8/15修斗下北大会観戦記
■団体:修斗
■日時:2001年10月23日
■会場:北沢タウンホール
■書き手:うしをたおせ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

今回も行って来ましたぜ、下北に。ちょっとトラブって出るのが遅くなってたけど到着は18:10。
まだ全然はじまってませんでした。全選手入場もあったようで。まあ6試合ですから(^-^;)。
そうそういつもネット上でしか会えない人にたくさん個人的に会えて楽しい大会でした。

というわけでめでたく第1試合から観戦記です。

第1試合 フェザー級 5分2R
△小松 晃(格闘サークル コブラ会)
△横山宜行(総合格闘技STF)※2001全日本アマ修斗フェザー級準優勝
判定1-0(19-19,19-19,20-19)

二人とも黒スパッツ。横山選手は前髪長くて格闘家っぽくないルックス。

1R
小松右ストレート2発。横山タックル、小松切る。差し合い。小松テイクダウン。かつぎから
パス。上四方から腕十字狙い。横山上体起こして上に。小松ガードから脇差して見事跳ね上げスイープ!
ハーフに。横山ガードに戻す。小松たまにパンチ落とす。

2R
横山タックル。小松ギロチンに捕らえ自ら倒れる。ある程度捕らえていたが浅く、横山頭抜く。
小松見事にオモプラッタで横山を回転させ隙見て立つ。小松片足タックルでテイクダウン。
横山ガード。横山下から腕十字狙い。小松凌ぐも体勢崩され下に。横山上からパンチ。
揉み合いで上下展開し小松がサイドで抑え込む。しかし横山テッポウで返す。横山インサイドから
パンチ落として終了。

うーん二人ともデビュー戦なのにいい動きでしたね。後半体力は消耗してたけど。
特に寝技はいい動きがたくさん見られました。やはり小松選手のテクが光りましたね。
最近のアマはバランスがいいってことかな。


第2試合 ミドル級 5分2R
×大河内貴之(パレストラTOKYO)
○弘中邦佳(SSSアカデミー)※2001全日本アマ修斗ミドル級準優勝
判定0-3(18-20,18-20,17-20)

弘中選手KEIKO・Tシャツ着て登場。マニアックだぜ。セコンドはK’zの渡辺さんや和道さん。
オリジナルの黒いトランクス。最初はその体の凄さに気づかなかったが・・・。

1R
弘中右ストレートで押す。大河内はミドルで対抗。大河内の蹴り足取って弘中テイクダウン。
強烈なパンチ連打。大河内は隙見て後転して立ち上がる。弘中強烈なパンチのラッシュで攻める。
とにかく力強い。大河内タックルも弘中は難なく切る。大河内ガード。弘中足捌いてパス。パンチ落として
ニー・オン・ザ・ベリーからもパンチ。大河内ガードに戻してアリ・猪木状態になるも、弘中は
またもミドルとしては凄いスピードでパス。大河内は潜って下からアンクル狙い。ロープ際で両者
体勢崩れてブレイク。弘中またパンチで圧倒的に押す。大河内苦しくなってタックルも切られる。

2R
パンチ打ち合い。距離を取り大河内の蹴りも当たりはじめる。ローが当たる。距離が近づき、
弘中差して一気に腰投げでテイクダウン。サイドに。上からパンチ。大河内はガードに戻す。
大河内立つも打ち合いになると弘中の圧力で自ら下に潰れる。弘中すかさず上からパンチ。
大河内ガードになるも、インサイドから弘中パンチ連打。

いやー弘中選手、ホント衝撃のデビュー戦。強い!速い!打撃もいい。腰も強い。こりゃ凄いわ。
最近のアマってレベル高いのねって思わせる凄い戦いっぷり。スタンドもグラウンドも圧倒してました。
よく見るといい体してるんだ。分厚くて引き締まってて筋肉質の体。
下手するとクラスBは蹴散らされかねないっす。


第3試合 ブラジリアン柔術紫帯ペナ級・7分
×大賀幹夫(ねわざワールド&パレストラTOKYO)
○植野 雄(グレイシー・バッハ)
ポイント0-10
※植野がスイープ、マウント、バックマウントでポイント獲得

