1/20レインボープロモーション後楽園ホール大会観戦記
■団体:レインボープロモーション
■日時:2002年1月20日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ダイス
元W★INGレフェリーが名古屋で作ったレインボープロモーションの5周年記念興行。なかなかの豪華カードが揃い、客席も満員。目の前で4000円の指定席が売り切れになったんで、親切な方から特リンを5000円で購入。まあ、大仁田も出ることだし、リングでも叩くかあ。
グッズ売り場は大繁盛だが、一個所だけ閑散としてる場所があり、なにかと思ったら島田が本を売っていた。コンプリブースでは試合もないのに中山が売り子をやっていてちょっと涙。大仁田ブースにはやはり試合のない矢口様が売り子を。なんだかなあ。

第一試合 日向あずみ&倉垣翼 vs 大向美智子&藤田愛

いきなり音響トラブルで大向組の入場曲が流れず、観客の手拍子で入場。日向組の曲はちゃんと流れた。アルシオン組笑えるぐらいケバい。対するJWP組の純朴そうなこと。倉垣のぽっちゃりした体格に好感。しかしJWPファンの投げる紙テープは美しいねえ。
大向がB3ボム狙いで倉垣を担ぐも、支えきれずによろけて倒れるところはちょっと笑った。
○大向(10分23秒 シャイニングウイザード〜体固め)倉垣×
この後アルシオン15時からツインメッセ静岡で試合。シャワーぐらい浴びてけよ。

第2試合 望月享&堀口元気&ダークネス・ドラゴンvsスペル・シーサー&新井健一郎&斎藤了

M2K入場時にキックボード及びサーフボードなし。対する正規軍も了の自転車、アラケンの一升瓶無しで、あっさりめの入場。身一つで来たんだねえ。今シリーズ中だしな。
試合の方はお馴染みというか、懐かしの連係連発。ボディスラムで投げてはタッチとか。セルフサービスパワーボムとか、ジャンキーにはちと物足りないが、大仁田や松永あたりをお目当てにしている今日のお客さんには新鮮だったのでは。結構受けてたし。
あ、そういえば闘龍門で正調エストレージャを見たのは今日が初めてだ。
○ススム(16分24秒 横須賀カッター〜片エビ固め)アラケン×
この後闘龍門18時から岐阜・土岐市スポーツセンターで試合。急げ!

第3試合 日高郁人&輝優優 vs アジアン・クーガー&コマンド・ボリショイ

ボリショイ、輝と手四つで組もうとするが届かない、しかし優越感に浸ってる輝の足を踏む。このファーストコンタクト以降、オイシイところはみんなボリショイが持って行く。コルパタからワキ固めを決めるムーブなんて初めて見た。クーガーの飛びも相変わらずお見事。なかなかの試合でした。
日高(11分9秒 リラリーナ)クーガー×

第4試合 臼田勝美 vs 大場貴弘

出場予定だった石川社長の欠場挨拶「私の試合を楽しみにしている方も大勢いたと思いますが…」しかし客席は微妙なリアクション。ところでここまでのレフェリーはテッドさんと笹崎さんが交互にやってたんだけど、この試合のレフェリーはテッドさん。って、島田、お前は一体何をしに来たんだ。
ロシアのVTトーナメントで準優勝したという大場、臼田相手に、ああ、バトラーツ昔日のバチバチファイトを仕掛ける。対する臼田も真っ向からぶちかます。やっぱりこういうシンプルなドツキ合いは燃えるな。結果的にカード変更は吉と出たような気がする。
○臼田(8分45秒 腕固め)大場×

休憩。やはり島田の売り場の前は閑散と…。

第5試合 田中将斗 vs 本間朋晃

ついこの前全日の「G・馬場杯」で組まれたばかりのカード。そのときは7分ほどであっさり終わっていて、リーグ戦ならではの得点調整とか、そんなことに思いを馳せたものだった。しかしこの組み合わせ自体は今後意味を持ってくると思うのだが・・・。
全日では比較的お行儀のよい試合をやっていた二人だが、お互いの出自を確かめ合うかのように、戦場は場外へ。それもリングサイドではない。まずは階段を上って南客席の中央通路へ。全速力で田中を壁に叩き付けようとする本間、しかし直前で体を入れ替えた田中が逆に本間の顔面を壁にたたきつける。流血した本間をブレンバスターにとらえた田中は、一気に階段へ投げ捨てる。本間、見事な階段落ち。しかし、田中はまだ手を緩めない。今度はリングサイドを1周し、北側階段へ。記者席の机を投げ飛ばし、菊池さんを筆頭に記者が逃げ出したスペースに椅子を盛り上げ、自らも椅子に乗り、スイングDDTで叩き付ける。
リングに戻った後も、田中が圧倒。打撃の交換で一瞬本間が優位に立つこともあるが、「甘いわ!」と絶叫した田中のラリアット一発で再び形勢逆転。しかし本間、場外へ降りるとリングサイドの客から椅子を奪いリングに投げ込む。田中も反対側のリングサイドから椅子を投げ込み、あっという間に10脚以上の椅子がリングに放り込まれた。そして始まる椅子チャンバラ。力一杯脳天に叩き付けた椅子の底が飛んでいく。去年いろんなところで田中を見たけど、そういえばハードコア系の田中を見たのは初めてだ(大仁田興行系は見てないもんで)。本間もやはりこういう試合の方が映えるね、山盛りの椅子にエメラルドフロウジョン風に叩き付けたりしたけれど、やはり田中の方が何枚も上手か、試合時間は全日の倍以上かかったけど、力量差がはっきり出てしまった。とは言え場内の盛り上がりは凄く、本日のベストバウト。

