2002.2.8 GAEA 後楽園ホール
■団体:GAEAJapan
■日時:2001年2月8日
■会場:後楽園ホール
■書き手:maya(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)
前回飛ばしてしまったので、1カ月半振りのGAEA。その間にもGAEAではいろいろなことがありました。ロビーでは桜井、植松、園子、永島、シュガーが売店に。間近で見る桜井はやっぱブスだった。まあ、まだ若いし永島も最近どうにか見れるようになったんだから、そのうちどうにかなるだろう。植松は薄く化粧をしており髪型も結構よくなって、麗人という感じでなんか少し綺麗になった。元気は無いけど。なぜか園子は元気がある。必要以上に日焼けしているのが健康そうだし、兎に角元気そうで安心。シュガーはなんかまたデブったな。大丈夫なのか。こちらは相変わらず雪見大福みたいに真っ白。里村と広田がいないのがなんか気になるが深読みはやめよう。

金曜日というのに超満員。それ以上に昨年客足が減った時には一時リングサイドのパイプ椅子を減らしたのだが、今回は超満員記録を更新していた頃と同じようにびっしり引きつめている。GAEA復活と思いたいところだが、なんか以前とは客層が違うな(2100人超満員)。

1.○KAORU(10分46秒 エクスカリバー)桜井亜矢×

まずは明日誕生日のKAORUオネエの入場。オネエも水瓶だったのね。前回の里村戦では凶器のカギを巧妙に使っていたので、レフリーのトミーさんが必要以上にボディーチェックをする。試合中にも不信を持ったトミーさんが身体検査を何度かするというシーンがあるのだが、KAORUの体をベタベタ触る様子がなんとなくセクシーで良く考えたものだ。

一昔前のKAORUだったら新人に正々堂々胸を貸してやろうという感じの試合になるのだろうが、今のKAORUは少し違う。いつものような汚い試合展開で、新人相手にポリスにも手を出させる。いつもと勝手が違う桜井は動きがバラバラで今日はあまりいいとこ無し。
間合いとかも外しまくりで、オネエさまが上手く合せていた。悪そうでもやっぱ優しいのだ。

初凶器も使い今日は悪の洗礼を受けたという感じだが、GAEAでは凶器も上手く使えないとね。それでも一瞬のスキを見ての肩固めなどはお見事。KAORUをエッチな体勢にしたことも評価できる。

ただ、悪いセクシーモード全開のKAORUは凄いな。なんとも言えないキャラが確立してしまった。試合後に、負けた桜井にストンピングを打つとセコンドの天敵シュガーがKAORUの前に出てくると、お前とはやりたくないという感じで、とっとっと下がって行ってしまうところもとぼけていてモッチーみたいでヨシ!!第一試合からオネエさまはいい仕事ぶり。

2.×植松寿絵(11分21秒 エビ固め)カルロス天野○

売店では綺麗だった植松なんだけど、あのコスチュームを着てしまうと全てが台なしになってしまう。しかもKAORUのあとにあのコスチュームはつらいものがある。

試合は浪漫風な展開に適度に噛みつきが入って、昨年の川崎よりもは面白かった。個人的には久々キャプチュードも見れたし。T2Pもこのくらいやってくれればいいのに。所詮、関節なんて2〜3箇所決められても見ているほうには何がどう痛いか分からない。天野くらいの方が分かりやすくていい。

と思いつつも、最近何で天野をもう少し重要なポストで使わないのかと不思議だったのだが、ひょっとしたら天野も受け身が下手だから危なっかしくて使えないのではないかという気がしてきた。今迄あまり気にならなかったが、なんとなくこの日は受け身の取りそこないが目立った。やっぱJの若手って受け身が下手じゃないか?(また、こういう事を書くとネチネチ反論が来そうだな)。天野が活躍しないとGAEAは面白くならないから、どうにかして欲しいということにしておこう。

ところで、ここで植松は川崎の星を返して貰うのかと思ったら、またもジョブ。なんか最近の植松は厳し状況。それでもこの試合の勝者が次の試合で広田とやるので天野の方は良かったのも確かなのだが。

3.○カルロス天野(7分15秒 体固め)広田さくら×

最近前の試合の勝者が次に広田とやるというパターンが多いが、これは広田の方が格上ということか。広田は人が少ない頃は必ず2試合やらされたことに文句を言っていたけど、本人には悪いけど、どうせなら1日2回は見たいな。

