速報観戦記
■団体:NOAH
■日時:2002年2月17日
■会場:日本武道館
■書き手:愚傾(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

2/17 NOAH 〜Navigate for Evolution〜 日本武道館大会速報 15:00 Start
第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
KENTA
 鈴木 鼓太郎
vs
モハメド・ヨネ 
レイ・ゴディ×

(10分23秒 ファルコンアロー → 片エビ固め)
ヨネの存在感が飛びぬけてたのが印象的。
まぁキャリアを考えたらそれも当然のことなんですけど。
第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
 ラッシャー木村
 百田 光雄
青柳 政司
vs
永源  遙 
泉田  純 
川畑 輝鎮×

(13分18秒 後ろ回し蹴り → 片エビ固め)
なんとジャイアントスイングで24回転ですよ>永源
いつもより余計にまわしておりま〜〜〜す!と叫びそうになったんだけど
不謹慎極まりないのでやめました。
第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
 池田 大輔
杉浦  貴
vs
マイケル・モデスト 
ドノバン・モーガン×

(10分10秒 バックドロップ → 片エビ固め)
(NOAHにしては)長いこと不仲アングルを引っ張ってきた大輔・杉浦が
この試合が終わった後、ついに握手!
次期シリーズでの仲間割れを猛烈に希望します。
第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
小川 良成
 佐野巧真
vs
スコーピオ 
リチャード・スリンガー×

(9分31秒 同士討ち → 片エビ固め)
いまでもジュニアヘビー級を名乗れば日本でも五本の指に入るであろう
小川と佐野が圧倒的な上手さを見せ付けての勝利。
第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
 田上  明
 本田 多聞
井上 雅央
vs
斎藤 彰俊 
志賀 賢太郎 
橋   誠×

(20分14秒 アルゼンチン式背骨折り)
序盤から長時間に渡ってローンバトルを強いられた橋を救出したのは
アキトシではなく志賀。
いつものようにあっさりと反撃されて終わりかと思いきや、
これが意外や意外、ラリアットで田上を吹っ飛ばしたと思えば
返す刀で多聞も雅央も蹴散らしてしまっもんだから、あらびっくり。
志賀の奮闘に観客大喜び。
ていうか、志賀は「やるべきことをちゃんとこなした」だけなのに
そこまで喜ばれたら志賀の立場が……
第6試合 タッグマッチ 45分1本勝負
 菊地  毅
金丸 義信
vs
獣神サンダー・ライガー 
井上  亘×

(17分38秒 垂直落下式ブレーンバスター → 片エビ固め)
本日のベストバウト。
これぞ対抗戦!というか、それほど殺気のこもった試合。
やはり団体交流は「食うか食われるか」のムードがあったほうが
感情を込めやすい。
昨年、大阪プロレスに参戦したときにも思ったことだが、
やはり獣神は自分の団体で偉そうにふんぞり返るよりも、
こうやって他団体で悪役として出ていったほうが絶対に光る。
今日は獣神の一人舞台。
敵ながら天晴じゃ!>獣神
第7試合 GHCJr.ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(選手権者)
丸藤 正道
vs
(挑戦者)
フベントゥ・ゲレーラ×

(24分57秒 不知火 → 片エビ固め)
ところどころで「おお!」と目を見張るムーブがあったものの
点が線にならず、最後までグルーブしなかった試合。
決して悪い試合というわけじゃぁなかったが、
この二人のポテンシャルを考えたら赤点。
星を売る代わりに試合デザインを任されたフービーのリズムに
合わせることのできなかった丸藤の責任。
早いとこライガーにベルトを譲って、新日本に参戦すべし。
そしてワグナーJrやブラックタイガー(というかシルバー・キング)の
洗礼を受けて欲しい。
そうして次にベルトを巻いたときこそ、本当の意味でNOAHのJrは
丸藤のモノとなるはず。
セミファイナル GHCタッグ選手権試合 60分1本勝負
(選手権者)
×大森 隆男
 高山 善廣
vs
(挑戦者)
森嶋  猛 
力皇  猛

(16分1秒 パワーボム → エビ固め)
ワイルド2が前回の武道館大会の雪辱を果たした形だが
個人的にはちょっと意外な結果。
かねてから海外遠征を訴えてる大森、
プロレスと総合の二足の草鞋がもうちょっとだけ続きそうな高山、
ついにノーフィアー解体の序曲が鳴り始めたか?
とりあえずはIWGPタッグでも狙って、もう一踏ん張りして欲しいものだが。
それはさておき、ワイルド2は王者になったのだから
もう一段階上の意識改革を臨む。
試合運びそのものは結構こなれてると思うので、あとは見た目の問題。
二人揃ってツルッパゲにするくらいの大胆なイメチェンを望む。
メインイベント 特別試合 タッグマッチ 60分1本勝負
秋山  準
 永田 裕志
vs
三沢 光晴 
小橋 建太×

(26分49秒 ワンハンドクラッチエクスプロイダー → 体固め)
超満員の武道館が小橋コールで揺れた!
テーマ曲が聞こえなくなるほどの大歓声というものを聴いたのは
初めてのこと。
気のせいか、欠場前と比べてほんの少しだけ上半身は萎んだように
見えたが、逆水平チョップの迫力は衰えてないようなので一安心。
三沢も永田も脇役に徹したこともあって、秋山と小橋のぶつかり合いを
じっくり堪能。やっぱり上手い。そして強い。>小橋
こんな凄い選手を欠いてたんだから、そりゃぁ去年のNOAHが
物足りなかったわけだ。
一進一退の攻防は、秋山のワンハンドクラッチエクスプロイダーで終結。
これで秋山・永田の新世代越境タッグは
「G1タッグ二連覇」の武藤・馳、そして
「最強タッグ三連覇」の三沢・小橋を撃破したわけで、
早くも次の目標が見当たらなくなってしまった。
なにか冠が欲しいところだが、かといって頻繁に防衛戦ができるわけでもない
チームにベルトを狙わせるというわけにもいかず。
ていうか、このタッグが存在する限り、GHCもIWGPもタッグ王座の価値
というものが危ぶまれてくるのでは?
課題無き状態のいま、とりあえず一時凍結したほうがいいのかも。

盆暮れ正月の新幹線並みに満杯だった武道館。
「客が入ってしまう」ことが最大の強みであり、
また最大の弱点でもあるのがNOAHという団体。
小橋も戻ってきたことだし、当面は外に目を向けず、
団体内部の闘いを充実させる方向で進んで欲しい。
あ、でもジュニアの交流については大賛成です。
質・量ともに豊富な新日ジュニアを相手に、
小川と佐野抜きでどこまで渡り合えるか。
揉みに揉まれて揉まれまくって欲しいです。
進行のリズムも良くて、いい興行でした。
今大会の画像及び選手コメントは こちら! 
report by 愚傾



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