敢えて無題
■団体:闘龍門
■日時:2001年11月8日
■会場:後楽園ホール
■書き手:tigergate

 学習力のない私(泣)、いつものようにギリギリで後楽園入り。しかし試合開始までには若干の余裕がございました……18時37分過ぎ、「いつも何度でも」が流れ、終わるといつもの闘龍門JAPANのテーマが。いつものロックじゃないな、これはいい……と、思っているとこれがやはり長い。なじみのあるラテンなビートに、観客は手拍子をし出すが、曲が長すぎて次々脱落(泣) 最後まで手拍子をやりきった皆さん……おめでとうございます(何が?)
 曲終了と共にアナウンス。いっちゃん、TARUさん、SUWAが欠場。そして本日のラインナップ。第一試合は6人タッグ。正規軍(マグ、キッド、元気)対M2K(神田、スス、クネス)で、何とメンバーに神田が。あれ? 治ったの、首?
 と、思ったら第一試合だけをアナウンスした時点でM2K入場。神田は首にコルセット巻いたままだぞ。もっちー「この会社は神田を潰す気か」ともっともな主張。すると正規軍入場。「勝手なことをいうな」と血も涙もないマグ。さらにマグは校長を呼び込み、チクる(笑)
 メヒコにいた校長、「神田は治った」との偽情報をつかまされてカードを組んだとのこと。とりあえず出られないことは一目瞭然なので、第一試合から神田をはずすことを決定。喜んで、客席にまで頭を下げるルードの神田(笑) しかしどう組み直せばいいか悩む校長。もっちーダブルヘッダー、社長出陣、はたまた校長出陣など、様々なアイデアが客席を巻き込んで飛び交うが、結局正規軍のメンバーを削ることで落着。削られたのは「他の二人に比べて格が落ちる」との理由で元気。素直に引き下がる元気。

 うーん……何てわかりやすいんでしょう(笑)

 続いて、もっちーが「今日復帰するのはCIMAだけじゃないんだ」とチョコの復帰を祝う。チョコが復帰の挨拶をしようとすると、C-MAX登場。入れ替わりで正規軍が退場するが、了はお兄ちゃんの隣りにすり寄って残る(笑) M2Kも第一試合があるのでさっさと退場。
 リング上、C-MAXwith了は何を始めるのかというと、クレイジーファッキン。なんと了に加われと要求するCIMA。「そんなことをしたらマグナムさんに怒られます!」と拒む了。しかしお兄ちゃんが「なんだよお前。そんなことを言ってると今日のタッグ考え直すぞ」と言われて「喜んでやらせていただきます! 僕に音頭をとらせて下さい!」と脅しに屈する了(爆) 自転車ブラザーズ結成記念と言うことでクレイジーファッキン合体バージョンを二年ぶりに披露。後楽園名物の客への強要も、さすがに合体バージョンは拒否反応が強い(笑) 「正規軍の皆さんすみません!」と言いつつ、クレイジーファッキン初披露の了クン。あのー いわゆる正規軍の皆さんは、自分たちのことを「正規軍」って呼ばないんじゃ……? いっか、ややこしくなるし(笑)

