想い続ければ、気持ちはきっと届く(爆)
■団体:闘龍門
■日時:2001年10月28日
■会場:ディファ有明
■書き手:tigergate

 実はディファが嫌い。理由は行くのが面倒くさそうなので。食わず嫌いも甚だしいが、どうも遠いところにあるイメージがあって、行く機会はあったが敬遠してました。
 しかし「引退」という単語がどうしても頭に引っかかってチケットを買ってしまった。SAITOが花束を渡されて涙のセレモニーが素直に進行する「わけがない!」(笑) それが闘龍門JAPANというものだろうと思ったので、小悪魔的期待を胸に有楽町線で新木場へ。乗り換えが煩雑なのも想像していたが、以外とすんなりりんかい線に乗れた。しかし……すんごいガラガラ。平日の混み具合を知らないので何とも言えないが、これで採算取れてるのかな?
 国際展示場駅で下車してひたすら歩く。やはり遠い! 実際はそんなに歩いてないのかも知れないけど、首都高速の上に渡してある橋がウザイ(泣) 有明コロシアムの隣を歩いて通りに出ると、視野のやや右前方にディファの電飾が。距離はあるけど、道はそこそこわかりやすいかも。
 ディファに入って右手にグッズ売場が。そこにいっちゃん発見。しかし……実は周囲に気づかれてないっぽいぞ、スーパースターのオーラ出せ、いっちゃん!
 中はなかなか綺麗かも。広めでシンプルなレイアウトは好印象。席に着くとちょうど「いつも何度でも」が……(笑) 笑い声があちらこちらから起きるのを聞くと、お客さんもちゃんとわかってるらしい。
 曲の進行と同時に照明が段階的に落ち、長いテーマ曲が。これ、短めにするか止めた方がいいよ絶対。
 曲終わりでリングアナから、CIMA、TARU、ストーカー、神田、チョコの欠場と、未だにSUWAの消息が不明なことがアナウンスされる。ふと、今日は陣容薄いな……と思ってしまいました。

 続いてC-MAX登場。と、いってもフジと手負いのTARUさんだけ。TARUさん、バットを杖に花道を一生懸命歩く。マイクを持つと、ギックリ腰であることを告白。やっぱデカイ人は自重で腰に来るんだね。しかし、自分の「代役」を用意したとのこと。呼ばれたのはTARUシート! うわっ、マジでちっちぇー マイクを持つと、体に見合った可愛い声(笑) しかも礼儀正しい。
 そこへM2K登場。チョコはいなくて神田は首を固定してる。もっちーがTARUシートを見咎めて「僕、こんなトコ来ちゃダメだよ。ママんトコ帰んな」と注意する(笑) いいなあ。しばらくネタになるなあ、TARUシート(笑)
 さらに正規軍+リッキー登場。お約束の「髪」ネタの後、もっちーのちょっかいで、フジ、了、元気の3WAYが持ち上がる。やる気満々のフジとは好対照に正規軍の二人はやる気無し。困ったフジは校長を呼ぶ。
 校長登場。珍しくフジがやる気を出したのを嬉しく思ったのか、了と元気を説き伏せ、第零試合を組むことを了承。校長もいい加減この三角関係に嫌気がさしていたらしい(笑)
 役目を終えた校長がスタスタ帰ると神田が吠え出す。ひとしきり吐き出して花道を戻ろうとしていたM2Kに言い返したフジはアイパーとモヒカンを間違えて、神田に「〜お前のアイパー〜」と言ってしまう(爆) これには神田も参った(笑) ススと笑いをこらえながら花道を戻るルードの神田(笑) ちゃんと仕事しようよ、藤井さん。TARUさんも次元の低い髪の話題はやめるようにフジヘ懇願(笑) その後はC-MAX、正規軍の順に退場。正規軍が退場の前にみんなで手を取り合ってアピールしている中、元気だけ花道を戻って行ってしまったのは……11.8後楽園のお楽しみかな?


