名勝負誕生。
■団体:修斗
■日時:2001年7月6日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ほいほい@爆発 (ex:爆発!場外乱闘王

眠い目をこすりながら水道橋の駅を降りると…物凄い人!人!人!
野球があってもこんなに人はいないのになぁ〜と思っていたら案の定、野球ではなく浜崎あゆみ。
ダフ屋のおいちゃんも気合入りまくり。昨日のバトなんてやる気なかったもんなぁ…。
やっぱりこういうビッグイベント(凄い人数だったよ。ホントに。)とバッティングしてしまうと、
例え毛色は違うとは言え同じ興行。客足に影響があるんだろうか…?
カードが弱かったせいなのか、それとも浜崎あゆみが強かったのか、7割の入り。



第1試合 山本"KID"徳郁vs亀田雅史

KIDの身体は凄いな…。こんな身体もいつかはしぼんでしまうんでしょうか…?(笑)
一方の亀田のモンモンも凄い。良い事務所を紹介してあげたいぐらいだ。
開始からスタンドでのパンチに固執するKID。TOPレスラーであったKIDのアスリートとしての潜在能力を垣間見せた…?
スムーズかつダイナミックなKIDのパンチに圧倒され亀田は早くもダウン。
亀田に組み付かれても、そこはさすがレスリング全日本王者と言ったところか、いとも簡単はねのけ、
またしてもパンチ。綺麗な右フックが入ると亀田たまらずダウン。
足元をヨロつかせながら立とうとするも、もうなえなえ。KIDが見事なKO勝利を飾る。
KIDはナチュラルに強いという感じがする。クラスAに上がって行ったら面白い存在になるんじゃないかな?
修斗ライト級は、人材の宝庫だな。
それにしても…コンテンダーズの足の怪我を一切感じさせなかった動きなんだけど…。
それはどういう事なんでしょう…?(笑)

○KID(1R4分17秒 K・O)×亀田



第2試合 杉江"アマゾン"大輔vs石田光洋

変な柄のタイツを履いているアマゾン。どうやらこの柄だけがアマゾンだったようだ。
急遽参戦、そしてデビュー戦となった石田は、まだまだと言った感じ。
1,2Rともアマゾンがインサイドガードからちょこちょこパンチを放つのみ。
強烈な打撃もなく、パスも出来ない、この状況に場内には苛立ちが積もる。
終始、上を取っていたアマゾンの判定勝ちだったが…名前ほどのインパクトは残せず。
こういう奇抜な名前つけるんだったら、もっと特色のある試合してほしいよなぁ。

○アマゾン(2R終了判定 3−0)×石田



第3試合 ステファン・パーリングvs野中公人

1R、スタンドでの打撃中心に攻めていくパーリング。野中のタックルを尽く斬りパンチを当てていく。
かなり良いパンチが入り打撃の強さをアピール。
2Rも1R同様の攻めを見せるパーリングだが、ふとした隙に野中のハイキックをもらってしまう。
が、綺麗に入ったと思われたハイを食らったにも関わらず、それがなかったかのように攻め続ける。
これは神の御加護があっての事のなのか…。恐るべし、ジーザス・イズ・ロード。
3R、パーリングは差し合いから神からのお導きがあったのか?野中の股間へのヒザ攻撃。
悶絶する野中。試合再開するも明らかに動きが悪くなっている。
う〜む、やはり信じるものがあるというのはこういう強みとなって現れてくるとは…恐れ入った。
パーリングがテイクダウンを奪いパンチを落としていく。ここがラストチャンスとばかりに野中は逆十字を狙うが、
ここは信仰心に差がでたのか極められず。終始、野中を圧倒していたパーリングの判定勝ち。
試合後、パーリングが天に向かって涙していたのは言うまでもない…(ウソ)

