全日本観戦記。
■団体:全日本
■日時:2001年2月9日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ほいほい@爆発(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

武藤効果か?小島効果か?カシン効果なのか?
新たな異物が混入されるという事実が生み出した結果なのだろう。
当日券が売り切れるほどの満員御礼。
やっぱり、何かしらの付加価値は必要なのかなぁ?なんて思ったり。
自分でそれを見出すより、作ってもらった方が足は運びやすくなるのかもしれない。



第1試合 愚乱・浪花vsHi69

序盤の静かなグラウンドの展開が尾を引いているのか?いまいち盛り上がらない。
が、段々とHi69が成長していきているのがわかる。
色々な団体で、色々な物を学んでいる成果なのだろう。
ちょっとだけK-DOJOの旗揚げ戦を見てみたくなりました。

○浪花(10分24秒 逆片エビ固め)×Hi69



第2試合 平井伸和vs土方隆司vsヤス・ウラノ

全日本の3WAY、前回見た時は笑えない程、酷かった。(渕と浪花と平井)
今回はその反省を活かす形となり、そこそこ面白い。
平井、土方がイジメながらいいようにウラノを使う。
単純に見て楽しめるポイントが出来上がっていた。今回はこれだけで十分かもしれない。
これから、発展形が見られるのであれば。

○土方(8分15秒 片エビ固め※フィッシャーマンバスター)×ウラノ



第3試合 田中将斗&保坂秀樹vs荒谷信孝&奥村茂雄

痩せ過ぎてしまった奥村が異常に見えてちょっと怖い。
隣に荒谷がいるので、それが際立って見えてしまう。
4人が並び立つとどうしても田中の身体に目がいく。プロレスラーらしい身体だと思う。
魅せる事と共に、見られる事も忘れちゃいけない。
この中では、突き抜けてる存在である田中が、エルボーを軸に試合を引っ張る。
引っ張り過ぎて18分、ちょっと長過ぎるような気もしますが…。
田中をこの位置で使うのはいささか勿体無いような気もするけど、使わざるを得ないんだろうなぁ。
しかし、荒谷はいつまでたっても、変わらないですねぇ。

○奥村(18分10秒 片エビ固め※垂直落下式ブレンバスター)×保坂



休憩明け、武道館の全カードが発表される。
カシンvs宮本、小島vs天龍、武藤vs川田。が告げられると新日本離脱組が各自テーマ曲にのって入場。
カシン、小島は温かく歓迎ムードだが、武藤にはほんのりとブーイング。
すんなり受け入れられない方が面白いけど…かわいくないな(笑)

そして各自、マイク。
武藤、小島は当り障りのないいたってフツーのマイク。
そしてカシン。カシンは何かしらしてくれるだろうと思っていたけど、やはり抜群に良い。
トレーニングウエアをいきなり脱ぎ始めたカシン。すると下にはちゃんと試合用のコスチュームが。
体育の水泳の授業前のような光景にちょっぴり興奮。
カシン「オレはいつでも試合できるぜ?誰かここでやるヤツはいないのか?」
いきりたつように入って来た宮本を後押しした渕がゴングを鳴らすと試合開始。

特別試合 ケンドー・カシンvs宮本和志

唐突な出来事に驚き興奮し、歓声が鳴り止まない場内。
それを嘲笑うかのように、カシンはいきなりの飛び付き逆十字で試合を決める。
面白い。このテンポは今までになかった。これからちょっとずつ色を塗りかえて欲しい。

○カシン(0分52秒 飛び付き腕ひしぎ逆十字固め)×宮本



第4試合 スティーブ・ウイリアムス&マイク・ロトンドvs長井満也&宮本和志

カシンvs宮本後、その盛り上がりに追随するかのように颯爽と入場して来たバーシティクラブ。
宮本をおもちゃにした後、デンジャラスとは言えないようなゆったりとしたバックドロップで長井をピン。
すっきり爽快な良い流れ。やれば出来るじゃないか。
こういうリズムの良さを見せてくれると期待しちゃうなぁ。

○ウイリアムス(1分12秒 体固め※バックドロップ)×長井



第5試合 マイク・バートン&ジム・スティールvsダブル・アイアンシーク#1&#2

良い流れを感じていた矢先、落とし穴が待っていた。
ピュ〜と奈落の底に落とされてしまった。
ゆった〜りと試合をすすめる4人。
試合順、間違ったな。こりゃ。

○バートン(15分26秒 エビ固め※ラストライド)×#2



第6試合 川田利明vs本間朋晃

キャリアも違ければ、格も違う。本間のチャレンジマッチ。
個人的に、ボコボコにされながらも意地を見せ食い付いていくというのが好きなんです。
(決して、イジメられているのを見るのが好きとか、そんなのでは…(笑))
川田に、蹴りでボコボコにさればがらも、食らいつく本間。
それを軽く一蹴した川田は、何のアピールもする事なく、リングを降りる…。
キャラに反する事はしたくないのかな?
こういう時だし、反すれば反した分だけの見返りはあると思うんですけどねぇ。
勿体無いオバケ出てくるよ…。

○川田(6分24秒 ストレッチプラム)×本間



第6試合 天龍源一郎&嵐vs太陽ケア&ジョージ・ハインズ

沸点が休憩明けに来てしまったようで、落とし穴から抜け出せずもがいている。
ハインズが一人気をはき頑張るが、天龍はいまひとつ身体が重そう。
それでも、シリーズをこなしていけば、うまく動けるようになるんだろうな。やっぱり凄いわ。天龍。
終始、動きっぱなしのハインズが天龍のノーザンライトボムから、嵐のラリアットを食らってピンフォール負け。
ハインズに始まり、ハインズに終わったメイン。
ジョージだけに常時出ていた…とか…。(死)

○嵐(11分46秒 片エビ固め※ラリアット)×ハインズ

帰り際にGAORAの放送席を見てしまった。
ずっと録画で後から声いれてると思ったら、ちゃんと実況してたのね…。
それはそれで良いんですけど、モニターもなかったような…?
今の全日本を象徴しているかのように思えてしまった。
が、今度はPPVが入る。今年は勝負の年であり、変革を起こす時なのだろう。
起伏の激しい…こすれて痛いほど激しい全日本を見てみたい。




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