第一試合 30分一本勝負 マグナムTOKYO、ドラゴン・キッド 対 望月享、ダークネス・ドラゴン
 M2K組はUWA6人タッグのベルトを巻いて登場。キッド登場の際には二人でサードロープを引き上げてからかう。マグのダンシングでは反対に所在なげなM2K(笑)
 試合開始はコールの直後。M2Kがつっかかり、クネスがキッド、ススがマグを捕まえてリング下へ。ガシガシやって一段落すると、リングにはススとキッド。ススの攻勢からドロップキック一発で逃れてマグへタッチ。リング下へ落ちたススの代わりにクネスが入り、腕をとっての投げ合いが展開。捕まえてバイアグラにいこうとするマグだが、クネス逃れてリング下へ。
 リングには再びススとキッド。飛び出したデジャブに場内が沸く。やっぱ見てすごい技なんだよね、これ。でも、ススにロープ摩擦で痛めつけられたりもする(笑) どうしても圧倒的な強さを発揮できないのもキッドの味なんですかねー SUWAとの抗争が懐かしい。
 展開進んで青コーナーでキッドのマスクを剥ぎにかかるクネス。マグが阻止して逆にクネスのマスクを剥ぎにかかるマグ。これはススにカットされる。
 スス、キッドを滞空時間の長いブレーンバスターにとる。ここらからM2Kの勢いが目立つ。二人でキッドをリフトアップして、場外へ落とそうとするが、客の反応が効いたのか、冷静にリング中央へ(笑) マグをふらふらにして、キッドにパワーボムをかけさせたりやりたい放題。
 中盤、クネスはエグいクリップラー・フェイスロックをキッドに。ススはリング内から場外のマグを牽制。さらにコーナー上段から合体パワーボムを狙うが、フランケンで返す身軽なキッド。
 リング上は戻ったマグと、クネス。ラリアット串刺し、フェイスバスターからコーナーからのミサイル。さらにリング下へ逃げたクネスへスイシーダ。流れが正規軍に戻る。
 リング上はクネスとキッドへ。クネス、ディファで見せた強引に膝を突かせての蝶野式シャイニング・ウィザードから直下式ブレーンバスター。フォールにいくもカウント2。再び直下式へいくが、電光石火のハレルヤに切り替えされる。これはススに助けられる。そこへ戻ったマグはススとバックの取り合い。ススがパワーボムの体勢に入ると、エプロンからスワンダイブ式ミサイルキックを放つキッド。しかしこれはマグへ誤爆。慌てるキッドをクネスとススが捕まえ、合体の変形パワーボム。フォールはマグが戻ってカット。
 スス、キッドをスパイラルボムにとり、リング中央に寝かせてコーナーへ登る。しかしエプロンへ戻ったマグがスワンダイブの入りからフランケン。ここから正規軍が乱戦を制し、最後はウルトラ・ウラカン・ラナ! 誰が誰にやったかはおわかりですね(笑) わかりやすーい。

○ドラゴン・キッド 【15分31秒 ウルトラ・ウラカン・ラナ→エビ固め】 望月享×

 試合後はマグがCIMA復帰を祝ってダンス。なかなか良い雰囲気ですね〜 さあ、ほ……じゃなくて、Xは誰なのかな〜(笑)


第二試合 エキシビションマッチ 5分一本勝負 新井健一郎 対 X
 ちなみにXはメインに出てくる人とは違います(笑) アラケン登場後、なんとSAITO先生を伴ってX登場。SAITO先生が育てた選手だそうな。マスクをかぶっております。
 Xの正体はコールで沖縄出身のスペル・シーサーと判明。っていうか誰もしらねーよ。ジャージを来たまま試合に臨む失礼なシーサー(笑)
 試合はやっぱ素人っぽさが所々に。ムーブがぎこちないです。ストレッチには付き合うが、投げられるのは嫌い。うーん、5分っていうのは、本当の限度なのかな?
 とはいえ、5分は短いです。しかし、残り10秒でアラケンをリング中央で寝かせ、なんとSAITOスペシャル2号! アラケンが起きあがって、それを蹴る時間は無かったけど、きちんと最低限の仕事はしましたね、シーサー君。

△新井健一郎 【5分 時間切れ引き分け】 スペル・シーサー△

 試合後、SAITO先生からシーサーの12月10日デビューが発表される。どこで練習してたのかな? やっぱメヒコなのかな? それとも華激とかの練習生だったのかな?


第三試合 次期英連邦ジュニアヘビー級選手権挑戦者決定戦 アパッチェ 対 リッキー・マルビン
 仲良く握手してスタート。アパッチェコールはやはりすさまじい(笑) あまりにひどくてリッキー拗ねる。リッキーコールでリッキーが機嫌を直すと、今度はアパッチェがご機嫌斜めに。このネタもすっかり定着しましたねー
 序盤は目まぐるしいムーブで、この二人の試合にハズレ無し。とても良い構成です。見飽きたっていう向きもあるかとは思いますが、やはりこういう計算されつくした、洗練された試合って好きですねー 当然メインには向かないけど。
 アパッチェは三角飛びプランチャを足を滑らせて失敗するなど、ちょっとらしくなかったけど、ロコモーション・ロメロやスタンガンはきれいに決まる。
 しかし派手さでは勝るリッキー、時折混じる日本語が可愛い(笑) ロープに飛ぶと逆立ちで帰ってくるムーブや、トップロープからの竜巻セントーンは見応えあります。
 最後は、BTボムでもリッキーを沈められなかったアパッチェがコーナーへ登ったところで、リッキーがロープを揺すってコーナーに尻餅を付かせる。そこへキックでリング下へ落とし、速攻のラ・マヒストラル。しっかりピンフォールです。

