ステラホール大会レポ
■団体:PANCRASE
■日時:2002年2月17日
■会場:梅田ステラホール
■書き手:#ソフビ (ex:♯ソフビ資料館♯
会場に着くとすでに会員優先入場が終わって一般入場が始まっていた。あと少しで俺会員じゃなくなるんだ(菊田のイベントで入会しただけ)。絶対優先されてやる!と列の順番抜かしまくって「会員なんですけど」とスタッフに声をかけると「優先入場のほうはもう終わってしまったので一番後ろのほうにお並び下さい。」と。なんだそりゃ。5歩ぐらい下がって列に入って入場(すんません)。物販には菊田、佐々木、國奥、美濃輪、入場前のとこには渋谷もいたらしい。グラバカグッズを見に行くとちょうど某GRABAKA応援サイトの管理人さんが興奮ぎみにサインしてもらっててなんか色々会話してる模様。さあパンクラスからのお年玉2000円をどう使おうか、と悩んでたのだが悩むほどの事ではなかった。お年玉使用可能の商品はどれもパッとみ売れ残り的なTシャツのような気がした・・・。しかしある人に2000円分のお年玉券を頂いたので計4000円で美濃輪T購入。無料最高!ほんとありがとうございました。ついでに(全然ついでじゃない。こっちが本命だ)本人のとこまで行ってサインをもらい、今度こそと「ミルコ投げちゃってください」と伝えて・おいた。あ、でも投げるじゃ表現があいまいすぎたな。

試合前にパンクラスゲート、その前にテコンドーのデモンストレーションが用意されていた。3分のエキシビジョンで館(字違うかも)和男選手vs中須賀真一選手というカード。館選手は世界選手権でベスト8らしいのだが、いざ試合が始まると正直気合の雄たけびが場内に響き渡るだけで特別物凄くするどい蹴りが交錯してるという感じはしなかった。まあテコンドーのルールもよく把握してないんだけどだいたいあんなものなのかな?超合金でフジモンとか蹴りでぶっ飛ばしてた選手の蹴りは鋭くて物凄く華麗だったんでそんなのが見れるのかなと思ってしまってました。あれテコンドーじゃなかったらすんません。
続いて入場の音楽等一切なしでパンクラスゲートスタート。気付いたら暗闇の中すでに選手がリングインしてる。ちなみに立ち見。ステラホールはいっちゃん安い席かってこれが一番見やすい。途中その事に気付き出したのか立ち見がどんどん増えてた気がする。

パンクラスゲート 5分2R 所 英男vs.志田 幹
所のタックルを潰した志田上になり、首とってフロントチョーク・・・は抜ける。所が片足とって立ち上がろうとしたり足で相手の胴はさんだまま反転しようとしたり脱出を心みるも志田がそれを全てつぶしていたのだが、1R中盤ようやく所スイープ成功。抱き着いてくる志田を離してボデイへパンチ。所が足を折りたたんでパス狙ったところでゴング。

2R、右ハイ、右膝と所が攻める攻める。志田は勢いのとまった所をつぶし、猪木ーアリ。スタンドに戻ると所はかなり大振りのフック、アッパーとこれまた攻める。大振りすぎて志田のカウンターちょこちょこ食らってた気もするが右膝もヒットさせる。志田も返していってパンチが交錯。再び猪木ーアリになると寝ている所が全身の力ぬいてだらーんと大の字になるシーンも。志田が上になってインサイドガードから攻める。残り2分、所の三角が入りそうになったが足のフックかからず。志田がスタンドに誘うと所は右のハイをクリーンヒットさせる!志田のカウンターパンチもらっても攻めにでる所。打撃戦を繰り広げゴング。判定はなしなのでドロー。判定なら所だろうけどそう大差はないかも。


照明をふんだんに使ったオープニングで興行スタート。國奥がリング上で欠場を詫びる。いやいや、詫びてくれなくていいですよほんと。

第一試合 5分2R 冨宅 飛駈vsアライケンジ
近藤いわく「僕の目に狂いがなければ強いですよ」のアライのデビュー戦。こりゃ楽しみです。両者軽く握手して試合開始。冨宅が距離をつめて組みつく。アライは逆に入れ替えてロープに押し込み膝。さした冨宅が足をかけテイクダウン・・・と思ったらアライ倒された瞬間に反転して上に!一気にサイド。そこからさらにアライがパス狙ったところで冨宅が立ち上がる。打撃が交錯し、アライのハイキックがモロにはいる!!!少し崩れ落ちぎみの冨宅。アライがぶって四点つくかつかないかのところで膝を頭部にぶち込む。下になった冨宅はうまく足からませてヒール!足とられたままアライもヒールに!冨宅のほうは良く見えなかったがアライは決まったか!?って思うぐらい締め上げたのだが諦めて、足とってる冨宅のボディをボコボコ殴る。足がぬけるとアライは一旦バックに回るも離れて猪木ーアリに。ブレイクがかかると同時にアライサクラバードキック!ここで一旦ストップがかかる。アクシデントという形で冨宅がドクターチェックを受けるのだが。ブレイクと同時だったからってことかな?等と思っていると3人のレフェリーがリング中央に集まってなにやら会議を始めてる・ぞ。なんだなんだといううちにドクターストップがかかってアライの勝利が告げられる。そして冨宅に網膜剥離の疑いがあるという診断が下される。これは不運・・・。ちなみにここまでで採点つけたとしても完全にアライ。これからが楽しみ。

