10/20 RINGS 「ワールドタイトルシリーズ」 代々木第二体育館大会
■団体:RINGS
■日時:2001年10月20日
■会場:代々木第二体育館
■書き手:港のヨーコ

ヨーコで〜す。
こんな素敵な秋晴れの日は、素敵な殿方と・・・と思って
リングス観戦だわ。
原宿の駅を降りると老若男女がうじゃうじゃ・・・もう、凄いリングスファンが
全国から結集?と思ったら、代々木第一のほうはユーミンのコンサートなの。笑ったわ。
まさか、リングスファンがこのリングス新ルールをこの目で確かめるために
結集したのかと思ったけど、そりゃないわよね。


第1試合 【ユニバーサルバウト ミドル級】
×松田 恵理也(U-FILE CAMP) vs 磯野 元○(和術慧舟會東京本部)
(2R判定3ー0)


松田も磯野も黒パンツに坊主だから参ったわ。
しかも和田レフェリーだから坊主が三つで区別が難しいわ。
磯野は先日行われたJTCですべて一本勝ちで優勝したのよね。
セコンドには高瀬、門脇がつくわ。

磯野の一本勝ちを期待したんだけど
松田をグラウンドで終始支配するもココってのがないわねえ。
試合終了後、しきりに悔しそうな表情をする磯野だけど
やっぱりプロのリングでは緊張しちゃったのかしら?


第2試合 【ユニバーサルバウト ヘビー級】
○横井 宏考(リングス・ジャパン) vs 折橋 謙×(パワーオブドリーム)
(1R3分14秒 右フックTKO )

ああ、見る前から嫌な予感!
コレはどこまで折橋が粘るかが見所かしら?

オリケンネーム入り黒の吊りパンに赤のコートを羽織って入場する折橋、
見た目はすっかりニセ安生ね。
対してリングス期待の新星、横井は地味に黒パンツで入場するわ。
オリケンったらいきなり横井にメンチン切るなんて・・・そういうとこばっかり
ヤマケンなんだから。そういうトコばっかり真似するんじゃないっての!

そんなことするから横井は今まで封印していた打撃でオリケンを一気に攻め込むわ。
オリケンも気迫だけは負けじとヤマケンしこみの肘うちで対抗するけど・・・
時間の問題ね・・・右ストレートがすこーんとオリケンの顔面にヒットすると
かくんとオリケンは崩れ落ちたわ。
その時左眉間を切ったのかしら?鮮血がオリケンの首まで流れ落ちるわ・・・
気迫で立ち上がるも、再び打撃を食らってダウン。

横井君はデビュウ3連勝まっしぐらね。
会場は大声援で盛り上がったけど、コレはかわいそうだわ、分かり易過ぎですもの。


第3試合 【アブソリュート級トーナメント1回戦】
○リー・ハスデル(リングス・イギリス) vs ゲオルギー・トンコフ×(リングス・ブルガリア)
(1R4分22秒 飛び膝蹴りでKO)

さーて、ココからが本戦ね。
新しく導入されたくせに、いまさらながらの古めかしいルール、
ロープエスケープとダウンカウントはどう機能していくのかが楽しみね。

リングス・ブルガリアのトンコフは、分かりやすいいかにもリングス風外人だわ。
白いお肌のたっぷりしたおなかを赤いパンツからはみ出して、ゆっさゆっさ脂肪を揺らすわ。
昨年リングスでホベルト・トラヴェンと闘ったゲオルギー・ツベトフとは
同じ人だったかしら?なんておもっちゃった。
だって、あのときは「第二のコピロフ」って言われていたのよねぇ。

ハスデスは黒と水色のハーフ&ハーフパンツで入場ね。
そのハスデスが、ボクシング仕込みの打撃でトンコフを攻めるわ。
でも、苦し紛れのタックルでなんとかトンコフはラウンドを進めるの。
しっかし、二人ともスタミナないわねェ〜呆れちゃうわ。とってもリングスらしいけど。
そのトンコフがふぅふぅはぁはぁして突っ立ったまま休憩しているとこを
パンクラス近藤(そういえばこの頃はご無沙汰ね)もびっくりの真空飛び膝蹴りが炸裂!
思いっきり正面で受けたトンコフは綺麗にリングにそっくり返ったわ。
そのままピクリとも言わずハスデルのKO勝利!

