久々に大イベント発生! キング、ケツキス、ネイチャーボーイ!
■団体:WWF Raw
■日時:2001年11月19日
■会場:ノースカロライナ州シャーロッテ シャーロッテコロシアム
■書き手:ひねリン(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

久しぶりのRAWレポートです。月曜の夜、後で観ようと思ってRAWを録画しながら、観戦記ネット掲示板でもりあがってるプロレス社会学の話題に参加してたら、モナー氏や生首氏がRAWでとんでもないことが起こったと書いてきたので、これから急いでテープを観るところです(アメリカにいる俺より情報の早いこの人達っていったい・・・)。

その前に、WWFの現況をざっとおさらいしましょう。ご存じの通り、WWFvsアライアンス(WCW&ECW連合軍)の抗争が不発で、視聴率も観客動員も急降下中のWWFは、この失敗アングルをきれいに片付けるためか、11/18(つまり昨日)のPPV、サバイバーシリーズで両軍団の5vs5イリミネーションマッチによる最終決着戦をぶちあげました(負けた軍団は解散し、メンバーは全員路頭に迷うという条件。当然誰も信じませんが)。このサバイバーに向けての展開というのがまた、失敗作を全てぶちこわすというコンセプトにふさわしく、はちゃめちゃでした。

まず、前回のレポートでお伝えしたとおり、カート・アングルがWWFからアライアンスへターン。次の放送ではWWF軍ボスのビンスが負けじと「サバイバー当日にはアライアンスの誰かが逆にWWFにターンするであろう。それはストーンコールドである」と宣言。それを聞いたアライアンス軍は、一気にストーンコールドへの疑念が噴き出し、ストーンコールドも「ビンスは嘘を言っている。裏切るのは別の奴だ」と反論し、疑いが疑いを生み大混乱。対するWWF軍もエースの二人、ロックとジェリコが前回のPPV(ジェリコ王座奪取)以来大抗争を展開してるため、まるでチームは結束せず。そのうちロックがジェリコからWCWタイトルを奪い返し、それに怒ったジェリコがロックを騙し討ちして実質ヒールターンを行いました。

そうやって楽しい混乱状態を作っていったWWFですが、視聴率は相変わらず伸び悩む。ヤケクソになったのか、PPV直前の先週のRAWでは、全試合をいつもより30分くらい早く終わらせて、ロックとストーンコールドが漫才したり、二人仲良く歌ったりするコメディーを終了まで延々と流してました(これって、RAW等の中継の終了後とか、ハウスショーの最後に会場のファンだけへのプレゼントとしてやるおまけネタですよね)。さらに続くSMACKDOWNでは、ほとんどなんの脈絡もなくポール・ヘイマンが出てきて、キャップを投げ捨ててはげ頭をむき出しにして、ビンスに「お前は父親と各地のプロモーター達の間にあった盟約を破り、彼らを容赦無く侵略し、全米のプロレスを壊した。プロフェッショナル・レスリングをスポーツエンターテインメントなんてもんに変えやがった。ホーガンの血を絞り取り、ブレット・ハートの夢を奪い、そして俺のアイディアを盗み、俺の夢を、遺産を奪った。(解説のタズを指差して)こいつは凄いレスラーだったのに、お前のせいで単なるコメディアンになっちまった」等と絶叫するシュートアングルが炸裂(あくまでシュート「アングル」ですが)。わけわかりません。

そんなこんなで迎えた昨日のPPVのサバイバーシリーズ、メインの5vs5最終決着イリミネーションマッチは、当然アライアンスの誰が寝返るのか(あるいは寝返らないのか)が焦点でした。俺はいつものように酒場で観てたけど、近くのあんちゃんと「ビンスがストーンコールドと言ったから、たぶん彼じゃない。アングルはこないだターンしたばっかだから違う。ってことは・・・」と試合前に推理して遊んでました。あんちゃんはシェーンのターンを予想。俺は、メイン前にやった「優勝者は、メインでどっちの軍団が負けても、一年間は雇用が保証される」という条件のバトルロイヤルを制したテストのターンを予想(アライアンスが負けても彼は困らないから)。はたしてメインは、最後にストーンコールドvsロックの一騎打ちとなって、乱入してきたアングルがストーンコールドにイス攻撃して再裏切り(ヒールからベビーに再ターンしたのかどうかは分からないけど)し、めでたくWWF軍の勝利が決定しました。二人とも見事にハズしたわけです(ま、アライアンス→WWFへのターンがあったことは当たった)。負けた瞬間、控え室で泣き顔になってたステフにみんな大爆笑してました(つまり、誰も本気で彼女が路頭に迷うなんて思ってないってことです。当たり前ですが)。

