速報観戦記
■団体:新日本
■日時:2002年1月4日
■会場:東京ドーム
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

1/4 新日本 東京ドーム大会 〜WRESTLING WORLD 2002〜 速報 15:00START
第1試合 Strong Style Neo Creation 30分1本
 柴田勝頼
×井上 亘
vs
成瀬昌由 
垣原賢人

(10分50秒 カッキ−カッター〜片エビ)
格下必死の相手に制裁覚悟の打撃技中心の垣原&成瀬組に、
若手らしく気持ちを前面に出す戦いぶりで対抗する新日本の井上&柴田
タッグプレーでかなり攻め会場を沸かせるも、最後は掌低の連打から
走り込んでカッキーカッターでピン

(タカハシ極悪レポート)
未だに「Uの遺伝子」で商売になっている事が逆に大きな足跡であった事の証明なのか?
2人ともフケ顔でないのが救いだが、キャリア的にはここにいてはいけないはずだが、
何の違和感もない井上&柴田組との対決は早くもプロレスの動きに順応している成瀬と
未だに勘違いしている垣原の対比も楽しく展開。
最後は2発目のカッキーカッターで井上から勝利も、先行きにはちょっと不安の「元U」の2人だった。
第2試合 Destiny Target 30分1本
 エル・サムライ
田中 稔
vs
AKIRA×
金本浩二 

(12分31秒 逆押え込み)
水を得た魚のようにラフに試合を進める金本はAKIRAとコンビネーション共に
かつてのパートナー田中を攻める。
AKIRA・金本のミサイルキックの相討ちでも流れを変えられず、
逆にトペを同士討ちにさせられるなど、終始ペースを握る事ができなかった。
ロープ際での攻撃をかわし逆さ抑込で田中の勝ち

(タカハシ極悪レポート)
性格の悪さを思いのままに前面に押し出す金本は、嫌らしいまでにペースを掴んだまま離さず
、 田中組はロープ際での2回目の同士討ちからようやく逆さ抑え込みで辛勝。
第3試合 New Year Rival's Tag Match 30分1本
×棚橋弘至
 鈴木健三
vs
村上和成
石川雄規 

(8分00秒 レフリーストップ)
体系で上回る棚・健に元社長石川は関節、村上は打撃で対抗。
鈴木は投げ技を連発し2人に大きなダメージを与え
棚橋もアマレスムーブで対抗するも、唐突に村上との激しい打撃戦となり、
両ヒザを付いたところに左のハイキック! 
カウントを数えずにレフェリーストップ

(タカハシ極悪レポート)
キング・オブ・ザ・ヒルズという
意味不明のチーム名で登場した新日本期待の2人は日本人離れした体格で、
日本人らしい体格2人を圧倒。
鈴木の違う意味で危険な投げ技に石川は大ダメージを受けるも、
村上は終始余裕で下からの三角などにもトライ。
最後はヒザを付いた棚橋に村上の左ハイが決まり、
新日本らしからぬカウントを数える事もないレフェリー・ストップ。好試合でした。
でも石川はほとんど印象を残す事なくリングを後にしました。
第4試合 Breakthrough The Jr.!! 30分1本
獣神サンダー・ライガー
 ザ・グレートサスケ
 タイガーマスク
vs
邪道 
外道×
ディック東郷 

(20分12秒 垂直落下ブレーンバスター〜片エビ)
(愚傾レポート)
通常の四人タッグを六人でやっちゃったような序盤、中盤に比して
大技の連発で終盤はそれなりの沸き具合に。
東郷は慣れないリングで持ち味を発揮できなかったか?
四虎をいたぶるだけいたぶらせといて、自分の出番がきたら
掌打の乱れ打ちで目立ちまくってた獣神の意地悪さと比べると
今日はイマイチ目だってなかった。>東郷

(タカハシ極悪レポート)
バツグンの巧さで試合をコントロールする東郷と外道にライガー組は翻弄されっ放し。
終盤花道での攻防で東郷の投げっ放しジャーマンに危険な落ち方をした
サスケにハヤブサの悪夢が蘇るが、
何とかタイガーに繋ぎ最後は垂直落下でライガーがおいしいトコ取り。
東郷の再登場に期待です。
第5試合 Fight in STRANGLE!! 野人vs大巨人 30分1本
中西 学
vs
ジャイアント・シルバ×

(6分49秒 リングアウト勝ち)
(愚傾レポート)
焦点となるのはアルゼンチンを巡る攻防
「持ち上げてしまった」ことに若干の不安はあるけど
まぁゆったりと見れて楽しい試合でした。
最後はトップローププランチャから
リングに滑り込んだ中西の作戦勝ち。
それにしても中西に頭脳戦法で負けるなんて……>シルバ
ある意味、ピンフォール負けよりも屈辱だろうなぁ。

(タカハシ極悪レポート)
「武藤さん、先日の(中西の)結婚式ではどうも!」
「あぁ、どうも。それにしても中西は結婚してからサッパリですねぇ。」
「・・・私、新婦の父なんですけど・・・。」
野球評論家の近藤氏でした

