速報観戦記
■団体:PRIDE17
■日時:2001年11月3日
■会場:東京ドーム
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

11/3 PRIDE17 東京ドーム大会速報 17:00START
第1試合
ヘンゾ・グレイシー
(ブラジル/ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)
vs
小原道由×
(日本/新日本プロレス)

(3R 判定 3−0)
菊田率いるGRABAKAと練習を秘密裏に重ねてきた小原
しかし そこから学んだのは「負けない方法」だったのか?
小原のビビリ方はヒクソン戦の高田を彷彿とさせる
終始引けていた腰は 本当に負けたくないという気持ちの現れであろう
しかし そんなプライドの守り方が逆に仇となった
終了後 ブーイングを浴びながら退場した 小原
一本負けしなかった分 次回に期待したい

ちなみに試合後の小原
「ヘンゾが寝技勝負に来なかった」
と語ったとか  どの口が言うか(笑)
逆にヘンゾ「相手が来ないからどうしようもない」って言ったそうな
第2試合
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
(アメリカ/チーム・イハ)
vs
石川雄規×
(日本/格闘探偵団バトラーツ)
 

(1R1分52秒 左クロスKO)
石川 いきなり猪木ポーズを取る わかってる人は大爆笑
誰もが一分以内に勝負が決まると思っていたが
その倍近くも、もってしまいました
死刑台にでも登るような表情の情念猪木
パンチを貰うも 反撃し 会場のウケは一試合目の小原と違って良かった
玉砕ぶりも対照的
プロレスラーの負け様はこうあるべし

第3試合
ダン・ヘンダーソン
(アメリカ/チーム・クエスト)
vs
ムリーロ・ニンジャ×
(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

(3R 判定2−1)
マニア向け過ぎますこのマッチメイク
誰が分るんだよ(笑)
1R 最初こそ前に出ていったヘンダーソンだが
なまじっか柔術のテクニックを覚えたばかりに
下のポジションになることを怖がらなくなったため
逆に良いポジションを取られてしまう
ニンジャもマウントがそれほど上手くない
ひっくり返されてしまうので
横四方からヒザヒジを打つなどして コントロール
コレじゃあ膠着ブレイクにはならない たいしたモンだ>シュートボクセ作戦
2Rも同様の展開
3Rにヘンダーソンのパンチがかなりヒットし(特に右フック)
会場はおおいに沸く
このラウンドの印象が判定に影響した模様(ラウンド事の判断ではないみたい)
メダリスト小林がヘンダーソン
RJW三宅がニンジャ
デュセル・バットがヘンダーソン

品川判定もニンジャ わかってますな!>三宅
ちなみに シュートボクセのフジマール先生
「こんな判定は納得できない! 訴えてやる!」と
上島竜平ばりに激昂したとのこと
対するヘンダーソン
「テロの影響は?」という質問に対し
「テロの影響は特に無いけど(DSEの)
試合2週間前のオファーというのはテロよりキツイな・・・」
とDSE批判まで飛び出した

ホイス登場
「私は引退してません!」
そんなこと言うためだけにわざわざ来日したのか(笑)

第4試合
×佐竹雅昭
(日本/怪獣王国)
vs
セーム・シュルト
(オランダ/ゴールデン・グローリー)

(1R2分18秒 左ストレート2発〜KO)
佐竹の気合の乗り方は いままでで一番
初めて打撃でやりあってくれる相手だと思っていたはず
しかし シュルトは規格外
打撃センスもK1選手並みだということがわかってしまいました
左ストレート2発の前に沈む

第5試合
×イゴール・ボブチャンチン
(ウクライナ/フリー)
vs
マリオ・スペーヒー
(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

(1R2分52秒 腕三角(肩固め))
リングアナに何故か立川談志師匠が登場(笑)
両者のコール後
「東京ドームのファンのために壮絶なファイトを期待します」
と場を盛り上げたにも関わらず
壮絶な展開となる前に 禅マシーン・マリオの技術が炸裂

蜘蛛男バヘート以来の本格派柔術家との戦いでどうなるかと思われたボブ
試合開始直後 意表をつくマリオのタックルで
ボブチャンチン 打撃を出せずにテイクダウンを奪われる
寝技になった途端 マリオの独壇場
パスガードをしかけて 足下に意識を集中させておきながら
技ありの肩固めでボブチャンチン タップアウト
マリオのスーパーテクニックに驚愕しました

