ゴールデンタイムプロレス
■団体:新日本(TV)
■日時:2001年10月8日
■会場:東京ドーム
■書き手:青エス (ex:プロレス寅さん 垂直落下式!

今回は現地観戦でなく、地上波テレビ観戦ですので、あくまでテレビで見たダイジェストの試合観戦が基になっていることを予めご了承ください。
まあ早い話が「観戦記」っつーより、「感想文」つーことです!

<第1試合 ジュニアワールドデラックス 新日本vsT2000 30分1本>
○田中 稔&獣神サンダー・ライガー&エル・サムライ ( 11分18秒 ミノルスペシャル)邪道&外道&AKIRA×

どうでも良い試合。邪道と外道の「受けの巧さ」意外見るところが無いマッチメーク。
おれ的には稔が誰に何を訴えたくてリングに上がっているのかは、未だに不明のまま。

<第2試合 格闘超巨人上陸−ノーハンディキャップ!?新日本の壁 30分1本>
○ジャイアント・シルバ&ジャイアント・シン ( 9分6秒 ジャイアントプレス)吉江 豊&棚橋弘至&鈴木健三&井上 亘×

試合前の蝶野と乙葉ちゃんの絡みだけで大満足な展開。
ただシルバもシンもデカイと言うだけで、昔のアンドレのような底知れぬ恐ろしい「強さ」は伝わってこない。まあドーム大会のような「お祭り」にはこんなキャラもあって良いと思うが、デカイと言うこと以外に話を転がし様が無いこの二人。そのうち知らぬ間に居なくなっているでしょう。

<第3試合 新境地開拓!!〜番犬vs番人 無制限1本>
×小原道由 ( 3分36秒 TKO) ゲーリー・グッドリッジ ○

小原もそこそこ善戦した模様。ダイジェストだったので、全体像は分からんが、グッドリッジのパンチも中西戦の時ほどは不自然でなかった感じ。場数を経験してプロレスが分かってきたと言うことか。

<第4試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60本1本>
×成瀬昌由(26秒 腕ひしぎ逆十字固め)ケンドー・カシン ○

カシンが「PRIDEの石沢」で登場!しかし何でプロレスラーがプロレスのリングに上がるのにオープンフィンガーグローブを付けるのか、まったくもって意味不明!
そりゃ当初は小川や村上がUFOとして今の新日本のプロレスとの差別化を、より一層際立たせる手段として、OFGを付けるのはビジュアル的に訴える手段として成功だったが、今はもうそんな時代じゃないだろうが、ゴルァ!!

<第5試合 プロレス50周年メモリアルマッチ 60分1本〜 藤波辰爾デビュー30周年記念マッチ>
○藤波辰爾&ボブ・バックランド( 10分40秒 逆さ押さえ込み)テリー・ファンク&ドリ−・ファンクJr.×

ほんとに素晴らしい試合でした。バックランドの「キーロックの持ち上げ」も見れたし、テリーのジャブもドリーのトーホールド、藤波の逆さ押さえ込み!もう言うことなしです。
敢えて我がままを言うとしたら、ドリーの“鶏冠”が無くなっていたことが残念だ。

<第6試合 スペシャルタッグマッチ 60本1本>
○長州 力&西村 修 ( 10分40秒 片エビ固め)小島 聡&天山広吉×

長州力、静かなる復活。期待して良いのか?何を!

<第7試合 野人リベンジ!!〜プロレスラーとして… 無制限1本>
○中西 学 ( 6分2秒 フロントチョーク)安田忠夫×

とにかく中西にはいい加減、本気になってもらいたい。中西が本気でプロレスをやれば小川や藤田なんて相手にならないはずだ。本気でやれ、ニシオ〜!

<第8試合 Believe “自己” MYself 無制限1本>
×佐々木健介 ( 6分36秒 TKO) 藤田和之○

予告どおり小川乱入!そして健介、藤田、安田、中西、永田に宣戦布告。1・4東京ドーム参戦を明言した!
おれの常日頃の忠告どおり(笑)小川は藤田にも宣戦布告。これで小川の「K−1軍入り」は決定か?

肝心の試合内容は見るところが殆どなく、典型的な「ショッパイ試合ですいません!」の一言に尽きる。
まあ健介のVTに対する努力の成果は見られたが、藤田相手なら普通のプロレスやっても勝てると思うのだが・・
藤田の相変わらずのマットを蹴る膝蹴りには閉口・・あれが猪木の言う“闘い”なら、もうプロレス界に猪木は必要ない!もちろん猪木イズムは必要だが。

<メーンイベント CROSS GENERATIONS〜プロレス愛〜 60分1本>
○永田裕志&秋山 準 ( 28分4秒 バックドロップホールド)武藤敬司&馳 浩×

大変素晴らしい闘いだった。やっぱ武藤は凄いね。秋山はやはりいつもと勝手が違うのか、スタミナ配分に苦労した感じ。
当初より“噛ませ犬”と目されていた馳の、巧さと予想以上の粘りが、より一層試合を引き締め、ファンを興奮させた。
欲を言えば武藤と秋山の駆け引きをもっと見たかったが、ラスト間近の武藤の馳の背中越しの永田へのシュイニング、それを受けての秋山の武藤へのシャイニングの切り返し、そして馳の秋山への裏投げは最高のワンシーンだった!
結果的には永田が馳を予告どおりのバックドロップホールドでピンしたが、永田が一番目立ってなかったのは問題だ。
いずれにせよ“夢のつづき”を感じさせてくれる闘いだったのではないか。やっぱ武藤vs三沢、見たいよな〜。

総括。再三に渡る猪木の横槍にも惑わされず(最初ちょっと惑わされていたが)、藤波が新日本プロレスの総意として「猪木介入阻止」に走ったのは正解だった。
蓋を開ければ61500人の満員をマーク。久しぶりに動員面においても大成功の興行だったのではないだろうか。
完全に武藤や秋山の「プロレスLOVE」にやられた猪木が、小川を使って1・4ではどんな巻き返しを見せてくれるのか!それとももうその時は猪木と小川は袂を分かっているのか!ほんと久々に「次回へつづく」興行だった。おれ的には○です!




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