3/13修斗下北大会観戦記
■団体:修斗
■日時:2002年3月13日
■会場:北沢タウンホール
■書き手:うしをたおせ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)
小粒ながらも期待の選手が多くて見所のあったこの大会。実際好勝負が多くて評判
良かったですね。最終的に8〜9割ぐらいの入りかな?

いきなり3/15のメイン、KIDvsコルドッソが中止のお知らせ。
飛行機搭乗のミスがコルドッソにあったそうで、そのあとなんとかギリギリで来日出来そうだったのに
コルドッソが拒否して、そのあと連絡取ろうとしても音信不通になったとか・・・・。
坂井さんが諸事情で下北に来れないそうで、坂本さんがリング上で四方にお詫びしてました。
さようなら・・・コルドッソ・・・・。
非常に残念ですけど、地球の裏側の話じゃどうしようもないですね。とにかくKIDの試合が
見たいです。このままだと今年、日本で何試合してくれるか。

2月のベストバウトはワダタクvs池本。 MVPはマァ☆ティン。とのこと。
リング上でワダタクとマァ☆ティンがインタビュー受けてました。マァ☆ティンの行動が子供のようで
かわいかったこと以外は特に書くこと無しかな。
マァ☆ティンは会場の外でたたずんでいるときも自分の服(襟の部分)を噛んで離して噛んで離してを
ボーっと繰り返してました。まるで犬のような娘です。


【第1試合】02年度新人王トーナメント ミドル級1回戦 5分2R
○弘中邦佳(日本/SSSアカデミー)
【1R 3:10 三角締め】
×中山 徹(日本/インプレス)

1R
中山タックル。弘中がぶる。中山片足取ってテイクダウン!うおっ、あの弘中が下に!さすが中山。
弘中はガードから腕ひしぎ肩固めや三角を狙う。中山は下からの仕掛けを凌ぎつつパスを狙い、
時たま強いパンチを落としていく。そのまま中山ペースになるかと思われたが・・・、やや強引気味に
三角を仕掛け、そのまま足を絞めていき、見事三角へ!!中山タップ!
余裕の表情でガッツポーズの弘中。そして応援団へ向かって腰を振りつつコマネチ(笑)!

うーんお見事。デビュー戦で、豪の強さを見せつけられたが、今度は柔の強さを見せつけられて。
お見事としか言いようがない。今回のように簡単に下になるのはあまり良くないが、こうも見事に
極めてもらっては参ったとしか言いようがない。さすが、SSSの柔術紫帯陣に鍛えられている
だけある。素晴らしすぎてあまり誉めたくないが、打撃のセンスがあって腰が重くて、
下から極められる。まさに総合格闘家。マッハタイプだ。
弘中選手、新人王トーナメントで次回の相手は楠選手。打撃が巧いいい選手。池本選手ともワダタク
とも引き分けてます。うーんこの対戦、今から楽しみ!

中山選手、しっかりテイクダウンをとったまでは良かったが、まさか下から極められるとは
思ってなかったのでは。


【第2試合】02年度新人王トーナメント ウェルター級1回戦 5分2R
○川尻達也(日本/総合格闘技TOPS)
【2R 1:22 TKO 】
×滝田J太郎(日本/和術慧舟會)

J太郎トップロープを飛び越えリングイン。プロレスラーばりにロープへ飛ぶ。
黒のロングタイツ。バックにはがい骨デザイン。うーんキャラ立ってるぜ(笑)。
応援団もかなりの数で、J太郎LOVEのプラカードを掲げつつ、選手コール時には多くの
紙テープがリングに飛んだ。ただちょっとおなかの肉が余ってた様な・・・。そういうタイプなのかな。


