これからドンドン増していく闘龍門への期待感。
■団体:闘龍門
■日時:2001年9月30日
■会場:大田区体育館
■書き手:ほいほい@爆発 (ex:爆発!場外乱闘王

けっこうな雨が降っているにも関わらず、闘龍門の人気というのは安定してるなぁ。
入場客が列をなしている。中に入ると、でっかい照明。BIGマッチにかける思いは大きいってとこかな。
いつも思いますが、ホントに客入りが安定してる。固定客が多いっていうのは、
団体にとってありがたい事なんでしょうねぇ。その代わり一見さんがチケット取りにくい状況になっちゃいますけど。
そうなってしまうと、底辺拡大って難しくなってしまうのかな?とりあえず、興味がある人はGAORAチェック。
(闘龍門のまわしものになってみたつもり…(笑))



長い長いBGMが終わると早速MC。これ見なきゃ、闘龍門見た気がしなくなるのは不思議。
まずはM2Kの入場。一通り客いじり等で場を和ませるともっち〜久々の勝敗予想。
「SAITOvsSUWA…まぁ、どっちでもいいからSAITOって事にしておくか。」
「堀口vsアパッチェ…こりゃ、良い勝負だな。髪の毛が(場内笑)これこそ、カベジェラコントラカベジェラだ。
まぁ、この試合はドローって事でいいだろ。」
「チョコ&やっさんvsフジ&TARU。今日のカードで両リン出来るのはこの試合しかないだろ。」
両リンと聞くと何故か胸踊るソレガシ。M2Kのある両リンは、勝ち負けの決着がつくより、ドキドキさせるものがある。
不透明決着ながら、明らかに勝ち負けがついてしまうというのが何とも面白みを感じさせてくれる。
「ススムvs斉藤了…ススムはこの試合に勝つ為に、シリーズ中キッドのウルトラウラカンで12回負けたんだから。」
「そしてメインの…アブ…ソル…タ…メンテ。まぁ、これからCIMAは欠場だからな、CIMAの負けでいいだろ。」

ここでSUWA抜きのC-MAX登場。SUWA抜きだと完全なベビーフェイスですなぁ。
「おれは伊達に日本猿飼ってないでぇ。野性の猿に金網の昇り方を教わった。」と動き同様キレのないマイクのCIMA。
するとまたCIMA以上にマイクの冴えないマグナム率いる正規軍登場。
そして長いシリーズでちょっとずつ培ってきた仲間割れアングルをちらほら。
マイクをふられたキッド「ボクはあなたを信じたい。」とマグナムに対しずっこけマイク。
とひとしきりメイン登場選手のマイクを終わらせると、今度はもっち〜「なんだ?SUWAがいないじゃないか。」
そしてマイクをもったフジ「どれこれも斉藤了お前が悪いんだよぉ〜。」とここでマイクを持った神田。
「お前むかつくんじゃ!何ちゃらちゃらちゃらちゃらしてるんだよ!(その後、延々と続く)」とぶちきれマイク。
これは良いキャラだな。これなら、喋ってる事がわからなくても十分。素晴らしいな。

そして、マグナム、了の寒い掛け合いでMC終了。そして、ストーカーの欠場のご挨拶も寒々とお終い。
マイクだけだけど、これが第1試合かな。客を引きつけ暖めるのには調度良い。


第1試合 SUWAvsSAITO

プッシュアップバーを手に持ち威圧感抜群のSUWA。SAITOの三角飛びプランチャをイスで迎撃。
リングに戻ると強烈な逆水平。重たい音が場内に響く。
ジョン・ウー、フェイスバスター、FFFの得意技満載。これでピン。
カードに不満のあるSUWA
「こんなSAITOをプロとして扱っていいのか!?何でオレが第1試合なんだ!!それならオレにも考えがあるぞ。」
と激怒のマイク。これからCIMAが抜けるとなるとSUWAが外に出る可能性は低い。
となると…フジ(それに関わっている選手も含む)、SUWAのイザコザを起点にして主役となる。のかな?
まぁ何にせよSUWAが最前線に出てくるのは嬉しい限り。首の状態が心配ではありますけれども…。

