初DEEP観戦記
■団体:DEEP2001
■日時:2002年3月30日
■会場:愛知県体育館
■書き手:#ソフビ (ex:♯ソフビ資料館♯
初DEEP。いい意味でマニアックなカード揃えまくっててPRIDEとは別方向に突き進んでいきます!が、マニアック路線を突き進み過ぎたのか第一試合開始時の客入りは半分もなかった気がする(最終的には6〜7割は埋まってたけど席はちょこちょこ空きまくってたなぁ)。長すぎる過去の試合のVTRのあとちょっとやりすぎなぐらいの爆破音で場内盛り上がりをみせ第一試合へ。フューチャーファイトはボーッと見てたけど岩間選手のみ印象に残っております。


第一試合 和田良覚vsアステカ
いきなり超異次元カード(笑)アステカはどっかの雑誌で自分の団体のために闘うみたいな事書いてたかな。ドロップキックをするとかそういう部分じゃなくてプロレスラーらしいとこを見せたいってインタビューには好印象。和田には「最強伝説」が先行してますが本人にその気は全くなさそう(笑)個人的にはどっちにも頑張ってもらいたい一戦。和田はTK、金原、高山等を従え、金原が言ってた通りUのテーマで入場!手拍子とともに盛り上がる場内。そして「リングス・ジャパン」とコールを受ける。レフェリーのものとは思えない体にどよめき。アステカはVT用のマスク装着。

互いに打撃の牽制から試合はスタート。和田のパンチは結構大振りで一発KO狙いか?組みあって和田膝出しながらテイクダウン成功。サイドからアームロック、アームバーと攻める。アステカ一応マウントガードはしてます。そして和田マウントまで奪うも攻めきれずスタンドへ。ここで和田がアッパー、フックとヒットさせ、アステカがぐらついたところへ一気にたたみかけてKO!場内大歓声!和田はお子さん二人を抱きかかえて歓喜。セコンド勢もやたら歓喜(笑)興行のつかみとしても最高の試合でした。

第二試合 土居龍晴vs佐々木恭介
1R、土居のラッシュをかいくぐり、両足タックルでテイクダウンに成功した佐々木が足を折りたたみながら速攻パス。頭までのぼっていって十字狙いからアームロックでフィニッシュ。

第三試合 “ランバー”ソムデート吉沢vs砂辺光久
ランバーのセコンドには植松。砂辺いきなり飛びついて組みつきロープに押し込む。無理に打ち合う気はなさそうだ。しかし逆にロープに押し込まれ、その反動でリング内に押し返されたところにランバーが強烈なミドルキックをブチ込むシーンも。ランバーの蹴りを受け止めた砂辺はそのまま持ち上げるのだが、ここでランバーが首をとって引き込みフロントチョーク!かなり入ってるように見えたがしばらくすると抜け、砂辺は再三持ち上げてからのバスターにでる。砂辺はパスは試みるが、ランバーは下からヒールを仕掛けるように足を巻き付かせてこれを阻止。それでもパンチを落としながらハーフ→サイドと砂辺パスしていくがここでランバーが三角のように足で首を固め、動きを封じる。砂辺は頭をぬくと一気に十字!完全に伸び切っている。反り返っている。しかしランバータップしない!かなり長い間伸ばされ続けるもゴングまで耐えるランバー。ほんともう靭帯切れちゃうかと思ったぐらいだったんだが。

2R開始直後はランバーのバックブローや足関のとりあいでクルクル動き回ったり、動きのある展開が続いたが、パンチをかいくぐって砂辺がタックルからテイクダウンを奪うと展開は一変。顔をうずめて密着しながらボディへコツコツとしか攻めない砂辺。ブレイクがかかってスタンドへ。また同じ攻防が繰り返される。は・・・判定狙いか・・・。

3R、タックルからコーナーに押し込んでそのままテイクダウンに成功する砂辺だがまた密着したまま攻めきれない。まあランバーもガッチリクロスガードで抱き着いてるんだからしょうがないんだけど。猪木ーアリになるとランバーのローキックは食らうまいとすぐに立ってみせる砂辺。このあとも砂辺がタックルをきめては同様の展開に。判定にもつれ込んで2−0で砂辺。少々ブーイングも出てたけどこの判定勝ちに関しては十字もあるし文句なしでしょう。ただつまんなかっただけで。


ここでゲストとして何故か橋本が登場。花道にはこの日最高の人だかりが。こういう客層なんだね今日は。プライドでの猪木のように挨拶の後別に誰も待ってないのに「いきますかぁーーー?」とダーッやっちゃう橋本。そして佐伯社長との記念撮影に。二人ともスーツ姿。後ろ向いたら体型似過ぎでどっちがどっちかわからん(笑)