○リッキー・マルビン 【10分27秒 ラ・マヒストラル】 アパッチェ×


 休憩中、校長がグッズ売場でサイン会を。何か買わないとサインしてくれない。で、みんな大体2000円のパンフ買って差し出し、にこやかに応じてサインし握手する校長。たまに1000円のシングルCDを差し出す人が。すると急に冷たくなる校長(笑) そっぽ向いて握手するし(笑) サインが小さくなるのが嫌なのか、1000円しか買わないのが嫌なのか知らないけど……それはともかく見ててわかりやすかった(笑) ちなみに私は何も買いませんでした(笑) ごめんなさい(泣) だってパンフはディファで同じの買っちゃったんだもーん。


第四試合 45分一本勝負 CIMA 対 チョコフレークK-ICHI
 CIMAのコール時には金・黒・白のテープが大量に。同じく復帰の圭ちゃんが可哀想(泣)
 スタートからチョコがハイスパート打撃。パンチ、キックでCIMAの膝をつかせ、勝ち誇るチョコ。しかぁし! 顔面ハイキック一発でチョコをよろめかせると、背中に相手を逆さまに背負って、頭から落とす新技シュバインで秒殺ピンフォール!! うーむ。すばらしいドラマ。

○CIMA 【59秒 シュバイン→片エビ固め】 チョコフレークK-ICHI×

 いいですねー 気持ちいいですねー 力の差がはっきりしてて。


第五試合 60分一本勝負 ビッグ・バイスクール・ブラザーズ(ビッグ・フジ、斉藤了) 対 望月成晃、X
 どーでもいいけど、バイシクルじゃないの? スクールとかけてるのかな?
 オレンジの二人乗り自転車で登場。入場曲も「バイシクル・レース」のイントロで始まり、二人の曲をミックスさせて、さらに自転車のベルをしつこく加えたスペシャルバージョン(笑)
 続いてM2K組入場。リング上では同じ相撲チックな動きで待ちかまえる兄弟(笑) もっちー登場後、Xが呼ばれると、雷の音で始まる曲が。雷→嵐→波って思ったのは私だけでしょうかー 案の定「サーフィンUSA」のギターをサンプリングして、さらにアレンジした、みたいな曲です。

 そーです。現れたのはスカジャンに身を包んだ堀口元気なんですねー ちゃんとサーフボードは持ってます(笑)

