W速報観戦記
■団体:K−1
■日時:2002年5月11日
■会場:日本武道館
■書き手:BSK,タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

5/11 K-1 WORLD MAX 〜世界一決定戦〜 日本武道館大会速報 16:00Start
第1試合 リザーブマッチ 3分3R
チャンプア・ウィラサクレック
(タイ/ウィラサクレック・ムエタイジム)
vs
大野崇×
(日本/BENEC)

(1R1分41秒 左アッパー → KO)
どうみてもオセアニアの○人にしか見えないチャンプアに
開始直後、大野がパンチと左ハイが決まり、
グラつかせるも一瞬の右ストレートでダウンを奪われる。
そこから立ち上がってパンチと左ハイを繰り出すも
ノーガード状態のところにパンチをいれられ
二度目のダウンでKO負け
チャンプアは勝ち名乗りをあげる姿もタイ人には見えませんでした(BSK)

いきなり自ら放ったローで転んだり、大野のパンチ、キックにあっけないほどにグラつくなど「この人フィリピンあたりから連れてきたんじゃないの?」という空気が会場に流れた、途端チャンプアの左ストレートが当たって大野ダウン。 それでも「コイツ相手なら大丈夫だろ」という空気の中、大野の攻撃がポコポコ入るもまたまたチャンプアの左フックが当たって大野2回目のダウン。強いようにはとても見えないが、こういう人が上がっちゃう時があるんだよなぁ。(タカハシ)
第2試合 トーナメント1回戦 第1試合 3分3R
魔裟斗
(日本/シルバーウルフ/日本代表)
vs
ドゥエイン・ラドウィック×
(アメリカ/3-Dマーシャルアーツ/アメリカ大陸代表)

(3R 判定 3−0)
序盤は魔裟斗が左ミドルでペースを握ろうとするも
ラドウィックがカウンターでパンチをあわせて譲らない
2R以降は前に出るもラドウィックのパンチで詰めきれず
最終ラウンドでダウンを奪うも、ラドウィックはしぶとく
最後まで攻めきれず
そのダウンが利いて判定勝ちしたものの、それが無かったら
もっと苦しい判定となっただろう(BSK)

とにかく信じられないほどに女の子のファンを連れてきたマサト。総合出身の選手を当ててもらうVIP待遇だが、ここまでしてもらうと何故かK−1では勝てない事がままあるがさて・・・。
第1Rはお互い様子見、第2Rはドゥエインの右がいくつか入ったものの有効打と呼べるほどのものはナシ。第3Rはマサトの左右の連打が入りいきなりダウンを奪うが、それでも守りに入る事なく果敢に攻め込み3−0での判定勝利。
最後までKOを狙うマサトはこのクラスを盛り立てようという自覚が感じられていいな。優勝は無理だからせめてKO賞だけでも・・・って事はないよね?(タカハシ)
第3試合 トーナメント1回戦 第2試合 3分3R
アルバート・クラウス
(オランダ/リング・ホー・ジム/ヨーロッパ・ロシア代表A)
vs
シェイン・チャップマン×
(ニュージーランド/フィリップ・ラム・リーガージム/オセアニア代表)

(3R 判定)
体格で大幅に劣るもののドンドン前に出ていき終始優勢に進めた
クラウスの判定勝ち
チャップマンは左ジャブと左前蹴りで接近をとめようとするも
コンビネーションではなくすべてが単発だったため
簡単に懐にはいられ パンチを浴びていた(BSK)

入場時にロープに足をつっかけたチャップマンのキャッチフレーズは「オセアニアのベスト・キッド」。何故ならトレーナーが中国人だから。3R通じてお互い積極的に攻め込んでいるのに、不思議と盛り上がらない奇妙な試合は3−0判定でクラウスの勝ち。ルックスが決め手だな(根拠ナシ)。(タカハシ)
第4試合 トーナメント1回戦 第3試合 3分3R
小比類巻貴之
(日本/黒崎道場/主催者推薦)
vs
マリノ・デフローリン×
(スイス/チーム・アンディ/ヨーロッパ・ロシア代表B)

(1R1分12秒 ボディへの左膝 → KO)
黒崎道場に入ったにも関わらず、全然黒崎道場イズムの感じられない
アップテンポな曲で入場の小比類巻
どうせなら軍歌とかで入場して欲しいものだ
セコンド勢にはなぜか黒崎道場生ではなく
前田憲作ら、チーム・ドラゴンの面々がついたため
背後の黒さよりも肌の黒さが目立っていた
マリノは空手着で入場 アンディの弟子であることをアピール
開始早々 小比類巻のヒザが顔面にヒット
そこで勢いにのった小比類巻の膝が続けてレバーに入り、KO勝ち
入場時には緊張を隠せなかった小比類巻も
ゴングがなったあとではリラックスしていた(BSK)