第二試合 5分2R佐藤 光留vs大久保 一樹
インタビューの受け答えがどことなくオタクっぽい大久保とマントを羽織って入場のほんとのオタク光留。1R、ワンツーから光留タックル。そのまま組みついてロープに押し込むが、何故か簡単につぶされて大久保にバックにまわられる。チョーク狙われるも反転して上に。首かかえたり嫌がらせ開始。ハーフの光留に大久保は腕狙い。そのまま両者スタンドに移行すると光留がバックをとる形になって大久保はサクロックの体勢。光留はそのままつぶして上になり、ハーフまでいくも立たれてしまう。光留が組みついてさしたままロープにおしこみ、両者膝打ち合ってブレイク。試合が再開すると大振りのパンチを打っていく光留。対してチョコチョコカウンターをあわせていく大久保。光留が綺麗に首投げきめたところで1R終了のゴング。

2R、大久保がローからタックル。きった光留は首とったままロープに押し込みそのまま引き込んで(倒された?)フロントチョーク。かなり首に食い込んでるように見えたがなんとか抜く大久保。ガードとる光留に対して國奥が「蹴って放せ!」とアドバイス送るも光留は頑なにクローズ(笑)顔をうずめたまま大久保がパスを狙おうとすると光留が動き回って両者レフェリー邪魔で見えない位置に。お、どうやら光留がサイドとってる模様。バックにまわってチョークを狙う光留。しかし大久保反転して上に。レフェリー、セコンド、カメラの合体で全く見えないが最後は大久保がバックにまわってた模様。判定で光留。一本とれる選手になればマント姿もめちゃくちゃかっこよく見えてくるんだろうな〜。

第三試合 5分3R 窪田 幸生vs渡辺 大介
窪田はリングインするなりアニマルポーズで雄たけび。1R、大介には膝を期待したがなし。窪田が左、右とフック。大介がじりじり距離つめてくと窪田パンチで距離をあける。そうした牽制の中、窪田が膝のフェイントから一気に距離つめ打ち合いに!しかし両者深い追いはせず。右ハイでスリップした窪田を押え込んで上になる大介。お互い全く決定打のないまま2Rへ。

出た!菊田を追いつめた(?)大介の膝!!!これが効いたのかはわからないが崩れる窪田。さあチャンス!上をとろうとする大介!だが上になったのは窪田だった。中腰の窪田を大介が下から思いっきり顔面蹴り上げどよめき。猪木ーアリ。窪田ジャンピングパンチで中に入るがもう一度猪木ーアリ。スタンドに戻ると窪田のローにあわせて大介右ストレート。両足に組みついた窪田だったが大介はこれをつぶすと美濃輪のパイルドライバーの体勢に。「持ち上げろ!」の声援も少し飛んだがそのままバックにまわろうとしたところで2R終了のゴング。

3R、窪田の大振りすぎるパンチが目につく。セコンドからは「力入りすぎ!」と。それにあわせて返していく大介が逆に詰め寄っていく展開に。お互いの膝が交錯し、窪田が後ろに倒れる。即中に入った大介はバックにまわるもずり落ちて下になってしまう。窪田が立って猪木ーアリ。残り30秒大介も立ってスタンドで打ち合う。残り時間の少なさに場内盛り上がり、ゴングと同時に両者ハイタッチ。判定は三者ドロー。お互いに健闘を称え合う。これでいいんだろか。ま、いいや。

第四試合 キャッチレスリング 5分1R 鈴木 みのるvs稲垣 克臣
前回ステラホールでの山宮との試合はキツかったなぁ見てて。今回もスタンドレスリングの展開が延々と続いたりするのかな・・・と思ったら稲垣がタックルを成功させる!バックを制してチョーク狙いの稲垣。みのるは腕掴んでディフェンス。みのるが反転して上に。ハーフから横四方→上四方と暴れる稲垣にあわせて動きまわるみのる。反転した稲垣のバックをとって胴締め足フックでみのるチョーク。レフェリーでまた見えないところで両者スタンドに戻る。一体どんな攻防が・・・。差し合いから稲垣が片足をとると潰すみのる。バックをとると立ち上がった稲垣はサクロックの体勢。いったんもちあげて叩きつけるみのる。残り10秒首とってフロントチョーク。そのまま引き込んだところでゴング。判定みのる。まあ前見た時よりはオモロかったかな。みのる四方に礼してガッツポーズ。