1R
組んでJ太郎が投げ。2人ともリング外へ。でブレイク。J太郎前蹴り。川尻足取ってテイクダウン。
川尻バック取る。J太郎落として川尻が下に。コーナーでやや膠着も、川尻立ってヒザで攻める。
川尻脇差してサイドにそしてそのままバックに。飛びついてバックマウントになるも、J太郎立って
凌ぐ。川尻も落ちずに片手でパンチ連打。川尻横に落とされるも、ヒクソンばりに左手で後ろから
J太郎の右手を掴み、空いた右手でパンチ連打。

2R
川尻パンチで押す。J太郎タックル。川尻は切ってヒザ。川尻タックルしてくるJ太郎を突き放して
強烈なパンチたたき込む。吹っ飛ばされて倒れたJ太郎をバックから殴りまくり。
鼻血と左目の下の腫れが酷く、中断。J太郎は「花粉症だから大丈夫」って言ったとか(笑)。
しかし左目は完全に塞がり、ドクターストップ。

新人王トーナメントの大本命川尻選手、見事勝利。全てにおいて上回った感じだが、特に感じたのは
パンチのパワー、ますます大きくなったとも感じる上半身から繰り出すパンチの迫力はかなりの
ものだった。トーナメント次の相手は椎木選手。打撃もできるし、腰も重いけど、やっぱ川尻選手
有利かな。

J太郎、残念ながら完敗だったが、その積極的な戦いぶり、そしてなんといっても独特のキャラは
良かった。ある意味今回は相手が悪かったので、早く怪我を治して戻ってきて欲しい。
それにしてもあの酷い左目下の腫れ方。眼下底骨折とか大丈夫だろうか?


【第3試合】ウェルター級 5分2R
×松本光央(日本/WILD PHOENIX)
【判定:0-3 18-20 18-20 18-20】
○朴 光哲(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)

1R
朴パンチ。松本タックル。朴は首相撲で振り回して見事テイクダウン。松本ガードを取り、
朴は飛ぶ!しかし松本ガード。アリ猪木状態となり、松本隙見て立つ。朴はまた首相撲で
振り回しながらヒザをどんどん叩き込む。松本はたまにアッパーを返す。松本は両差しで
コーナーに押し込む所までは行くも倒せず。

2R
朴ヒザ。そしてまた首相撲から振り回してテイクダウン。そして一気にサイドへ。上四方へ回り
パンチ落とす。アリ猪木状態となり、バシバシローを叩き込んでいく。松本立ってタックルに行くも
朴倒れず。離れて朴はノーガードからパンチを打っていく。

試合終了後圧倒的に押していた朴選手がしかめっ面で悔しがりながら「俺、弱ぇー!」と一言。
スタンドでも寝技でも攻勢に出ながら仕留めきれない自分が歯がゆかったのだろう。
朴選手強い。特にスタンドでの首相撲の技術は見事。寝技はあまり巧く攻め込めなかったが。
次回はもっと実力測定の出来る強豪との試合を期待。
松本選手は今回もあまりいいとこが無かった・・・。


【第4試合】バンタム級 5分2R
○漆谷康宏(日本/RJWセントラル)
【判定:3-0 20-19 20-18 20-18】
×五木田 勝(日本/KIGUCHI WORKOUT STUDIO)

1R
ずっとボクシング。ローもたまに出るだけ。漆谷の右ジャブが当たる。

2R
またボクシングの展開も、五木田のカウンタータックルが見事に決まる。インサイドに。漆谷は
下から腕拉ぎ肩固めを狙う。五木田は上から小さなパンチ。漆谷は足を利かせてスペースを作り
タックルで立ち上がる。またスタンド打撃の攻防となり、ややスタミナが切れたように見える
五木田に漆谷がバシバシパンチを当て始める。ふらつく五木田。漆谷は五木田の蹴り足取って
テイクダウン。インサイドからパンチを何発も落とす。五木田なんとオモプラッタから相手を
崩して立つ。

1回テイクダウンは取られたものの終始ペースを握っていた漆谷選手。バンタムにしては大きいし、
スタンド打撃も巧いし、もちろん寝技もできる。以前久保山選手を破っていることを考えると
なにげに現時点でバンタム最強?

