速報観戦記
■団体:PRIDE21
■日時:2002年6月23日
■会場:さいたまスーパーアリーナ
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

6/23 PRIDE21 さいたまスーパーアリーナ大会速報 16:00Start
品川速報

7月20日にディファ有明で開催されるTHE BESTに
アリスター・オーフレイム、ボブ・シュライバー、ニーノ・”エルヴィス”・シェンブリの
参戦が発表された模様

前回満員だった会場は 今回は八割〜九の入り
巧妙にブロックごと空席にしW杯の英国バイロム社システムを
逆利用 さすがはDSE(笑)
カード発表が遅れたぶん前売りが伸び悩んだ模様
田村効果は薄だったか…杉浦がいなかったらどうなったことか
それよりも客は 「杉浦って誰?」と言う感じではあったが・・・
(主催者発表は22586人満員との事(笑) )
第1試合
×田村潔司
(日本/U‐FILE CAMP )
vs
ボブ・サップ
(アメリカ/モーリス・スミス・キックボクシングセンター)

(1R0分11秒 右フック → KO)

試合開始早々にサップのパンチが炸裂
レフェリー島田が止めると同時に田村サイドからタオルが投入される
ヤマノリよりも短い時間で瞬殺された田村(タイ記録)
 Uの遺伝子はこの人のほうが濃かった模様
第2試合
ゲーリー・グッドリッジ
(トリニダード・トバコ/フリー )
vs
ラバザノフ・アフメッド×
(ロシア/ロシアン・トップチーム )

(3R 判定 2−1)

セコンドにコピィロフを従えたアフメッド
1Rはパンチの連打からテイクダウンを奪うが
さすがは番人GG 体を入れ換えて横四方からのヒザ蹴りを繰り出す
するとアフメッドもポジションをかえてアキレス腱狙い
2Rもアフメッドのペースですすむが
3RはGGが盛り返し 私の判定では2−1でGG
公式発表も同様となりました
特に目新しい技術が見られたわけでもなく 膠着になりがちで
あまり面白くはなかったです
第3試合
アンデウソン・シウバ
(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー )
vs
アレックス・スティーブリング×
(アメリカ/I.F.アカデミー)

(1R 1分23秒 左ハイキック → ドクターストップ)

スティーブリングのセコンドにはパンクラス高橋と石井
アンデウソン側には お馴染みヴァンダレイが
好勝負が期待されたが 開始早々のアンデウソンのハイで
スティーブが顔面をカット 眉尻からおびただしく出血のため
無念のドクターストップ
第4試合
×ギルバート・アイブル
(オランダ/ゴールデン・グローリー)
vs
ジェレミー・ホーン
(アメリカ/ミレティッチ・マーシャルアーツ・センター)

(3R 判定 0−3)

巨大なイエローカードのプレートをもって入場のアイブル
逆手商法は私も好きだが・・・・

アイブルの打撃を恐れずに前に出て
タックルからテイクダウンを奪うジェレミー
グラウンドでさまざまな攻め手を出すも
アイブルも持って生まれた野生の勘でこれを避ける
客席から「どーする!?アイブル!」といった絶妙な掛け声も出たが
3R目ともなると グラウンドばかりの展開にさすがに客も飽た模様
珍しく最後まで反則をしなかったアイブルが褒められるくらいで
ジェレミーはまたしても貧乏くじを引いたと言えるかな
第5試合
×ヘンゾ・グレイシー
(ブラジル/ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)
vs
大山峻護
(日本/フリー)

(R分秒 0−3)

初回こそヘンゾがタックルでテイクダウンしたが
大山は必死のクロスガードで防御
消極的な戦法ながらもヘンゾの猛攻を凌ぐ
両者にアグレッシブファイトを促すイエローカードが出された後
豪快な投げからテイクダウンを奪った大山が猛攻
2R目 疲れたヘンゾは打撃と引き込みを狙うが
大山も上になって攻めるが あまり執着せずに
すぐにスタンドに戻って猪木アリ状態となる
終盤はブーイングがでるほどつまらない展開となるが
一年ぶりの復帰戦 そしてPRIDE初白星
なによりグレイシー越えということで大山のことは大目に見ましょう
試合後には特大の「モモの天然水」
一年分が贈られたとか贈られないとか・・・・
第6試合
ダニエル・グレイシー
(ブラジル/ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)
vs
杉浦貴×
(日本/プロレスリングNOAH)