観客は総立ちでハスデルを称えたわ!

でも、これじゃ新ルールは全く無意味ね。いつもの「観客が大喜びする」リングスだわ。


第4試合 【アブソリュート級トーナメント1回戦】
○クリストファー・ヘイズマン(リングス・オーストラリア) vs グロム・コバ×
(リングス・グルジア)
(3R判定 3ー0)


ヘイズマンはブラジル国旗の色のような緑のパンツ、
きっとリングスからブラジル勢がいなくなったことを無言で嘆いてるのね・・・
対してコバは黒パンツ、こっちの試合は「つまんない」リングスだわ。
どかんと大男がぶつかって、その勢いでグラウンドへもちこむんだけど
やっぱり決め手がなくてそのまま試合は進むわ。
1R終了間際、ヘイズマンの右フックでコバはぐらっと来るけど持ちこたえるコバだったし
2Rだってヘイズマンがコバに膝をがつんがつん入れるも、かつてのヤマヨシが得意としていた
ダウンをごまかすためのタックルで凌ぐコバ、さすがリングスだわ。
3Rはコバの金的で最長3分の休憩が入ったり試合にはあまり集中できなかったわ。
お互いにへばっちゃって、だめだめリングスの典型ね!

まあ、新ルール導入なのに全くお構いなく
「みんなが喜ぶ」リングスと「みんながブーイングする」リングスを
続けざまにみせるなんて、なんて気の利き様だわ!あたし、そういうリングスに驚愕ね!


第5試合 【ライト級オフィシャルマッチ】
×緒形 健一(シーザージム) vs カーティス・ブリガム○(カナダ)
(1R43秒 チョーク)

ブリガムはひょろりとした色白で青のパンツを履いて入場。
さあ、お楽しみのシュートボクシングからの刺客緒形の登場ね!
ちょっとキックっぽい黒パンツに白のガウンをひらひら靡かせて入場ね、
緒形がリングインすると、白の紙テープがいっせいにひゅるるっと飛ぶわ!
ホント素敵!綺麗ネェ・・・リングスで紙テープが見れるなんて・・・
あたしの前の4人組の女の子たちが
「綺麗ねェ、よかったぁ、徹夜で作った甲斐があったわね」
ってお互い抱き合って喜んでいたのもつかの間だったわ・・・
その後とんでもないことが起こったわ。

試合早々、ブリガムが緒形の背中に子泣き爺のように負いかぶさって
そのまま首を締め付けるわ!フラフラっとコーナーに近づく緒形、
その手はロープをさまぐっているのかしら?
まるで、ぱんつに手を入れたまではよかったけど・・・どこだか分からないっていう手つきよ。
でも、ロープは掴まずに、そのままがくんとマットに倒れて
余計に首が絞まるとそのままチョークで悶絶、あっけなかったわ・・・

ブリガムって誰?ってそんな柔術紫帯の無名の強豪とせっかくのお客様SBの選手に当てちゃダメだわ!
横井君には優しいのに、外様にはほんと前田OECって厳しいのね。
シーザー会長も顔はニコニコするでしょうけど
はらわた煮え繰り返ってるんじゃないかしら?
SBの前田も珍しくスーツ姿の後藤も呆然として神妙な顔していたわよ。
セコンドのルミナも立つ瀬がないわねぇ。
自分が宇野くんにバックからのチョークで落されたからって
なにもそこまで教えなくてもいいのにね。


第6試合 【アブソリュート級トーナメント1回戦】
○エメリヤーエンコ・ヒョードル(リングス・ロシア) vs 柳澤 龍志×(チーム・ドラゴン)
(3R判定3ー0)

まだ、試合出るとこあってよかったわねえ、柳沢。
またまた赤のボクシングっぽいぱんつで入場、セコンドは前田憲作ね!
Tシャツに「K1」って入ってるってことは自分はいっちょまえにK1戦士だと
思ってるのかしら?まったく勘違いも甚だしいわ!
たいしてヒョードルは黒パンツで入場。まあ、いつも通りね。

