闘いはこれから。
■団体:闘龍門
■日時:2001年1月8日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ほいほい@爆発(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

去年、会場で次回大会のチケットを売る時、長蛇の列が出来ていた。
が、12月の駒沢の時は、ほとんど並んでいる様子もなく、ぴあでも売れ残りがあったよう。
それを象徴するかの如く、空席が目立つ。とは言っても、ほぼ満員。
ちょっとの空席が目立ってしまうほど、去年の闘龍門はお客が入っていた。
勢いに陰りが出てくるのは当たり前。
それをどうやってきりぬき、越えていくのか?
これは試合よりも楽しみな事かもしれない。

新年1発目という事もあり、正規軍の入場式&挨拶。
5人しかいない正規軍の挨拶というのは、すごく寂しげ。
T2Pを含めると抱えている選手は、全団体の中でもNo.1なのに…。ちょっとしたチープ感が漂う。

チョコとシーサーが欠場にも関わらず発表はナシ。
いてもいなくてもそんなにたいさはないという事か?是またちょいと寂しい。

とそこに懐かしいモッチーの旧テーマ「傷だらけの栄光」が流れる。
紺のスーツに黒ブチ眼鏡をかけたモッチー登場。笑いとドヨメキが起こる。
「両リン活動に限界を感じ…。」と何やら相撲の引退発表チックなコメント。
やはり、モッチーには北尾や天龍の相撲イズムが注入されているんだろうか?
そして、注目の新スローガンを掲げる。
「完全決着推進」と書かれた掛け軸を披露する。
おおよそルードとはかけ離れたスローガン。これからは完全燃焼型のプロレスと言ったモッチー。
そして旧テーマ曲。これはモッチーのリンピオターンと考えて良いのだろうか。
それと同じような思いを胸に(笑)M2Kの他の面々が異口同音に異議を唱える。
モッチーのいない間、MCを勤め喋りのうまくなったススムは「どうしたんですか?リーダー。」と。
ルード姿が妙に板についてきている堀口にいたっては「両リンしたくてM2Kに入ったのに!」
とM2K内、不協和音を示す。

C-MAX、正規軍が入ってきてもモッチーの態度は変わらず。
「正々堂々闘おう。」と、フジの決めセリフをぱくる。
モッチーの相撲イズムはとどまる事は知らない(笑)
CIMA「古くからの伝統で正義がいれば惡がいる。惡のない抗争は成立しない。」とか何とか。
その固定概念を崩そうとしているのかもしれない。
そう思ったら、ちょっとドキドキしてきた。
これから新しい何かが生まれるかもしれない、と。

今日はSUWAまで参加したMC。試合数が少ない分、長めだが、2002年の地盤を作る為の、
必要不可欠な時だったんだろう。


第1試合 SUWAvs三島来夢

9月30日以来の東京での試合となるSUWA。モンゴリアンな頭で気合満点。
この人がいないとどこか締まらない。
が、先シリーズから復帰したものの第1試合からの出直し再修業(笑)
しかしSUWAの存在感は素晴らしいものがある。今はいるだけで十分な気がしないでもない。
柔和な感じのある闘龍門に、あの殺気をもたらしてくれるだけで十分。
そして、ジョン・ウーを見られるだけで十分。今はそれで良い。今は…。
来る時が来る時まで、しばし安息の時を。

それにしても何で三島はJAPANで使われるんだろう?
5分以内で終わらせる試合には適任という事なのかな。
試合後、フジとが入ってきて、ごちゃごちゃになったのは言わずもがな。

○SUWA(2分58秒 体固め※FFF)×三島



第2試合 堀口元気vs斉藤了

ルードターンしてからの堀口はすこぶる良い。
表情から試合内容まで、こっちの方が向いてたのか。と思わざるを得ないほど。
しびれるねぇ。いや、しびれたねぇ。
堀口の攻撃をかわすでもなく、ただただ受ける斉藤了も良い。
このカードは、隠れた名勝負。
やればやるほど、味が出てくる発展型。
でもちょっと気になるのが斉藤了はちょっと行詰った感じを受ける。
フル回転で全面に出過ぎたのかな?