ええと、サボってると今までのストーリーを説明するだけで一苦労ですが、ここまで書いてやっと、本日の大事件があったというRAWのVを観ることができます。

番組開始。昨日のサバイバーでも流してた、WWFの歴史を振り返るクリップ(ブラッシー等の白黒映像、初期レッスルマニアから現代まで。重い歴史をノスタルジックかつ真面目に振り返ってるというより、WWFがやるとそれのパロディーにしか見えないのが笑える)から、アライアンスとの滅亡を掛けた全面抗争まで一気に説明。

そして、本日放送前の出来事として、ビンスの自家製ジェットにミックが呼ばれるシーンが。昨日の大勝利に上機嫌のビンスは、ミックがビンスを罵り「俺はコミッショナーを辞任する」とまくしたてるのも気にせず笑顔で「そうか。ミック元気でな。Have a nice day!」

会場からの中継開始。昨日のアライアンス敗戦でヘイマンも路頭に迷ったことになっているから、放送席はJRひとり。

ビンス、これ以上できないほど胸を張って登場。リングに上がりガッツポーズし、昨日のWWFの勝利を誇り、アライアンスを裏切ったアングルを称える。そして今日から多くの改正が行なわれると発言。WCWもECWも消え去り、ロックの持つWCWベルトは、単なる「世界王座」となること、また「マクマーン様の尻にキスせよクラブ」の発足を宣言。本日、路頭に迷ったアライアンスのメンバーの一人が、雇用を求めてビンスの尻に(本当に)接吻すると予告。また、ストーンコールドが今日会場入りしてきたら自分のある計画を行使する、とも。

さらにビンスは、放送席のJRの隣の空席を差して「私は情深い人間だから、ポール・ヘイマンをここに呼ぶ。」と言い、ポールをリングに呼び込む。大喜びで入場してきたヘイマンは放送席について「俺はまぬがれたぜー」と笑うが、ビンスはリングに彼を呼びつける。そして「お前がこないだ私に言ったことは全然問題ない。ただ、私の改正の第一弾をここに行う。お前は首だあ!」ボー然としたヘイマンは、怒りつつもリングを降りて立ち去ると思いきや、いきなりJRを襲撃(昨日のPPVでも、この二人は放送席で散々舌戦を繰り広げてた)、しかし返り討ちにあい、セキュリティーに連れ去られる。それを見ながらビンスは、新アナウンサーとして何と「ジェリー・ザ・キング・ローラー!!」の名を叫ぶ。同時に音楽ともに、本当にキングがいつもの恰好で登場し、無理矢理連れ去られるヘイマンを指差して笑いながら歩いてくる。こらびっくり。新団体XWFで働いてんだったんじゃないの? でも意外にファンのリアクションは鈍いなあ。ともかくキングは本当に席について、JRに「俺とお前にあったことはもう水に流そう」みたいなことをまくしたてる。

というわけで、驚きのオープニングでした。うーんこれ、ヘイマンが今後放送席で使われないなら、ちょっともったいない。面白さだけならキングだけど、技名を絶叫したりしてレスラーの本当にいいところをアナウンスを通して売る能力はヘイマンの方が全然高い、という評判だったし。

トリッシュvsリタ(withマット)の女子タイトル戦。
昨日の5人での女子王座決定戦に、なぜか勝ったのがトリッシュ。そのトリッシュが今日も勝って、またマットとリタの間に亀裂が。どうでもいいけど。

