上がって落ちる、最近のWWF。
■団体:WWF Raw
■日時:2001年10月23日
■会場:マサチューセッツ州ボストン、フリートセンター
■書き手:ひねリン(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

どうも。最近インディーばかり扱って、すっかりWWFレビューをサボっていたところ、一周年記念企画で「あゆ」がすごく分かり易いWWFの紹介を書いてくれているのに、トップにWWFの観戦記がほとんどないという事態を招いてしまいました。こりゃやばい、ということで今キーを叩いています。いやま、サボっているといってもちゃんと流れはフォローしてるんですよ。この前の日曜のPPVの No Marcy だって、酒場で観てきました。
よって今回は、そのPPVも含めてWWFの現況を伝えたいと思います。

とにかく現在落ち目と言われているWWFですが、日曜の No Marcyはマニアにはめちゃくちゃ評判いいみたいです。実際俺も観てて、試合そのものの出来はやたらいいと思った。ベストバウトは、文句無しにセミのWCWタイトルマッチの、王者ロックvs挑戦者ジェリコのベビー対決。二人ともものすごい切れのいい動きを見せて、非常に高いテンションで試合が進み、最後はジェリコ憎しで乱入したステファニーの持ち込んだイスを使って、ジェリコがロックをフェースクラッシャーして勝利。「大試合に弱いジェリコ」という評判を覆しました(そういうアングルでこの試合は作られてたってことです)。なんにしてもこの試合、いつもマイクのうまさがクローズアップされ気味の二人の、身体能力の高さが存分に出てました。年間最高試合候補の声も。

続くメインでは、WWFタイトルをかけて王者ストーンコールドとアングルとRVDのトリプルスレッドマッチ。ちょっと背景を説明をすると、前回のPPVで、テロ事件の波に乗って?アメリカンヒーローとして王座を獲ったアングルは、その過程で露骨にストーンコールドやブレットハートの過去のサクセスシーンを模倣したストーリーを連発したせいもあって、いかにも作られた王者という感じで人気がいまいち出てないようでした。そのせいか、あっさり(コミッショナーリーガルの裏切りで)ストーンコールドにタイトルを奪い返されています。アングルの代わりに、ファンの支持という点ではとにかくRVDがうなぎのぼり。同じアライアンス内で、リーダーの地位をRVDに奪われることを恐れたストーンコールドがジェラシーを燃やすというストーリーで、ヒール軍の中でベビーの地位を独り占めし、ついに今回はPPVのメインのタイトルマッチに食い込むところまできました。

今回の試合は、その前の放送でRVDに接触を図るなど不穏な動きを見せていたビンスがどう動くかがポイントでした。そのビンスは試合終盤にやってきてストーンコールドをイスで一撃(これを角で当てちゃって、本当にストーンコールドは怪我をしたらしい)。でもビンスはRVDよりもアングルの味方をしているようで、アングルがRVDを攻撃するのを励ましている。しかしそこにシェーンが入ってきてアングルを攻撃。ビンス怒ってシェーンに襲いかかる。そんなことをやっている間に、うまく隙を付いて復活したストーンコールドがRVDにスタナーを決めて王座防衛してしまいました。セミほどずばぬけてはないけど、まあテンションの高い試合でした。

この日はその他にもいい試合が多く、エッジvs(ヒール転向した)クリスチャンのタッグ屋対決のラダーマッチも、シングルマッチがさっぱり駄目な二人にもかかわらず、フィニッシュがクリエイティブだったためインパクトがありました(二つ並べたハシゴの最上段にクリスチャンを寝かせ、さらにクリスチャンの顔の下にイスを敷いたエッジが、さらにもう一つのイスを振り上げて頭にイスでサンドイッチ攻撃)。あと個人的には、前座の(デクノボー対決と思われた)テストvsケインが良かったのにもびっくり。ただ、酒場で観ていた感想としては、やはりプロレス目当てに来る人の数自体が少なくなってるし、熱狂度もちょっと落ち目になっている気がします。試合内容そのものはすごく良くても、それを支えるべきストーリーラインがインパクト不足なのに加えて、セミでもメインでも、明らかに大多数の観客のひいきの選手(ロックとRVD)が二人とも負けたため、大満足という顔をしてた人は少なかった。

