堕ちていったG1の冠。
■団体:新日本
■日時:2001年8月12日
■会場:両国国技館
■書き手:ほいほい@爆発 (ex:爆発!場外乱闘王

G1決勝前日に試合のカードを知った…。なんじゃこりゃ?このカードは…。
後楽園ホールでももっと良いカード組んでるじゃないか!!と思ったソレガシにやる気はナシ。
3時試合開始なのにも関わらず2時半に起きるほど…ゆっくりと身支度をして両国に向かう。
いくらもうチケットさばけてるとは言っても…このカードはないよなぁ。足元見過ぎ。



第1試合 棚橋弘至vsドルゴルスレン・セルジブデ

ええ…逆エビが決まってた…(笑)
というのも調度この時に到着したもので…。
見渡す限り前々日とは違って大入り。9割がたうまってたと言っても良いんじゃないかな。
やっとセルジブデと言えるようになったのは、ソレガシにとっては格段の進歩だと思ったのに。
名前も出せず終い。まぁ、お客の士気を下げるカードを組んだ罰ですね(爆)
(と、偉そうな自分に腹が立つ。)

○棚橋(5分41秒 逆エビ固め)×セルジブデ



第2試合 AKIRAvs井上亘

AKIRAには野上彰で試合してた頃の地味さは微塵も感じられない。
それよりもその一挙手一投足に惹きつけられてしまうんだから…。
意識を変えるだけでこうも見方が変わってしまうなんて驚き。それはAKIRAの影の努力の成果の現れでしょうけど。
それにしてもAKIRAのトペは見事。新日本の中ではピカイチなんじゃないかな?
今のAKIRAには華がある。それを若手の井上と比べるのは酷だが…それぐらいAKIRAは光っていた。
背中へのムササビを挟んでからの逆エビでフィニッシュ。
う〜ん、新日本ではAKIRAの力を最大限に活かす事は出来ないんじゃないかなぁ。
せっかく蘇ったのに何だか…勿体無いなぁ。

○AKIRA(7分21秒 逆エビ固め)×井上



第3試合 獣神サンダーライガー&成瀬昌由vs田中稔&エル・サムライ

何だかもう成瀬を見るだけでドッキドキ。期待と不安が入り混じるっていうのはなかなかない…かな。
成瀬と田中の絡みは何となく安心して見られる。田中が合わせているのが良く見えるので。
面白そうなサムライとの絡みもサムライがキチンと受けてくれるので何とか見られる。
ライガーの指示を聞いていた成瀬には、タッグの在り方を教わっているかのようだった。
4人の持ち味が微妙ながらもうまく噛み合った好試合は、サムライが成瀬にプロレスの洗礼を
浴びせるという結果となった。
ありきたりだけど…面白く感じたのは何故でしょう?
四者四様が繰り出す旋律が非常に心地良かった。

○サムライ(11分54秒 スモールパッケージホールド)×成瀬



第4試合 長州力&鈴木健三vs真壁伸也&吉江豊

長州なんて見たくないや。とここでもやる気のなさを発揮。
休憩所は空いてましたよぉ〜。
しかし、トイレに入ってもリング上の音声だけは流れてるっていうのは異様だな。

○長州(7分05秒 体固め※ラリアット)×真壁



第5試合 蝶野正洋&後藤達俊vs越中詩郎&西村修

大歓声の中、入場してきた蝶野がマイクを持つと…「T−2000の新メンバーを紹介する。」
すると妙にバカデカイ選手がアンドレの曲に乗って登場。後藤と蝶野が子供に見えるぐらいのデカさ。
すると、蝶野「一人だけじゃねぇんだよ。」この辺のマイクの間の取り方、言い方はなかなか惹きつけられる。
う〜む、デカイのはインパクトは強烈だけど、その反面試合が単調になってしまうっていう危険性があるんですよねぇ。
タイトンをうまく使いこなせなかった蝶野はこの二人の選手をうまく扱えるのかなぁ。
試合では対したスポットもなく、蝶野が越中をヤクザキックでピン。
するとまたデカイのが入ってきてリング上で大暴れ。しかし、アンドレ並の巨体の割には良く動く。
フムフム…。大箱要員としてだけ使えば…けっこう持つのかもしれない。

○蝶野(6分03秒 片エビ固め※ヤクザキック)×越中



第6試合 天山広吉&小島聡vs安田忠夫&中西学

息の合わない中西、安田を嘲笑うかのように翻弄するテンコジ。
最近、動きが悪く面白くなかった中西だが、今日はちょっと一味違う。
アルゼンチンで小島を抱え上げると天山に投げ付け、そしてそのままダブルフォール。
ちょっと前まで笑いの対象となっていたグルグルや足踏み鳴らしはなかったものの、
久しぶりに中西らしさを見た気がした。勿論、それを引き出すテンコジのうまさは言うまでもなく。
最後は一人になった中西をテンコジ連係から天山ムーンサルトでピン。
しかしまぁ、いくらチケットが売れてたからってよくこんな勝敗の見えるカードばっかり組むよなぁ。
G1決勝がそれほどの権威だと思ってるのか…。
やっぱり、新日本ってのは頭の中がどこか違う宇宙空間に飛んじゃってる気がする。

○天山(13分48秒 片エビ固め※ムーンサルトプレス)×中西



第7試合 武藤敬司vs永田裕志

生中継のカウントダウンから決勝の煽り。場内、異様なほどの盛り上がり。
入場時の両者のコールはホントに凄まじい限り。永田がこんなに人気あるとは思わなかった。
決勝を意識してなのか、両者グラウンドでネチネチとした攻防。二人とも種類の違う足攻め。
10分を越えると両者の得意技が交錯。何だか…完成度の高い試合を意識してるのかな?
武藤が雪崩式フランケンからムーンサルトでたたみかけるも決まらず。
シャイニングウィザードをブロックした永田はリストクラッチエクスプロイダーからナガタロックII。
これで…決まり…。カクッ。なんともまぁ、きれい過ぎて面白みがない。
完成度が高くても…印象に全く残らない。というのがこの試合のすべてかな。
戦前のソレガシの予想は、永田がドラゴンでピン。と思っていた。
今の永田が武藤に勝つ説得力を持たせるには意外性のある技と思っていたのですが…。
どうしゃら、新日本は永田を武藤と同等と思っているようで。
GHCを取った秋山と手っ取り早く同格にする為には、これが1番の方法だったのか…。

○永田(22分03秒 ナガタロックII)×武藤


前回以上に面白くなかったG1決勝。
これ以上どうのこうの言うつもりはないですけど…これではお客を集めるのは難しいかな。
現に入らなくなってきてるわけですし。
困った時の他団体頼りではなく…もっと個人のステータスアップというのかな、
能力を存分に引き出せるようなカードなりアングルなりを考えて欲しい…。




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