あ〜あ、まったく柳沢ったらまったく進歩が見れないわねえ。
1R早々簡単にグラウンドに持ち込まれるとチョーク!素晴らしいへたれ具合だわぁなんて
見ていたんだけど、これが、凌ぐ、凌ぐ。何時になくがんばってる柳沢を見たわよ!
チョークを逃れた後も今度は足を取られてこれまた苦しい柳沢、
んもう、早く決めちゃないさいよ!ヒョードルったら。じれったいわ。
2Rも腕を取られて、もう本当に決まりそうな感じ。
後ろのカップルも「ああ、早くきまんないかな〜いらいらする」なんていいながら
バクバクポテトチップスを食べてるわ。
3R同様の展開が繰り返されたんだけど、柳沢はヒョードルから終了間際一発逆転の足をとるわ!
これには観客もびっくり驚愕!こんなとこでヒョードルが負けちゃいけないと
割れんばかりの悲鳴だったわ。
まあ、結局決めきれず文句なく判定でヒョードルだけど柳沢を誉めるべきか悩むわね。


セミファイナル 【アブソリュート級トーナメント1回戦】

×滑川 康仁(リングス・ジャパン) vs エギリウス・ヴァラビーチェス○
(リングス・リトアニア)
(1R2分18秒ポイントアウト 3ノックダウン とタオル投入同時)


リングスの期待がかかっている滑川、頭は金髪でパンツは地味に黒ね。
たいしてエギリウス・ヴァギナ・・・間違えちゃったわ、ヴァラビーチェスだったわ、
坊主に青いパンツ、でもわぉ!逆三角形の凄い体してるわ!これは強そうよ。
滑川にはちょっと荷が重いんじゃないかしら?

予感的中!
1R試合開始でいきなりヴァラビーチェスはものすごいパンチを繰り出すわ!
その右ストレート一発を滑川は食らってダウン!会場は凍り付いたわ!
滑川は責任感だけで立ち上るももうふらふらね・・・
再びヴァラビーチェスは打撃の猛攻!滑川ダウン!
会場からは悲鳴が聞こえるわ。
「滑川選手は2ダウンのためもう一回ダウンの場合は負けになります!」と
臨場感こもったアナウンスが流れるわ。
だけど、格闘技の神様は無常ね・・・立ち上った滑川に容赦なくパンチ!
タオル投入と共に、滑川は砕け散ったわ。

ダウンカウントという新ルールは堪能できたけど、これは酷いわ!
滑川死んじゃう!「明日もまた生きるぞ!」って気分にはとてもなれないわ・・・


メインイベント 【ミドル級オフィシャルマッチ】
○金原 弘光(リングス・ジャパン) vs ケリー・ジェイコブ×(リングス・オーストラリア)
(2R2分51秒ポイントアウト 3エスケープ 最後は十字 )

セミで凍り付いた会場を金原は何とかしてくれるかしら?心配。

打撃で始まるけどグラウンドにもつれ込むと、金原は上になってジェイコブを攻めるわ。
でも、密着されてちょっと金原休憩ね。
まあ、でも、金原が腕をとるもジェイコブはロープを掴んでエスケイプ!
おおっと会場からため息が漏れたわぁ。
やっと、新ルール活躍って感じね。
一旦、ブレイクで試合再開!なるほどねえ、ここでも金原が再びグラウンドに持ち込みと
今度はチョークスリーパー!会場はヒートアップ!でも、またまたエスケイプ!
ああっっとため息が漏れるわぁ。そんな感じで1R終了。
みんなセミの氷河期をすっかり忘れて大興奮ね!
2Rも1R同様に金原が完全にグラウンドに持ち込んで完璧に腕をとって大きく伸ばしたわ!
金原完勝ね!まあ、やっと新ルール導入の真意がわかった気がしたわ。

まあ、当分こんな感じで行くんでしょうねえ。
あたしにはKOKリングスのおさらい→かつてのパンクラスのおさらい→完全なる回顧
と、まあ、分かりやすい興行だったけど、心には何も残らないのが
新世紀風ってことかしら?情念や闘魂とはさようならってことかしら?

さーて、とっとおうち帰ってお風呂入って寝よっと。

おしまい




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