PPVの報告はそんなとこにして、本日レポートするのはその翌日月曜のRAWなんですが、実はちょっと手違いで最初の30分ほど録画し損ねてしまいました。「PPVの次の放送の開始の30分」というのは、まさに今後一か月のストーリーラインを提示するものすごく大事な時間なので、これは痛恨の失敗です(泣)。しょーがないんで以下、英語サイトのレポートを参考に展開を追います。

まず、(離婚交渉中のはずの)ビンスとリンダ(WWFオーナーズ)が腕を取り合って登場し、ビンスが「私は療養を終えて、現在は最高の体調だ」とアピールしリンダとキス(おええ)。そこに子供たちのシェーンとステフ(=アライアンスのオーナーズ)が登場し、二人は「しなびたプルーン同士がキスするなんて気持ちわりー」と親にヒドイことを言ったりして、その後ビンスが「次回のPPV(サバイバーシリーズ)で、一試合決戦をしよう。WWFかアライアンスか、どっちか勝ったほうが全てを得るのだ。」と提案し、シェーン達がそれを承諾して、さらにいろいろあって乱闘になりかけたところでこの幕は終わったとのこと。この目で観てないのでなんとも言えないけど、このオープニングセグメントはとにかく面白くなかったという評判です。個人的には、マクマーン家の家庭内闘争は大好きなんだけど。しかしこれって、でっかい期待を裏切り続けたWWFvsアライアンス(WCW&ECW)の軍団抗争アングルが、今期をもってとうとう終わりになるということでしょうかね? ならそれはめでたい。あとこのオープニングの中で、昨日のビンスのイス攻撃にぁu謔驛Xトーンコールドの(ガチの)負傷欠場と、本日のメインが、ダドリーズvsジェリコ&ロックのタッグタイトル戦となることも発表されたよう。

リタ&トリッシュvsモーリー&アイボリー
この試合の途中から観ました。やっぱトリッシュはいい女だあ。復活してくれてなにより。予想通りリタが勝つ。 

控え室でリンダと仲良く話しているビンスが、RVDを呼んでWWFに勧誘。つねにマイペースのRVD「俺は別にどっちのサイドに付くとか、よく分かんないよ。」ビンスは「これは私の見方になるか、私に敵対するかの二者択一なのだ」と脅す。それでもクールなRVD「俺は今の俺の立場で満足だよ。つまり(両手の親指で自分をさすいつものRVDポーズをしながら)R・V・Dであることにね(観衆も一緒に「R・V・D!」と合唱)。」誘いを断られたビンスはRVDに、本日ビッグショウ相手にハードコア王座の防衛戦を命令。ちょっと驚いたRVD、そのうち微笑む。こうやって、どちらの軍団にも付かないRVDが一番おいしいところを持って行ってること自体、軍団抗争アングルがいかに失敗してるかの証拠のような。

マットが、恋人のリタの控え室に入る。するとそこにいたのは上半身をタオルで隠したトリッシュ。嬉しそうにごめんごめんとマットが謝ると、トリッシュは微笑んでシャワー室に消える。そこにリタが戻ってくる。リタに「なにやってんの?」と聞かれて焦ったマットは「き、君を探していたんだよ!」と答える。リタが嬉しそうに「じゃあシャワー浴びてくるね」とトリッシュのいるシャワー室に行こうとすると、マットはあわてて「い、いや俺の部屋で一緒に浴びようぜ」とリタを連れ出す。最近、この二人のこういうコメディが増えています。
アライアンスコミッショナーとなったリーガルのオフィスを、WWF新コミッショナーのミックが訪れる。ミックはリーガルの机のティーセットを放り捨てて、自分の持ってきた4並べゲームを置きながら、リーガルに「コミッショナー二人で、これからタイトルマッチを観ようじゃないか」と笑い、ずうずうしく座り込む。

通路でアングルとエッジが仲良く(かつての仲間の)クリスチャンの悪口を話していると、いきなりライノが突っ込んできて、ゴアでエッジをステンレスのドアにばちーんと串刺し(解説のヘイマンがいつものように「ゴーア!ゴーア!」と叫ぶ)。怒ってつっかかるアングルを、周りにいたレフ達がとめる。

