みちプロ劇場。
■団体:みちのく
■日時:2001年12月22日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ほいほい@爆発(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

今回はちゃんと前もってチケットを買っておいた。
それはSASUKE組が出るという事から。
何かとあまり評判の良くないSASUKE組ですが、今年復活した時の試合を見て…これは見ておかなくちゃ。
と思ったとか思わなかったとか(笑)
カードを見たら、ヨネ原人も出るという。これはおいしい。おいしすぎる。
ヨネ原人、つぼ原人のタッグは私的には萌え萌え〜なのだ。
心を癒してくれる、正真証明の癒し系レスラー。
こんな豪華なマッチメークを見られるなんて、感動の極であります!

場内は8割の入り。
今年かなりの回数、後楽園ホールに足を運んだが、この会場は団体にとっての登竜門なんだなぁ、
とつくづく思わされた。勢いや人気のある団体は、いつも満員。
客足は人気をはかるかっこうのバロメーターだ。



第1試合 Hi69vsヤス・ウラノ

TAKAみちのくが主宰するK-DOJOから先兵として送り込まれた二人。
HI69(ヒロキ)はみちのくで、ウラノはFMWに出場中。
来年は全日本に二人共出るよう。春の旗揚げ戦までにそこそこ出来るようにはなるのか?
K-DOJOの理念は大技に頼らないプロレス。
それを忠実に守るかのように試合をすすめていく。
5分まではグラウンド、5分を過ぎたら打撃戦。
これはまるで…新日本の第1試合のよう。
可もなく不可もなく、そして何の印象もなく終わっていった。

来年の旗揚げ戦、ホントにどうなるんだろう?

○ウラノ(11分46秒 チキンウイングアームロック)×Hi69



第2試合 西田秀樹vsマッチョ・パンプ

長いポージングをきめながら入場してきたパンプ。
マイクを持つと「もういい加減、珍念、湯浅を相手にするのには飽きた。
今日、勝ったらその役目は西田さん、お願いします…。アレ…?そのカッコってスパイク・ダッドリーのパクリですか?」
西田「……そうだよ(場内爆笑)そういうお前だって、まんまロックのぱくりじゃん。お前はマスク屋やってた方が、
良かったんじゃないの?」
西田に近付いたパンプ…ロックボトムで西田を急襲。

と掴みはなかなか面白かったんですが、如何せん内容がついてこない。
ロックのパクリムーブで笑いは多少取れるが、他は見てられない。
カカオは本当にマスク屋やってた方が良いかもしれない…本当にそう思ってしまった。

今日、友人と話していた時「どんなつまらないギャグでも間というかタイミングと言うか…呼吸次第で、
面白くないものを面白くさせる。」
という話しは、まさにその通りかもしれないと思った。
間って練習したからって身につく事じゃないでしょうから…経験の差になるのかなぁ?

○西田(7分54秒 片エビ固め※ダイビング・ヘッドバッド)×パンプ



第3試合 下田美馬&三田英津子vsチャパリータASARI&藤井巳幸

そういえば、クレイジーローゼスなんていうのがあったな。
あれは一体どうなたったんだろう?
完全な企画倒れだったような気がしないでもない(笑)
そんなくだらない事をちんたらと考えていたら試合は終わってしまった…。

○下田(10分ぐらい タイガースープレックスホールド)×藤井



第4試合 新崎人生&北海珍念vsヨネ原人&つぼ原人

原人コンビの入場に観客大喜び。隣にいたエンセンファミリーもご満悦の様子。
入場から選手コールまで笑いがたえない。
単純に楽しめるから、こういうのはいいですねぇ。

ヒップアタックで珍念、人生を急襲した原人コンビ。
すぐに人生のトラースキックでの反撃を受け、つぼ撃沈。
7秒という決着タイムに皆、驚きながら大笑い。最高だな。

○人生(0分7秒 エビ固め※トラースキック)×つぼ

引き上げていこうとする人生を呼びとめた原人コンビ。
人生に頭を下げ再戦を要求。人生は渋々、リング上へ。
お決まりながらまた再戦のゴング。
今度は、ヨネ原人が人生に捕まり、極楽固めでギブアップ。
2度目は長く。というパターンだと思っていただけに、また驚きと笑い声が交錯する。

