アルシオン・千葉NKホール大会
■団体:アルシオン
■日時:2001年11月25日
■会場:東京ベイNKホール
■書き手:ALOHA♪HAWAII(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 ダフ屋はアルシのいつもより値引率は500円ほど大目。観客は最終的にアリーナ8割強、2階席3割弱。まぁこんなモノでしょう。
○高瀬玲奈(5分00秒、腕ひしぎ十字固め)×米山香織(No 58)
 高瀬はJWP練習生時代に夜逃げした過去があり、米山もまたアルシオン入門試験の失格者で、ねじれ因縁対決。
 現状では、環境の違い(巡業&道場が高瀬は有、米山は無)からの経験の差が表れ、スムーズさでは高瀬が上。得意のスピアーも、払い腰→腕十字も、最後のジャーマン→ジャックナイフ崩れ→腕十字も上出来。試合後米山は先輩の春山にも当たり散らす。米山は負けても元気があってなかなかよろしい。


○倉垣 翼(6分17秒、ムーンサルトプレス→片エビ固め)×山縣 優
 私的には倉垣は美少女で本来お気に入りなんだけれど、ラリアットに頼る辺りは正直気に入らない。試合はそれほど白熱もしないで、最後はボディースラム→ムーサルトプレスでピン。


○baby-A(No 59)、ASARI(スーパー・デジャヴ→首固め)PIKO、×PIKA
 この試合はレフェリーはささやん。baby-Aは真ピンクのコスチュームでマスクマンで登場。この小ささではたぶんLL出身の和田部じゃないかと思われるが、この変身はメッチャ大成功。私は彼女が髪をなびかせてロープに走る姿も好きなんだけれど、マスクマンになったら、走りもなぜかハツラツ度50%UP。フィニッシュはあのプロレス界のウルトラDの大技であるデジャブをさらにスケールアップして4回転のスーパーデジャブ→スモールパッケージホールドでピン。
 たぶん巡業では観客を沸かせることは間違いなしのこの超大技。でかい人達ばかりのLLをやめても、人生至る所に青山あり。良かったね。


バイオニック・J(5分00秒、時間切れドロー) デビー・マレンコ(No 60)
 ゴング前「6年ぶりの試合です」と云うアナウンス有り、つまり「多少のことは大目に見てね」と云うことか。やはり6年ぶりの試合と云うことで得意と聞く関節技に行く動きも今ひとつだけれど、アメリカからわざわざデピーを招いたロッシュの狙いは、この試合ではないから、顔見せとしてはまぁこんなものでしょう。


○日向あずみ(9分16秒、延髄ニードロップ→片エビ固め) ×藤田 愛
 先日ボクシングの試合に出場した愛ちゃんは、当然ボクシングスタイルを取り入れてのOFグローブを着用。ただ以前から気掛かりだった技の不正確さと消極性は消えて、串刺しの側転エルボーは綺麗に決まった。よほど練習したのか、はたまたボクシング参戦でよほど自分のスタイル(体操+ボクシング)に自信が付いたのか、以前と比べて見違えるほどよりびのびと動いていたように感じる。逆に日向はフックでダウンした後の“カウント9立ち”が1秒タイミングが悪くて、10カウント入ったように立ってしまった。慣れないことは急には出来ない。
 最後は愛ちゃんのファイアーバードを日向がスカして、延髄ニー×2でピン。ちなみにロコモーションジャーマンは4連発。


○noki-A、MEN'Snoki-A(トルネードA→片エビ固め9:00)×ファビー・アパッチェ、グラン・アパッチェ
 試合前は「MEN'Snoki-Aとは誰?」と云う話題の方が先行気味だったけれど、試合開始後はアパッチェ・ファミリーの独壇場。親子の連携ではねつきパワーボム等を決める辺りは存在さすが本場のルチャドーラー。この親父私的にはミックス度マッチでは大っ嫌いだが、アルシの大バコには欠かせない存在。逆にこの親父のせいでアルシでただ今大絶賛売り出し中のnoki−Aが霞んでしまった(涙) そのうえ、スケベ・アパッチェが恒例のセクハラキス攻撃しても、マスクマン姿のnoki−Aではさすがに腹も立たない。