第零試合 3WAYダンス 堀口元気 対 斉藤了 対 ビッグ・フジ
 スタートは手六つに行くかと思われたが、フジが「お前は邪魔なんだよ!」と元気に蹴り付けて、了とロックアップ。もうそこからは訳わかんない(泣) 二人が組み合って、そこに残りの一人が割って入る展開が目まぐるしく続く。リング上、元気にコーナーへ振られた了がそのまま三角プランチャでリング下のフジを「藤井さん!」と言いながら攻撃したのが一番面白かった(笑)
 しかし、オープニングで校長に「お前ら乱入するなよ」と言われたにもかかわらず、M2Kが乱入。三人を痛めつけて、元気だけをリングに投げ入れる。了とフジはリングアウトで元気の勝ち。どうやら神田が、フジに「元気に負ける」という屈辱を与えたかったらしい。

○堀口元気 【6分18秒 リングアウト】

 すたこらM2Kがいなくなった後、しばし佇み、難しい顔で見つめ合う三人。ともかく勝ったのは元気だし、彼は第一試合にも出るので花道を引き上げる。


第一試合 30分一本勝負 アパッチェ、新井健一郎 対 堀口元気、リッキー・マルビン
 例によってアパッチェは客に名前を呼ばれると嬉しいらしい(笑) スタートからしばらくは、断続的に「アパッチェ!」コールが。
 試合はアパッチェと元気で開始。一通りストレッチを繰り出してそれぞれパートナーへタッチ。
 リッキー、出会い頭のアラケンの頭突きにそこそこ流暢な日本語で毒づく(笑) 中盤にはリング中央に倒したリッキーの足を引っ張ろうとして、アラケンがコスチュームのパンタロンを引っ張ってしまい、裾が伸びて靴に引っかかる(笑) しかし冷静なリッキーは裾を直しつつ、横たわったままアラケンの飛び出し注意を待つ(笑) いい仕事してるぞ、リッキー!
 終盤。アパッチェのダイビングセントーンがリッキーに炸裂。そこからのフォールは元気がカット。今度は元気にアパッチェがBTボム。これはリッキーがカット。
 その絡みからリッキーがアパッチェを場外に落として飛ぶ。外人二人がリング下でやり合い、リング上はアラケンと元気がビーチブレイクかパワーボムか、という力比べ。ひとまず制したアラケンがコーナーへ登るとリッキーが手を出す。リングへ落ちてきたアラケンを捕らえた元気がビーチブレイク! これでフィニッシュ。

○堀口元気 【13分6秒 ビーチブレイク→エビ固め】 新井健一郎×

 試合後、何故かリッキーが元気に突っかかる。するとリッキーにビーチブレイクを食らわしてスタスタ帰る。その前にアパッチェにもビーチブレイクを食らわせてみたいだけど、見てなかった。しばらくリングから目を離していると、横たわっていた三人の内、アパッチェだけがまだ動かない。正確には「動けない」みたい。足をバタバタ動かしているものの、上半身が動かないらしい。すわ、ハヤブサの二の舞か!? 校長も登場し、ついには担架で運ばれるアパッチェ。大したこと無いなら良いんだけど。


第二試合 30分一本勝負 三島来夢 対 ビッグ・フジ
 立ち上がりからややグラウンド中心。三島のスタイルにフジが付き合っているという感じ。それでもヘビー級ファイターのフジは所々でチョップの撃ち合いを挑み、三島は鬼の形相で耐える。テレビで校長が言ってたけど、三島はロープに振られるのが嫌な様子。振られそうになってからコブラツイスト→卍固めと切り返す。これはちょっと感心。
 中盤、三島の勢いに感動したのか、握手を求めるフジ。客席から「騙されんなー」と声が挙がっているのに、応じてしまって目潰しを食らう来夢君(笑)
 そこからはしばらくやられっぱなしの来夢君。客席からは暖かい叱咤激励が飛ぶ。
 終盤、フジが「フィニッシュ!」と叫んで繰り出したノド輪を切り返して変形クロスフェースに捕らえる三島。フジ、必死に這ってロープへ。良い感じの攻防です。
 そんな中の10分過ぎ、どこからともなく神田がゆっくりとリング下へ。見咎めるも、気にせずにわざわざ神田のいる方向のロープへ飛ぶフジ
(笑) やはり足首を捕まれるが、中途半端な掴み方だったので、立て直してロープ際に向き直るフジ、そこへボックス! 倒れたフジを三島がスクールボーイでピンフォール。

○三島来夢 【10分52秒 スクールボーイ】 ビッグ・フジ×

 負けたフジは呆然。神田に「堀口に負けて、三島に負けて、二連敗で恥ずかしくねえのか!」と言われてオープニングのハッスルぶりはどこへやら。


 休憩前、校長withT2P登場。新たにメヒコより八木、近藤、小川内、TARUシート、"鬼畜"岩佐が加わり、計八人がリング上へ。ミラコレは相変わらずのナルぶりで、訳の分からないバッグを片手にリング上をモデル歩きし、ぶつかった校長に怒られる(笑) マイクの内容は、女性向けTシャツを作ったらしいので、その宣伝だった。
 休憩中、岡村社長と談笑するターザン山本氏を発見。初めて見たけど、実は背高いのね。