コミッショナーのオフィス。今の騒動を受けて、ミックがリーガルに、ライノの持つUSタイトルにアングルを挑戦させることを提案。挑発されてリーガルはついつい承諾。

キッドマン(王者)vsTAJIRI(withトーリー)のWCWクルーザー戦。
最近ファームから上がってきて、WCW王座にしてもらったものの、腰だか膝だかが悪くて、WCW時代の動きには至っていないキッドマン。ヘイマンは、WCW時代にキッドマンとトーリーが恋人役だったことを指摘(というか、実際に今も恋人とか)。この試合もやっぱりなんかキッドマンの動きが良くないし、二人あまり当たったことがないせいか、攻防がすれちがっている。それでもTAJIRIはとにかく切れと音のいいキックで湧かす。なんかTAJIRIのほうからささやいている場面が多いぞ。終盤、そのTAJIRIがささやいてコーナーに振られて、突っ込んでくるキッドマンを飛び超えてタランチュラに行く予定が、聴き間違えたキッドマンがラリアットを放ちながら突っ込んでくるミスコミュニケーション。言葉の壁厚し、なのか? とにかくもう一回やりなおしてタランチュラ。そのあとちょっとカウント2の攻防があった後、TAJIRIが顔面キックで王座奪取。しかしこの階級、なんのストーリーラインも用意してもらえず、ほっぽらかし&王座たらい回し状態だなあ。せっかくWCWのビデオライブラリーの権利ごと買い取ったんだから、WCW時代のキッドマン&トーリーの映像を使って三角関係で盛り上げるとかすればいいのに。

早くも、来年3月のレッスルマニア@カナダ・スカイドームのCMをやってる。11月からチケット発売開始だそう。

久々にDDPが会場に登場。変態キャラをやめて姿を消したDDPは、ここしばらく自己啓発おじさんとしてヴィデオだけで登場してた。このヴィデオは俺的には大ヒット。毎回、いかがわしいおおげさな笑顔を浮かべたDDPが超ドアップで登場し、その笑顔を不自然にキープしたまま「さあ、ポジティブに考えようじゃないか! 僕が、君が自分を好きになるのを助けてあげよう!」みたいなことをゆっくりゆっくりしゃべる。それはともかく、本日登場したDDPは、服装は前とあまり変わってないけど、自己啓発セミナーや集会でリーダーが付けてるようなマイクロフォンを装着しつつ、笑顔で登場。リングに上がるなり、おおきく笑顔で口を開けて、手を広げてアピールした状態で顔も動きも停止してる。

DDPは大きく目を見開いて「僕だよ! D・D・Pだよ!(そして笑顔になり、その顔のまましばらく停止)。今日は僕は、君達全員に関係のあるメッセージを届けに来た!(笑顔→停止)それは敗北についてだよ。君達カンザスシティの酋長どもにはぴったりだろう!(ガッツポーズで笑顔になり停止。客も笑ってる)・・・敗北は悪いことじゃないんだ!これは、いいことなんだ!負けることで、君達は学べるからだ! 食事の取り方、トレーニングの仕方、生活の向上の仕方を学べるんだ!」

ここで爆音が響いて、(昨日テストに負けた)ケインが登場。リングに上がりDDPに鼻先を付けて睨む。それでも笑顔のDDPは両手を大きく広げて「ケインじゃないか! 君がこうやって僕の話の途中に入ってきたのは、悪いことじゃないんだ! これは、いいことなんだ!なぜかって? 君は、僕の話の完璧な例だからだよ! 君は昨日ケインに負けたね! そして君は人生の大部分で負け続けているね!(ケインは黙って聞いている。DDPは、相変わらずひとフレーズ話しては、笑顔でおおきく口を開けて停止を繰り返している)例えば、君の顔について考えてみようじゃないか! 君は小さい頃、ひどいやけどをして、その結果、君の顔の肉はただれている! でもこれは悪いことじゃないんだ! これは、いいことなんだ! なぜかって? なぜなら君は、おかげでいつもマスクを付けてるじゃないか! みんなマスクが好きだ! ハロウィーンはもうすぐだ! なんとすばらしいことじゃないか! 最高にすばらしいのは、マスクのお陰で、君の本当の顔を誰も見れないことだ! もし君・の本当の顔を見たら、女性達はゲロをし、子供たちは泣き叫ぶだろう!(笑顔)つまり・・・」ここでケインがチョークスラム。DDP失神。実況のJR「これは悪いことじゃない。いいことなんだ!」