○田中(13分7秒 コンプリートダスト〜片エビ固め)本間×
この後田中はメインに出る保坂と新宿プロレスで対決。どこでも出るなあ。

第6試合 なんでもアリアリデスマッチ 松永光弘 vs 藤原喜明

予告通り有刺鉄線を全身に巻いて、頭には有刺鉄線ハチマキ、手には有刺鉄線バット。そしてサソリを3匹紐に結んでやって来た。バトラーツ勢をセコンドに従えて入場してきた組長がひるんだような表情を見せる。
試合開始。なぜかサソリを食べ始める松永。負けじと組長もサソリをくわえるが、こっちは吐き出してしまう。ここは松永が一本とった。しかし試合を始めようにもこのままでは組み合うこともできない。組長はセコンドから軍手とニッパーを受け取ると松永の体か有刺鉄線をはずしにかかる。
予想もしなかった展開に場内爆笑しているうちに、松永の体があらわになった。まともなレスリングはかなわないと戦前から公言していた松永はリング下から画鋲をとりだし、リング上にぶちまけた。画鋲の上で高田ポーズをとり、組長を誘う松永。組長は松永を場外へ引きずり出すと箒を3本取り出すとセコンドに手渡し、場外で松永とやりあっているうちにバトラーツ勢が画鋲を場外へ掃き出す。リングサイドには画鋲がすごい勢いで飛んできて大変危険な状態に。足下の画鋲をリングへ投げ返す客に「投げるな!これぐらい覚悟して来てるんだろ!」と叫ぶ石川に心底腹がたつ。
そうこうしているうちにリングに戻ってきた松永と組長。松永がなんとか有刺鉄線バットスリーパーの体勢に入るも、組長の頭突き連打であっさり崩れ落ちる。

○藤原(10分10秒 レフェリーストップ)松永×
決着がついてもストンピングをやめない組長に試合中に乱入してきたポーゴ、そしてメインに出場する、非道、中牧、茂木が飛び込んできた。セコンドのバトラーツ勢と大乱闘が始まる。そこにポーゴがマイクをとった。
「藤原、東京プロレスの頃からお前が気に入らねえんだよ。いいかよく聞け。今日からW★ING復活だ」
…何度めですか、歓声もあるにはあるが、コケてるお客さんの方が多いぞ。
そして立ち上がった松永が「W★ING対藤原組だ、抗争やるぞ、プロモーター場所を用意しろ」
いやあ、メジャー団体大荒れの中、実体の無い団体同士の抗争がひっそりと立ち上がってしまった。見に行かなくちゃ(笑)。
藤原組長はこの後二瓶組で組長対決、呼ぶ方も呼ぶ方だけど出る方も出る方だ。

メインイベント 大仁田厚&ザ・グレート・サスケ&保坂秀樹 vs
          非道&中牧昭二&茂木正淑

最初にこのカードを見たときに大仁田組に対してメンツが弱いなと思ってたんだが、そうかW★INGだったのか。てなわけで入場テーマも「We are W★ING!」のシャウトつき『デンジャーゾーン』。ラダー、テーブル、ごみ箱、そしてちゃぶ台の置かれたリング上にサスケが入場。そして本日の主役が『ワイルド・シング』に乗ってやってきた。
ゴングを待たずに大仁田につっかけるのは試合メンバーに入ってないポーゴ。それをきっかけに会場全域で大乱闘が始まる。そんな大乱戦の中でも見事なケブラーダを見せるサスケ。試合は茂木vsサスケ、非道vs保坂、中牧vs大仁田と3局面で展開。とにかく座って試合を見ていられる状態ではない。いや、俺は走り回って試合を見るのは大好きなので、荷物を抱えて非道の後を追う。後で映像で見ると多分あまり面白くないんだろうけど、これを味わうために安くない金払って会場へ通っている俺としては満足である。
まあ、試合の方はこれ以上特筆すべきこともなく、あまり高さの無いサンダーファイヤー2連発でフィニッシュ。
かいがいしく大仁田のセコンドをやっていた佐野直はこの後埼玉プロレスだ。
○大仁田(12分18秒 サンダーファイヤーパワーボム〜エビ固め)茂木×

フォールを取られた茂木をいたぶるW★ING勢を蹴散らし、サスケ組に再勧誘などをしているいうちに大仁田劇場開始。皆様新聞等でお読みだとは思いますが「サスケと組んでインディでデカイことをやるぞ」「猪木はおいといて小川と春にアフガンでやるぞ」
「みんな、あけましておめでとう」「明日は通常国会じゃ!」
てな感じで残念ながらリング叩きはできなかったが、初めて水を浴びた。中にはボトル半分ぐらいかぶってたヤツもいたなあ。

この後、後楽園ホールでは18時からノアをやってたんだが、ハシゴする人はいなかっただろうなあ。




本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