○人生(0分17秒 極楽固め)×ヨネ原人

マイクを持った珍念。「あの…ボクまだ1回も試合に出てないんですけど…。」
つぼ、ヨネの両原人に珍念を加え3人で人生に頭を下げ再々戦をお願いする。
このパターンは初めてだ。サイコーに面白い。
ここからはやっと通常モード。
ヨネが猪木ーアリ状態を作ると、高田コールが沸き起こる。
やっぱり、あの試合は今年一番のインパクトだったのかなぁ。
そんなこんなで、笑いが一切たえないある意味、みちのくらしい試合でした。

○珍念(10分41秒 スクールボーイ)×つぼ



第5試合 グラン浜田&タイガーマスク&湯浅和也vsサイキック&カレーマン&石井智宏

正規軍入場時に、一般客が襲いかかる…。
と思ったら、職探し中の私服姿の日高でした。
日高の乱入で混戦状態に陥る。
そんな中でも、タイガーの動きは抜群。
群を抜いているというのは、今日のタイガーのためにある言葉のようにさ思える。
オレンジ色に変化したカレーマンは、逆に動きは悪い。
カレーな感じもしないし、コスチューム変えたのは失敗だったのかも。
タイガーの動き以外、目につくような所もなく、湯浅@ハイブリッドボディーがサイキックからピン。

サイキックって、やっぱり…風神?

○湯浅(17分15秒 片エビ固め※ラリアット)×サイキック



第6試合 インターコンチネンタルタッグ選手権試合
ディック東郷&外道vsSASUKE&サスケ・ザ・グレート

前回SASUKE組が試合したのは仙台だったかな?
その試合のインパクトが自分の中に凄く強く残っている。
正義の見方よろしくで、悪いFECを潰す事を期待していた観客を手玉に取った。
試合中、リンピオとルードが入れ替わってしまった。その試合の情景がやたらと面白かった。
そういうのを期待していたんですが…。

それぞれ1品ずつ凶器を持ち込んで良い特別ルールで、東郷、外道はそれぞれ机と竹刀を用意。
勿論、SASUKE組ははしごを用意。
メインもまたセミ同様、乱戦よろしく状態。
が、やはりここでは外道、東郷のうまさが光る。プロレス職人というのは、この二人にピッタリ。
SASUKEは、相変わらずなマゾっぷりを存分に発揮。
はしごを首に抱えた状態でジャーマンを食らうは、場外に立っているはしごにトペコンで突っ込むは…。
そんな自虐的な姿、素敵です。
はしご頂上からのスーパーフライと、2つ並んだはしごの間に机をのせ、
プロレスアート空間を作った東郷のダイビングセントーンをたえたグレートが、東郷からピンフォール勝ち。
自分の期待とは裏腹に、正義のSASUKE組が勝利を得てハッピーエンド。

でも、やっぱり印象に残ったのは、外道、東郷の受けの良さ、間合い取りのうまさ。
この二人がいるのに、いまいち盛り上がれないのは、みちのくにとっては痛いなぁ。

○グレート(21分18秒 エビ固め※ライガーボム)×東郷


みちのくもハッピーエンド。
最後は、ちゃぶ台を中に入れ、女子マネも中に入れ、ビールで乾杯という大団円。
年末のしめは気分良くにこしたことはない。という事なんだろう。
しかしながら、いまいちのれなかった。
やっぱり、SASUKE組はルードでなければ…。
今は、毒をもって毒を制すというのは、夢物語になってしまったのだろうか…。




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