速報版観戦記
■団体:SmackGirl
■日時:2002年6月1日
■会場:ディファ有明
■書き手:愚傾(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

6/1 SmackGirl 〜SMACK LEGEND 2002〜 ディファ有明大会速報 18:30Start
試合前、ファンクス、ブッチャー、マスカラス、ブロディらの
テーマ曲がSEとして流れる。
場内暗転後、次回興行「最強タッグ決定戦」の告知ビデオが流れる。
(BGMは勿論「オリンピア」)
テーマ曲SEはこれのための前フリだったのね。

篠代表の挨拶
「元FMW荒井社長のご冥福をお祈りします。
敢えて言いますが、生きてないといいことがやってきません。
つらいことがあるから、その代償として楽しいことがある。
僕らは荒井さんのぶんも頑張りたいと思います。」
第1試合 SGG無差別級公式ルール 5分3R
石原美和子
(155cm/74kg/禅道会)
vs
篠原 光×
(170cm/65kg/チーム南部)

(1R1分09秒 スリーパーホールド)
入場前のビデオでは
「随分ムチャなマッチメークしてくれましたね、篠さん。
これって制裁マッチですか?
でも篠原は生き残ります(アッカンベー)」
という威勢の良い発言も飛び出した篠原だが
ゴング後はヒクソンを前にした高田のごとく、石原のまわりをグルグル。
組み付かれてあっさりとテイクダウンされ、転がされてスリーパー。
あっさりとタップ。格の違いがどうこうというより、
同じリングに上がっちゃいけないとすら思いますマジで。
試合後には「ハナッからかないっこねーよ」といった笑顔まで見せる篠原。
よっぽどブーイングの一つも飛ばしてやろうかと思ったところですが、
セコンドに無闇矢鱈に乳のデカイおねいちゃんをつれてきたので許す!
第2試合 SGGライト級公式ルール 5分3R
×ナナチャンチン
(147cm/43kg/チーム南部)
vs
高橋エリ
(163cm/53kg/KAIENTAI-DOJO4期生)

(1R1分12秒 腕ひしぎ逆十字固め)
KAIENTAI-DOJOのバスタオルを両手に掲げて入場する高橋に対し、
「ぶっとばしてやりますよ」「やれんのかー(バシッ)」「やれるっスよ」
といったほのぼのスクリーントークから(何故か)蝶野コスプレで入場の
ナナチャンチン。
ナナチャンチンタックルをがぶって腕ひしぎ狙いの高橋。
お茶を飲んでるスキにこれが極まって一本勝ち。
試合後、相手コーナーへの挨拶や勝利者インタビューを忘れてそそくさと
退場しようとしたあたり、TAKAみちのくの教えはまだ隅々まで行き届いて
ないと思いました。
第3試合 SGG公式ルール 5分3R
×張替美佳
(156cm/61kg/GF2)
vs
真武和恵
(155cm/58kg/和術慧舟會)

(2R0分31秒 腕ひしぎ逆十字固め)
「極まんねーよ、好きにやらせとけ」
「どこを狙ってもいいよ」
「腕でも足でもいいよ、自由にやろう」
大人しい顔して相変わらず言うことはドギツイですな>トイカツ@真武セコンド
休憩明けにゲストが二組。
辻結花
「いまは大阪で練習中です。
新しい技術をもっと練習して、8月くらいに試合に
出れたらいいと思います。」

そして、スペシャルゲスト。
女子プロレス殿堂入りも果たしている小畑千代”選手”が
数年ぶりに表舞台に登場。
「ここ十年ほど大きな病気をしたりして休んでたけど
ずっとずっと現役です!
いまでも週に五回はジムに通ってます。
(Smackのリングには)みっともないことは出来ないので、
そういう機会があれば上がってみたいです。」
喋ってるうちに身振り手振りが混ざってくる熱弁ぶり。
星野育蒔のルーツはこの人にあったのか!(多分違)
第4試合 エキシビションマッチ
 しなしさとこ
(GIRL FIGHT AACC)
vs
若林次郎 
(SKアブソリュート)