○SUWA(2分38秒 片エビ固め※FFF)×SAITO



第2試合 アパッチェvs堀口元気

アパッチェいつもの声援に振り向き良い人キャラ。盛り上げ方がうまい。
しかしながら、アパッチェを見慣れたソレガシはちょっと退屈。
いつでもどこでも同じように盛り上げられるっていうのは、プロの鏡だよなぁ〜。
堀口も最近定着させようと必死のサード、セカンド、トップとピョンピョンはねるム〜ブを見せる。
ジャパニーズルチャ的なこの試合はアパッチェのBTボムで決着。
アパッチェのアステカフックは良い音するわ。体育館だからよけいに響くのかな?
何にせよ、一流のルチャドールの味わいの深さを堪能出来たんじゃないでしょうか(笑)

○アパッチェ(12分11秒 エビ固め※BTボム)×堀口



第3試合 神田裕之&チョコフレークK-ICHIvsビッグ・フジ&TARU

神田のぶちきれキャラ炸裂で、試合にならない…わけはない。その辺はきっちりしてる。
しかし神田のそのキャラがフジへの絡みの時の期待感を増幅させる。
チョコをうまく使いながら連係のさえるM2K。勿論、お馴染みのブルーBOXで味付け。
ごちゃごちゃしつつ両リンかな?と思われたこの試合は、意外にも神田のジャーマンという、
あっさりかつキレイな形で終わる。
チョコも不恰好ながら、ちょっとずつうまくなってるなぁ。
そしてまた神田のぶちきれマイク。「ぶっつぶしてやるからな!(以下延々)」
このマイクには、もうベビーフェイスーMAXもかたなし。
気に入った。ぶちきれキャラサイコー!

○神田(10分08秒 ジャーマンスープレックスホールド)×フジ


休憩前、T2P登場で旗揚げ戦の後楽園の宣伝。
ミラコレのイタリア語マイク…。「どうせ皆にはわからないでしょうけど。」とナチュラルヒール発言。
TARUさん、斉藤了も登場して旗揚げ戦を煽る。
最初はわけて並行してやるんでしょうけど、そのうちクロスしてくるはずでしょうから、
そうなったら闘龍門の厚みが増す。面白くなるだろうなぁ。


第4試合 NWA世界ウェルター級選手権試合 望月享vs斉藤了

プロレスの上手い両者。まぁ、外れはないだろうなと思っていたんですが…。
序盤から、ねっちり、じっくりとした関節の攻防。いちいち、笑顔で頭を指差すススムの表情が抜群に良い。
ススムは了の足に照準を絞ると徹底的な足攻め。各種のニークラッシャーは、ススムならでは。
こうなると当然の如く試合に介入してくるM2Kセコンド陣。
最近はあまり見られない神田とススム二人の連係攻撃。アクアライナー、カミカゼ⇒下克上の黄金連係。
を狙った所で入ってきたのはビッグ・フジ。反則を見逃させようと蹴り、ブルーBOXでレフェリーを、
寝かせていたのが仇となる(笑)ススムの決め技横須賀カッターを決めたがそれも仇となり、
最後は了の秘技メッセンジャーで完璧な3カウント。嵐のような祝福の拍手を打ち破るかのように、
出て来たSUWA。「このブタ野郎!なんで斉藤了助けてるんだよ!」と大激怒。
止めに入ったTARUさんをも突き飛ばす暴走ぶりに、斉藤了の勝利がちょいと薄れる。
ススムはかなり王者らしい王者だったのにな。長期政権でも良いと思ったけど…。持ち回しかぁ。

○斉藤(21分26秒 メッセンジャー)×望享


ここでリングの周りに金網が張り巡らされる。
けっこうな高さの金網。低かったら興醒めするなという懸念は軽々吹っ飛ぶ。
しかしこの限られた空間の中でどうやった試合運びするんだろう…?
闘龍門がやっているようなスタイルは場外スペースは命みたいなものだから。
それがなく、しかもばらばらの5人が入る。そこでどんな組み立てが出来るのか?非常に興味は尽きなかったけど…。