ビンスが、アライアンス勢の中のタイトル保持者達(タッグ王者のダドリーズwithステイシー、ハードコア王者のRVD、ヨーロピアン王者のクリスチャンjと、昨日のバトルロイヤルに勝って雇用される権利を手にしたテストのいる控え室を訪ねる。ビンスは、以前RVDにWWF入りを断られた恨みから、彼にこのあとすぐに、ダドリーズとのハンディキャップテーブルマッチを行うことを問答無用で命令。驚いたRVDはやがていつもの調子で「分かったよ。」そのクリスチャン(エッジを裏切ってアライアンス入り)がビンスに「あなたと再び仕事できて光栄です」と握手を求めるも、ビンスは一言「私の視界から失せろ!」とにかく、アライアンス勢のタイトル保持者達は今後も出場できるということらしい。

昨日の、ダドリーズvsハーディーズのタッグ王座統一金網戦のフィニッシュシーン。金網最上段にのぼったジェフ、そのまま場外に降りれば勝ちだったのに、テーブルの上のDヴォンにスワントーンをかまそうとして自爆。ダドリーズ勝利。

RVD vs ダドリーズ(withステイシー)のハンディキャップテーブルマッチ。
短い消化試合。RVD、テーブルへの凄い距離のフロッグスプラッシュ自爆。でも相手にテーブル葬されなきゃ試合は終わらないルールなので続行。別のテーブルに3Dされるも、壊れずもう一回食らって終わり。RVDのタイツの背中には、カタカナで「ロブ」と書いてある。

アングル会場入り。スタッフに「調子どーだい?」と話しかけられ「調子はどうかって? 私は一人でWWFを救ったんだぞ。君が今仕事できるのも私のお陰だ。最高に決まってるじゃないか。」とゴーマンモード。そのままロックの控え室に向かう。

WWF New York で、やはり上機嫌のリンダが客と握手してまわってる映像。

アングル、ロックの控え室に。アングルはロックに、昨日のことを感謝してほしいようだが、ロックは無視。一か月間WWF勢を騙し、ロックを殴り続けたことを責めて、今日自分のタイトルをかけてアングルに試合を申し込む。アングルも快諾。ロックは最後に「お前は救世主ではない。Assholeだ。」

シェーンとステフ、(リモでなく)自分達で車を運転して会場入り。ステフはいぶかしそうに「どうしてパパは私達を呼んだのかしら?仕事をくれるつもりかしらね?」とシェーンに話す。

ビンスが再びリング上。シェーンとステフに(音楽なしで)リングに上がることを要求。二人の兄妹が登場。JRの説明で思い出したけど、二人は全財産をはたいてそれぞれWCWとECWを買ったことになってるんだった。ビンスは、自分が話す前に、二人に先に言いたいことを言えと促す。硬い表情のシェーンは「あんたの勝ちで、俺の負けだ。あんたのほうが上だった。」とだけ言って、リングを去る。

次のステフはいきなり媚びた笑いを見せ、斜め下からじっとビンスを見つめ「パパ!ごめんなさい。私はひどい間違いを犯しました。」と取り入る。次には「これは全部シェーンに言われてやったことなの。あいつに言われて私はECWを買ったし、ママをひっぱたいたのも、パパに死ねと言ったのも、全部あいつに言われてやったのよ!」といきなり兄を売る。たまにアップになる、いちいち目を見開いて反応してるビンスの顔も笑える。とにかく、ひとしきり謝ったステフに対し、ビンスの反応は「セキュリティー!この女を連れ去れ!」ビンスのふとももにすがりつくステフを、セキュリティーが引きはがし、ばたばた暴れてるのを連れ去る。このセグメントはけっこう笑えた。最近評判悪いけど、マクマーン一家にしかできない、大げさ過ぎるほど大げさなコメディーは俺はやっぱ好きだなあ。

控え室のビンスを、呼ばれたジェリコが訪ねる。ジェリコは、昨日のメインでオースティンに丸め込まれて退場決定後、腹いせに味方でまだ残ってるロックを攻撃して帰っており、ビンスはその理由を問いただす。傲慢に答えるヒール・ジェリコに対し、ビンスはケインとの一騎打ちを命令。