(3R 判定 2−1)

杉浦のセコンドには池田大輔と鈴木鼓太郎 そして高阪がつく

いきなりコーナーで差しあいにもっていった杉浦
ヒザが金的に入ってしまい 一時中断となるが
再開後 パンチでグラッと揺らつかせるも
ダニエルの引き込みに捕まる
しかしそこでもインサイドからのパンチの連打を浴びせる杉浦に
客席は大歓声
しかしダニエルは冷静に足を取りに行くなどしてこれを防ぎ
ポジションをいれかえてバックマウントからチョーク狙い
杉浦はそれを微動だにせずに防いでしまう
下からの腕十字狙いも強引に立ってはずすなど
技術はなくてもパワーでここまでできるということを証明

お互い疲れの色が見えてきた2R目
ダニエルのパンチにノーガード戦法で前へ出て行った杉浦
バックを奪って なんと ”中年Sリフト!”
下からの三角狙いをまたも外すなど またしても場内大歓声

3R目 打撃と引き込みでダニエルが優勢に攻める
下からの十字を何度もしかけるが 杉浦はこらえて外さない

判定は2−1のスプリットとなり 敗れたとはいえ
杉浦の健闘はお見事でした
セミファイナル
×セーム・シュルト
(オランダ/ゴールデン・グローリー)
vs
エメリヤエンコ・ヒョードル
(ロシア/ロシアン・トップチーム)

(3R 判定 0−3)

3ラウンドともタックルからテイクダウンを奪い
すかさずマウントを取って殴りまくりのヒョードル
しかし 最終的に極めるまでは至らず シュルトも意地を見せた格好
むしろ消極的に見えたヒョードルの闘い方だが
リングスを辞めてから最初の試合ということで
既に実績のあるシュルトよりも一戦一戦が直接お金に響くし
手堅く勝利を狙う気持ちはわからないでもない
試合後「ノゲイラと闘うチャンスをくれ!」とマイクでアピール
前田WOWOWマネーからモモの天然水への移行がハッキリしました
メインイベント
ドン・フライ
(米国)
vs
高山善廣×
(日本/フリー)

(1R6分02秒 レフェリーストップ)

近年稀にみる好勝負!

高山のセコンドには宮戸と金原がつく
ゴングが鳴ると同時に お互いノーガードで殴り合い
ドンの右フックと 高山の右フックが交錯し
両者ともに一歩も引かない
すると 見る見るうちに高山の顔面がガバッと腫れる
ただでさえ凄い顔が もっと凄いことに(笑)
対するフライは全く平常のままと言うことは 当たってない
あまりの腫れの酷さに 途中 ドクターストップが入るも
流石はノーフィアー 高山の強い意志で続行!
組み付いた合間に フライのボディパンチは凄かった

さらに続くパンチの応酬から
ヒザを入れながら苦し紛れに放った高山の投げに対し
フライは覆い被さるようにマウントを奪う
そのまま地響きのするようなマウントパンチで
高山の頭をマットに叩きつけたところでレフェリーが試合を止める

プロレス心をもった両者が
真剣勝負の試合でプロレス魂を持ち込んだ素晴らしい一戦
フライ 試合後のマイクで高山に最大限の賛辞を贈ったあと
「家に帰って子育てに専念します」
と爆笑を誘ってシメ
セミ前までは膠着気味のつまらない試合が多かったが
メインですべてを払拭するほど素晴らしい試合でした
プロレスラー万歳!

そして 今大会を盛り上げたNOAH勢
彼らを送りだしてくれた三沢社長にも感謝!
(二人ともNOAH所属じゃないけどね(笑))

今大会の画像及び選手コメントは こちら! 
report by 品川



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