神通力のなくなったZERO-ONE
■団体:ZERO-ONE
■日時:2001年9月1日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ほいほい@爆発 (ex:爆発!場外乱闘王

思ってるほど凄惨な客入りではなかった…。北側はガラガラだったものの他はほぼうまっていた。
これは、火祭りを楽しみにしていた(最初から)人数なんじゃないかな?
最初からこのカードだったら…見る気しないもんなぁ。
もしかして!?と思わせるような期待感も抱けないですし。
これがなくなるのは大問題だと思うんだけどな。予定調和ほど面白くないものはないんですから。



第1試合 高岩竜一vs星川尚浩

何だか、妙に手の合う両者。
でも、何だかいまいちテンポが遅い。これが、ZERO-ONEにおける…橋本イズムなんだろうか。
ジュニアらしからぬゴツゴツとした熱戦は高岩のラリアットで終止符。
それにしても、高岩動き悪いなぁ。星川に引っ張ってもらってるのがありありと見えてしまう。
まぁ、可もなく不可もなく…試合を盛り上げるにはちょうど良かったのかな。
ようやく、星川が何でここにいる?という違和感がなくなってきた。
違和感がなくなってきたところで…団体もなくなるかもしれないですが。

○高岩(15分18秒 片エビ固め※ラリアット)×星川



第2試合 崔 りょうじvsイゴール・メインダート

ん〜。崔りょうじって誰だ?っていう感じでのデビュー戦。
あまりの危機に繰り上げのデビューだったのかなぁ。ホントに厳しそうだな。
試合自体、至って見るところはなく…二人して不細工な試合をしていくのであった…。
メインダートとプレデターは足きりした方が賢明かも。
7試合あって、2時間足らずで興行を終えるのなら…少数精鋭の方が良い。
その分の内容密度を濃くすれば問題ないを思うんだけど…そういうわけにはいかないのか…。

○メインダート(4分12秒 フロントネックロック)×崔


火祭りリーグ戦の入場式。
大谷の「今日は来て下さって本当にありがとうございます。」っていうのは、
ホントに気持ちがこもっててグッっと来ちゃったなぁ。
んまぁ、当初のコンセプトから離れてしまった感はあるし、大谷と田中が残るだろう。というのも見えるけど…。
この二人なら、どんな試合でも見栄えのあるものにしてくれるんじゃないでしょうか。
火は完全に鎮火してしまいましたが…。


第3試合 ショーン・マッコリーvs X

マッコリー右手亀裂骨折でXの不戦勝という珍事。しかもXが来ない。
前日まで、ウンチャラカンチャラやってたので、決まってないと見るのが打倒かな。
ソレガシは意外なXを期待して今回行ったんですが…こういう裏切られ方をするとは思っていませんでした。
「すみません、まだ決まってません。」って橋本が言えば、お捻りでもリングに投げてあげたのにな。

○X(不戦勝)×マッコリー



第4試合 佐藤耕平vsサモア・ジョー

佐藤耕平、急遽オーバーへの道へ…と言った感じなんでしょうか。
サモア・ジョーの大技をキックアウトし、逆十字で勝利。
いきなりの2連勝。まだ身体も出来てないのに…。
それにしても、ノソーリしてて若手らしい気概が全く感じられない。
勿論、日本人にしては規格外の大きさだから、っていうのはよくわかるんですが。
それと…恐ろしくなるぐらい華がない。これは致命的欠陥、身体を作ってこれを補う努力をしなきゃな。

○佐藤(8分25秒 腕ひしぎ逆十字固め)×サモア



第5試合 田中将斗vsジョージ高野

コブラのマスクをずっと着用いつつも、何故かジョージ高野とコールされていた。
この謎(っていうほどの事ではないですが)は、試合中に解かれる。
場外で攻めつづけたジョージは、リングに一人上がるとマスクを取るアピールで客を煽る。
煽った所で、出てくるのはジョージ以外の何者でもないんですが…この行動っていうのは、中身が誰であれ、
興味を惹かれるこのである。それをする事により、試合の焦点と身体のゆるさをぼやけさせる事に成功。
(してないとは思いますが…。)マスクを取ると息切れしてるのがよく伺えるジョージをうまく引っ張り、
最後は、ジョージに華を持たせる両リン。
う〜む、勿体無い田中の使い方だな…ワンペアにフォーカードをぶつけた時のような気分だな。

△田中(9分28秒 両者リングアウト)×田中



第6試合 大谷晋二郎vs関本大介

他団体に優しい大谷。関本を引っ張ろう引っ張ろうと頑張る。
一方の関本、大谷に遠慮しているのか、元々そんなものなのか、あたりが弱い。
大谷が10の力で張っているとすれば、関本は2か3ぐらい。実力云々以前の問題かなぁ。
でも、必死に食らいついて行こうとする関本の姿には好感が持てる。若々しさ爆発。といった様相。
コブラホールドを何度か耐えた関本にヒートする場内。
今のZERO-ONEは大谷で持ってるようにさえ感じられる。
どんな相手でも良い所を引き出し試合内容を濃いものにする。
コブラホールドで負けはしたものの株を上げさせてくれた、優しい大谷に関本は感謝するべきだな(笑)

○大谷(11分29秒 コブラホールド)×関本



第7試合 橋本真也&藤原喜明vsトム・ハワード&ザ・プレデター

むぅ。プレデターってのは…大きさ以外に見る所はないなぁ。
身体がある割には物凄い力強さも感じない。これは、斬った方が良いと思うんだけどなぁ。
組長もやりにくそうだし。
なぁ〜んにお見る所が無く、あくびも止まらないままプレデターがジャックハマーで組長をピン。
それにしても…橋本また肥えたなぁ。ストレスで焼肉が止まらないんだろうか…?

○プレデター(15分19秒 体固め※ジャックハマー)×藤原


神通力のなくなったZERO-ONE。
今この団体に未来へのビジョンと可能性は感じられない。
だが、それと引き換えに得たファンからの支持。
それに参戦してくれている選手、何とかとハサミは…というが、後は選手の使い方次第しかない。
いつしか、神風が吹くのを祈りながら…。




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