速報観戦記
■団体:ZERO-ONE
■日時:2002年6月27日
■会場:後楽園ホール
■書き手:愚傾(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

6/27 ZERO-ONE 後楽園大会速報 18:30 Start
開始前の時点で7〜8割の入り。
それよりもバルコニーが空いてたのが気になりました。
やっぱカードが弱かったか?
ZERO-ONE後楽園の客入りにカードの強弱が意味を成すとも思えませんが。

ちなみに客席には日高の親友であるパンクラス伊藤、
そしてSmackGirlナナチャンチンの姿が。
ナナチャンチンがプロレス観戦するときには常に横に篠原光がいたものですが…
二人にいったいなにがあったのやら。いやまぁ手前は何も知りませんが。
第1試合
黒毛和牛太
vs
炭谷信介×

(6分01秒 6分01秒 逆エビ固め)
「巨人の星」をテーマ曲に入場の炭谷。
「タイガースマスクとの夢の対決を見てみたいですね」
とは一緒に観戦していたタカハシさんの言葉。
さて、この新人。丸坊主に黒タイツ。
チョップと張り手とドロップキック。
やっぱり道場で教えてるのは橋本か? 高岩か?
大谷っぽさはあまり感じられませんでした。
第2試合
 スメリー
×スパンキー
vs
石川雄規
臼田勝美 

(13分01秒 グラウンド卍固め)
早くも名物レフェリーとして定着しつつあるMr.フレッドの登場。
観客は「トゥーッ!」をやりたくてやりたくてしょうがないのに、
試合開始早々、片足タックルから関節技の攻防をねっちりと挑む臼田。
臼田が不人気な理由を今更ながら痛感しました。

「その気も無いのに見る者を不愉快にさせる」という点では
往年の佐藤慶や大村昆の演技に匹敵するほどナチュラルヒールな石川。
客席からの罵倒じみた野次に舌をペロリと出して不敵に笑うなど、
ようやく自分自身のあり方というものを理解した模様。
最後はグラウンド卍で唐突に終了。
第3試合
×崔リョウジ
vs
横井宏考

(6分16秒 チョークスリーパー)
試合前、北側客席に設置されたビジョンに
「RINGS」というロゴと、ラウンドインターバル中に流れてた(過去形)音楽が。
それを受けて、ゴング直後に「リーングス! リーングス!」という
声援を飛ばす観客が。あんたぜってぇRINGS見たことないだろ、と思いつつ
あまりのシュールさに爆笑。

横井はいいですねぇ。なにがいいって、不敵な表情がいい。
おそらく滑川とかにも普段からこういう態度とってるんだろうなぁ。
「ナメカーさーん、ちっとノド乾いたからコーラ買ってきてよ」とか。
第4試合
×高岩竜一
 星川尚浩
vs
ディック東郷
日高郁人 

(18分3秒 ダイビング・セントーン → 体固め)
東郷と星川が絡んだわりにはピリッとしない内容。
新日本出身の選手には二種類いる。
生き馬の目を射抜く争いを技量と政治力で這い上がってきたタイプと、
メジャーにアグラをかいて頭を使わずにのうのうとプロレスやってるタイプ。
最近では前者が棚橋、後者が健想。
高岩の場合は……まぁ後者だろうなぁ。
休憩明け。
火祭りに参戦を予告していた黒田と金村がリングジャック。
黒田「ショボいメジャーやのう。ひょっとして、オレらと同じインディー?」
金村「(耕平に向って)三流は来んでエエわ。オマエいったい誰やねん!
とZERO-ONEを挑発したあと、火祭りに改めて参戦を表明。大谷、田中を呼ぶ。

ここで神風が登場。
神風「おい大谷、久しぶりだな。神風だよ覚えてるか?
とりあえずオレは火祭りでるからよ。ちなみにAブロックだ」
と勝手に出場ブロックまで宣言。

ここで大ブーイングの中、石川が登場。
石川「お待たせしました。火祭りはオレがいなきゃ始まんねーだろ?」
開き直りもここまでくれば立派。本気でそう思ってるのならそれはそれで立派。
どっちにしろ爆笑したので今年のベストマイク最有力候補>石川