 ドヤドヤとM2K側花道に殺到する正規軍セコンド。でも元気の決意は固いんですねー 錯乱するアラケンその他を蹴散らし、リングへ。いやあ、予想……してましたねー わかりやすかったですねー
 試合は、コール終了と同時に早速M2Kが突っかかってリング下へもつれる。リングに戻ったのは元気と了。まずは胸への張り手で意地の張り合
い。みなさん、髪の毛の話題には十分気を付けましょうね(笑)
 二人がリング下へ降り、フジともっちーがリングイン。もっちーが落ちると、フジはコーナー最上段に登ってプランチャを……打たない(笑) バランスを崩して落ちてしまうんですね、はい。
 変わって、リング上には元気と自転車兄弟。本日一発目の自転車兄弟連携。やっぱ盛り上がりますね、あのポーズ、了の満面の笑み(笑) 途中で元気一人に二人揃って転ばされるも、やっぱ、毛色が一緒なのかな? 了もパワーファイターの素養を持っているから、フジと綺麗な化学反応するのかも知れませんね。将来は相撲兄弟に転身したりして(笑)
 もっちー、何気に存在感薄かったりして……(笑) まあ、このアングルの前では一歩引かざるを得ないよね。しかし中盤、了を捕まえて左膝を集中攻撃。そこから膝を極めるが懸命にロープへ逃げる了。
 フジが戻ってきて、M2Kを蹴散らし、それぞれ反対側の場外へ落ちる。了が三角飛びプランチャで元気を狙うと、なんと北側リング下のもっちーにフジが飛ぶ! おー やっと勇気を出したんだね(感涙)
 リングに戻ると、なんと二人揃ってサイクリングヤッホー! しかしやり方がわからないフジ(笑) 観客に教えてもらいながらなんとか極める。そこへブルーボックスwith神田登場。フジを襲ってダウンさせるが、その後怒った了に返り討ちにあう。
 リングはもっちーとフジへ。もっちーのキックは今までの展開でかなりいい音をホールに響かせてきたが、ここでのキックはかわして至近距離のラリアット。沸く会場。しかしボックスが……一撃食らって、ふらっとしたフジにボックスを持たせてボックス越しの三角蹴り。うーん、こないだまで同じヒールだったはずなのに(笑)
 場面変わってGHロックを出しノリノリの元気。続いてはビーチブレイク。了へのビーチブレイクはカットされるも、もっちーのアシストから、カットしたフジにビーチブレイク。最近、良く出てくるようになったな。決まると威力有るねー
 リング上もっちーと了。パシンパシンいい音をさせて了を蹴りまくる。しかし一発逆転、兄譲りのナイスジャーマン! このフォールは返されるも、続いてフルネルソンに取ろうとする。これはカットされる。もっちー渾身のカカト落としを多用するが、粘りでは愛し愛される立場の人間が勝る(笑) 最後は一瞬の隙を突かれてメッセンジャー! ま、でも今日の勝敗はドーでも良いんですよ。自転車兄弟復活を素直に喜びましょう〜

○斉藤了 【15分23秒 メッセンジャー】 望月成晃×

 試合後はおさまらないM2K6人が了をリンチ。そこへCIMAが救出に。M2Kを蹴散らしてマイクを取る。チョコとの試合後にも少し言ってたけど、正式にもっちーへ対戦要求。もっちーは一つだけ条件を付けて飲むという。それはカベジェラ戦にすること。しかも結末は両リンだそうです(笑) 両リンで二人とも丸坊主になるリスクを負っても、両リンにプライオリティを置く頑固一徹もっちーさん(笑) そこへ校長登場。カベジェラを了承、12月10日駒沢大会にての対戦が正式決定する。その代わり校長からも条件が一つ。それはランバージャックにすること。ランバージャックを知らなかったもっちーだが、説明を受け、M2Kのアシストが十分期待できると知ってニヤリ。ついに今年がハッピーエンドかバッドエンドか、この二人に託されることになりましたねー

12.10 東京 駒沢大会 対戦決定カード

カベジェラ・コントラ・カベジェラ・ランバージャックデスマッチ <CIMA 対 望月成晃>


 M2K退場後、照明が暗くなり、校長が神妙な面持ちでリング上マイクを取る。「先日、一年で復帰すると言いましたが、医師の診断の結果、肘は完治の見込み無しと……」言葉に詰まる校長。顔を伏せて泣き出す女性が客席にちらほら。代弁のためリングに入った社長も途中でしゃべれなくなってしまい、しばらく重い空気が漂うリングに、再びM2Kが。
 そこでもっちーがマイクを取り、慰める……かと思いきや、「校長、いやウルティモ・ドラゴン、選手だけでなくプロデューサーも引退して俺に任せろ」と、極上ヒールの完全造反宣言! リング上で悪態をつくもっちーに切れた校長が掴みかかると、社長もろともM2Kが校長を! こ、校長を! なんと校長をリンチ!! 

 うそー
 まじでー
 なんて面白い(爆)

 正規軍とC-MAXが救出に入るが、十分痛めつけたM2Kは花道でハイタッチして笑いながら引き上げる。

 これはいいですねー CIMAは「やって良いことと悪いことがあるんやぞ!!」って言ってました(笑)が、プロレスってのは何でもありが大原則。でもここまでやるのはある意味思い切りがいるでしょうに……いつものように、駒沢が楽しみになってしまいました。11月中は駒沢のチケットの為だけに働きます(爆)


 えー最後に大事なことを一つ。
 校長は、引退するとは一言も言ってないんですよ(笑)
 「浅井嘉浩」と書いて「ビンス・マクマホンJr.」と読みたくなった日でした(爆)




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