いやこのギミック、ぜんぜん面白くないと感じる人も少なくないみたいだけど、個人的にはおかしくてしょうがないんで、詳しく書いちゃいました。世の中にあるあやしげなものを、極端に誇張してそのあやしさを倍増させるのは、プロレスの御家芸でしょう。まあ、おおげさに顔をつくってしばらく停止させるってのは、ロックがプロレスに持ち込んだ芸ですけれどね。今は客にも喧嘩を打っているのでヒールですが、受けが良かったら今後ベビーに転向して、いろんなレスラー達を元気づけてもらいたいものです。

ライノ(王者)vsアングルのUSタイトルマッチ。
長い試合になったので、結果が見えてしまいました。RAWやSMACKDOWNにおいて、メイン以外でタイトルマッチがあって、その試合がふだんのRAWスタイルの試合と違ってじっくり行われている場合は、ほぼ間違いなく王座移動です。WWF王座以外のベルトにどんどん価値がなくなっている現在でも、一応タイトル移動はイベントなので、それなりに時間をかけて行われることで、普段の防衛戦と差別化されることが多い。この試合は、二人とも優秀なレスラーなのでいい試合だったけど、顔合わせに新鮮味がないので特に書くことなし。最後はアングルの足首固め。喜ぶビンス&リンダ陣営と、くやしがるシェーン&ステフ陣営が写される。

ハリケーン(王者・withモーリー)vsブラッドショーのヨーロピアン戦。
スーパーヒーローのバカキャラのハリケーンは最近女が欲しくなったらしく、モーリーを誘拐して洗脳してパートナーの「マイティーモーリー」にしています。俺の世代の例えだと、ミドレンジャーとモモレンジャーみたいなもんです。最近彼らはアコライツにスクワッシュされることが多く、本日も、パワーチャージしながら懸命にしかける技をセルさえしてもらえず、クローズラインフロムヘルで二人で爆沈。ハリケーンは笑えるので俺は面白かった。とにかく現在トップ勢がマンネリ化してるんだから、ブラッドショーを上で使ってみてくれないかなあ。いきなりストーンコールドをフォールしても全然違和感ないと思うんだけど。ただやっぱ人気がないかな・・・。

コミッショナーのオフィス。ミックが高笑いし、リーガルは不機嫌。

テイカー&ケイン vs ブッカーT&ケイン
うーんブッカーはここずっとすごく動きがいいし、この4人は昨日シングルでけっこういい試合してたんだけど、やっぱ観る気にならない。早送り全飛ばし! 結果はケインがテストにツームストンで雪辱。この4人はこの2ヵ月くらい、ずっとこんな誰にも興味を持たれないだろう対戦を続けさせられている。だいたいテストとブッカーがタッグチームを組む必然性が、ストーリーとして全然つくられてない。

RVDが控え室を歩いていると、(これから対戦する)ビッグショウに遭遇。二人は笑う。

RVD(王者)vsビッグショウのハードコア戦
これも特に書くことないんだけど、RVDの消火器攻撃をビッグショウがイスで顔を防御して防いだところに、RVDがジャンピングソバット(ヴァン・ダーミネーター)。そこからファイブスターフロッグスプラッシュできれいにピン勝ち。書くことないとはいえ、RVDの試合だし、新鮮な組み合わせだから面白かった。ハイキックやソバットがビッグショウの顔に届いちゃうんだもんなあ。

第一回タフイナフ男子優勝者のメイヴェンが、先週のSMACKDOWNで、女子優勝者のニディアの助けを借りてタズを丸めこんだシーンの再現。メイ
ヴェンはここのところ、もと教官のタズと連戦するという破格の扱いを受けていたんだけど・・・