第5試合 望月成晃vsダークネス・ドラゴンvsCIMAvsマグナムTOKYOvsドラゴン・キッド

まず最初の10分間は上れないちうルール。それを忘れたかのように金網に飛び付くもっち〜。
5人が入り乱れているのでなかなかロープワークは出来ない。
ほぼ打撃技オンリー。それを仲間割れ等のアクセントをうまくいかしていく。
もっち〜がクネスにボディースラム、マグナム、クネスの連係ドロップキック。
勿論、たいした事はやってないし出来ない。けど、この金網エスケープという試合形式で起こるゲーム性を
うまく散りばめている。この辺はさすがだけど…如何せんゲーム性が強過ぎる。
10分を前にすると、いっせいにもっち〜を攻める4人。そして、10分経過と共に、4人がそれぞれ、
4コーナーの金網をよじ登っていく。それに気付いたもっち〜が4人を引きずり落とす。
まぁ、これはコントのお約束みたいなものでしょう(笑)
そんな中、もっち〜にキッドを羽交い締めにさせ、自らミサイルキックを放とうとしたクネス、リング内には飛ばず、
金網にジャンプして1抜け。金網をよじ登るクネスはまるでトカゲ(笑)リアルアニエスbのマークだな。
次に抜けたのは、意外や意外CIMA。隙をつき金網をよじ登り、最上部にある鉄パイプで逆上がりしエスケープ。
欲を言えば、ここから飛んで欲しかった…。欠場の謝礼として無茶するのも良いかな?と思ったんですが。

残っているのはマグナムとキッドともっち〜。こうなるともっち〜が集中放火されるのは目に見えている。
キッドの信じていたマグナムの好フォローでキッド3抜け。
残ったのはマグナムともっち〜。どっちが負けてもおかしくない。
7月からずっと良い思いをしてきたマグナム。そして、去年の暮れケガにより坊主を免れたもっち〜。
さぁ、どっちだ。
マグナムがバイアグラドライバーでもっち〜を寝かせると、金網によじ登る。
ここは当然M2Kセコンド陣が活躍する出番。神田、チョコも金網に登りマグナムを押さえ込む。
そして、クネスの金網越しのブルーBOX攻撃で、また1からやり直し。
蘇生したもっち〜、ハイキック⇒ツイスター⇒ハイキックというラッシュでマグナムをKO。
ゆっくりと金網を登り、エスケープ。残されたのはのりにのっていたマグナム。

例の如く、バリカンで髪きりの儀式がもっち〜の手によって行われる。そしてマイク。
「オレとクネスが仲間割れ?そんなわけないだろう。おれがクネスのマスクをお前に渡したのは、
それによってキッドとの仲が悪くなると思ったからなんだよ。すべてオレが頭の中で描いていたシナリオ通り!
曲りなりにもお前には3連敗しているからな。これだけじゃ気が済まない」とまたリンチ。
この光景に引いてしまう場内。有明の時と同じような空気になってましたわ。
「今年は、闘龍門にハッピーエンドはないぞ!バッドエンドにしてやる。」

んまぁ、バッドエンドの方が良い(笑)ハッピーエンドだとそこで終わってしまう。
ウルトラマンが勝つより、負けたほうが、どうなるんだろう?って思えるのと同じような事。
当分、闘龍門はM2Kが引っ張っていく事になりそぉですねぇ。

○望成(29分13秒 金網エスケープ)×マグナム


前回の後楽園が良過ぎたせいもあったし、今回は金網っていう難しい試合。
凄く面白かったとは言えないけど、十分に楽しめたのは確か。
このまま年末まで突っ走る事でしょう。
でも、これから大田区ぐらいの中箱会場での試合の組み立て方も捻った方が良さそう。
箱に合った試合が出来るようになれば、まさに鬼に金棒。さらなる飛躍を願う。




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