リングサイドにいるミスターTが映し出される。へー久しぶり。

ロックvsアングルの(WCWの冠の取れた)世界タイトル戦。
殴り合いから始まって、打撃技と叩き付け技を繰り返すいつものRAWスタイル。最後はアングルがオリンピックスラムから足首固めでフィニッシュに行ったところを、ロックが前方回転して回転エビでクリーンに勝利。こういう小技で決まるケースが最近増えてるのはいいことでしょう。必ずカウント2で返してたら、この種の技のニアフォール場面にスリリングさがなくなってしまう。また、アングルの必殺足首固めは、最近返し技を食らったり、それでも離さず極め続けてとうとうギブアップを奪ったりで攻防のヴァリエーションが増えてて、終盤で確実に盛り上がる見せ場となってきてます。ちなみに、試合後アングルとジェリコが二人がかりでロックを攻撃。当面はこの二人がトップヒールなのか?ちょっと(だいぶ)弱いなあ。

CM後、またビンスがリングに登場。例の「マクマーン様の尻にキスせよクラブ」のメンバーとして、アライアンスコミッショナーのリーガルを呼ぶ。Kiss someone's ass というのはふつう、つまり人に媚びへつらうこと意味するわけであって、別に本当に尻にキスするわけではない。そこでリーガルは「私はあなたのカバンをもちましょうか。コーヒーをお入れしましょうか?」とビンスに尋ねるも、ビンスは「仕事が欲しければ、私の尻に文字どおりキスするのだ」と。信じられない顔をするリーガルにビンスは「イエスかノーか?やめてもいいんだぞ」と迫り、とうとうリーガルはキスすることを決意。ビンスはリーガルにひざまづくことを要求し、ズボンを脱ぎ、さらにパンツ(黒ブリーフ)も下ろして本当にケツを出し、「荒れた唇はけしからん」とリーガルにリップクリームを塗らせ、そしてリーガルはためらいながらも本当に一瞬ビンスの尻の左側にキス(リプレイが出たけど、本当にやってた)。これで文字どおりのButtkisser なってしまったリーガルさんは、屈辱に震えながら引き上げる。久々に今日は、ビンスのバカバカしいほど露骨な権力者ぶりが炸裂してます・。

CM後、三たびそのシーンのリプレイが流れる(バカでー)。廊下を戻るリーガルは、くすくす笑うスタッフ達に「なにがおかしいのだ!」と烈火のごとく怒鳴り散らし、そこにいたタズに「このケツキス野郎が!」と言われていきなりストレートパンチ(!)で殴り倒す。それプロレスのムーブじゃないよ。あーおかしい。

ジェリコvsケイン。
興味ないんで早送り。ヒールジェリコがイス攻撃で反則負け。さらにケインをいたぶる。

おなじみCreed の「My sacrifice」に乗った、スーパースター達のクリップ。これ評判いいですね。プロレスとMTV系クリップって相性がいいっていうか、そもそもWWFの番組ってプロレスをMTV化してるようなところありますよね。もちろんそこにソープオペラの要素も加わってるけど。

ロックに敗れ、通路を怒りながら歩くアングル、エッジに悪態を付くも、言い返される。

屈辱を受けたリーガル、Yシャツのまま再び登場。タズとのシングルだそうで。またケツキスシーンがリピートされる(4度目)。

リーガルvsタズ。
タズは、アライアンスの中でもストーンコールドに嫌われてたから、WWFに近いということで仕事があるってことなのかな? JRが、SMACKDOWNの解説にもタズは残るという噂があると発言。試合は怒り狂ってるリーガルが、すぐにSTFみたいな技で勝つ。

控え室で落ちこんでるアングルを、ビンスが訪ねる。アングルは「あなた以外、誰も私に感謝してくれない」とこぼす。ビンスは「では私の感謝の証として、お前をWWF王者にしてやろう。一緒に来てくれ。」アングル、喜んでついてゆく。

CM後(今までストーンコールドが持っていた)WWFベルトを持ったビンスが、アングルと一緒に入場。ビンスは、ストーンコールドが来ないので、ベルトを剥奪し、アングルをWWF王者にすると宣言。今にも正式にベルトをアングルに渡そうとすると・・・

そこにあの「2001年宇宙の旅」のテーマが流れてきて、そう出てきたのは背広姿のリックフレアー! うわ本物だ。なんか若いぞ。アングルとビンスがボー然とするなか、ゆっくり入場してきたフレアーがリングインし、満面の笑みを浮かべてビンスに対峙すると、JRは「これは蜃気楼だろうか?私は本当にリック・フレアーがRAWに登場するのを見ているのだろうか?」いやほんと、そんなん聞いてないぞ?

