキサイト。ラフファイトで反撃。
 天野と大きな声で罵り合い「てめー反則してんじゃねーバーカ」。
 春山も加わって「イテーイテー」「ダブルー(連係を促す)」「レフリー、ヘアー!(反則に抗議)」など、うるさいうるさい。観客がだんだんのってくる。
 これを出せば必ず会場が沸く、場外乱闘では、近くにいたお爺さんが、自分の座っていた椅子を、しつこく何度も選手に渡そうとする!うーむ久留米気質を見たばい(ここで特筆されるべき観客が1人。 (仮称)荒勢さん。リングサイド最前列、私 の左方に位置しておられた。寸分狂いの無いオールバック、よくお手入れされた細〜い眉。風貌は、優しくした荒勢(元関脇)。独特としか言いようの無い色合いのジャージを基調としたファッション。若い衆を何人か引き連れ、幼子を膝に抱く。よく観察させていただくと、この子の母親はどうやら異国の方のようで、近くに寄り添っておられる。荒勢さんご本人は非常に礼儀正しく紳士的な感じの方であったが、このお子さんがウロチョロ、リングサイドをおフラつきになりとても危なっかしかった)。
 文子、アルシオン在籍時にはテクニカルできれいな試合運びの印象があったが、この連戦ではパワー、強さを前面に出している。声も低く大きく、気迫にあふれた表情が、ジャガー横田かそれよりも親父に似て、ストロングスタイル。もちろん、華麗なドロップキック、ケブラーダでは、また違った種類の歓声を呼ぶのだから流石である。
 文子、アルシオン在籍時にはテクニカルできれいな試合運びの印象があったが、この連戦ではパワー、強さを前面に出している。声も低く大きく、気迫にあふれた表情が、ジャガー横田かそれよりも親父に似て、ストロングスタイル。もちろん、華麗なドロップキック、ケブラーダでは、また違った種類の歓声を呼ぶのだから流石である。
 フィニッシュ、ギロチンが変な角度で倉垣の顔面に入り、勝った春山が心配げにのぞき込んでいた。

 休憩。セミまで、場内が蒸してサウナのようであったが、メイン時にやっと冷房が入る。休憩までに仕入れた飲み物を売り尽くそうという会場側の策だろう。ここでも伊万里とは違うなあと思ったが、まあよくあることなのでしょうがないか。

メイン 日向、○輝、ボリショイキッド(16:14エルボーアタックから)春山、×倉垣、米山
 “ブルキャッツ”春山・倉垣・米山、チーム名が決まってから3人で組むのはこの日が初めて。当初はシリアスな抗争が展開されるものと予想していたが、前日コマンドから急遽変更してキッドで出場したボリショイが、あまりに評判が良かったためこの日もキッドとなり、“楽しい”試合になってしまった。これはこれでアリだけど。
 それでも久留米のプロレスファン、序盤では女性や子どもしかキッドのネタに反応せず。数珠つなぎヘッドシザースからのボストンクラブ、あたりでようやく男性陣も笑いの渦へ。
 倉垣が途中までずっと控えにおり、前の試合のダメージかと心配したが、最終盤に登場、バックドロップ、ムーンサルトと得意技の短いスポットを演じた後、輝の延髄斬り、ボリショイの掌底、日向の延髄ニーと先輩軍の決め技ラッシュを受け、最後は輝の、サポーター外してのエルボーで敗れる。投げ捨てられたサポーターの匂いをボリショイが嗅いでしまい、あまりの汗臭さに失神するというおまけつき。

 帰途、西鉄久留米駅まで乗ったタクシーの運転手さん、昨年同所で行われたJWPの興行のことを覚えており、そのとき乗せたお客さん(中年男性)が「飲みに行くより、若い女の子が水着で戦ってるのを見るほうがいい。女房には内緒だけど」と言っていたとか。
 さらに、「家で久留米ケーブルテレビいうもんば見とるとですよ。たま〜にチャンネルば合わすとアメリカのプロレスやっとるとですよ。アンダーテイカーやら。あれ見とったら迫力あって、日本のプロレスは見れんとですね」「あのマクマホンの娘と結婚しとった(HHHのことであろう)、あればほんまに離婚しよったとですかね?」だそう(作ったような話ですが本当です)。


 翌8月2日は、長崎・平戸で興行があったのだがパス。

 3日は福岡・八女。九州5戦目。JR羽犬塚よりさらにバスで20分ほど。しかし週プロの観戦ガイドが会場最寄の降りるべきバス停を間違えて記載していたため、ぜんぜん場所がわからない。2回も道を訊いてしまった。わざわざ東京から来ているのがなんとなく気恥ずかしく、ニセ九州弁を使ってしまう(笑)。
 やっとのことでたどりついた会場は、青果市場特設。打ちっぱなしの床、ガランと広い屋根の下にリングを組む。屋台が出たりして、活気あり。客層は、場所柄も場所柄、少々荒っぽそうなやっちゃ場の若い衆たち、子供連れ、老人たちなど。満員。

1.○山縣(14:33ミサイルキックから)×アップル
 アップルが元気を取り戻す。第1試合からいきなり、地方の奥の手、場外乱闘を出す。はしゃぎ返る場内、大騒ぎ。私的には第1戦の大村以来、再度STOが見られてよかった。好試合。

2.○天野(13:41ジャーマン)×渡辺
 天野、場外乱闘に加え、この連戦おなじみの、ロープ張りつけ→これ見よがしの“変な顔”攻撃を四方へ。
 必ず一定以上は沸かせて帰るからさすがである。

3.○文子(7:46ムーンサルトプレス)×米山
 当初予定していなかった八女大会を観ることにしたのは、この試合、米山を応援するため。
 しかし、このレベルと闘うには、文子は格が違うと痛感させられることに。ただのボディスラムひとつの力強さ。華麗さだけでないパワー。この2人、歳は同じ、キャリアも1年の差しかないんだけどなあ。
 3戦目の久留米まで、ずっとリングを遠まきにしていた山縣がこの日、ついにセコンドにつく。しかも浜田の逆コーナー。米山に必死に檄をとばす。TAKAがWWF横アリでしていたようなオーバーアクションで。
 決着後、文子が米山の両頬に手を添え顔を近づけ、なにごとか言葉をかけていました。

セミ ○浜田父(6:36ラリアットから)×磁雷矢

メイン ○日向、輝、ボリショイキッド(17:38雪崩式WアームSPXから)春山、倉垣、×米山
 久留米、平戸、この八女と、同一カード3連戦(付言すると8・10新日G1両国大会へのゲスト出場もこのカード。そこに向けてカードを練る狙いも、むろんあったと思われる)。
 半野外の会場で、前半やや雰囲気が拡散したように感じた(自分の集中力が切れていたのかも)。春山がおとなしかったし。
 そのぶん中盤以降は、両チーム流れるような連係合戦が。キャメルクラッチに捕らえて左右から低空ドロップキック。3人連続ダイビングフット。若手組、倉垣がまず米山をリフトして投げつけボディプレス、さらに倉垣踏み台になって春山ジャンピングギロチン。など。

 野外独特の活気と、拡散感、両方を感じた興行だった。

 興行終了後バスは既に無く、タクシーを呼んで羽犬塚、そして博多へと戻り、今回の観戦ツアー終了。




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