第五試合 5分3R三崎 和雄vs上山 龍紀
上山の異常なまでの左上半身のテーピングが気になる。声援は上山のほうが多いかな。1R、三崎がいきなり突っ込んで首とったまま引き込んでフロントチョーク。秒殺かと思われ、どよめきも起こったが頭はぬける。下になった三崎はじりじりとポイントをずらして何かを狙っている様子。上山はかんぬきで固められてた腕ぬくとパンチを落としていく。三崎の三角も不完全でスタンドに戻る。ここで三崎の右ハイが入って崩れ落ちる上山。速攻バックとってチョークにいく三崎!残り30秒上山しのぎきってゴング。

2R、右ストレートで距離つめて組みつき、バックにまわってそのままグラウンドに持ち込む。三崎チョーク狙いだが上山反転して上に。ボコボコ殴っていく上山に下から十字を仕掛ける三崎。「中途半端すぎるだろそれは・・・」と思って見てると三崎がそのままクルクルまわって・・・膝十字!!!これは不完全だったがそのまま上をとる三崎。残り1分30秒。上山上になるとボディへボコボコ。三崎下から十字狙うもさせず上山殴る殴る。

3R、飛び込んでパンチを放つ三崎。上山はスタンドでバックにまわられるとサクロック体勢。目まぐるしく両者動きまわって上を制したのは三崎。しかしブレイク。スタンドに戻り際佐々木に指示をもらう三崎。三崎が突っ込むが上山の右ストレートが入り、そのまま上山上に。三崎がクロスガードをとると佐々木の「まかなくていいって!」の指示。三崎がオープンにした瞬間上山がパンチを振り下ろしまくる。猪木ーアリ。スタンドに戻ると今度は三崎が上に。残り10秒上から殴る殴る。一旦はなれてジャンピングパンチでゴング。判定三崎。上山も大分上とったりはしてたけど攻め手はなかったなぁ。

第六試合 5分2R 近藤 有己vs石川 英司
当初のメインカードは國奥vs柴田。んで國奥vs石川となってからこのカードに。まさかここまでグレードアップしてくれるとは(笑)今大会のチケット購入したときには全く想像できなかった好アクシデントだ。エンヤかかっただけでちょっと鳥肌たってきた。さっきまでとはまるで俺のテンションは違う。個人的には近藤のGRABAKA狩りに期待だが俺の周りは特に石川応援ムードに包まれていた(笑)1R、近藤が間合いをつめて組みつく。石川がロープに押し込む。近藤は差しかえすとコーナーに押し込んでボディに膝。セコンドの指示でももにも入れまくる。入れ替えて石川が逆に押し込む形に。近藤は頭を両手で突き放して空間をつくろうとする。狙ってるのはもちろん膝。空間ができるとたまらずタックルにでる石川。近藤は上から頭を押さえつけて股の間に入れようとするが、石川が両足をとって持ち上げる!しかし耐える近藤!空間つくって膝!しかしこの後石川がテイクダウンを成功させ(首投げ?見てなかった・・・)上になるもこれは一瞬で即立ち上がる近藤。またコーナー際で組み合う同じ状態になって近藤が膝をいれていく。空間できるとボディに強烈ぁuネ膝!!!近藤ペースのまま2Rへ。

近藤はインターバル中も立ったままだ。2R、パンチが交錯。近藤が組みついてコーナーに押し込む。モモ、ボディに膝膝膝。そのままテイクダウンに成功した近藤は距離をつくると殴る殴る!残り2分、猪木ーアリとなると近藤は距離をとってスタンドに誘うが石川立たず、少し野次が飛ぶ。それならと一気に中に入った近藤はサイド→マウントとこれまでのGRABAKA病院送り戦法の再現で大歓声。しかし石川はうまくスイープ。残り1分スタンドに。近藤が首をとって引き込む!が引き込んだと同時に首がぬけてしまう。残り30秒石川最後のチャンスと上から殴っていくがせめきれずゴング。一本はとれなかったものの判定3−0と近藤が圧勝してみせた。正直近藤はここらでポカしちゃうかも・・・、と少し不安もあったのだが今回は下になってハラハラさせてくれることもなく、これまでとは違った強い近藤を見せてくれた。


今回一本勝ちは一つもなかったはずなのだが凄くいい興行だったように思えた。まあ近藤の出場がなかったらここまでの感想持ってたかどうかは分からない。この前試合したばっかりで、イベントでは「ステラホールにはたぶん行く事もない」と語ってたのに突然のピンチヒッターを受け入れてくれた近藤、そして当初はミドル級戦の準備してた石川もこのカード受け入れてくれて本当にありがとう。感謝したい。でも近藤は次3月のDEEPだな。大丈夫か?(笑)




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