前回は黒崎先生からローだけと言われていたが、今回は晴れて解禁となったためゴングと同時にミョンミョン跳び跳ね、ヒザで相手の体が「くの字」になったところを追い討ちのキックでKO勝利。
マリノはアンディの弟子というのが唯一のウリみたいで、入場曲を「WE WILL EROCK YOU」にしてたけど、あやかれる事なくあっさり敗退。(タカハシ)
第5試合 トーナメント1回戦 第4試合 3分3R
ガオラン・カウイチット
(タイ/ペッチンディー・ボクシング・プロモーション/タイ代表)
vs
ジャン・ジャポー×
(中国/中国武術協会/中国代表)

(3R 判定 3−0)
いきなりジャッキー・チェンの「五福星」のテーマで入場し
場内を大爆笑の渦に巻き込んだジャポー
ファーストコンタクトで放たれたガオランの前蹴りが
ジャポーの顔面にヒットし、これはガオラン圧勝かという雰囲気が
漂いだしたがジャポーもサイドキックと、ロシアンフック以上に
大振りの、もはやそれはラリアットだろうという散打パンチで反撃
膠着状態が長くなり、ジャポーが大ぶりのパンチを出して
クリンチという戦法に、ガオランはペースを握れず
3Rを通じて終始膠着状態を演じてしまったガオランに
「ムエタイのヒクソン」じゃなくて「ムエタイの菊田」を名乗るべき
という手厳しい声も

ちなみにレフェリーの島田
ブレイクとかクリンチといった注意コメントを英語で喋るもんだから
選手にまったく伝わらず
客席から「中国語で喋れ!」とヤジられてました(BSK)

タイのヒクソン対手から稲妻を出す男は意味不明なキャッチフレーズに違わず、噛み合わない凡戦となった。
ガオランは省エネファイトの極みだし、張は変なロングフックと変なサイドキックを出すだけ。中量級でコレならアターエフが圧倒するハズだわ。
サンダ対ガオランの対決は判定でガオランの勝ちとなりました。(タカハシ)
第6試合 トーナメント準決勝 第1試合 3分3R
×魔裟斗
vs
アルバート・クラウス

(3R 判定 0−3)
1序盤は魔裟斗の右ローがいい感じでヒット
中盤からクラウスがローにパンチをカウンターであわせはじめ
そのうちの一発、左ストレートが綺麗に決まって魔裟斗ダウン
2R以降もスマッシュ気味のパンチをマサトの顔面に何度も浴びせ
最後には顔面だけではなくボディにもパンチを打ち出し
魔裟斗を完全に圧倒
魔裟斗、タオルを頭からかぶって泣きながら退場(BSK)

2人ともセオリーに忠実だからか、特に大きく盛り上がる事もなく淡々と進行。2Rにマサトの左に合わせた左フックでクラウスがダウンを取り、それが決め手となってクラウスの判定勝利。
う〜ん、今日は興行の神様が降りてくる気配がないですねぇ。(タカハシ)
第7試合 トーナメント準決勝 第2試合 3分3R
×小比類巻貴之
vs
ガオラン・カウイチット

(2R分秒 ボディへの膝蹴り → KO)
小比類巻は直前にも同じ技でダウン
期待の日本人が揃って討ち死にし、
アテの外れたTBS関係者間にイヤな空気が流れたとか
流れなかったとか(BSK)

一回戦によりも少しだけ積極的に攻め込むガオラン。小比類巻も頑張ってはいるんだけど、強烈なヒザと首相撲の強さに圧倒され2Rは遂にヘッドロックで対抗。しかし首相撲で倒されるとお返しとばかりに倒れ際にヒザを入れられ、結局2度ヒザでのダウンを取られて日本人はここで全滅。
もう少し強い勝ち方をしてくれるとノレるんだけどねぇ・・・>ガオラン(タカハシ)
メインイベント トーナメント決勝戦 3分3R
アルバート・クラウス
vs
ガオラン・カウイチット×

(1R1分00秒 右フック → KO)
日本人が揃って負けたため、消化試合ムードの漂う場内
開始早々、クラウスがパンチでラッシュをかけ
それが面白いように決まりだし
最後は連打のなかの右フックでガオランは前のめりにダウン
冷え切ってた場内が、この番狂わせで一気に沸きあがる(BSK)

無残に腫れあがった顔でリングに登場したクラウスと、特にダメージの見受けられないガオラン。
「こりゃガオランだな。もっと判り易い人だったら圧倒的存在の選手になれるのに。」
などと考えているとクラウスのパンチの連打でグラつくガオラン。
あやや・・・じゃなくてあわやと思ったら、その後も捨て身の攻撃が続きあっけないほどアッサリとガオランはダウンしてしまい、そのままクラウスのKO勝ち。
KOでの決着は良かったけれど、結局興行の神様が降りてきた気配はなかったなぁ。
まさかOZやアルシオンに行ってたなんて事は!・・・あるワケないわな。(タカハシ)
今大会の画像及び選手コメントは こちら! 
report by BSK & タカハシ



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