第四試合 秋山賢治vs長南亮
コラ!なんでスリップノットじゃないんだ長南!1R、互いにワンツーとパンチを繰り出す。秋山がパンチから組みついてコーナーに押し込み、脇を差したままテイクダウン。長南の下からの三角を防ぐとパスしてサイドへ。しかし長南一気にスイープ!サイドからパンチをボコボコ入れていき、頭をかかえて完全に動けなくなった秋山をさらに立って殴りまくってレフェリーストップ。次はスリップノットで。

第五試合 滑川康仁vs渡辺大介
滑川のセコンドには和田を含めた先程のU軍団が。場内はパンヲタよりもリンヲタのほうが圧倒的に多い感じ。いやリンヲタのほうがパワーがあるのかも。

大介が右、左とパンチを繰り出し突っ込み打撃戦。そして滑川がテイクダウンするも大介がすぐにスイープ。滑川は下から大介の左手首を掴んで防戦。大介がバックにまわるがそのまま滑川が上になる形になり、滑川足関狙い。ヒールの滑川に対して大介はアンクルで応戦。滑川バックマウント→十字→マウント→サイドと圧倒。

2R、滑川すっとしゃがみこんだと思ったらタックルでテイクダウン。足を折りたたんでサイド。鉄槌を放ちながらマウント!大介懸命にブリッジ。顔面にパンチを振り下ろしていく滑川だったが大介スイープ!しかし上になった後は攻めきれずブレイク。グラウンドで動き回って最後はお互いに足を取り合って3Rへ。

組みあって滑川が反り投げからテイクダウン。大介が下から顔面を蹴り上げるシーンでどよめきが起こるが、調子にのってもう一発繰り出した瞬間うまくソレをかいくぐって滑川サイドへまわる。大介が反転すると滑川すかさずバックをとり、そのまま両者立ち上がって大介はサクロックの体勢。そのまま(?)下から十字狙うも不完全。滑川サイド→マウントと移行していくが大介さらにスイープ!判定にもつれ込めば確実に負ける大介は懸命に上からパンチを振り下ろすが決定打なしでブレイク。滑川のタックル→鉄槌からマウント→残り1分十字狙いの滑川に大介またまたスイープ→大介気持ちはみえたがパンチの決定打はやっぱりなし→ゴング。判定2−0で滑川。勝利アナウンスで二度めの「リングス・ジャパン」。

第六試合 佐々木有生vsグスタボ・シム
村浜の試合とともに本当のメインはコレでしょう!佐々木のセコンドにはグラバカ勢勢揃いか?

試合開始早々物凄い圧力でシムがパンチラッシュで突っ込む!しかし佐々木も前へ出る!首相撲からの膝とシムが攻めるも佐々木タックル!しかしこれはきられてそのまま上になられてしまう。シムの強烈なパンチが振り下ろされる。猪木−アリでブレイク。キックが交錯し、両者打ち合いまくる!シムの圧力のほうが少し上だがそれでも佐々木ひるまずに打ち合う打ち合う!シムがコーナーに押し込む形になって一旦ブレイク。佐々木はパンチにあわせてローキック、そしてミドル、ハイキックと攻める。シムもガンガン殴りに出て壮絶なスタンドの攻防。凄すぎ。

2R、互いにローで牽制。シムの左ストレートが入り、さらにローキックで佐々木とは違う音を会場内に響かせる。そんな攻防が続いたそのときシムのローを捕まえて佐々木テイクダウン!うまい!ハーフからパス狙うもシムがガードに戻す。しかし佐々木的確に上からパンチをヒットさせてきます!そしてハーフ。しつこくひっかけてくるシムの足からぬいてサイド!しかしまたガードに戻って3Rへ。

3R、左ハイからタックルにいくもがぶられ佐々木はガードをとる→ブレイク。今度はシムにタックルをきめられるがこれもブレイク。佐々木のタックルきられシムが上に→猪木−アリでまたまたブレイク。佐々木が左ミドルを放つが、その蹴り足をつかまれたままロープに押し込まれ、そのままシムがテイクダウン→ブレイク。下になりっぱなしの佐々木だが、ブレイクになるのは佐々木が何にもさせてあげないから。うん、そうに違いない。今回席は違ったが某GRABAKA応援サイト管理人さんも「佐々木ぃ〜!!!」と叫びまくってます。スタンドで佐々木左ハイから殴っていくがシムも返す返す。打ち合って打ち合ってゴング。判定では一人シムにつけるもドロー。まさにこの判定通りって感じの試合内容ではあったけど佐々木最高でした。