そんな名勝負、両リンを狙った堀口だが愛の自転車で乱入して来たフジに阻止され、
カウントアウトで負ける。
そこにまたもやSUWAが乱入し、愛の自転車を放り投げ、岡村社長と揉める。
2回やられるとちょっと引くなぁ…。
そういえば駒沢での乱入も2回。これがキーポイントだったりして。(ないか。)

○斉了(12分03秒 リングアウト)×堀口


休憩明け、校長が手術経過を発表。
「昨年のジュニア界はつまらなかった。オレがやらなきゃ誰がやる」
と猪木チックなコメント。好きなんだろうな。猪木が(笑)
やはり入って来たM2Kが、校長を襲撃し、ギブスをしている左腕に暴行。
真面目なモッチーが、仲裁に入り謝罪。すべて、モッチーが持っていってしまった。

ソレガシは、校長の腕、実はもう治ってるんじゃないか?と思ってるんですが。
それで試合に出られそうになったから、復帰デモをしてるんじゃないかな?と。
それはないのかな?考え過ぎかな?どうでしょう?


第3試合 マグナムTOKYO&ストーカー市川vsドラゴン・キッド&新井健一郎

う〜む。
とうとう禁断の果実に手を出したのか?というのが率直な感想。
それはマグナムとキッド。良いカードそうな絡みに見えるのが怖い。
キッドの華麗な技は、うまい受けての選手がいてからこそ。のもの。
ここ最近ではススムやダークネスとの絡みで良さを引き出してもらっていた。
少し前だとSUWA。キッドとうまく試合を出来れば名勝負がうまれる。
キッドはある意味、選手の登竜門的な存在かもしれない。
しかしマグナムは受けが、極めて下手。
この一言で済ますのもアレなんですが(笑)
案の定、何度かスポットミスをする。が、これはマグナムがもう1歩突き出る為に、
必要な課題。いっちゃんを絡ませれば、ミスが笑いに繋がる。そうなれば御の字。
救いの手が差し伸べてあれば、安心して試合を出来るであろう。
苦い経験こそ、なによりの成長への階段。
今年のマグナムにはちょっと期待します。

試合は、いっちゃんのプロレスLOVEポーズからのシャイニングウィザード。
でも、相手が新健だったのでヒザが痛くなり、フォール負けという笑撃の結末。
いやぁ、笑かせてもらいました(笑)

○新健(16分42秒 片エビ固め)×ストーカー



第4試合 UWA世界6人タッグ選手権
望月成晃&望月享&ダークネス・ドラゴンvsCIMA&ビッグ・フジ&TARU

入場時、モッチー、ススム、お互いのキックボードがぶつかり合い息のあってないところを見せる。
ここまで執拗にモッチーの変化を見せつけられては、注目せざるを得ない。
が、やはり今回はこれが裏目に出た。としか言いようがない。
両リン狙いは自ら阻止、M2Kの面々の反則攻撃を止める、というスポットが、
試合全体の流れを止めてしまう。
全員がロープに振ってエルボー。という新しいスポットを見せたりとマンネリ化は避けているよう。
他団体の6人タッグとは比較にならないぐらい面白いのではあるが、やはりどこか違う。

……今回はしょうがないんだろう。
TARUのドリラーに沈んだモッチーが、マイクを取り、
「今日は負けたけど気持ちいいなぁ!M2Kはこういう完全燃焼プロレスをやっていきますんでよろしく!」
今日は全部モッチーが持っていった。
モッチーの為にあった興行なんだろう。

○TARU(20分16秒 片エビ固め※TARUドリラー)×モッチー


12月、駒沢でCIMAが勝った事で出来た沸点。
それを持続させ温度を上げるのは難しいが、熱を下げる事は簡単だ。
今日はまるで冷や水をかけられたような思いを受けた。
これは1回、リセットされたと考えるべきなんだろう。
ちょっと早い気がしないでもないけど、この見切りの早さは校長ならではなんだろう。
今日は、すべった。だからこそ、次の興行は見に行きたい。

次回は、2月24日(日)後楽園、PRIDEがあるし、武道館の全日本がある。
ここは今年の正念場かもしれない。




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