シルバをアルゼンチンバックブリーカーで持ち上げ、
トップロープからのフライングラリアートで勝った試合・・・という以外に
は何も書く事がないなぁ。あ、スリーパーに入る時の中西の顔が爆笑モノでした。
(タカハシレポート)
今回のドームは永田対秋山効果か外野席は開放しないものの、
明らかに10月のドームよりも埋まっていて
(他団体よりも観客設定・・・というかステージ設備は小さい)51500人(超満員)で発表。
「今年から新日本のドーム大会はほぼ実数で発表します(ケロ談)」
寅さんルックで登場の安田の
「借金もだいぶ減りました。これでIWGPのベルトを獲れば全部返せると思います!」
という言葉の前にはゴミ箱持参の猪木も車椅子で登場の藤田もカタナシでした。

(愚傾レポート)
外野席はClosedされているものの それ以外は満員

休憩明け 田中ケロリングアナのコールにのって猪木入場

ホウキと掃除機の入ったゴミ箱を背負った猪木
「猪木が騒げば世界が騒ぐ」

車椅子で入場の藤田 IWGPベルト返上式
「皆さん、今日は試合ができなくてすみません。
 また試合ができるときまで、
 このベルトは猪木会長に預けておきたいと思います。」

寅さんルック(スキンヘッド)で登場の安田
「皆さんのおかげで、31日は勝つことができました!
 借金のほうもだいぶ減りましたので、あとはIWGPの
 ベルトを取れれば全部返せると思います!」

最後に猪木のダーでシメ
「オレの心はOpen24時間! いくぞー!
 イーッチ! ニーッ! サーッン! ダーッ!」
第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 Problem institution 60分1本
(王者)
ケンドー・カシン
vs
(挑戦者)
松井大二郎×

(5分43秒 前方回転エビ固め)
(愚傾レポート)
新日本のリングでも(ピーーッ!)なテーマ曲で入場の松井
プランチャを失敗したかと思えば、よせばいいのにそこから無理矢理トペに
移行するなど、PRIDE仕様のOFGがまったく意味を成さないファイトに終始
かなり唐突なフィニッシュに憮然とした表情で引き上げる。
なんの因縁も無いこの対決にTobeContinuedを作ったカシン
役者が一枚も二枚も違いましたね。

(タカハシ極悪レポート)
松井なりにプロレスをやる自分をイメージして臨んだようだが、観客ともズレはなくイイ感じ。
ボロが出ないうちにレフバンプからのカシン式タランチュラ、
続けての前方回転エビ固めであっさりカシンの防衛。
終わってみればリング上で新旧IWGPベルトをTV朝日杯と一緒に踏み付け、
カシンベルトだけ持ちかえるカシンの一人舞台でした。
第7試合 Translate Trading...Pure Pro-Wre's Love 60分1本
 馳  浩
武藤敬司
vs
藤波辰爾 
西村 修×

(16分44秒 シャイニングウィザード〜片エビ)
(愚傾レポート)
馳は黄色のタイツに戻した模様 やっぱりそっちのほうが似合ってますね
両軍入場後は「ぜったいヌルいグラウンドの展開になるな」と思ったので
トイレへ駆け込む すると 喫煙所でタバコを吸う高田文夫先生を発見
握手の一つも求めようかと思ったが備え付けTVから流れる試合の模様に
熱心なご様子なので無粋と不躾はダメだと思い、断念。
藤波の「西村を踏み台にしてのSW」と武藤の「馳を踏み台にしてのSW」が
目を引いたくらいで、あとは特筆するものは無し

(タカハシ極悪レポート)
武藤のやる気のなさがしみじみ伝わる表情の横で、今年早くも3戦目の馳は気合満々。
試合はトイレタイムの名に恥じない古〜いレスリングムーブ。
ジャイアントスイング13回転の後は藤波のSWを受けて、馳を踏み台にしてのSWと正調SW
であっさり武藤が勝利。最近の武藤はタッグだと変形のSWだけ考えればヨシ、という感じだな。
第8試合 Be In The Ring!! 無制限1本
佐々木健介
vs
小川直也

(4分02秒 ノーコンテスト? 小川 試合放棄?
いや バックレた模様 場内大ブーイング)
村上とマリオ・スペーヒーを従えて入場の小川は気合十分のいつものイッチャッテル表情。
佐々木もフライングのパンチを見舞うなど、両者入れ込み気味、
だが一番入れ込んでいたのはセコンド。 必要以上に神経過敏に試合に介入し続け、
最後は特にこれといった見せ場のないまま無効試合の判定。
会場大ブーイング。村上・健介共面目躍如(笑)

(愚傾レポート)
ブーイングと金返せコールの飛び交った試合
やっぱ新日本はこうじゃなくちゃ!!
それにしてもナオヤはいったいどうしちゃったんでしょう?
猪木司令を受けた新日本若手陣にマジ蹴りでも食らったか?
だとすれば卑怯なり!>新日本
しかし新日本のプロレスは「どちらが卑怯かを競うプロレス」なので
この試合は健介の圧勝。
ナオヤの価値、またも急暴落。