気を取り直したビンスは笑顔で「やあフレアーさん、ここはあんたの地元だったんだね。忘れてたよ!」フレアーは「ここが私の地元かどうか、この観客に聞いてみればいいじゃないか!」と返答。ビンス「そうだね、ここはノースカロライナ州シャーロッテ、あんたの地元だった。でもここは私のリングだ。なぜお前がここにいるか説明しろ!(といきなり凄む)」フレアー「説明?私は昨晩、勝者に賭けたってことだよ!Whoo!!」 ビンス「いったいお前は何を言ってるんだ!」フレアー「私は大きな街角の大きな家で座って、勝者に賭けたのだよ! カート・アングルよ。ちょっと言わせてくれ。お前はオリンピック金メダリストだ。国の代表だ。お前はこんな方法で世界タイトルを獲ってはならない。カート・アングルらしくなれ。金メダリストにふさわしく行動しろ。最高の選手としてベルトを勝ち取る男となれ。」割り込むビンス「つまり、あんたは地元だからやってきて、私達に意見してくれたわけだね!なんとすばらしい!フレアーさん。光栄だ。ではさようなら!」

フレアーは「お前は私にすぐ帰ってほしいのか? 私は勝者に賭けて、その時シェーンとステファニーは、彼らの(WWFの)株を consortium(どう訳すのか分からない。企業の連合とか、協会とかの意味かな?)に売ったんだよ!consortiumだよ!Whoo!!」とロープに跳ね返り戻ってくる。さらにフレアーは続けて「そのconsortiumは、私だったのだよ。つまり、君と私は今後一緒にジェット機に乗り、リモに乗り、女の唇を盗み、辣腕をふるって行くわけだ! 我々はパートナーなのだから!!」とビンスの肩を抱く。あっけに取られてるビンスに対しフレアーはもう一度「そうだ! ネイチャーボーイと、ビンスマクマーンはパートナーなんだ!」と叫ぶ。正確な状況は掴めないけど、とにかくフレアーとビンスはパートナーになっちゃった、ということが分かればいいんでしょう。

そこにストーンコールドのテーマが鳴り響き、オースティンが駆けこんで来て(昨日の恨みで)アングルを殴り倒し、踏みつけタコ殴り。止めたビンスも同じ目に合わせて、二人はリング下から花道を逃げる。オースティンは、いつのまにかWWFベルトを肩に掛けていたフレアーに詰め寄ってしばらく睨み合うと、そのベルトを取って自分の肩にかける。にやりと笑うフレアー(この人年取ってもハンサムだなあ)。そしてオースティンは観客の投げ入れたビールをもって、フレアーにも渡して乾杯!「フレアーとビンスがビジネスパートナー!なんてこったい!」と叫ぶJRの声とともに番組終了。

ということで今日は、キングは戻って来るし、リーガルはビンスの生ケツに口付けしちゃうし、フレアーは出てくるしで、とにかくプロレスよりもストーリーのほうで驚きの大展開があったRAWでした。単純に、いきなり予告無しに大物を出せばそれだけでインパクトは凄いですね。あと、久々にビンスのバカ邪悪さが炸裂しまくり、最後にストーンコールドに見事にやられたのもポイント高し(これ、ちょっとWWF絶頂期の構図を思い出しますね)。とりあえず、ストーンコールドはこれでまたベビーにターンして、ロックもあいかわらずベビー。アングルはヒールからヒールにターン(笑)で、ジェリコも新ヒール路線を続けるということになるのかな? で、ビンスは大悪役と化した。でもフレアーがどう動くのかとかさっぱりわからないので、今後の展開は全く予想が付きません。ブッカーTはどーなるの? まあ、今までのものを壊して新しい流れを作ったのはいいこと。今後面白くなることを期待しましょう。こういう時には、試合そのものにストーリーが反映されず、イマイチおもしろくなかったのはしょうがない。hinerin




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