○大向美智子(9分6秒、シャイニング・ウィザード→片エビ固め) ×長谷川咲恵
 大量の白いテープが投げ込まれて、長谷川咲恵は大人気。たぶん長谷川見たさに2割は客が増えたでしょう。ロッシュの狙い大的中。試合はローリングソバット、ダブルアームスープレックス、裏投げと往年の技を大公開(私は当時は知らない)。そのうえ、大向が場外にいる間に、デピーが乱入、そのままスタイナー兄弟ばりにワンワンポーズを決め。当時のファンには涙もの(隣の約1名ワーワーと大感激。繰り返しますが、私は最近のファン) たぶんデピーの来日の目的はエキシビション試合よりこっちの為かな?
最後は、大向の最近の決め技のシャイニングウィザードでピン。試合後、
「長谷川咲恵は大向の師匠です。アルシオンと女子プロを愛している大向を見続けてください。」


▽UWA認定世界女子タッグ&タッグ王座決定戦
○三田英津子&下田美馬(18分52秒、ブレイイジング・チョップ→片エビ固め) ×玉田凛映&GAMI
 なぜか全女の事務所に眠っていたベルトの復活戦と、急遽GAMIが持参した300万円争奪のタッグ試合。細かい点は置いといて、GAMIの凶器として強化メガホンがレフェリーささやんに誤爆。ささやん再起不能の間に、玉田はジャーマンを決めるが、三田を幻のスリーカウント。その後、三田は下田のアシストとブレージングチョップでフォールにいく頃に気が付き、フラフラしながらが3カウント。う〜んさすがに職人レフェリー、一目で分かる。
 試合後、下田が300万とベルトを要求するも、GAMIは往生際悪く、ご託を並べて渡さない。最後は300万はメインの勝者に300万円を賭けをかけることに決着(ラスカチョは文子。GAMIは“ライオネル”に掛ける)


○豊田真奈美(No 777)(17分20秒、変形ボム→体固め) ×吉田万里子
 生ける伝説の豊田がアルシマットに初登場。やはり吉田の地味さと比較するまでもなく圧倒的な華がある。敵地であるアルシマットのはずなのに歓声も圧倒的に多く、ピンチには豊田コールまで起きる×2。
 試合は終盤、吉田の必殺技のエアレイドクラッシュ×2、クモ絡み×2を決めて、必死に豊田を追い込むが、豊田はそのクモ絡みの状態で立ち上がり、吉田を担いでそれを凌ぐ。こんな逃げ方したのは豊田が初めてだ。さすが生ける伝説である。
試合後、
吉田「もう一度やりましょう。それとも私と組みますか?」
豊田「万里改め吉田万里子さん、その変わった吉田万里子で全女のリングに上がってみない」
ところで、今回を機にアルシと全女は両団体は提携でもしたのか?


▽クイーン・オブ・アルシオン・タイトルマッチ
○ライオネス飛鳥(18分51秒、L.S.D.→片エビ固め) ×浜田文子
※浜田が6度目の防衛に失敗。飛鳥が第四代王者になる。
 文子は去年の年末にタイトルを取って以来、タイトル戦では勝ち続けているが、私的には評価の高い試合はなかった。
今回はアジャ以来の大物、飛鳥である。試合は序盤文子が卍固めで始まり、ヘッドバット→場外戦と序盤から飛ばす。また、飛鳥が文子の得意技アイコノクラズムを出せば文子も同じ技で返すといった意地の張り合いも見られなかなか面白い。ただ、飛鳥が担いで持ち込んだ2つの机を、机パワーボムと机フットスタンプ、そしてアルシ初めてのフラッシュ炎攻撃を繰り出すあたりは、ラフ攻撃で見せるプロレスラーの幅も奥も飛鳥の方が一枚も2枚も上。そして最後は飛鳥の必殺技、LSDで飛鳥がピン。
試合後
飛鳥「これから現役を2年間続ける。その間は私は文子に負けることはない」と宣言。 

 私的には、昨年末にアジャに勝って以来、文子の試合には感情移入が出来るモノが全くなかったので、今回負けた後の飛鳥の悪態マイクには、ここぞとばかりに1年分のヤジを思いっきり飛ばしてやった(ふっー)  




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