今日のネタはソルトレイク・オリンピック。オリンピック自体あまりまだ盛り上がっていないからネタ的には少し弱いか。それでも、「今日、私はここでこんな事をしているより、早く家に帰ってテレビを見たい」だって。客に向かってよく言うよ。あと、「それでも今日私はK点越えの試合を見せてあげよう。誰だか知らないが、格下の相手、ソルトレークな試合をするなよお!」と。私は思わず受けてしまったのだが、今日は広田に対する会場のノリは悪し。ラスオタには広田は面白くないらしい。

広田はノルディック複合で入場。なんかアスリートというより、昔やった北の国からの田中邦衛というか、青い雪ダルマみたい。試合前に仕切を入れたのだが、これが見事にオチが無く空振り。JWPファンの痛い野次にも悩まされて試合前は最悪の雰囲気になってしまった。それにしても、Jのファンなんて板橋や鴬谷に行ってろってつうの。どうしても後楽園ホールに来たかったら黙って観戦していろ。流れが切れるんだよ。

しかし、最近こういう外しにも打たれ強くなった広田は試合で見事に挽回。細かいアドリブネタの積み重ねだが、最近これが妙にはまっている。たぶんシングルは初めてであろう天野もノホホンとしたいい味を出していた。

最大の見せ場はエビスからレッグロールクラッチへ。これが広田らしからぬキレとスピードでカウントが2.99に(というかほとんど3入っていたが)。なかなか今日は見た目とは違ってキレも良かったです。用意したネタはイマイチだったけどね。用意したネタが滑っても笑わせるというのは最近の傾向だけど。

ここで休憩。
休憩明けに前回の大阪のダイジェストが流れる。当然広田の下田戦も出てくるわけだが、どうみてもこっちの方が面白そうだな。ダイジェストだけでも会場は大笑いになっていたぞ。

4.×長与千種・アジャコング(12分25秒 フブキ・ラナ)里村明衣子・永島千佳世○

今日はメインに話題が集っているから、あまり意識していたなかったが、良く見るとなにげにこれは好カードだな。試合はどうかというと、看板通りの好試合。まあ長与に目をつぶればだけど。

序盤は今だに浪漫に対する未練を捨てきれない長与が里村、永島相手にグランドの攻防をしかけるのだが、やはりこれは見せてくれる。最近他団体でもグランドの攻防が見直されているが、こなしたスパーリングの量は彼女達が一番多いのではないかと思わせる。しかも、それだけがウリという訳でも無いのが彼女達の強み。コーナーのアジャも見入っていたのが印象的だった。アルシも本当はこういう事をやりたかったんだろうけどね。

流れがスタンディングの攻防になると、今度はアジャの動きの良さが目立つ。私はこれだけはりきっているんだから、今日はジョブなのかと思ってしまったくらい。ただ問題は長与。グランドの攻防では目立たなかったが、スタンディングになるとズブくなっているのが明らかだ。復帰してすぐの時は結構いい動きだったが、またデブった感じだ。永島の空中でクルクル回る技を受けきれずに、空中で止まってしまい素の表情になってしまった永島が気の毒だった。その代わり、バツとして空中でウラカンに入る前にアゴにヒザ蹴りを入れていたけどね。どういうシチュエーションか文章だけでは分からないと思うけど、兎も角笑えた。

そういえば、凄いと言えば、永島とアジャの4の字合戦も見応えがあった。永島の足で本当にアジャに利くのかという疑問もあるが、ここはアジャが見事なセル。GAEAの試合はハイスパートな展開でノンストップで終わってしまうパターン(私は起承転結が無くてもそれはそれで好きだったのだが。まあ、それでベテランが楽したというのがあるが)が多かったが、試合自体に緩急がついていい感じ。

終盤はアジャと里村の一騎討ちモードになるが、アジャがまた里村にジョブするのは気の毒だなと思っていたら、そういう訳でもなく、終盤なのにもう二ひねりぐらいあって永島・長与に。永島がさんざん長与に痛めつけられたところで、永島が裏のウラ・カンラナで長与からピン。しかもこの決まり具合があまりに見事で、場内は大爆発であった。ただ、ここは永島の技のキレの素晴らしさも褒めたいが、試合中はズブくてもちゃんと決める所はオチをつける長与を褒めてあげたい。よくぞあんなのを完璧に受けた。そのくらい見事な決まり具合だった。