第七試合 村浜武洋vsジョン・ホーキ
ここで勝たないと前に進めない村浜だが・・・。ホーキいきなりタックル。村浜きるが、ホーキ強引にそのままコーナーに押し込み、片足とってテイクダウン。あっさりとハーフ→マウントと移行。村濱懸命にブリッジするもホーキ全く動じずバランスを保つ。そして十字!なんとか凌いだ村浜だったがすかさずホーキがバックにまわって顔面をボコボコ殴っていく。村浜手のひらでガードしつつチョークを警戒するが、ホーキはバックから腕に飛びついて十字!これがきまって村浜前回と同じ技で無念の敗北。他にもいたなこんな人(笑)村浜ほんとに何にもさせてもらえなかった。ホーキは今大会で一番強さを感じましたな。

〜休憩〜
前のほうにシーマがいますな。このあとラウンドガールコンテストなるものが行われたが、もし今日車で来てなかったらイライラものだったな。
こっから日本VT選抜軍vsルチャ軍の対抗戦。

第八試合 横井宏考vsメモ・ディアス
横井にももちろんあのセコンド勢が。メモはアマレスのタイツ着用。このあともみんなそうなんだがルチャ軍の入場はなんか派手でいい。

最初に仕掛けてきたのはメモ。必死で組みつこうとするのだが横井がパンチを浴びせる。パンチから足をかけてテイクダウンに成功すると速攻マウント。パンチを振り下ろすとメモが反転。バックを制した横井はボコボコ殴りながらチョーク狙いだがきめきれずゴング。

2R、雄たけびとともに首投げにいくメモだがきまらず横井腕とって十字狙い。これが不完全でメモが上に。一応ハーフだがとくに何にもできず。ギロチンなどの嫌がらせで横井が嫌がっていると一部のルチャファン(というより劣勢のルチャの反撃を期待している人達)大騒ぎ。そしてブレイクがかかるがその瞬間にメモがパンチ出してたもんだから一部ブーイング。ブレイク後のパンチによりダメージとみなされインタバールがとられまたブーイング。スタンドで横井がまた殴っていき3Rへ。

横井の右ストレートでぐらついたメモに首相撲からの膝と一気にたたみかける!くずれおちるもダウンはとられず。再びスタンドに戻るとアッパー、右フック、膝とKO狙うがきめきれない横井。首投げからバックにまわってボコボコ殴るも亀になったまま必死に耐えるメモをきめるのは無理とみて立ってスタンドへ誘う横井。また同様の展開が続いて結局横井最後まできめきれず。判定勝利を収めたもの、ここまで実力差がはっきりしていて追いつめながらもきめきれなかったのは少しイタイかも。今日はよく勝利アナウンスで「リングス・ジャパン!」を聞いた日だったなぁ。

第九試合 鈴木みのるvsエル・ソラール
パンチで中に入ってくるソラールに対してみのる首相撲膝狙い。ミドルキックからパンチのラッシュでみのる攻める攻める。しかしここでソラールの組みついてからの膝が金的に。崩れ落ちるみのるの首をとろうとすると「おとせコール」。ダメージ回復のインターバルがとられている間、ソラールはプロレス的な客の煽りかた(歓声に対して首振って過敏に反応するやつ)で本来金的で一気にヒール役になるところをうまく利用(笑)イエローがでるとブーイング(笑)再開後、ソラールは猫パンチのように形ができてないパンチをうって出るが鈴木はうまくスウェーで交わし、タックルに出るがソラールもきってすぐに立ち上がる。みのるは首相撲からアッパー、膝を繰り出して攻めるがソラールがコーナーに押し込んでまた膝がモロに金的に。わざとか?(笑)しかしブーイングどころか場内大いに盛りあがる。これでソラールの反則負けがコールされると一斉にブーイング。しかしここからがまた面白い。セコンドのマスクマンがソラールの手をあげてアピール。大声援が送られるがさすがにパンクラズ勢切れて乱闘に(笑)一旦収まったかと思いきやソラールセカンドロープにのぼって両・手を高々とあげてアピール。これでパンクラス勢またブチ切れて乱闘(笑)ヒカルと伊藤がよくつっかかってたのがよく見えた。大盛り上がりをみせたまま両選手退場。ここまで客を味方につけれるソラール凄すぎ。
しかし冷静に考えれば悪いのはルチャ軍団なのは明らかで、パンクラス軍の激怒に対して声援が送られるべきだったはずなのだ。やっぱリンヲタのほうが多いのでは?(笑)

第十試合 坂田 亘sトロ・イリソン
エボリューション坂田には例のセコンド勢はつかず。しかし俺の後ろのほうにいた女性ファン数人が花道にかけつける。坂田の事最近知ったんだろうなぁ(笑)それか地元だし知り合いかなんかかな?会話聞いてると総合格闘技に関してはど素人のようだし。トロは体重オーバーでいきなりイエローで場内爆笑。

