7/17 WARS−6 観戦記
■団体:大道塾 THE WARS 6
■日時:2002年7月17日
■会場:後楽園ホール
■書き手:うしをたおせ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)
WARSってやつです。大道塾のプロ部門って感じです。
今回はグラントロフィー対抗戦がメインです。
北斗旗ルールと違って、素面。オープンフィンガーグローブ(アディダス製!)をつけてます。
一応北斗旗ルールを簡単に説明すると、道衣を着て、の総合です。寝技は時間制限、回数制限有り。

かっこいいTシャツがあったら買おうと思っていたけど・・・。うーん。「空ちゃん」Tシャツか・・・。

フランス軍はおそろいの赤い道衣。なかなかかっこいい。

大会進行は相変わらず下手(笑)。選手がコールされている間に試合始まっちゃうし、
入場曲も途中で途切れるし・・・。まあそれが大道塾の味です。


第1試合 北斗旗ルール 3分2R
○平塚洋二郎(大道塾那覇支部)
×マシュー・ハミッシュ・マクレガー[MATTHEW HAMISH MACRAGER](誠空会)
延長戦 2'10" 腕ひしぎ十字固め

平塚選手が腰投げ等、テイクダウンして、マウント取って、パンチ入れて、効果2回取る。
立つと、道衣掴んでのフックやアッパーや頭突きを入れる。
延長まで行くも、最後はマウントから絞め狙いつつ腕十字。

まあ、平塚選手の方が強かったっす。


第2試合 グラントロフィー対抗戦 WARSルール 女子-55kg契約 3分3R
×八島有美(大道塾横浜教室)
○ステファニー・デュカステル[DUCASTEL STEPHANIE](パンザ・アンドレ)
2R 2'15" 腕ひしぎ膝固め

お互い激しいパンチ、キックの打ち合い。ステファニーは特にキックが上手い。
ステファニーが首投げでテイクダウン。袈裟固めに。そしてストレートアームバー。
いわゆる鶴屋スペシャル。なんとか八島凌ぐ。
2R、八島もパンチで押すが、最後はまた首投げからの鶴屋スペシャルでタップ。
寝技の差が出ましたね。ステファニー選手、確かにかわいかったっす。


第3試合 グラントロフィー対抗戦 WARSルール -84kg契約 5分+3R
△稲田卓也(大道塾横浜教室)
△ボナフ・ロラン[BONNAFOUX LAURENT](パンザ・アンドレ)
1R 3'30" ノーコンテスト(ドクターストップ)
※ボナフの左目尻の出血による

ロラン最初からタックルでテイクダウン。
そのあとフックで稲田ダウン。ロランは3Pゲット。再開前にロランは後ろ回し蹴りを繰り出し、
止めに入った主審を吹っ飛ばす。動じない主審さすが。
稲田は引き込んで、腕拉ぎ肩固め、腕十字を狙うも腕抜かれパスされ、逆にアームロック狙われる。
稲田腰投げも、勢いで反転し、ロランが上に。お互い関節狙い。
途中でバッティングがあった模様で、ロランの額からの出血止まらず。
ドクターストップでノーコンテストに。
まあずっとロラン選手が押してましたね。ロラン選手は完全に総合の選手って感じでした。


第4試合 グラントロフィー対抗戦 WARSルール -70kg契約 5分+3R
△八隅孝平(パレストラ東京/修斗ウェルター級)
△ディディエ・リュッツ[DIDIER LUTZ](パンザ・アンドレ)
判定 0-0(ポイント差なし)

リュッツはサンボヨーロッパ選手権準優勝とか。グラントロフィーではワダタクに負け、後藤に勝ち。

お互いロー。リュッツは道衣掴んでテイクダウン。
ヤスミンも負けじとタックルでテイクダウン。ハーフから絞め狙い。
リュッツテイクダウンし、両者アキレス狙い。
2R入るとヤスミンのタックルはことごとく潰される。
しかしヤスミンのパンチがやや入る。いい右フックも当たる。リュッツはローが鋭い。

戦前はヤスミン余裕で勝てると思ったが、リュッツもいい選手で、互角でした。

パンフ作成の方、修斗を修闘って書くのは止めて下さい(笑)。


第5試合 北斗旗ルール 3分2R
○伊賀泰司郎(大道塾関西本部)
×佐藤繁樹(大道塾東北本部)
1R 0'45" 一本勝ち(佐藤の肩関節脱臼により試合続行不可能)

伊賀すぐ下になるも、ガードから道衣を掴んで、パンチ!パンチ!ヒジ!ヒジ!蹴る!蹴る!の猛攻。
時間制限で両者立つも、佐藤選手の肩は外れてました。

相変わらず、北斗旗の寝技における下からの打撃は凄いね。
でも寝技における上からの打撃は駄目なんだなこれが。社会体育だからね。


第6試合 グラントロフィー対抗戦 WARSルール -70kg契約 3分3R
△飯村健一(大道塾吉祥寺支部)
△ファド・エズベリ[FOUAD EZBIRI](パンザ・アンドレ)
判定 0-0(ポイント差なし)