(タカハシ極悪レポート)
小川は村上と共にマリオも引き連れての入場。あ、これで同門という事にして
マリオやノゲイラとは戦えないって事にするのね。
さてこの試合がセミ前という事からノーコンテスト、ひと試合挟んでメインという
予想をした人が多いと思うが、案の定というかあっと言う間にホントに不透明決着。
ガチでなければファイトマネーが幾らかは知らないけど、それなりに高いはずなら
もう少し仕事してもいいような・・・。
まぁ、新日本のダンピング作戦の一環かもしれませんけどね。
セミファイナル INTERNAL TROUBLE of TEAM2000 60分1本
天山広吉
 小島 聡
vs
蝶野正洋 
ジャイアント・シン×

(10分47秒 シンのラリアット誤爆から
 小島ラリアット天山スクールボーイ崩れ合体技〜片エビ)
(愚傾レポート)
ナオヤが荒れたあとの次は何故かテンコジの出番になることが
多いような気がするのは手前だけでしょうか。
前の試合からの怒号が鳴り止まず、
なにも悪いことしてないのにブーイングを喰らうテンコジ。
ちょっとそれは無いだろう。いや笑っちゃったけど。>今日のお客さん
それはともかく、試合は蝶野がエンコジの多彩なコンビネーションに
いたぶりつづけられるも、交代したシンが大暴れ
まるで結成当初のノーフィアーのような素晴らしいコンビネーション!
 *やられ役:大森 暴れ役:高山

(タカハシ極悪レポート)
当然激しいブーイングの中試合開始が告げられるが、なんかいつも
この手の試合の後は必ずテンコジのような気がする。
ところで2チームともT2000なのだそうだが、今回邪道&外道はテンコジ側、
金本&AKIRA、そして乙葉と泉谷しげるが蝶野側という事がハッキリした。
試合はテンコジがうまくシンを転がして試合を進めて行くが、最後は突然現れた
シルバとシンが同士討ちとなり小島のラリアートでシン初敗北。
シルバとの待遇の差にかお約束通り仲間割れとなるようです。
メインイベント GHCヘビー級選手権試合 The Dream Has Realized 60分1本
(王者)
秋山 準
vs
(挑戦者)
永田裕志×

(19分58秒 エメラルドフロウジョン・リストクラッチエクスプロイダー2連発〜片エビ )
GHCのテーマで始まり、ジョー樋口による認定書読み上げられ
西永レフェリーにより裁かれる事となった。試合直後はお互いのバックボーンである
アマレス的な動きを見せ合うも、永田のエクスプロイダーにはエクスプロイダーとSW
パイルドライバーには花道でのDDTに場外でのツームストンドライバーと
秋山らしい「倍返し」で試合は進む。
途中カウンターのハイキックでペースを掴んだ永田はバックドロップホールドなどで
追い込むも、秋山は延髄斬りをかわし、「まさか」のエメラルドフロージョン
エクスプロイダーの2連発で歴史的な一戦に幕を閉じた。

(愚傾レポート)
新日本のマットにジョー樋口が登場!
秋山は花道でNOAHのバスタオルを誇示!
NOAHファン感涙の試合は両者ともにアマレレス出身らしく
グラウンドの攻防から始まるが
途中からはエルボー合戦→ロープに飛んでエルボー→
ロープに走ってハイキック→投げ技打ち合い
という思いっきり全日流の展開に。
さすがは器用だなぁ。>永田
エクスプロイダー、フロントネックロック
ナガタロック2といったお互いの持ち技を交換しあうも、
切り札としてThis is NOAH!な技「エメラルド・フロウジョン」を
隠し持っていた秋山が紙一重の勝利
いい試合だったけど、後味がサッパリしすぎるというのが
ちょっと物足りないところ
試合展開じたいももっともっとレア・グルーブになれると思うのだが
これは求めすぎだろうか?
それだけ手前がこの二人に求めてるものは大きい

(タカハシ極悪レポート)
永田が積み重ねてきたものは大きかったが、最後はお膳立てする係という
いつもの役回りとなってしまった。
試合は永田と秋山の技の競演という予想通りの展開になるかと思いきや、
秋山のエゲツないまでの倍返しの積み重ねの前に永田は見事に玉砕。
永田の技ばかりか武藤、三沢の技まで繰り出した秋山の勝利へのドン欲さが、
明暗を分けたとも言えるでしょう。
この試合が今年一年を象徴する試合となるのか、来たる?武藤対三沢の露払い
となるのかにも注目してみたい。

(愚傾総括)
セミ前の健介vsナオヤの寒い空気が試合後にまで波及したものの
それも含めて新日本のドーム大会らしい興行だと思いました。
面白かったです。
ナオヤvs健介は当分の間、ネット上の話題を困らせないでしょう。
よくも悪くも「語り継がれる」ことが一番大事ですから。>興行
report by タカハシ(全てのレポート&極悪レポートまでスペシャルサンクス!!)
愚傾(いつものように遅刻のため後半戦のみスイマセン)
今大会の画像及び選手のコメントはこちら!



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