速報観戦記
■団体:K−1
■日時:2002年2月11日
■会場:代々木第二体育館
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

2/11 K−1 WORLD MAX 〜日本代表決定トーナメント〜
代々木第二体育館大会速報

リザーブマッチ
小次郎
(NJKF/ウィラサクレック)
vs
隼人×
(PHOENIX)

(判定 3−0)
リザーブマッチから大白熱
KO賞の賞金三十万円の効果が早くも出ている模様(笑)
1Rは隼人の離れてのストレート系のパンチと
小次郎の首相撲で互角
2Rは小次郎の首相撲からのヒザが炸裂し
素晴らしいインサイドワークで小次郎が押しまくる
3Rも同様の展開
お互いにカウンター狙いであったが小次郎が圧勝
ただし 隼人も非常に良かった
リザーブマッチでここまで盛り上がるのだから
本戦が楽しみです

1回戦 第1試合
小比類巻貴之
(チーム・ドラゴン)
vs
須藤元気×
(東京元気大学格闘部GGG)

(3R1分27秒 KO(ダウン2回))
素晴らしい試合でした

須藤元気の入場パフォーマンスは
なんとも表現のしようのない
クラフトワークのファンキー版のような
都合四人従えての強烈な入場
コスチュームのほうがギャラより高いのでは?
「UFCJ王者」としてコールを受けていた

対する小比類巻は高木三四郎のテーマ「FIRE」の
リミックス版で入場

ちなみにレフェリーは島田

1R マンソン・ギブソンばりにサイドキックから
バックブローの連打でクルクルまわって攻撃する元気
飛びつき逆十字まで見せる
そしてなんと 右のバックブローで 小比類巻から
ダウンを奪う 館内大歓声

2R 絶対に負けるはずのないと思われた小比類巻
インターバル中 セコンドがビンタで気合をいれなおす

1Rに続き バックブロー攻撃を繰り出す元気
小比類巻もさすがに目が慣れたのか
後ろ向きの須藤にローを合わせだす
しかしかなりの鼻血が出てる模様

3R もしかしたら勝てるかもという油断から??か
須藤サイド クリンチワークにいくが
それが裏目に出て クリンチの注意が入る
そこで形勢大逆転
小比類巻がミドルキックで最初のダウンを奪い
続けざまにすかさずローで二度目のダウン
小比類巻 血まみれの大逆転勝利!
しかし須藤も 大殊勲といっていいでしょう
1回戦 第2試合
×新田明臣
(全日本キック/シンサック・ビクトリージム)
vs
大野崇
(BENEC)

(1R2分28秒 左ハイ KO)
シンサックジムから優勝候補の一角といわれた新田
今日は非常にカタイ動きで
逆に大野は新田のパンチをすべて見切り
効果的なパンチを与えるかと思われた瞬間
大野の戦慄の左ハイが決まり 新田は崩れるようにダウン
すかさず試合をSTOP
あまりの凄さに満員の会場からは どよめきが起きました
1回戦 第3試合
魔裟斗
(シルバーウルフ)
vs
村浜武洋×
(大阪プロレス)

(3R0分30秒 二度のダウンによるKO)
本命 大苦戦の末に勝利

魔裟斗のためにミドル級
プレッシャーのかかる初戦
村浜いきなり インファイトで左右の連打
ここでお客さん大ヒート
捨て身のパンチ攻撃にマサト陣営もかなり焦りの色が見える

2Rに入ると 魔裟斗は体格差を利用し
前蹴りで距離をとって パンチ・キックを入れだすが
村浜は構わずインファイトでパンチ攻撃
魔裟斗もそれに応じ 観客またもヒート

3R 再び前蹴りで距離を取る魔裟斗
まず左フックでダウンを奪い
村浜が立ち上がったあとも
すかさず右フックで二度目のダウンを奪う
執念の勝利でした

とにかく 村浜の大健闘を賞賛
しかし横綱の底力に一歩及ばなかったか
魔裟斗のインサイドワークは恐るべし
1回戦 第4試合
×安廣一哉
(正道会館)
vs
後藤龍治 
(STEALTH)

(2R2分49秒 2回ダウンによるKO)
またまたKO勝利で30万円が出ました
赤髪の後藤 常にプレッシャーをかけ
優位に試合を運ぶも
カウンターの右クロスで逆転のダウンを奪う

2Rに入ると 後藤も落ち着きを取り戻し
フックの連打 そして左フックで二つめのダウンを奪い
準決勝にコマを進める
まぁ順当ですかね

野球帽をかぶった大王もお見えになっておられる
観客席はまさしく満員
ラウンドガールの露出が少ないのが難点
とにかくTBSで今夜12時からのOnAirを見逃すなかれ!
準決勝第1試合
小比類巻貴之
vs
大野崇×

(判定3−0)
大野は実は正道会館
港谷さんと草津Jr等がセコンドにつき
まさにダークホース
空手家然として 低いガードから素晴らしいパンチを打つ
対する小比類巻はローに活路を見出し
ダウン寸前にまで追い込む
お互いのパンチ対ローキック合戦はお客さんの感動をよんでいるようだ
素晴らしい試合
最後は3Rに小比類巻のローでようやく奪ったダウンが
判定の決め手となった
準決勝第2試合
魔裟斗
vs
後藤龍治×

(3R2分52秒 二度のダウンによるKO)
ジョン・ロビンソンのTOKYO GOで入場する後藤
しかしダンサーがついたりパンツにチップを挟むファンが
いたわけではない(当然)

品川的にベストバウト
マグナムTOKYOばりにトランクスを投げての
コールを受けると そこにはSBスタイルの
ロングタイツではなくキックトランクスが

非常にレベルの高い試合で
1Rはほぼ互角
2Rは白熱のパンチ合戦で
魔裟斗のインサイドワークの素晴らしさが光る
3Rに入り 猛攻ラッシュを見せ
右ストレートでダウンを奪い
フィニッシュは左ストレート
なにしろ凄い試合でした

決勝は やはりこの顔合わせ
宿命の対決 魔裟斗vs小比類巻 となりました
決勝
×小比類巻貴之
vs
魔裟斗

(判定0−3)
予想通りの頂上決戦となったこのカード
お互いに苦戦しつつも決勝まで上がってきたが
特に小比類巻は全ての試合で鼻血を出し
殆ど呼吸ができなかったのでは?

倒されるのがイヤで前に出なかった小比類巻
魔裟斗は得意の左右のフックからのローのコンビネーションで
攻め立て 3Rの試合を支配した

相手が入ってくるところ テンカオ(膝蹴り)のみの
苦し紛れかつ消極的な攻めに終始してしまった小比類巻
疲れていたとはいえ残念であった
結果凡戦となってしまったが ここまでの満足度を考えると
それも致し方なし
魔裟斗の
「小比類巻とはお互いにケガの無いときにワンマッチでやりたい」
という勝利者インタビューが全てを物語るか

ヘビー級とは違った魅力をふんだんに出した
素晴らしい興行だった
ミドル級でもここまでできるんだ!ということを見せつけた
本年の格闘技ベスト興行候補の筆頭
猪木祭りで起死回生の逆転ホームランを放ったTBS
館長パワーで「キックのTBS」の復活の狼煙を数十年ぶりに
かかげたことは間違いない
すべての試合が 通常のキック興行のメイン級のカード
5月に武道館で行われるワールドシリーズも
見逃せないであろう
今大会の画像及び選手コメントは こちら! 
report by 品川



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