黄金の夢、一滴。
■団体:T2P
■日時:2001年1月23日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ほいほい@爆発(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

相変わらずと言って良いのかわからないけど、客入りは良い。
非常に安定している。これは客層の違いからくるものなのだろうか?
他のプロレスは見ないけど、闘龍門だけは見るという人の比率が高そうに思える。
これがオリジナリティーを出した結果だとしたら…、やはり他の団体も見習うべき事がある。
マット界、最大手の新日本関係者も来ていた。

ライブで体感しないとわからない事は多々ある。
それが何であるかを確認し、そこから何かを得る必要があるかもしれない。



第1試合 近藤修司vs小川内潤

相も変わらず、ハードヒッティングな第1試合。
ストロングスタイルにルチャ・クラシカの味をパラッとまいたという様子。
近藤はクラシカのスタイルをやりたくないような気持ちが見え隠れする(笑)
まぁ、こういう形もありだと思う。第1試合としてなら。
最初に、ルチャ・リブレ・クラシカという概念を観客に植え付けてしまったのは、
失敗だったのかもしれない。そう言われてしまうと、そう見ざるを得なくなってしまうから…。

○近藤(11分28秒 ゴリクラッチ)×小川内



第2試合 川畑憲昭vs三島来夢

闘龍門の営業をやっていた(る?)川畑。
どうやら武輝シンパらしい。闘龍門には似合わないOFGを着用。
武輝の、そして北尾の怨念がまだ残っているのだな。
バチバチとかつてのバトラーツのような攻めを見せる。
三島も得意のえなり顔で反撃。
ヘロヘロになりながらも、テキサスクローバー式ジャイアントスイングを見せた川畑。
営業マンの鏡のような心得からの武輝固めIIで、失笑まじりの勝利。
まだまだ、モノノフの輝く日は遠い。

○川畑(6分29秒 武輝固めII)×三島



第3試合 TARUvs大柳錦也

突撃ラッパもなく、学生服姿へとチェンジしていった大柳。
やはり、二等兵キャラをやり続けていくのは色々と問題があるのだろうか。
ちょっと惜しい気もするけど、平和に生きていくためには仕方のない事なんだろう。
今となっては、敬礼ポーズは「ハイ!」という勤勉学生のような威勢の良い返事に変わってしまった。
○○にも負けず、冷たい野次にも負けず、そしてTARUには負ける、大柳。
1シリーズごとにキャラを変え、たまに二等兵を出せれば、無敵に近くなるかもしれない。

○TARU(10分13秒 片エビ固め※TARUドリラー)×大柳


休憩明け、特リンのお客に座布団を配る大盤振る舞い。
けっこう儲かっているのか?それとも、損して得取れなのか?
どちらにしても、商売上手だ。
闘龍門理事長の楽太郎がご挨拶。
噺家に話しをさせたら右に出るものナシ。ペラペラとよくまぁ言葉がでるもんだ。素晴らしや。
そしてフジテレビ商法よろしく、有名人をリングに引っ張り込む。
菅原洋一が歌を歌い、羽田議員の一言ご挨拶。
自分にとっては、菅原洋一でも菅原文太でも…アポロ菅原でもあんまり変わらないんだけどなぁ。


第4試合 ホルヘ・リベラvsTARUシート

エキシビジョンマッチというよりも、リベラの流れるようなジャベムーブ披露会。
この人、試合しないのかな?
新日本における昔のネコちゃん感覚でやっていけば良いのになぁ。
この後、ジャベ勉強会に移行していくのであった。

リベラ(エキシビジョンマッチの為勝敗ナシ)TARUシート



第5試合 大鷲透vsしゃちほこマシーン壱号 しゃちほこマシーン弐号

今日は、しゃちほこを見に来た!
これは凄い、凄過ぎる。というか、面白過ぎ。
壱号、弐号ともに同じような背格好。全く同じ金色のコスチュームにマスク。
どっちがどっちだかわからない。
コール時にも、壱号の時に手を上げ、弐号の時は、二人してちゃうちゃうのポーズ。
二位一体の攻撃、そしてすり変わり攻撃。
何よりも喋らずに、ボディアクションだけでの感情表現。
多少のぎこちなさを差し引いても、素晴らしいの一言に尽きる。
これは世界に通用する。全世界どこへ行っても、笑いが取れるだろう。
お金を払ってでも見たい選手がまた増えた。
しゃちほこは最高だ。
二人で一人の精神を貫き通せれば、いつまでも黄金のように輝いていられるだろう。

○大鷲(9分58秒 ダブル千秋楽固め)×壱号×弐号



第6試合 ミラノコレクションA.T&吉野正人&S”b”TSUJIMOTOvs斉藤了&アンソニー・W・森&八木隆行

森Ken太郎が、アンソニー・W・森とキャラ変更。
リカちゃん〜キャンディ・キャンディ…凄い振り幅の広さ。
それにしてもリンピオ軍はちょっとアクが弱いというか、薄味。
ルード軍の圧倒的な存在感に飲まれてしまっているような。
JAPANでは凄く存在感のある(そうでもないか)斉藤了が、ただの端役になってしまっている。
それをうまく引き出せるような技量が身につけば面白そう。
6人の中で一番良い動きをしている吉野がクルクル回ってからのソル・ナシエンテで勝利。
吉野と森の絡みは、抜群の安定感。
こうなるとシングルでどれぐらいの完成度を見せられるか?気になってくる。

○吉野(8分35秒 ソル・ナシエンテ)八木

この辺で、漸く6角形リングを有効的に使う場面に遭遇する。
ルード軍が順番良く対角線攻撃を見せ、あまりにもごちゃついたリング上に、ざわめく場内。
そして3人がそれぞれジャベをきめるとロープエスケープ。
5エスケープで負けとなる変則3本勝負で一気に3ポイントを奪う。
このいい加減なぐらい曖昧なルールがルチャのいい所。楽しませてくれるなぁ。
最後は前回同様、了がミラコレに捕まりパラダイスロックであえなくギブアップ。

試合後、エルヌメロウノを彷彿とさせるような、誰が一番強いか決めよう。発言には、
かなり引きましたが…前回とは違った良い印象を持った。

○ミラコレ(8分50秒 パラダイスロック)×了


笑いありシリアスありのルチャリブレ。
自分はルチャが好きだという事を再確認した。
メキシコの伝統芸能が日本に根付くように、応援していこう。
今日は何と言ってもしゃちほこでしょう!




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