2002.1.2大日本観戦記。
■団体:大日本
■日時:2002年1月2日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ほいほい@爆発(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)
今年、初の観戦は大日本。
個人的にはけっこう好きな部類に入る団体。
メジャー団体の完成された雰囲気に多少馴染めない部分がある。
ほら、売れないアイドルを応援してたら突然売れちゃった。そうなるとどこか冷めてしまう気持ちがある。
っていうのと似たような感じでしょうか。
それと試合全体を通じて波がありますよね。良い時、悪い時。
その差が激しい。差が激しい分、良い時に出会った時の面白さは格別。
諸刃の剣ですが、そういう部分…如何わしさみたいなのが妙に刺激されるんです。

結論から先に言ってしまうと、今日はまるっきりダメでした。
おいおい、これでお金取ってるのかよ。と言いたくなるほどでした。
無理もないかもしれません。正月早々なんですから(笑)


正月ボケをのっけから感じさせてくれる、進行仕切りの悪さ。
第1試合 ○沼澤直樹(6分01秒 エビ固め※ウラカン・ラナ)×大作
そして第1試合。中途半端なウラカンで3カウント入ってしまいました。
レフェリー日韓も正月ボケなのでしょう。
それとも伊藤と姫始め過ぎたんでしょうか?
でも、心配はありませんでした。威勢の良い小粒格闘技集団REX-JAPANの乱入で潤いました。
単純にREXを楽しめるようになったのは、良い傾向なんでしょうか…?(笑)


第2試合 ○元気美佐恵(8分07秒 片エビ固め※ミサエルキック)×マルセラ
マルセラなかなか入場して来ないです。時間にルーズなんでしょうか。
それともじらしてるんでしょうか。
元気のど迫力なミサエルキック(というらしい)で、ピュピュといっちゃいました。


第3試合 ○ブリスコブラザーズ(16分43秒 片エビ固め※ダブルアームパイルドライバー)×伊藤竜二&ファンタスティック
ブリスコブラザーズはCZWの選手です。
そういえば試合前、小鹿社長とザンディグが和解していました。
あのカリスマ人気を誇っていたザンディグにブーイングが飛んでいました。
しょうがない事かもしれません。が、危ういと思われていた矢先だけに、良かったのかもしれないです。
CZWは使える選手が多いから、層に厚みを増でしょう。
12月は一瞬だけおかずのないサンドイッチ状態だったのかもしれません。
が、やはり海外団体は当たり外れの差が激しいです。
ブリスコブラザーズ、スポットミスの連続です。
デビューしたてのようなので活きだけは良いようですが…。
対戦相手が伊藤とファンタだったのが一番まずかったのかもしれません。
ブリスコにつられるようにミスを連発。試合も作れないのでグダグダ状態に。
目も当てられないとはこのような状態がピッタリの言葉だと思います。


第4試合 ○『神風』&松崎駿馬(16分16秒 片エビ固め※グラウンドコブラ)×大黒坊弁慶&アブドーラ小林
前の試合を打ち消すかのようなガチガチのレスリングムーブをしています。
が、前の試合以上に場内冷え切っちゃいました。
この手のムーブはやはりメジャー団体にはかなわないかもしれません。
あの時、田中将斗を王者にしてキープしていれば…と思ってしまいます。

第5試合 ○葛西純(6分13秒 逆さ押さえ込み)×ジャスティスペイン
やっと安心して見られる試合が来ました。
葛西はお金を払って見る価値のある選手…もとい猿です。
大日本の宝であり、プロレス界の至宝だと思います。
今日は早々と終わってしまい、皆一様に不満そうです。
狂猿は叫びました
「正月早々から、良い試合なんてできねぇ〜よ。」
もう最高です。自らの手で、自分の役割を潰しました。
良い試合が見たかったら次も見に来いという事でしょうか。
今日は、猿が木から落ちたという事で納得します(笑)


第6試合 ○ジ・ウインガー(9分12秒 片エビ固め※ダイビングセントーン)×シャドウWX BADBOY非道
この試合は3WAYダンスでした。
が、この3人では華麗なダンスは踊れません。
悪夢のような真夏の町内盆踊り大会。
ウインガーがWXを裏切り非道とくっつく。というポイントを作る為の試合に過ぎなかったようです。
それにしても非道というのは…いつまでたっても進歩が見えないです。
邪外のつめの垢でも煎じて脳味噌に詰め込んだ方が良いかもしれません。
ウインガー、非道に葛西を加えた3人…パシリ3兄弟で活動していくそうです。
葛西の無駄使いなような気がしないでもないような…?


第7試合 MEN'sテイオー&○関本大介(16分02秒 ジャーマンスープレックスホールド)×山川竜司&金村キンタロー
メインはWEWハードコアタッグ選手権試合です。
幸せの黄色いコートを着てイリュージョンする山川にちょっとウルウルです。
死の淵からの生還は、どんな場合においても感動させられます。
それがプロレスという非常に危険を伴ったものだと、その感動は倍増させられます。
が、その感動がある反面、観ている側に危ないと思わせられる要因を作ってしまった事になりました。
これはサスケと同じで、時間が解決してくれる問題かもしれません。
他力本願だとは思いますけど、それ以外の方法はないと思います。

さて、肝心の試合の方ですが、テイオーがうまく関本を使いながら王者の試合運びをします。
攻めこまれる、山川は、場外への机ダイブで反撃をします。
が、やはりブランクがかなり響いているようで10分たたないぐらいでヘロヘロです。
机板で関本の頭を連打しますが、気迫におされています。
そういえば、試合後テイオーが「今年は関本をTOPにします。」
と言った時、「エー?」という声が多々上がっていました。
積極果敢なファイトをする活きの良い関本に、地位という枠組はまだ必要ないかもしれません。

働き者のキンちゃんが、出ずっぱりで頑張ります。
山川は良い選手とコンビを組めたと思いました。
結局、山川はピンを取られました。
が、プロレスというのは試合内容以外でも感動させられる部分が大きくある、と再認識しました。
あまり無理をして欲しくはありませんが…。


やっぱり、プロレスっていいものですね。
プロレスファンは優しい、というのを感じざるを得ない山川の復帰歓迎。
この釈迦のような寛容な心は他にはないかもしれません。
が、これがダメだけど、危ないけど、見たいから応援するという事にならなければ良いのですが。
寛大過ぎるやさしさが、悪魔の囁きにならなければ良いのですが…。




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