JWP3・10ディファ
■団体:JWP
■日時:2002年3月10日
■会場:ディファ有明
■書き手:凸ユーレイ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

観衆300人ぐらい。

第1試合
○倉垣翼(13:24ムーンサルトプレス)×渡辺えりか

倉垣には、横幅が広いわりにはナデ肩というイメージがあったが、いつのまにか肩が盛り上がってガッシリし、逆に下半身が引き締まってきた印象。かっこいい身体つきになっている。
トンボを切るような動きも、以前に較べてスムースになっている。攻防が噛み合って好試合に。ノーモーションヘッドバットを空振りしたりというミスもあったが、渡辺が安易に受けずにすかした場面もあり、かえって白熱したようにも感じられた。渡辺もブチかまし、ロープワークからカウンターの体落としをタイミングよく見せ健闘した。

第2試合 2カウントフォールマッチ
○宮崎有妃(NEO)(11:40外道クラッチ)×市川狐火名

狐火名の得意技・丸め込みが、2カウントマッチでスリリングな展開を生んだ。肩車からのフェースバスター、およびチーズスター、さらにジャーマンも返したが、逆に丸め込み技で敗れる。

第3試合 米山チャレンジマッチ
○田村欣子(NEO)(10:04ダブルリストアームサルト)×米山香織

若手を相手にするときの田村が、よく見せる試合。エルボーもドロップキックも、踏みこたえて受け流し、ダウンしない。逆エビなどで圧倒的な力の差を見せる。
米山しだいに食いついていき、ついに得意技ダブルリストを放つことに成功するも、すかさず同じ技(田村の得意技でもある)を返されて終わり。

試合後、米山がマイクを握る「本当は、勝って格好良く喋りたかったんですけど… 千葉さん、タッグのベルト、あたしが挑戦しちゃダメですか?(千葉:パートナーは?)JWPの先輩には全員断られちゃったんですけど、次の板橋(3・29)に大物を連れてきます」板橋の試合を、現チャンピオンのボリショイ(パートナーはGAMI)が見て可否を判断することに。

休憩、インフォメーション。3・24ファン感謝デーの告知。そこでの収益、加えて今日から発売のグッズ・復刻版ピュアハートTシャツ・吟醸酒「あずみ」「輝」の売上が、新道場を借りるための資金になるそうだ。

セミ
怨霊(元FMW)、○ボリショイ666(16:15怨霊のタイガードライバーから)フライングキッド市原(元FMW)、×カルロス天野(フリー)

死んだように微動だにしないボリショイを、怨霊が抱えて入場。“気”を送ると、ユラ〜とボリショイが甦る。
ボリショイは、キッドの方のコスチュームの上に、薄汚い黒い衣を羽織り、マスクには編んだ髪の毛を幾房もあしらって、気味悪い。薄汚れた人形を持参。デメンティアって、私は見たこと無いのですがこんな感じだったのでしょうか。
試合でも、怨霊とお揃いで、はたくと粉が舞う。意味不明にユラユラする。腕十字をかけられてもピクリとも動かない。奇声。毒霧。など。
試合後、血を吐いて、また仮死状態に戻りました。

ここまではまあ、普通の出来、というかハズレも無ければ特別な当たりも無い、のだが、今日はとにかくメインである。

メイン HEART BEAT〜永遠のライバル総当たりリーグ戦 優勝者決定戦
○日向あずみ(得点2位)(27:28みちのくドライバーIIから)×輝優優(得点1位)

平成6年JWPでデビューした同期(日向、輝、出戻りの倉垣、現フリーの天野、現NEOの宮崎)によって、3ヶ月間行われてきたリーグ戦の決勝。

前回、1年半ぶりに実現したJWP両エースの対決は、リーグ戦の1試合。内容はそこそこだったものの、結末は日向が痛めた足を一方的に攻められてギブアップ。正直、物足りなさが残った。

ゴング、緊迫したスタート。両者、ニー、エルボーで牽制し合いなかなか組み合わず。場外へ出て焦らす輝。
グラウンド、首4の字、スリーパーで締める日向。輝の狙いはやはり日向の足。にらみ合う眼光が鋭すぎる両者。
またジャンピングニー、エルボーの打撃戦。日向もエルボーを返す。
激しい場外戦。輝が優勢となり、花道で垂直落下式ブレーンバスターを狙うが未遂。
大技の応酬。コーナー最上段の攻防から、下に降りた日向が輝を抱えてパワーボム。脳天に突き刺すミサイルキック。ロコモーションジャーマン。ビクトリースタードロップや飛びつき式で丸め込もうとする日向、ヨーロピアンクラッチでそれを切り返そうとする輝。目まぐるしい動きが続く。輝、アルゼンチンバックブリーカーからスピンして相手を叩きつける。雪崩式バックフリップ。
20分を越え消耗戦に。当たりの強すぎる日向のジャンピングニー、輝のエルボースマッシュ。日向、この期に及んで「痛えんだよ!」と大声で言い返しながらエルボーの乱れ打ち。コレ、凄かった。最後はみちドラで死闘を制す。

試合後、日向「(シングルの)タイトルマッチの前に、2人で組んでタッグのベルトを取り返そう。お前しか組むやついねえんだよ」輝、応えて握手。若手時代をのぞけば、この2人がタッグを組むことは非常に珍しいことのはず。

メインには満足しました。
先の日向のセリフにあったように、5月のディファでは、輝との無差別級シングルのタイトルマッチが決定している。昨年末のディファから3ヶ月、同期リーグで引っ張ってきて、次の5月まではGAMI(アルシオン)に奪われたままのタッグ王座を巡る展開になるようだ。




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