JWP8・20東京キネマ倶楽部大会
■団体:JWP
■日時:2001年8月20日
■会場:東京キネマ倶楽部
■書き手:凸ユーレイ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 そもそも設置席数が百チョイしかないと思うが、それも埋まってはいない。
 ここで月2回ずつ興行をやるというのは、借りるのがそうとう廉価なのだろうなと見当違いかもしれない邪推を。

 試合開始前、ボリショイの歌があり、その後プラム麻里子さんに黙とうを捧げる。

1.○亜利弥’(Jd')(首固めを切り返して→片エビ固め10:20)×米山
 米山、ますますいい試合はできるようになっていると思うが、その先を想像しにくい。率直に言って、“強く”なっていくタイプではないと思うし…
 同行した友人は、亜利弥’のセコンド松尾永遠の動きに試合そっちのけで釘付け。ちなみに、友人=HAWAIIさんではありません、念のため。

2.○元川恵美(FMW)(片エビ固め16:11)×歌舞伎仮面・市川狐火名
 東京でのここ2回の試合が対輝(7・29ディファ)、対日向(8・6キネマ倶楽部)、いずれものびのびと技もネタも繰り出せていた狐火名、今日はやや勝手が違ったのか、序盤から動き鈍くスタミナ切れがち。体調悪かった?
 対する元川、初手から余裕綽綽、こそこそ動き回る狐火名に「足音がしないよ…」と怯えてみせる。
 トップロープ越しに転落して狐火名、エプロンの角で腰を痛打、さらに追い打ち元川がポストから降ってくる。元川「頭打っちゃったよこの人」 リング内、STFとコブラの複合っぽい技で狐火名を捕らえて元川、米山にマイク持ってこさせ「ギブアップ?」「参らぬ〜」のやりとりを場内に響かせる。末には狐火名「参ったはせぬのじゃあ〜」と絶叫、元川は「じゃあ絶対ギブアップさせてやる!」
 元川のFMっぽい(のか?)空中で相手を捕まえてのフェースバスターやDDTふうの技で狐火名は頭部を打ち続けますますヘロヘロ、それでも粘ったがにゃんにゃんプレスでフィニッシュ。
 先日駒沢で春山とモメたらしい元川、今日はなぜか友好的で「市川、フットスタンプは効いたよ。ギブアップさせられなかったからお前の勝ちだ」とその手を挙げる。狐火名は正座して礼。
 余談ながら、元川の身体のセンは色っぽい。

3.○輝優優(エルボーアタックから片エビ固め16:28)×春山香代子
 前回8・6のキネマ倶楽部大会でW井上を退けたJWPタッグ王者の輝・元気美佐恵に春山が噛み付き、「勝ったら挑戦させてやる」と条件を出して組まれたシングル戦。
 輝が終始一枚上手、キック、エルボー、関節技とくに三角締め。春山、決め技をオレンジ・ブロッサム(変形ジャーマン)だけに頼ると、返されたときキツイ。今日は3発とも返された。
 でも試合後、チャンピオンの輝はその健闘を認めて「タッグに挑戦させてやる」セコンドのパートナー元気「私は認めない」と、ちょっと波瀾の予感…

4.○日向あずみ、宮崎有妃(NEO)(片エビ固め22:16)コマンド・ボリショイ、×倉垣翼
 宮崎と組むと日向は楽しそう、少し笑みもこぼれる。このペア、技も美しいし、宮崎の得意・場外からエプロンへのドロップキック、同時スワンダイブの連係なども。
 友人と話していてあらためて気づいたが、日向の動きは緩急のメリハリがあって、例えば急に走って稲妻のようなエルボーやニー入れたり、目が飽きない。対してセミに出た春山は、まだまだ一本調子でペースが変わらず、巧い相手には余されてしまう、内容的にもエースへの道は未だしと感じさせられる。
 試合はよく手の合った4人による、楽しく激しい充実した試合でした。ねばった倉垣もみちドラで沈んだ。身体が締まってルックスUPのクラちゃん、アルシでも頑張って。

 シメの挨拶は日向「本日は来て下さってありがとうございます。次回31日の板橋大会で春山と組んでタッグに挑戦します」おいおい話が早すぎる。元気は承諾してなかったよ。
 今のJWPは、この手の、生まれた因縁をカードにつなげていく、展開が不器用。時間をおいて、後日正式に発表するのが自然なのだが、正直メディアへの露出も少なく、前回大会で次のカードを発表していかざるを得ない、興行再開後はずっとこのパターン。ジレンマだけど…




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