(エキシビジョンのため勝敗無し)
来月行われるサンボ世界選手権を前にしたしなしの相手はなんと若林(弟)。
しなしが飛びつき腕十字や巴投げからのアームロック、
一本背負いからの腕十字でタップを奪えば
若林も飛行機投げからのアキレス腱固めやヒザ十字、
さらにはローリングクレイドルからの膝固めなんていう技まで極まり
場内大湧き上がり。
しかし、そんな空気も
「今日はサンボ全日本王者の若林太郎選手に来ていただいて…」
というトンデモ失言で一気に凍りつく。個人的には爆笑。
ていうか一番やっちゃいけないミスだぞそれは>しなし
第5試合 SGS公式ルール 63kg契約 5分3R
杉本由美子
(160cm/60kg/禅道会所属)
vs
玉井敬子×
(160cm/64kg/三晴塾)

(3R 判定 2−1)
整体士の玉井、試合前のVで
「壊しちゃったらゴメンなさい。
私が治しますので、実験台になってください。」
我が三晴塾の整体術は世界一ィィィィ!
不可能など無いィィィィ!
とでも言わんばかりの意気込みを見せる。
試合は
どっちかが大振りブンブンパンチを浴びせる
→組み付く→テイクダウンを奪う…というかゴロンと転がる
→ジメジメとしたグラウンド→ブレイク→どっちかが大降り……
という展開が大半を占める。
大振りパンチ合戦をもっと見たかったというのが正直なとこかな。
セミファイナル SGSライト級公式ルール 5分3R
渡邊久江
(160cm/47kg/LIMIT)
vs
EIKA×
(149cm/51kg/拳士館)

(1R1分47秒 3ノックダウンのTKO)
まずは「高校生になって初めての試合」というEIKAが
青コーナーから安室奈美江の曲で入場。
今時「女子高生=アムロ」っていう図式はいかがなものかと思いますが。
対するコーナーから初見の渡邊。この人イイっすねぇ。
単なるセーラー服コスプレっちゃぁそうなんだけど、
トランクスの裾がミニスカートからはみ出さないように
中に折り込んで履いてみたりとか、イチイチ細かいとこに気が利いてる。
試合はギルバート・アイブルばりにハリケーンな打撃ラッシュを見せた
渡邊の一方的勝利。
我らがメモ8HPが勝利者賞をダブルで贈呈したくなる理由がよおくわかりました。
篠原はもうどーでもいいのでこれからは渡邊でいきましょう。愚傾ちょう推薦。
女須藤元気と呼ぼう。
メインイベント SGS公式ルール 60kg契約 5分3R
×薮下めぐみ
(158cm/60kg/Jd’)
vs
女子キックボクサー
IPMTF/IPMTO両チャンピオン
彩丘亜紗子
(158cm/60kg/PALM)

(3R 判定 0−3)
「マネーの虎」ではここ一番の太っ腹を見せる高橋がなり氏も
こと格闘技が絡むと途端にセコくなるのか、なんとヤブの柔道着に
「S.O.D」のパッチを貼らせるという暴挙に出ていたのが個人的に
爆笑だった試合。
しかし笑えたのはそこまで。
ゴング後はメモを取る手を動かすことすら勿体無く思えるほどの
熱戦が展開される。
彩丘の打撃ラッシュに、一瞬顔をしかめながらも積極果敢に打ち合うヤブ。
ミドルに合わせてテイクダウンを奪い、フライングニードロップまで放つも
彩丘は慌てずガードに集中。
その後も彩丘はテイクダウンを奪われまくるが、ヘタに抗うでもなく
とにかく上をとらせても致命的なミスを犯さないような戦法に。
2R以降、彩丘の右ローが決まりだし、ヤブの足が猛烈に腫れる。
しかしヤブはここでひるむどころか、積極果敢に打撃に付き合う。
リング下で観戦する小畑”選手”も「薮下、ガード下げない!」と声援を。
すると、その後ろから山本晋也監督が「プロレスラー、問題じゃねーよ」と彩丘を支持。
するとヤブは「うっせぇ!」と叫ぶと同時に水車落としを繰り出す。
まさしく熱戦。
3Rも彩丘はローとミドルのコンビネーションに、徹底した固いガードで
ヤブに攻め込ませず、フルスコアの判定で勝利。
「今日は本当に…なんていえばいいのかわからないですけど、
キックの興行にも足を運んでいただけるとうれしいです。」

総括。
開始時には6〜7割だった客入りも最終的には8〜9割(400人程度)か?
空気の緩みがちだった雰囲気を、プロレスよりも総合のほうがはるかに
面白い試合をするという稀有なプロレスラー・薮下が最後に救ったか。
次回「最強タッグ」は7月6日です。
今大会の画像及び選手コメントは こちら! 
report by 愚傾



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