五木田選手、見事なタックルは見せたが、後半は失速気味。疲れたか。


【第5試合】バンタム級 5分2R
×廣野剛康(日本/和術慧舟會)
【判定:1-2 18-20 19-20 20-19 】
○久保山 誉(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)

1R
お互いパンチ。差し合い。またスタンド打撃。久保山ローを連打で、廣野の腿を赤く腫らす。
組んでからのもみ合いで、廣野下に。三角に固めて、廣野下からパンチ連打。久保山上体起こして
逃げる。

2R
久保山ロー。廣野蹴り足取ってテイクダウン。かついでサイドに。久保山ブリッジでスペース作って
そのまま上に。アリ猪木状態から側転パスねらい。ハーフになるもまたガードに。廣野は久保山の
上体固めてスイープ狙うも、あと少しで返らない。久保山はインサイドからパンチ。廣野は下から
蹴る。久保山離れて飛んでパス狙うも、廣野は下からヒールねらい。久保山が逃げたところを、廣野立つ。

スタンド打撃で押して、寝技でも上になっていた時間の多い久保山が辛くもスプリットディシジョンで
判定勝ち。廣野はやはり意外そうな表情。うーんこの判定は難しいよなー。でもやっぱり下でパンチ
落とされている印象の悪さ考えると、どちらかと言えば久保山かなー・・・。

動きも多く、2人とも持ち味を出したいい試合でしたね。


【第6試合】ライトヘビー級 5分2R
△桜井隆多(日本/総合格闘技TOPS)
【ドロー:1-0 20-19 19-19 19-19】
△マルセロ・ピッチブル(ブラジル/RFT)

隆多は赤パン。うーん相変わらずセクシー(笑)。テーピングを鉢巻き風に巻いていた。
ピッチブルはさすが見事な上半身。筋肉ビキビキ。でも足は細かったな。

1R
ピッチブル突っ込む。隆多はパンチで迎え撃ち、見事隆多の左フック(?)がヒット!
崩れ落ち尻餅をつくピッチブル。ダウン!立ち上がるもフラフラの状態。正直ここで終わっても
おかしくなかった。鈴木レフリーが「アーユーオーケー!?」って聞いて再開。
ピッチブル突っ込んで両足タックル。抱え上げテイクダウン。上をキープして回復を待つ。
そして抑え込んだまま、たまに強烈なパンチ、鉄槌。ボディから顔面に飛んでくる。
当たってそうだったけど、隆多は頑丈なのか大丈夫。隆多は何度も上体を固めての跳ね上げスイープを
試みるが、ピッチブルの長い足がロープに引っかかって不発。残念。

2R
隆多ミドルもピッチブルタックルで合わせる。隆多公約どおりギロチン仕掛けるもあっさり頭抜かれ
またもガードに。ピッチブルは相変わらずべったりと下半身を落とし、抑え込み。そしてたまに
強烈なパンチ。隆多はアームロック狙い。一度腕を絞り上げ、場内が盛り上がりまくるも、汗で
滑って外れる。ピッチブルは隆多の仕掛けに合わせてパス狙い。一度はハーフに。
隆多は最後まで、アームロック、三角を狙い続けるも不発。下のまま終了。

判定は妥当でしょう。
隆多はなかなか良かったが、あまりにも簡単に下になりすぎる。もったいない。でもスタンドのパンチと
寝技での仕掛けが見れて満足。次は是非結果を。
ピッチブルは悪くない選手だけど、打撃はできなさそう。タックルで倒してそのまま抑え込み系
っぽいからなー。評価している人もいたけれど、僕的にはいまいち。

一本勝ちや動きの多い試合があって良い大会でしたね。
さあ、今日はもう後楽園ホール大会だ。コルドッソ見に行くぞ(T-T)。




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