休憩
外野は客をいっさいいれず 二階席の端も入れず
販売席に関しては満員じゃないでしょうか
四万ウン千人はいってると思います。
何故か場内ビジョンで「焼肉のさかい」のCMが流れてました。

猪木登場
パラオの大統領をつれてきて一言しゃべらせる
「パラオに観光にきてください!」テロのせいで激減してるんだな
そして なんと清原@巨人も登場 猪木にビンタの洗礼を受ける
「めっちゃ痛いわ」と

石井館長とサム・グレコが登場
大晦日の猪木祭りに参戦が決定
また来年からPRIDEのリングに上がる模様>グレコ
第6試合【特別ルール】
トム・エリクソン
(アメリカ/rAwチーム)
vs
マット・スケルトン 
(イギリス/イーグルジム)

(1R1分11秒 マウントから肘でチョーク(ギロチン))
ヒゲをたくわえて 風貌の変わったエリクソン
投げ一閃から すかさずマウントを取り
イージーな勝利
白鯨が黒熊に勝ちました

第7試合【特別ルール】
高田延彦
(日本/高田道場)
vs
ミルコ・クロコップ
(クロアチア/クロコップ・スクワッド)

(3R延長1R ドロー)
試合前 大・高田コールが起きる
この日 一番の盛り上がり
1R 高田が捨身のタックルでミルコからテイクダウンを奪う
しかし柔術の技術がまったく無い高田道場
それ以降は何もできず スタンドに戻る
再度 高田がタックルに入ろうとするも
そこからはミルコにガブられて 懐に入れず
年齢からくるスタミナ切れで ミルコの圧力におびえて
自ら寝るという猪木・アリ状態に入る
2R以降は声援がブーイングに変わり
高田信者・品川でさえ さすがに口アングリ
そのままエクストララウンドに入り 規定により引き分け
高田は相変わらず無傷 フザけんな!

ミルコ
アノ試合の高田の戦い振りに対し「彼は何のために自分との対戦を希望したんだ?」
と激昂

試合途中で左足甲?を痛めた高田 会見場には車椅子で登場
「足をやられたので、消極的にならざるをえなくなった」
ホイス戦のときも同じような言い訳をしてたような

セミファイナル【PRIDEヘビー級王座決定戦】
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
vs
ヒース・ヒーリング×
(アメリカ/ゴールデン・グローリー)

(3R 判定 3−0)
事実上の最強対決
パンチの実力差で完全に上回っていたノゲイラが勝利
ポジショニング等 含め ノゲイラが勝っていた部分が多いか
ヒーリングは猛攻を凌ぐので精一杯
たぶんヒーリングは柔術の強豪とは練習してないか?
ヒーリングの凌ぎはお客さんのヒートを呼んだが
品川的には ただしのいだだけ 最強対決期待したつもりだったので
実際は 善戦しただけちょっとガッカリです

客入り 公式発表 54246人
実数ではマイナス一万人ってとこでしょうかね
メイン【PRIDEミドル級王座決定戦】
×桜庭和志
(日本/高田道場)
vs
ヴァンダレイ・シウバ
(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

(1R終了時 ドクターストップ)
セミファイナルと違い
お互いにパンチを打ち合うタイプなので
緊張感のある素晴らしい試合に
桜庭は前回の失敗を教訓にして
いきなり足タックル テイクダウンを奪う
シウバも下からのディフェンスを上手くこなし
桜庭に何もさせない
スタンドに戻ると やはりシウバに一日の長があり
桜庭は低空タックルとガードポジションを取るしかなくなる
シウバ 下から十字まで出すなど 攻撃の幅が広がってるようだ
1Rゴング後 桜庭は左肩を押さえて
自軍コーナーにて 続行不可の意思表示
桜庭
「調子は良かったんだけど 期待に応えられなくてスミマセン」
と涙ながらに

残念ながら 観客が満足するような結果には終わらず
アクシデントによる勝利とはいえ 強さは際立ってました>シウバ
お疲れさま & おめでとう!

今大会の画像及び選手のコメントは こちら! report by 品川



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