UFC 33 "Victory in Vegas" 観戦記
■団体:UFC33
■日時:2001年9月28日
■会場:ネバダ州ラスベガス マンダレイベイ・イベントセンター
■書き手:某っち (ex:格闘潮吹きマン○固め!!
しかし、アメリカに行って思ったけど、やっぱ、海外の強豪は
本当に立派だとまず痛感したね。僕はまったく英語がダメなんだが、
海外の強豪も日本で試合する時、まったく言葉も生活風習も違う中で
試合するとなると本当に凄い!試合しないだけでもメチャ大変なのに。
海外の強豪バンザイ!

そんなこんなでついに行ったぞ!!マンダレイベイ、とにかくベガスの
ホテルは異常に広いので迷ったが、なんとか会場に到着、会場前では
イハ(ファービアノ)軍団がTシャツをタダで配っていたのでもらってから
会場に、席は一番高い席だったので、オクタゴン真近の5列目、
選手入場もばっちり見れる凄い席。こんな良い席は品川さんと
掣圏道見た以来だ。
会場は予備戦で7割程度、最後は満員になってた。
なお、次回大会でクートゥアvsヒーゾ、ペンvs宇野が発表された


□ディン・トーマス(判定)ファビアーノ・イハ■

地元の英雄、イハに圧倒的声援の中、試合スタート、イハ、テイクダウン
奪うもトーマスが三角仕掛ける、しのいだイハが得意の腕十字で決まり
かけたが、トーマスなんとかこらえる、共に柔術系選手なので、グランドでは
動きがあったが、その後はトーマスがグランドを嫌いスタンド中心、
3Rにはトーマスが金網に押し込み、膝、打撃でポイントを稼ぎ、
判定でトーマス、まあ、マストじゃなければドローでもいいかなって感じ。
あと、イハのセコンドはティトが付いてた

○ヒカルド・アルメイダ(三角絞め)ユージーン・ジャクソン●

アルメイダ飛び膝からテイクダウン、しかし以前からずいぶん強くなった
ユージーンのギロチンが決る、アルメイダなんとかしのいで上をとる
もユージーンが立ち上がり、再びスタンドへ、ユージーン腰も強くなって
てなかなかテイクダウンできず、アルメイダ、ハイキック、これをユージーンが
つかんだ瞬間、引き込み三角絞め、きれいに決り一本勝ち、アルメイダ技ありだけど、
ユージーンも簡単に倒れなくなったし強くなってたよ

○中尾受太郎(tko)トニー・デソーザ●

地元選手のソーザに大声援、1Rは中尾が金網にソーザを押し込み、
そのまま動かず、ソーザ、これじゃ試合にならないよとレフリーに
クレーム、その後、ソーザが後頭部にパンチを与え続けるが中尾、岩の
様に動かず、2Rスタンド勝負に出た中尾の左フックが命中、崩れ落ちる
ソーザを見てレフリーが止め、中尾ko勝ち!凄い、凄すぎる中尾、
会場も打撃勝利に大歓声だった。

□デイブ・メネー(判定)ジル・カスティーリョ■

ミドル級選手権試合、ジル、テイクダウンをねらうが、メネーの
腰が異常に重く、絶対にテイクダウンを取らせない、そのまま
つぶしてメネーが上に、インサイド、ハーフなど多少動くが
ほとんど上になって動かない展開が続く、3R以降、スタンドでも
メネー、首相撲から膝が非常にうまくなっており、ジルを流血に
追い込むが、やはり試合の多くは上のメネーが動かない展開が。
判定は文句なく、メネーだが、会場からはブーイングが

□マット・セラ(判定)イーブス・エドワース■

試合開始直後、セラの足関節ねらいでアメリカでは珍しい、
足の取り合いに、その後、セラが上を取り、腕十字を仕掛けるも
エドワースしのぐ、スタンド狙いのエドワース、スタンドでは
有利もグランドになるとセラがバックを制し、チョークを、
エドワースこれらをなんとかしのぐ、判定はセラで問題ないけど、
エドワースも強くなってた。観客はスタンドを望むエドワースに
声援が。

□チャック・リデル(判定)ムニーロ・ブスタマンチ■

ちょっと書いてしまったけど、ブス大健闘、とにかく、打撃が非常に
うまくなってる。さすがにテイクダウンは奪えないものの、引き込み
がちょっと決れば膝十字、リデルが逃げればヘンゾキックでダメージを
与え、もっとも凄いと思ったのは、足を取ってタックルがだめだと
すぐに見切りをつけ、離れ際に間髪入れずパンチを合わせる技術、
これがかなり決り、試合終了の時、リデルの顔は赤くなってた。
1Rのダウンと引き込みがマイナスイメージだったんだろうけど、
ダメージポイントでもブスだと思うけどな。特に後半Rは完全にリデルの
打撃を見切ってたし、すべて紙一重でかわしてたのも凄い、ぜひ、
全部見てほしい。

□ジェンズ・パルヴァー(判定)デニス・ホールマン■

とにかく、ホールマンの極めを怖がり、パルヴァー徹底的なノー・
ギャンブルファイト。ホールマン、下からの十字やアームロックを
時折仕掛けるが、ほとんどがパルヴァーが上で動かない展開、
観客も凄いブーイングの中、パルヴァー勝利、しかしこの階級で
パルヴァーにこれをやられたら勝てる選手はいないのでは・・・

□ティト・オーティス(判定)ウラジミール・マティシェンコ■

入場時、星条旗をもってもの凄い表情で入場してきたティト、
この一戦にかける並々ならぬ気持ちが感じられる、しかし試合は
降着しまくり、しかし、これはティトよりマティに問題があったと
思う、ティトは凄い事に五輪レスラー相手にテイクダウンを許さず、
全ラウンド必ず上を取り続けていた、これは恐ろしい身体能力だ。
しかしマティは下になるとガチガチのクロスガード、4Rには
ティトがマウントを取るが、マティ、しがみつき動かず、ティトも
その後攻撃出来ず、相手にここまで守られたら攻撃は難しいだろう。
あのマティ相手に常に上を取る、ティトの凄さはマニア以外には伝わらず
大ブーイングの中、試合終了、ティトは盛り上がる試合ができなかったの
でがっくり落ち込み、まるで敗者の様だった・・・・・。



全試合みて思ったのが、最近の柔術王国復活とそれを支えてるのは
打撃だという事、これは日本に帰って時間のある時にもっと詳しく
書きたいが、ちょっと前はレスリングベースの選手が上を取って
インサイドからタコ殴りでTKOが必勝パターンだったが、
最近は下から決める技術のレベルアップで、レスリングベースの
選手が殴る=隙間を作る事=下からのサブミッションを恐れ、上から
しがみつくしか出来なくなってきてる、しかしこれは勝負とは言えないし
ブーイングももの凄いのでこの戦法を貫くにはそうとうの根性が
要求される、今まで最強を誇ったレスリング勢にもターニング
ポイントを迎えてると思う。ティトは現時点で同階級で上を取られる
相手はまずいないと思うが、ufcのエースとして、このままの
戦法を取り続ける事は出来るだろうか・・・・・




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