コーナーに押し込んだ坂田肩パンチ等繰り出すもブレイク。左ミドルキックから左ストレートを入れるもトロに組みつかれテイクダウンを許す。腕をとるもつぶされバックからボコボコパンチをくらう坂田。トロがチョークを狙ったりするそぶりをみせると「おとせコール」が。このとき数多いド素人発言の多かった女性ファンの連れが発した「体重おとせ!」の野次はちょっとオモロ。坂田立ってサクロック狙い。クラッチきるもトロは抱き着き、体重をいかして(笑)つぶし上になる。パンチを落としていくトロにたいして坂田下から腕十字!これが見事にきまって一本。うーんちょっとカッコイイぞ。まあきめて当然の試合なんだけどね。

第十一試合 近藤有己vsキック・ボクサー
なんかキックボクサー見た目はブラジルの超強豪に見える。そのボクサーいきなりゴングと同時にバックブロー!しかし近藤落ち着いて組みつきテイクダウン。ハーフ→マウントで血まみれパンチラッシュか!?と思ったがボクサーガッチリと抱き着きなかなか殴れず。近藤は突き放すとサイドにまわってパンチを入れ、ボクサーが嫌がって無防備に手を差し出してきたところであっさり腕十字。ちょっと格が違いすぎたみたいだ。和田と近藤のみ退場通路にかけよりました。

第十二試合 謙吾vsドス・カラスJr.
これがなんでメイン・・・と愚痴こぼしても仕方ないので試合を見守るとしよう。謙吾負けたら可哀相だが引退ものだと思う。ドスはスカイハイにのって大歓声の中入場。ちなみにこの試合のみ前回の試合のVTRなどを使って盛り上げようとしてました。

一気に距離をつめてくるドスにいきなり謙吾の右ストレートがクリーンヒット!ぐらついたドスをコーナーまで押し込み膝。ドスも返すぞ。リング中央に戻るとドスタックル!謙吾きるもドスはそのまま強引にロープまで押し込む!ドスがバックをとると謙吾は反転して膝十字狙い。決まるはずもなくそのまま潰れてドスは上からボコボコ。そしてバックとったまま立ち上がって・・・ジャーマン投げすて!!!!!凄すぎる!プロレスの試合で見せるのとなんら変わりない完璧なジャーマンスープレックス!このとき会場一番沸いてたんじゃないだろか?少なくても俺は立ち上がってた(笑)二発目は持ち上げるも潰れ、謙吾立って膝などで反撃試みるも倒され、亀になったまま動けず。ドスはバックにまわり鉄槌鉄槌。スタンドに戻ると打撃戦になるがドスのほうが押してるぞ!ドスが首かかえたままコーナーで膝だしあい2Rへ。謙吾引退秒読みか?

謙吾ローからパンチラッシュに出るもドスはうまくバックにまわって潰し上になるがすぐにブレイク。ブーイング(笑)場内完全にドスムード。
「ビバ!メヒコ!」「ビバ!ドスカラス!」等の声援が飛び交い、この対抗戦全試合でだったが微妙なタイミングで「プォ〜〜〜」とラッパ音(?)が鳴り響いて笑いを誘う。ドスタックルきられても強引にポジション奪っていきます。はっきりいってこのタックルとかすんごい速いぞ。そのままマウント→バックマウントまで奪いスリーパーか!?しかしなんとか反転して上になった謙吾は抱き着いてくるドスを突き放してバックにまわりパンチを落としながらチョーク!!!これでドスがタップして謙吾なんとか一命をとりとめる!(笑)謙吾大喜びしてるけどこれじゃあもうトップ戦線で闘うのは無理だなぁ。ドスはルチャ軍の中で唯一普通にVTに対応できる選手だった。まだ若いしもっと練習すりゃかなりいけそうだが。


今回はパンクラス勢よりリングス勢の活躍のほうがあきらかに目立ってた。んでルチャ軍の意外な活躍(笑)この興行12試合もあってダラダラ判定試合続いたらたまらんなぁ・・・と思ってたけど以外にサクサク進んでいくし試合内容も割と面白いの多くていい感じの興行でした。マニアックなカードの他にしっかり佐々木vsシムみたいなカードもあるしDEEP大阪大会あったら200%行きます。頼む来てくれ。

興行終了後はそこら中にいろんな選手が普通にたくさんいた。全然関係ないけど電話終わったとこを見計らって三島に握手を求め「ベルトとってください!」と声をかけた。「あ〜どうもありがとうございます〜」と三島。なんていい奴なんだホント。




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