第三試合 45分一本勝負 さよならSAITOファイナル SAITO 対 T2P代表選手
 休憩終わりでまた長いテーマ。耳が痛い……音、割れ過ぎ。
 T2P代表選手は近藤修司だった。レスラーの体つきはしてるけど、小柄な体躯に黒いショートタイツが何だかなぁ…… なお、SAITOのコールの際に夥しい紅白のテープがリングへ。ちびっこの「SAITO頑張れ!」に応えるSAITO。シーンの一つ一つが、なんか湿っぽいですねぇ。
 試合スタート。やはりというべきか、グラウンド中心のマットレスリングが展開。SAITOもなあ……T2Pとして闘龍門に入ってたら息の長いルチャドールになってたかもね。
 SAITOスペシャル、ローリングキーロック、近藤がスピアにくれば、久々に見たヨシ風車。味のある技の数々。
 対照的に近藤はパワーで押す。スピアを多用し、極め技もエグい角度で首や肩をぐいぐい絞める。ジャベではフェイスロックを交えたものが得意な様子。
 終盤、近藤がスタミナの切れたSAITOをブレーンバスターの状態に持ち上げると、SAITO、ひざで脳天を打ち脱出。しかし最後は脚踏み鳴らしてからのスピアで倒し、ジャックハマーでピン。

○近藤修司 【7分18秒 ジャックハマー→片エビ固め】 SAITO×

 リング上では互いを称え合う両者の姿が。おお、引退試合っぽいぞ。SAITOに腕を挙げてもらって花道を近藤が引き上げると、SAITOがマイクを持つ。ずっと闘龍門で先生をやっていくんだろうな。
 引退挨拶が終ると、花道からもっちーが。「レスラーの引退ほど当てにならないもんはない。けど、帰ってくるんなら帰ってこいよ」と、後々の復帰を容認する温かいお言葉。さぞやSAITOも嬉しかろうと……思っていたら、もっちーの矛先がリング下でSAITO最後の晴れ姿を見守っていた社長へ。「一緒にお前も引退しろよ」の言葉にキレ、逃げるもっちーを追いかけて花道逆走の社長。それを止めようと追いかける分別あるSAITO道場長(笑) なんだよ、これ。やっぱ、普通には終らなかったけど、話の膨らまし方はショボイな。
 でも、まあ、もっちーも認めたことだし、帰ってこいよ! SAITO!


第四試合 60分一本勝負 UWA世界6人タッグ選手権試合 正規軍(選手権者) 対 M2K(挑戦者)
 M2Kは神田負傷のため、もっちー、ススにクネスを加えて参戦。
 続いて正規軍。了は第零試合では無かった自転車とヘルメットで登場。次にキッドが花道に出てくると、リング中央で待ち構えていたクネスがなんとトップロープとセカンドロープを開ける。するとススが「それでは背が届かない」と言わんばかりにセカンドとサードを開けてからかう。最後にモッチーがサードロープを引き上げて、M2K大笑い。続いてマグが踊って、リング上には久々の楽太郎師匠。ベルトを回収すると、マグのダンシング中、エプロンで寝てそのままだったM2Kに見せに行く(笑) 師匠が近づくとクネスが妙に慌てたのが面白かった。もしや笑点信者か?!
 ゴング前、M2Kは早々とスス先発を決める。正規軍はマグが出ることになったが、それを見たM2Kはもっちーにチェンジ。遺恨対決でスタート……
 と、思ってるとすごいラッシュ。マグ、ミドルの回し蹴りでファーストコンタクト。痛がるもっちーにすぐさまバイアグラ。開始早々、両軍入り乱れて場外戦へ。
 もしや両リンで防衛か?!と思っていると、カウント19でリング上には再びマグともっちー。そこからは多少大人しく、了とクネス、キッドとススへとリング上は移行。
 一巡して再びマグとモッチー。大田区を彷彿とさせる蹴り合いが展開。何でこんなに良い音するのかなー
 中盤、了が捕まる展開へ。三人に左膝を集中攻撃される。もっぱらタイトルを取られたススが攻める。逆片エビからのSTFなど、アイデアは豊富ね、この人。入り方はちょっと汚いけど。まあルードだからいっか。
 10分過ぎまでキッドか了がリングで捕まる展開。中盤、キッドとクネスが一騎打ち。キックの打ち合いではキッドが一枚上手。足を取られても延髄で切り返すムーブを2回も決める。しかしクネスも強引に蹴りで膝を付かせて、なんと前日武道館で蝶野が披露した、膝の代わりに足の甲を側頭部にぶち込む変形シャイニング・ウィザード(「シャイニング・ケンカキック」という名称が市民権を得てるようですが、私は嫌いです)を放つ!
 わかってる人はどよめく。わかってない人もどよめく。全日見に行って得したー(笑)
 やはりトップが絡む6人タッグはめまぐるしい。皆若いしね。デジャブやらサイクリングヤッホーやら一通り大技が見れた後、ボックスwith神田登場。この時間帯はややキッド活躍。ススに対してマグが腰振らない式フランケン(笑)をかけた後にウルトラウラカン炸裂。これはカット。
 リング下ではもっちーと了が派手にやりあう中、リング上はマグとクネス。エプロンにボックスwith神田が登り、そこへクネスがマグを振るも、スライディングで神田を落す。クネスは神田が投げたボックスを拾うが、マグが爆宙蹴りでやっつける。
 場面変わってリング上はもっちーと了。エプロンにはボックスを奪った堀口さんが! モッチーを羽交い締めして堀口さんにボックスを促す了だが、モッチー避けて誤爆。頭を抱えるわざとらしい堀口さん。何て分かり易い(笑)
 終盤、やはりねらいはちっちゃいキッドか。闘龍門の常で、リング下もリングみたいになってるので、面的な広がりのために全部を把握出来てません! すみません!
 横須賀カッターがキッドに炸裂。そこをクネスが引継ぎ、ススはもっちーと花道でマグを料理にかかる。
 クネス、グロッキーのキッドを、腕をクロスさせてのパワーボム(ダークネスボムなのかな?)に取る。これはカウント2。しかし続くダークネスバスターできっちりピンフォール。ところで了はどこ?(笑)