植野は骨法のテーマで登場。セコンドは松本、高田らワイフェニ勢。

予想通り始まったとたん二人同時にしゃがんで引き込み合い。大賀の足が中か。大賀は得意の上体
起こした姿勢。植野は柔術家らしく背中をつける。お互い座りつつも激しい足の差し合い、そして
道着を握る場所の探り合いが続く。だんだん植野の足が深く大賀の脇に入ってきたと思ったら、一気に
見事ヒップスローでスイープ!!そしてマウント!そして一気にバックマウント奪取!
植野はじっくりと絞め狙い。大賀は足を外そうとしながら絞めを凌ぐ。5分ほどじっくりと絞めを狙い続ける
植野。慎重な攻めのため、大賀に逆転のチャンスはなかった。残り30秒で植野が一本を狙って強烈に
絞めにくるのを大賀が凌ぎきって終了。

大賀選手に得意の形に持って行かせず、最初の仕掛け合いに勝利した植野選手が完勝。本場ブラジルの
バッハ道場留学は伊達じゃないところを見せてくれた。また修斗の試合での柔術テクが見たい。
話によると足を負傷していたようで。治してからの復帰に期待です。

会場を見渡すといつも修斗会場で見かけない柔術家(応援もしくは観戦)が多かった。やはり観客動員に
柔術マッチって貢献してるかもって思った。

ここで中山巧がリングに上がり、渡米しフックンシュートへ参戦する意気込みを語った。
かなりボソボソと・・・・(^-^;)。
飛行機に乗るのが初めてなので心配とのこと。英語も出来ないしとのこと。
相手はブラジリアントップチームの選手らしいですけど、修斗ランカーの強さを見せつけて来て
もらいましょう。同じくパレの山下、鈴木選手も参戦です。


第4試合 北斗旗ルール・本戦3分・延長2分
○アレクセイ・コノネンコ(大道塾東北本部)
×小野 亮(大道塾総本部)
再延長旗判定3-0(延長旗判定1-0で小野)
※小川英樹(大道塾中部本部)負傷欠場のためコノネンコが出場

本戦 
小野は鋭いロー、ミドルで攻める。コノネンコ引き込み返しで上に。小野はガード。ブレイク。
小野はミドル。コノネンコは掴んでテイクダウン。下の小野はすかさず腕十字狙いも浅くて決まらず。
で本戦終了。体格差で劣る小野選手だが蹴りが鋭く、距離感も良くアグレッシブに攻めていた。

延長
小野ミドルそして跳びヒザ。コノネンコ左フック。そして強烈な右ストレート。コノネンコ掴んで
背負い一閃!サイドからマウント狙うも崩れて下に。小野は上から腕狙い。ブレイク。小野はミドル狙い。
コノネンコはパンチで攻める。 だんだんコノネンコのパンチが当たり出す。

再延長
コノネンコ、ワンツー当てる。そしてヒザ。小野は距離取ってミドル。コノネンコのパンチで押されて
小野倒れる。コノネンコの右ストレート強烈に当たる。最後崩してコノネンコが袈裟固めで終了。
コノネンコがパンチの強さと体力で押し切った感じか。
頭突きやヒジや投げが少なくて正直今まで下北大会で行った2試合よりも迫力は無かった。
まあ社会体育に反して無くていいか。
総合格闘技、実戦的な戦いに興味のある方は空道世界大会に行きましょう。きっとおもしろいです。
僕は行きます。番頭にチケット売りつけられなくても(笑)。


第5試合 ウェルター級 5分2R
×杉江 "アマゾン" 大輔(ALIVE)
○山崎 剛(TEAM GRABAKA)
2R 3'44" 腕ひしぎ十字固め

山崎ニュースパッツ?青地に白ラインできれい。アマゾンは相変わらず赤いアマゾンスパッツ。

1R
杉江のパンチに合わせて山崎タックル。杉江は耐える。山崎またタックルでコーナーに詰める。
杉江差し負け、倒れかけるもロープを掴んで凌ぐ。しかし山崎また差し合いを制して両差しから
テイクダウン。ハーフに。杉江、なんと山崎の腰を手で押してそのままひっくり返す!ハーフに。
しかし山崎もすぐ上体起こして立つ。また山崎がコーナーに詰める。杉江はヒザ当てる。またも山崎
コーナーでテイクダウン。杉江は下からヒール狙い。逃げる山崎を追って杉江がタックルも山崎潰して
バック気味に。そして腕十字狙い。杉江クラッチを離さないままゴング。

2R
杉江パンチで出る。山崎タックル。杉江がぶる。杉江がぶったまま後ろに投げるもその体勢のまま
山崎起きる。杉江山崎の頭にヒザ。今度は山崎が捻って倒すも両者同体で同時に立つ。コーナーの差し合い
になるとまたも山崎が足かけてテイクダウン。杉江すぐ立つもまたもコーナーに詰められてテイクダウン
される。そしてそのまま山崎はサイドに。そして起きようとする杉江の隙を突いて腕十字の体勢に!
かなり杉江も粘るもとうとうクラッチが切れる!!かなり腕が伸び切るも杉江タップしない!
山崎腕を脇に抱えて異様な曲がり方になった時点でレフリーストップ!

