闘龍門8・14後楽園ホール大会観戦記
■団体:闘龍門
■日時:2001年8月14日
■会場:ディファ有明
■書き手:ダイス
神保町の書店巡りであまり収穫が無かったので少々早いが後楽園へ向かう。開場までまだ時間が
あるが、水道橋駅付近には闘龍門Tシャツのお嬢さんが多い。ダフ屋が割引と言ってたので、話を
聞くと「立ち見は割引だが、指定は2万円から」だって。6月の札止めの新日でもリングサイドで
1万円だったんだけど、闘龍門おそるべし。まあ、試合開始直前にダフ屋で買った友人によると
1万円まで下がったらしいんだが、俺のA席5千円よりもずいぶん後ろの方でした。

通路奥に週プロの浜部、須山両氏と談笑する田中稔とライガー(素顔)、西リングサイドに怨霊を
発見。プロカフェの書き込みによるとASARIもいたらしい。松井もいたんだろうか。
ロビーで大田区の先行発売。しかし、俺が買おうと思ったときには特リンと2階指定は既に売り切れ
ってどういうことよ。結局越谷、川越と合わせて3枚買ってしまった。越谷は最前列ゲット!

なぜか「千と千尋の神隠し」のテーマ曲が流れ、それが終わると闘龍門のテーマが流れる。テーマ曲
が終わるとほぼ全席が埋まっている。きっちりオンタイムで始まるのはさすが。B席の一番見やすい
ところにモッチーうちわを持ったバラエティに富んだ年齢層の方々がいらっしゃった。多分モッチーの
親戚一同ってとこでしょう(伏線)。
対戦カード発表の後、そのまま第1試合へ。

第一試合 TARU vs チョコフレークK−ICHI

チキンジョージから遺恨が発生した武輝対決。チョコの技は打撃中心。TARUもチョコにつきあって
闘龍門らしからぬ試合展開。先輩の意地かチョコの攻撃をカウント1で返し続けるTARU。しかし
当然のようにM2K乱入。リング下で4対1の状況をつくり、自分はレフェリーと世間話などをして
ごまかそうとするモッチー。そして場外カウントは進む。もはやこれまでかというその時に。C−MAX
登場。ホールは最初の絶頂を迎える。再びリングで1対1になったのだが、そこはM2K……。

7分17秒 両者リングアウト

モッチー「はい、大事な後楽園大会の第1試合両リンです。引き分けだけどキャリア考えたら、
チョコの勝ちみたいなもんだ」
CIMA「両リンは引き分けや、なんなら今ここで4対5でやってもええで」ホールに黄色い歓声が
響いたその時に脳の皺が減りそうな「トキオー!」のシャウト。ベルトとってからすっかりアレな感じの
マグナム率いる正規軍が色違いのジャージ姿で登場だ。
マグナム「おいおい、お前らだけでやるなよ、ちゃんと俺たちも混ぜてくれ」
モッチー「なんだ、そのモーニング娘。みたいな格好は」
マグナム「いや、俺石川のファンだから、「ピンチランナー」みたいなコスチュームにしようと思って」
なんで今更「ピンチランナー」なんだよ、大体石川は映画出てねえよとか思っていると。
フジ「モーニング娘。ってなんだよー」おっさんナイス。気を取り直したマグナムが、アラケンに
「誰が好き?」と振ると「いやあ、俺おニャン子世代だから」ああ、アラケンあんた漢(おとこ)だよ。
話を強引にメインに持っていくモッチー「いやあ、俺は偏差値40だから、こんなルールわかんねえよ
俺らは出ないから、メインの後で大物とやるよ」
校長「そう来ると思って大物を用意してあるよ」ざわめく場内「男二人、女一人のミックスド・タッグだ」
そして「G.W.D」をバックにスカジャンを着て現れたのはモッチー父、モチスス父、神田母。
崩れ落ちるM2K。さらにはクネスの父(クネスのマスクの耳部分にウルトラの父風の角付き)
まで現れて場内笑いが止まらない。
校長「どうだ、この人達とやるか?」モッチー「・・・・・・メイン出ます」
最後はモッチー父にしめていただいてMC終了。なんて卑怯な団体だ(褒め言葉)。

第2試合 SAITO&堀口元気 vs 新井健一郎&ストーカー市川

季節に合わせて「サーフィンUSA」で入場の元気組。対するアラケン組は「一番星ブルース」と
「ウイリアム・テル序曲」の合体テーマ。つーか、曲切り刻み過ぎ。二人とも一升瓶持って入場。
リング上でバロムクロス状態で腕を組み、酒をあおって二人そろって酒飛沫。
今日はSAITOのキレがいい、各種倒立式ストレッチと固め技でアラケンと市川を翻弄。SAITOが
アラケンを固めたときに、元気がカットを防ぐためにリングへ入ると、市川は酔いつぶれてダウンして
いるのであった。その後も爆笑の展開が続く中、ファイヤーバードスプラッシュ狙いでコーナーに
上がったアラケン。しかし、後ろを向いたその隙に市川を寝かせるSAITOと元気。アラケンが思わぬ誤爆(笑)にあわてる隙に堀口が波乗り式
体固めで勝利。
終了後、市川が「元気、了のこと許してやれよ、まあお前の事ハゲって言ってたけど」当然烈火の
ごとく怒る元気。そこへやってきた了「堀口さん、僕はそんなこと言ってませんよ」しかし元気がそれを
許すはずもなく遺恨はますます深まっていくのであった。