そしてTAKAみちのくが大歓声のなか登場。
TAKA「KAIENTAI-DOJOのぉ、TAKAみちのくでぇす。今日は火祭りに参戦、立候補にきました。
熱いものを求めて、ここに辿りついた!」

そしてZERO-ONE勢がマイクを握る。
田中「オマエら誰とでも勝負したるぞ。大谷、オマエもじゃ。覚えとけよ。」
耕平「三流だ? フザけんじゃねえぞ。オマエら上の人間だけで勝手に決めてんじゃねえぞ。
(次の台詞が浮かばなかったのがちょっと間を置いて)フザけんじゃねえぞ」
大谷「集まったな集まったなオイ!
オマエらの気持ちはよくわかった。
このリング上で、ZERO-ONEのトップと交渉してやる。橋本さん!!!」

橋本登場
橋本「去年の覇者、大谷晋二郎を倒すっていうつもりの無いやつは
参加しなくていいぞ。これはチャンスじゃぁない。地獄の一丁目だ。
誰でもいいが、大谷を倒すやつ。一番になりたいやつ。
それ以外は出なくていい。火祭りで一番になったら、
次は天下一武道会が待ってるぞ。」

大谷「橋本さん、火祭りは、天下一武道会の予選じゃねえんだよ!!!
今年も火祭りはオレが優勝する! また一年間、刀ブン回してやるからな!」

それぞれ名前のある他団体の選手がこれだけ集まった姿は壮観の一言。
個人的には両国大会よりもよっぽど楽しみになってきたぞ>火祭り

あのー、ていうか、高木三四郎はどうなったの……?
第5試合
×佐藤耕平
vs
坂田亘

(7分53秒 レフェリーストップ)
火祭り前年度準優勝者が、この時期にノーエントリーの選手に負けないだろう
と思ってたら、あっさりと敗北。ちょっと外様に優しすぎないか?>ZERO-ONE
決まり手は首極め腕卍。まったく、成瀬も坂田も前田チルドレンですな。
長井満也も何か「リングスな技」をたまには使ってみたらどうか。
もっとも長井がリングス出身であることなど
おそらくリングスファンですら忘れてるでしょうが。
セミファイナル
 藤原喜明
×佐々木義人
vs
スティーブ・コリノ
ラピッド・ファイアー 

(18分42秒 横入り式エビ固め)
これまた間延びしてしまった内容。
コリノのオーバーアクションもそろそろ鼻についてきたぞ。
まだまだ見限る気には到底なれないけれども。
メインイベント
×橋本真也
 大谷晋二郎
 田中将斗
vs
トム・ハワード 
ザ・プレデター 
ネイサン・ジョーンズ

(14分48秒 チョークスラム → 片エビ固め)
それにしても大谷の異常人気はどう説明したものか。
紙テープの量なんか橋本とは比較にならず。
「これは引退興行か?」と見まごうほどの本数が飛んでいた。

もし上がるリングが新日本やNOAHや全日本だったらまず間違いなく
二度と呼ばれないであろうデクノボウ三人組も、ZERO-ONEマジックに
かかると個性豊かな強力外人になってしまうから不思議。
やっぱり海の向こうの大男はこうやって使わなきゃいけない。
けど、試合内容としては……うーん。
大爆発したここ数回の後楽園大会からすれば、今回はちょっと低調。
面白かったっちゃぁ面白かったが。
七月七日両国大会に向けての道標よりも、その先の火祭りのほうに
より注目が集まってしまうような興行でしかなかったのが気がかり。
まだまだZERO-ONEバブルは脹らむはずと考えてるので、
今回は「谷間」だったと思うようにしよう。
今大会の画像及び選手のコメントはこちら!
report by 愚傾



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