ところで、後で知ったのだが、裏からかけるウラ・カンラナは、フブキ・ラナというらしい。分かる人には分かるらしいが、私は後で知って会場では分からなかったのだが。そういうことだったんだね。しかし相手が頑張ったとはいえ(笑)こういうオチを、あそこまで完璧に決める永島は、もはや神の領域に近づいていえるのではないか(なんか田中正志みたいだけど)。タランチェラから足4の字まで。当然途中はクルクル回って、なんでも見せてしまう永島を少しプロレスマスコミは過少評価し過ぎだな。別に私は全部のプロレスを見ている訳ではないが、私の見る限りどう見てもワークレートは少なくとも日本では男子も含め1、2位であろう。プロレスマニアはなにかというと世間がどうだとか言いたがるが、こういう仕事を適確にこなしている選手を正当に評価する場の方が重要だと思うな。世間がどうのこうのなんていうのは、マスコミと取り上げ方次第で、逆に言うとそういうものでしか評価できないというのは、ジャンルが脆弱ということだ。基本的に私はマスコミの価値基準を評価の対象にしてないからね。

本当に世間に普遍性を持つのは、マニアックな世界をとことん追求したものからしか生まれて来ないというのを認識した方がいいな。ストーンズなんてただの黒人音楽オタクでしかないよ。キャッチーなものなんてハナから追求していない。あまりに背を向けているのは論外だとして、今時時代がどうのこうのなんて言っているのも政界とプロレス界ぐらいだけど。

5.○北斗晶・三田英津子・下田美馬(17分32秒 ノーザンライトボム→片エビ固め)尾崎魔弓×・ダイナマイト・関西・山田敏代

この試合で今日の客の3割以上がラスオタということが判明する。どうりでうざかった訳だ。ラスカチョの復活なんて私にとってはどうでもいいことだが、このラスオタの熱狂振りを見ると大変なことなんだと改めて認識させられる。

ラスカチョの3人はさぞけばけばしく入場するんだろうなと思いきや、ニューグッズのパーカーでスポーティに入場。それにしても最後の最後までとことんグッズを売ろうとする北斗の商魂はすさまじいな。全女時代北斗は「私は女天龍になりたい」と言ったことがあるけど、もはや何をやっても許されるという意味では女天龍の領域に達したかもしれない。セコンドには次の大阪で初参戦となるチャパつく。なんか可愛いね。

それで試合はというと、当然の如くあらゆる意味で破茶目茶としか言い様がないけど、何がなんだか分からないけどとにかく面白い。そしてラスオタの熱いこと熱いこと。ある意味大仁田ファンと似たものがあるな。ラスカチョは現在進行形の姿を見せようとするが如何せんやる事がいちいち古臭い。それがこういう試合ではまたいいものである。ともかくみんなで北斗を盛り立てようというのもミエミエでこれまた可笑しい。場外へのトペ・コンヒーローなんて見ている方がヒヤヒヤしてくる。

最後はいつにもましてヘロヘロの北斗から尾崎がピンを取られるのだが、あれでは取られる尾崎の方が大変だ。これを見ると本当に北斗は自分で引退を決めたのかGAEAから言い渡されたのか疑いたくなってくる。

ところで、闘竜の殿が前回の大阪で山田が下田に試合後にガチなパンチを入れてどうなってんだということを指摘していたので、山田とラスカチョの絡みを少し注目してみたのだが、試合中に大きく因縁をクローズアップする動きは無かったが、確かに因縁浅からずものがあるみたいだ。とにかく両者とも相手の技を受けない。山田を下田、三田がコーナーから二人攻撃で落すというのがあったが、これもわざと受け身をしにくくしているようである。ただ、負の乗数はプラスというように、ラスカチョと山田の絡みはなにげに面白いので、これがクローズアップされると面白いかもしれない。ガチかもしれないから怖いけどね。


試合後にはとにかく引退までに自分のグッズを売りまくろうとする魂胆の北斗が3人を引き連れて売店で直販をし、もうロビーはてんやわんやであった。なんか今日のGAEAはラスカチョに席捲されたような感じで、最後の最後までお騒がせオバサンだ。横浜まではこんな感じなんだろうな。それにしてもラスオタはもうすこしどうにかならないかな。




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