エズベリは22歳ながら、あのフランスでキック王者に4度なっているとのこと。

1R
お互い凄いスピードとキレのパンチ、そしてキック。さすが飯村さん、そしてフランスのトップキック選手。
飯村さんが押して、エズベリが下がって、エズベリがそのまま壇上から落ちて頭打つ場面も。
エズベリのパンチとローは本当に鋭い。かなりいい選手。基本的にエズベリが押していく。
ローは喰らうも、パンチは紙一重でかわしていく飯村さんのスウェーも凄い。

2R
凄いヒジの打ち合い有り。第6試合だけヒジ打ちありルールだから。基本的にエズベリが押す。
1回だけ寝技になる。エズベリがマウントから腕十字狙って、凌いだ飯村さんはインサイドから
ネッククランチ。

3R
相変わらずエズベリが押すも、飯村さんはテンカオで対抗。いい感じで当たっているようで、
ややエズベリが失速。でもエズベリが前に出る展開は変わらず。

エズベリは目立ちたがり屋なのか、試合後も不服そうな顔でパフォーマンス。
カメハメ波を出す。しかし敢闘賞にもらったTシャツを蹴って帰る態度の悪さ。さすが22歳。

とにかく2人の打撃技術が凄かった。特にエズベリ。


第7試合 グラントロフィー対抗戦 WARSルール -87kg契約 3分3R
○藤松泰通(大道塾総本部)
×デニス・フランソワ[DENIS FRANSUIS](パンザ・アンドレ)
判定 1-0 (右フック)

フランソワはサバット世界王者とのこと。

藤松がいきなり右フックでダウン取る。1Pゲット。
その後も藤松が押してテイクダウンし、絞めや腕十字やアームロックを狙うも、フランソワは太い腕で
凌ぐ。藤松が打撃で押し、テイクダウンして攻める展開が続く。寝技の流れから1回だけ、フランソワが
バック取るシーンも。後はずっと藤松押す。

まあ、藤松選手、出来れば極めて欲しかった。
フランソワはさほど動きにキレがなかった。


第8試合 グラントロフィー対抗戦 WARSルール -82kg契約 5分+3R
○山崎進(大道塾総本部)
×パトリック・フォートリー[FORTRIE PATRICK](パンザ・アンドレ)
判定 3-0 (パンチ)

フォートリーはグラントロフィーの3年連続王者。グラントロフィーでは竹内出と須田に勝っている。
そして柔道ではナショナルチームに選ばれていたほどのエリート。

フォートリーはタックルも山崎潰す。フォートリータックル切られ亀になるところを山崎腕十字狙い。
フォートリーは腕抜いてハーフから腕絡み狙い。
山崎左フックでダウン奪取!3PGet!

フォートリーは道衣掴んでフック。ブレイクかかっても攻撃を止めないフォートリーに対し、山崎が
「この野郎!」切れる場面も。
基本的にフォートリーのテイクダウンを山崎が凌いで、パンチやローで攻め込む展開。

体格差があるように見えたので、また寝技にも差があるかと思ったけど、結局山崎選手完勝でした。

山崎選手マイク
「一生懸命練習したんですが、彼(フォートリー)も強いんで。
 次はお待ちかね、達人・小川選手の登場です」って感じ。 


第9試合 グラントロフィー対抗戦 WARSルール -67kg契約 3分3R
○小川英樹(大道塾中部本部)
×ブノワ・ドゥロ[DEROT BENOIT](パンザ・アンドレ)
2R 2'40" ヒールホールド

小川選手、入場からかっこいい。160cmしかないが、オーラがある。

1R
立ち上がり、小川はいつもどおりに道衣を掴むことを狙うが、ドゥロは研究して来たのか、
ガードを固めて、上体をかがめ、道衣に触らせない。
ドゥロいきなり組んで引き込みヒールホールドに!入ってるよ!小川涼しい顔で立ったままアキレス狙い。
小川足払いで倒すも、ドゥロはすかさずヒール!これまた入って小川場外に逃げる。
小川強烈なパンチ連打で押しまくるも、ドゥロは後退しながらガード。

2R
小川テイクダウンから絞め狙うも、時間内に極められず。
小川右ストレートからテイクダウンするも、またもドゥロは下からヒール。
小川は凌ぎつつ、ヒールでお返し。ドゥロ、タップ!

見事小川選手は1本勝ちで勝利。セコンド達といつも通りの決めポーズを披露。

しかしヒールを極められても(閉会式は氷を当て、足を引きずる)涼しい顔で戦い通し、
見よう見まねで逆にヒールを決めてしまうんだから恐れ入る。

ただ得意の小川スペシャルも、投げからの極めも見せれなかったのは残念。
本人も全く満足していないようで、当初の引退予定を撤回とか。
もっとプロの場で見たい選手です。




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