速報観戦記
■団体:PANCRASE
■日時:2002年5月28日
■会場:後楽園ホール
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

5/28 PANCRASE 後楽園ホール大会速報 18:30Start
若干の空席はあるものの、ほぼ満員。
パンクラスゲート フェザー級戦/5分2R
×カツオ
(ロデオ・スタイル)
vs
大場裕司
(P'sLAB東京)

(1R3分58秒 アンクルホールド)
遅刻して、見てません。
カツオ、攻めまくっていたが、
長谷川町子財団の呪いに電波負け。
(品川談)
極めのアンクルはヒールに近い奴で、
ヒール禁止なら、あれも禁止にすべきでしょう。
(負井談)
パンクラスゲート ライト級戦/5分2R
富山浩宇
(P'sLAB横浜)
vs
西野聡
(和術慧舟會東京本部)

(2R 判定なしドロー)
この試合もメモ8は見てません。
西野、下から攻めまくりも、極めきれず。
西野、イエローを取られたらしいが、
判定ないのに、何故イエローがあるのか、意味わからず、
「今夜は眠れなくなっちゃいます」
(負井談)
第1試合 ヘビー級戦/5分2R
ジェイソン・ゴドシー
(アメリカ/I.F.アカデミー)
vs
多田尾秀樹×
(RJW/CENTRAL)

(1R1分37秒 チョーク)
差して倒してマウント取って殴って反転したところをチョーク。
いわゆる定番勝利。
第2試合 パンクラス初代ウェルター級王者決定トーナメント 1回戦第2試合/5分2R
長岡弘樹
(ロデオ・スタイル)
vs
太田洋平×
(A3)

(2R 判定3−0)
気合充分の長岡、押し込んで小さくパンチ打って、倒してまた殴って。
2R、太田のスタンドでのパンチが入り、一瞬優位にたったが、
後は、長岡の気合勝ち。
第3試合 パンクラス初代ウェルター級王者決定トーナメント 1回戦第3試合/5分2R
大石幸史
(パンクラスism)
vs
割田佳充×
(チームPOD)

(2R 判定2−0)
急なオファーに応じた割田、
最近は仕事を辞め、総合に専念と、
チームPODの実質リーダー的存在。
そのレスリング力には定評のある大石(但しつまんない)相手では、
さすがに荷が重いと重いしや、下から足を効かせて大善戦。
2R開始早々には、キレイなワンツーを当て、
大石を鼻血ぶー状態に追い込む。
下からのヘンゾキックも何発な確実に入れ、
まあ、ずっと下にいたので、判定は順当なんだが、
PODファンのメモ8の胸を熱くさせるいいファイトでした。
第4試合 パンクラス初代ウェルター級王者決定トーナメント 1回戦第4試合/5分2R
國奥麒樹真
(パンクラスism)
vs
岩崎英明×
(ストライプル)

(2R 判定3−0)
國奥、ずっと上になってパンチこつこつ当てて、判定勝ち。
國奥が格を見せつけたとも言えるが、
つまんねー選手になっちまったなというのが、
昔からのファンの共通の想いでしょう。
仮に負けたって、また勝つまでタイトル戦組んでくれるんだから、
少しは冒険すりゃいいのに。
そんなファイトしてると、UFCからも声かからないよ。
ということを、本人に教えてあげる奴は、パンクラスにはいないようだ。
第5試合 ライト級戦/5分3R
×佐藤堅一
(士道館ジム)
vs
矢野卓見
(烏合会)

(2R60秒 三角絞め)
本日のベストバウト。
まずは、日の丸をスパッツにつけた魔人のセコンドに、
田中健一がついて、その、やや右方面に偏った方々的な迫力に、
場内凍りつく(士道館関連か、場内、その方面の方々多し)。
突っ込む魔人に、いなすヤノタク、1Rはコーナーでの膠着の展開。
ここでヤノタク、ロープを利用し倒れない魔人に、ぶらさがってしまい
完全に身体を浮かせるも、それでも魔人倒れない。
まあ、ヤノタク、おちょくっているだけなんだが、場内大爆笑。

2R開始早々、転んだヤノタクのガードに入って、
一気に殴りに行った魔人だが、その瞬間、三角炸裂。
しばし耐えた魔人、やがてタップも、ここからが恐いヤノタクの本領発揮。
レフェリーが止めに入っても、なかなか三角を解かない。
自分が勝者であることを、キッチリ擦り込もうとするヤノタクの恐さ、
おれは好意的に見れました。
それにしても、外様同士のファイトで、
パンクラスの観客がこれほど沸いたのは、
初めてなんじゃないかな。
セミファイナル ライトヘビー級戦/5分3R
佐々木有生
(パンクラスGRABAKA)
vs
ジョン・グローバー×
(アメリカ/I.F.アカデミー)

(2R1分19秒 腕十字)
押し込んで足取って転がして、パスして間接狙い。
グラバカの戦略を最も理想的に、かつ美しく見せてくれるのは、
最近ではこの佐々木。
下からの肩固めなんていう変形技に一瞬ドキっとしたが、
(ポカ多いしねー、この選手も)
最後は、マウントから、V1から腕十字に切り替えキッチリ。
これもキレイでした。
メインイベント ライトヘビー級戦/5分3R
×美濃輪育久
(パンクラスism)
vs
佐藤光芳
(パンクラスGRABAKA)

(3R 判定0−2)
佐々木をグラバカ戦略の美しさ代表とするならば、
この佐藤光は、泥臭さ代表という感じか。
打撃はそんなにキレないし、極めもないが、
レスリングは滅法強いという…。
一方の美濃輪、テーマがなったら、音楽変っていて、
あれっと思ったら、突如観客席から走りこんできた!
これで場内騒然。ヒートしまくり。ここまではよかったんだが。

試合は、上にのってポジション取りまくった佐藤の判定勝ちです。
美濃輪の、パンクラスの、基礎技術のなさが露呈。
レスリングがあまりウマくないタイプに勝てても、
このタイプには相性悪いんですね、美濃輪は。

正直、こうなることは、最初から見えていたわけです。
こういうマッチメイクをする尾崎の神経が、
おれにはよく理解できません。なんで、
せっかくの上昇ムードを潰してしまおうとするんだろ。

などと腹立たしく見ていたら、
佐藤光の最後のマイク。
「おれが負けると思っていたヤツ〜! …おれも思ってました!」
大爆笑。アマチュアの典型のよう脱力マイク。
これでいいのかなと、何だか納得させられちゃいました。

ちなみに、試合中から、
「はーい、もう動き死んでるよー」
「そこからは何もできないから大丈夫だよー」
と、フォースの暗黒面を発揮しまくりの、
菊田のアドバイスは、今回も健在でした。
ウェルターのトーナメントは総じて低調。
「チビが動かないんじゃ面白くなりようがない」(モナー談)
どんなに修斗に嫌われても、やってることは、
まるで修斗のまんまです。
百瀬との再戦がきまり(7月29日)、
「再戦を受けてくれた百瀬さんに感謝してます。もっと強くなります」
会場を癒しまくりのマイク挨拶をしてた、
近藤が唯一の救いといえば救いだが、
この人も美濃輪と同じで、技術はまるでないんだよな(泣)。

必然とはいえ、パンクラスは既に、ただの場でしかなくなっている。
あるのは、パンクラスという場と、グラバカという強い選手を作るジムと、
イズムという技術に欠ける選手ばかりのジム。
やはり、総合の未来は、特に、パンクラスの未来は、
暗いと言わざるをえませんな。

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report by メモ8



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