そのメイヴェンがWWF New York から挨拶。「確かに僕はタズに勝ったけど、あれはラッキーだった。だから僕はWWFのファームに行くよ。帰って来たときには・・・」と話したところに、タズが背後から襲いかかってタズミッションで落とす。ファーム落ちか。まあそりゃそうか。たった7ヵ月くらいのトレーニングで一軍に定着したら、レスラー達のジェラシーの的になって大変だろうって話だし。メイヴァンはとにかくマイクアピールが新人離れしてるけど、プロレスそのものはファイナリストの三人の中では一番下という評価だし。

それを観てたコミッショナー達。ミックがリーガルに、タズvsアル・スノーのタフイナフ教官対決を提案。カード的には全然新鮮味のないものなのに、観客がワーっと沸く。タフイナフにおける厳しくも暖かい教官ぶりで、アルのステータスがそれだけ上がってるってこと。

控え室、WCWベルトを肩に掛けたジェリコを、ロックが呼び止める。言うまでもなくロックは昨日ジェリコに負けて王座を失い、今日はタッグを組むことになっている。一気に緊張感が。ロックは笑うジェリコを睨み付けながら「ロック様は、お前の昨日の勝利を祝福する。最もエレクトファインな試合だった」と、そして今日は水に流して協力してベルト取りすることを提案。ジェリコも異存なし。そこでロックが去ろうとしたところをジェリコが呼び止め「昨日、俺のキャリアで最高試合をやれたから、君に敬意を表してプレゼントがある」と、いままでWCWベルトについていたロックのネームプレートを渡す(当然、今ベルトにはジェリコの名前のプレートが)。ロックはひきつりつつも笑ってみせ「クリスよ、ロック様は感謝する。こちらもプレゼントがある。いつか我々はリマッチを行う。その時お前は再び、これが必要なはずだ」とジェリコにイスを渡す(昨日、ジェリコはステフの持ち込んだイスにロックをフェースクラッシャーして勝った)。睨み合いながら別れる二人。ジェリコは少し微笑んでいる。

ダドリーズ(王者・withステイシー)vsロック&ジェリコのタッグタイトル戦
試合前に入れたCMが終わっても、RAW中継に戻らず、しばらく別のドラマが入るアクシデント。おかげでジェリコとロック、どっちが先に入場したのか分からなかった。まいいや。試合内容は、この4人で悪い試合のわけないけど、新鮮味ゼロだし、ジェリコとロックは前日に最高のものをみたので早送りぃぃ! 最後はロックボトムが炸裂してタイトル移動。なんとこの日4つ目。レフェリーからタッグベルトとジェリコのWCWベルトも渡されたロックは、ジェリコにタッグベルトを投げ渡すと、さらにWCWベルトを見つめ、ゆっくりジェリコに近づいてそれをジェリコの肩に掛けて、さらにジェリコを睨み付けた後ひとり去ってゆく。それを控え室で見届けたビンス&リンダが、抱き合いキスをするシーンで終了。

うーん、本日のRAW、ネットではとにかく評判悪いんですよ。オープニングもつまらなかったし、試合も、4つもタイトルを交代させたくせに断然低調だったと。大好評だった前日のPPVの貯金が、一晩で消えた感じ。俺はオープニングは観てないからわからないけど、それ以降はそこまでひどくないと思ったんですけどね(って、飛ばし見しまくった奴が何を言うか)。ジェリコとロックのやりとりは緊張感あって、ストーリーとして悪くないと思ったし、RVDやTAJIRIは(相手はともかく)相変わらず切れがあった。DDPもツボにはまった(これは俺だけかもしれん)。ただ、WWFvsアライアンスの最終決着戦は、確かにそれ自身あんまり興味を引くものでもないですね。それでもマクマーン家の抗争の面白さで引っぱれればいいんだけれど、いきなり離婚アングルを壊してビンスとリンダが結託したことで、明らかに物語りの説得力が削げてしまった。ま、今はちょっと先が読めないので、もうすこし様子を見ましょう。今後も、インディー興行に行かない週にはがんばって書くつもりです。




本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