元気 (10分17秒 波乗り式体固め) 市川

第3試合 X vs X

両者Xで発表されたこの試合。校長がリングにあがると「メキシコVTチャンピオンのホルヘ・リベラ氏
によるエキジビジョンマッチを行ないます」え、何それ?しかもVTと言いつつ対戦相手はアパッチェ
だったりする。エキジビジョンをXで発表するのはちょっとヒドイと思ったのは束の間。リベラの流れる
ようなメキシカンストレッチ(ジャベって言うんですか)に見惚れる。アパッチェが表情豊かにタップして
は、もう1回を繰り返して試合終了。
校長「このような技を取得したT2Pのメンバー15人が11月13日後楽園に上陸します」おお、しかし
一度に15人はすごいな。闘龍門の生存競争は一気にきびしくなるぞ。
ところで、9月30日の大田区でチケット先行発売ってことは10月は闘龍門の興行無しですか(泣)。

休憩。背中に大きく自分の名前を書いてる人発見。勇気を出して声をかけてみる。

第4試合 世界NWAウエルター級選手権試合 望月享 vs リッキー・マルビン

両国の国歌が流れる厳粛なセレモニー。リッキーとセコンドのアパッチェとリベラ氏が胸に手を当てて
メキシコ国歌を聞く。君が代はなんか尻切れ気味で終了。まあ時節柄いろいろあるしね。
リッキーはチューヤンばりの日本語でアピール。対するモチススはいつものように人を小馬鹿にした
ような薄笑いを浮かべている。いい表情つくるなあ。リッキー驚異の飛び技、セカンドロープを蹴っての
トルニージョを出すも強い印象は残せず。
終了後忌々しげにベルトをモチススに放り投げる岡村社長の方が印象深いのはまずいぞ。

望月享 (12分53秒 横須賀カッターから片エビ固め) リッキー・マルビン

メインイベント UWA世界6人タッグ選手権試合 3WAYダンス

CIMA&SUWA&ビッグ・フジ vs 望月成晃&神田裕之&ダークネス・ドラゴン vs
マグナムTOKYO&ドラゴン・キッド&斎藤了

今日は全5試合、しかも1試合はエキジビジョンなんだが3チームの入場だけで並みの団体の
3試合分以上の面白さ。マグナムの入場は今更言うまでもないが、CIMAの煽りもしびれる。
でも、その2チームの入場をやってられるかよって表情で見てるM2Kがまたいいんだ。
チャンピオンチームのC−MAXよりでかい態度で記念撮影に写るM2K。そして、リングアナの
「挑戦者、ニュートラルコーナー…」のコールに思わず白いコーナーポストを振り返るM2K。
そんな小ネタをはさみ、いよいよゴングが鳴った。まずは3軍それぞれ大将登場。でもロックアップが
できない(笑)。その後の展開は…こんなもん書けるわけあるか(逆ギレ)。とにかくリング上は9人
入り乱れ、ありとあらゆる組み合わせによる合体と裏切りの連続。初心者女子が多いのが闘龍門の
客層の特徴と言われるけど、チャイナドレスのお嬢さんも極悪マニアも漏れなく同じ感想に至るこの
試合の完成度はスゴイとしか言いようがない。ただただ阿呆のように歓声をあげ、手を叩いてるうちに
先月のディファに続いてCIMAがクネスに捕まった。中身変わったんじゃねえのかとか言われつつも
モッチーの踏みつけアシスト付きでまずはC−MAX退場。無言で控え室へ引き上げる。

クネス (14分15秒 ラ・マヒストラル) CIMA

9人から6人にリング上の人数が変わっても試合の密度は落ちない。とは言えここはいろんな意味で
絶好調のマグナムの独壇場。ご機嫌な様子でバイアグラドライバー、腰振りフランケンからAVスター
プレスのフルコースで神田をピン。モッチー、クネスを抑えるのは当然ながら、セコンドの堀口がチョコ
をしっかり抑えてたのも好プレー。

マグナム(19分32秒) 神田

「TOKYO GO!」が流れ出し、ダンスタイムかと思ったら、クネスのマスクを被ったCIMAが凄い勢い
で飛び込んで来た。なぜかリング上に残っていたマグナム、キッド、クネス、モッチーの5人で大乱闘
特にキッドとクネスの二人は何度もマスクを剥がされては、被り、また剥がされと大変な状態。
ずいぶん長い乱闘の後、やっと校長登場。「いい加減にしろお前ら。今度の大田区で好きなだけ
やらせてやる。金網5wayだ」場内どよめき「エスケープルールで最後の一人がマスクか髪の毛を
失うってことでどうだ」おおー。
CIMA「クネス、俺はお前の正体知っとるからお前が本命やな。キッド、マグナムは裏切るでえ
俺は一人やけど、金網登るの早いでえ。お前らチーム同士で二人残ったらどうするつもりや、まあ
俺がいちばん有利やな」
モッチー「クネス、もし最後に二人で残った時は頼むぞ」
長い前振りの後、表彰式も終わった。そしてマグナム「坊主になったら踊れないからやっちゃうよー、
ダンサーカモン!」いやあ絶好調ですなあ。

さてちょっと大田区の予想。単純に格で考えるとキッドかクネスのマスク剥ぎってことになりそうだけど
負け残りというルールを考えると東京初大箱の締めをこの二人に任せることは考えづらい。特に
裏切りアングルが既に提示された以上ここはこの二人が手に手を取って一気にエスケープ。そして
大将同士の3wayってことになるだろう。っていうか、なって欲しい。で、坊主は2冠で調子に乗ってる
マグナムが危険かなあ。




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