山崎ライバル対決を柔術時代の対決に続いて腕十字で制し、とうとうクラスA入り!
マイクを持ち息も絶え絶えながら「グラバカで唯一修斗に上がってます。忘れないで下さい。
これでクラスAなので来年は頑張ってタイトル戦線にからんでいきたいです。よろしくお願いします」
とコメント。なんだかいい感じだった。雑誌ではちょっとビックマウスだけど。
それにしても打投極の投極だけで見事クラスA入り。デビューの小谷戦では打撃はいまいちだし、
パワーもなさそうだし、なんとかドローに持ち込んでいて、この先どうなることかと勝手に心配したが
さすがに日本トップの重量級寝技集団グラバカで揉まれているだけあって見事なテイクダウン、そして
寝技でした。テクニックなんでしょうね。ホント素晴らしいテイクダウンと寝技です。
しかしこれからが勝負でしょうね。穴をついてくる相手もいるでしょうし。

アマゾンはまたも山崎選手に苦杯をなめさせられることに。試合後は相当な悔しがり方だったそうです。
テイクダウンされすぎましたね。コーナーに押し込まれたのが一番の敗因でしょうか。
ここまで完封されるっていうのは相性もあるのかもしれないですね。若いのでこれからどんどん持ち味を
伸ばしてまた爆発して欲しいです。


第6試合 フェザー級 5分2R
○松根良太(パレストラMATSUDO/7位)
×高橋大児(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
判定2-0(20-19,20-19,19-19)

松根君、赤く染めた髪に刈り込みライン。そして新しい黒いBADBOYスパッツ。
高橋選手はロングトランクス。

1R
松根組んで首投げ。大児バックから投げ狙うも、松根バランスキープして上のまま倒れる。そしてパス。
腕十字狙い。大児は立ち上がり松根はパンチで追う。松根差してコーナーに詰め、ショートフック、
ショートアッパーの連打。松根がテイクダウン狙うと大児はアームロックで切り返す。松根足を刈って
テイクダウン。アリ・猪木状態でお互い蹴り合い。大児隙見て立つ。松根組んで内股。相手を崩した
ところをバックから腕十字狙い。大児も足をかけさせず、パンチを落とす。

2R
差し合いから離れて松根パンチ。大児はコーナーでボディにヒザ。コーナーでずっと差し合い。
やや松根はスタミナが切れたか自分から動かなくなる。(本人曰く守りに入っていたとのこと)
大児は差して振りテイクダウン狙うも、松根ロープを掴んで凌ぐ。そのままロープ際で差し合い、
ヒザの打ち合いで終了。

1Rの明らかな攻勢で松根判定勝利。ただ、2-0だったようにダメージ的にはあまり差はなかった。
相変わらずのアグレッシブな動きを松根君は見せてくれた。しかし2Rの後半守りに入ってしまったのは
個人的に残念。また本人も反省しているようだが、露骨なロープ掴みは相当印象が悪い。
これでまた勝利を重ねた松根君。次は激戦フェザー級の上位ランカーか。
高橋選手はなんでもこなすいい選手なんだが、惜敗。

さあ、11月は2日連続の修斗興行、日曜月曜はちょっと勘弁って感じ。月曜日は忙しいんだよ。
でも月曜のメインも最高だからなんとか行くしかないか。

それにしてもNKのメインはどうなるんでしょう・・・。心配でしょうがないっす。
五味はルミナとできないなら修斗離れるって宣言しちゃうし。なんだかなー。
個人的に一番見たいのは五味VS三島だけど、タイミング的には五味VSルミナの気がするし。
五味がわがまま言って出ていくのも修斗ファンとしていい気分じゃないし。
またルミナがタイトルマッチ組まれたのかって批判聞くのも嫌だし。困ったもんです。
選手もファンも納得がいく形で決定できるといいんですけどね。




本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