○ダークネス・ドラゴン 【20分58秒 ダークネスバスター→片エビ固め】 ドラゴン・キッド×
※M2Kチームが第20代UWA世界6人タッグ選手権者チームとなる。

 試合後はどこからともなくリングへ戻ってきた了をボコボコに。するとそこへ藤井さん登場。なんとM2Kを蹴散らし、ついに了の熱い(暑い?(笑))気持ちに応えることにしたと宣言。11.8での自転車ブラザーズ再結成、M2Kとのタッグ対決が電撃決定した。了的には、敵は誰でも良いんだよね。藤井さんと同じコーナーに立てれば(笑)
 M2K側はリーダーもっちー自ら出陣し、フジ遺恨の神田は首が1.5cmずれてる(笑)ので、もっちーのパートナーは取りあえず"X"とするらしい。もっちーはこの対決にC-MAX解散をかけることを要求。ちなみに"X"は今のM2Kメンバーではなく、他団体の選手でもない、とのこと。ってことは……?
 そんな劇的展開になんと病み上がりのCIMAが杖をついて登場。しかしリング上から杖をエプロンのTARUさんに預け、全快をアピールする。CIMAは自転車ブラザーズにC-MAXの未来を賭けることを追認し、さらに11.8は自ら復帰戦を行うことをもっちーに認めさせた。相手はもっちーに選ばせるということで、もっちーは簡単にチョコを指名。しかし実は今日欠場のチョコは負傷療養ではなく、対CIMAを見越して山篭もりしていたことが発覚。すげー さすが武輝。発想が安易だ。
 しかぁし、校長が登場して「CIMAの復帰は認めません」だって。理由は怪我が癒えてる筈がないから。でもC-MAX再興を訴えるCIMAの熱意に負けて、結局正式決定。


11.8 東京 後楽園大会 対戦決定カード

C-MAX解散を賭け、自転車ブラザーズ再結成! <斉藤了、ビッグ・フジ 対 望月成晃、X>
CIMA復帰戦! <CIMA 対 チョコフレークK-ICHI>

 あー 後楽園ってだけですでにチケット予約しちゃってたけど、毎回毎回観るのに疲れるカードばっかり。「疲れる」って悪い意味じゃないですよ、何とも言いようが無いですけど、敢えて表現するならドキドキハラハラってとこですかね? 陳腐な表現ですが。
 もっちーが提唱する年末バッドエンドに向けて日夜汗をかいている(爆)M2Kの皆さんに、また新しい仲間が……いずれにしても九州南部出身なのは間違いなさそう(笑) 楽しみだなー 後楽園。




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