○パーリング(3R終了判定 3−0)×野中



第4試合 マルタイン・デ・ヨングvs竹内 出

ヨングはオランダ人丸出し(いや、変な意味じゃないので誤解なきよう…^^;)
テイクダウンされそうになると必死にロープにしがみ付きグラウンドを拒否、拒否、拒否!
グラウンドにいかないっていうのならわかるけど…あ〜あからさまにやられてしまうとちょいと興醒め。
しかしながら、スタンドでは竹内を圧倒。右フック、左ストレート、ヒザを織り交ぜ上手い具合に攻撃。
竹内もタックルでテイクダウン、インサイドからパンチを放っていくが如何せん決定力不足。
しかしながらロープ掴みでの減点1が響き竹内の判定勝ち。
試合に勝って勝負に負けたというところか。オランダ勢の進歩をもうちょっと見たいな。
素材は良いのに活かしきれてない…まるで…(以下自粛)

○竹内(3R終了判定 2−1)×ヨング



第5試合 加藤鉄史vsレイ・クーパー

いつも思うんですが…加藤って顔と身体がミスマッチ…のような気がするんですよね^^;
まぁそんな事は置いておいて。
クーパーが打撃出す度に加藤にうまくタックルを取られる。
1Rインサイドガードの加藤はパスしようとはせずにガンガンクーパーの顔面を撃ち抜いていく。
が、それに怯まないクーパーは果敢に三角を仕掛けるが加藤のパワーでうまくは極められず。
2R,3Rも1Rとほとんど変わらぬ攻防。デジャブじゃないか?と自分の目を疑ったほど。
隣に立っていたイーゲンも何だか退屈そうにウロウロ。
結局、加藤の安全策が効を奏し危なげなく判定勝ち。
こ、こんなので良いのかな…?勝ったにも関わらずマッハへの再戦の道は遠くなった気がする。
負けても良いから勝負に行く心意気を見たいというのはあくまで観客の思うところであって、
勝ちに拘るっていうのが選手自身の本音なのかな?こればっかりは難しいですよね。

○加藤(3R終了判定 3−0)×クーパー



第6試合 バレット・ヨシダvs戸井田カツヤ

トイカツのセコンドには白衣を着た宇野とナースのカッコをした廣野。これには場内大受け。
カメラマンが一斉に廣野のナース姿を撮る姿はちょっと異様な光景だったかも…(笑)
一方のバレットはイーゲンと地味ぃ〜に入場。これから名勝負の幕が開く。
開始早々、バレットに秘技三角絞めが火を吹く。観客もバレットの三角の凄さを知ってるのか、
ざわざわとどよめきが…。しかしこれを逃れたトイカツへの歓声と変わっていく。
もうこの攻防だけでも十分見応えあったというのにまだまだ続くなんて…贅沢かつ至福の時だなとつくづく思う。
これが目まぐるしいポジション&関節取りの火種になった。
バレットがパスを狙おうとするとトイカツはスイープを狙う。と今度はバレット、すかさずギロチン。
それをも逃れるトイカツ。熱くなったバレットは修斗では反則であるスクートポジションからの顔面蹴りをやってしまう。
勿論、注意が宣告されトイカツの周りには白衣を着た本物のドクターが現れると今までの重厚な雰囲気から、
解放されたかのように安堵にも似たような笑い声がもれる。
再開後もその激しく美しいほどのグラウンド展開は続けられる。
バレットの上半身の関節に狙いにトイカツの足関節狙い。そしてポジション取りと素晴らしすぎる攻防。
1R終了間際、トイカツがバレットからマウントを奪うと拍手が…しかしながらゴング。
息をつかせぬ攻防ってのはまさしくこれの事なんだな。
2Rに入ると、バレットのギロチンが決まりキャッチが入る。がこれをも交わしてしまうトイカツ。
打撃を織り交ぜうまく攻めるバレットだが、トイカツも粘る粘る。
ここから反撃、と言わんばかりにアキレス腱狙いそこから身体を起こし上を取るとパンチの連続。
この辺からバレットのスタミナ切れが見え隠れしてくる。トイカツの底力爆発といった様相か。
3R、スタミナ切れがありありと見えるバレットに対しまだまだ余裕のあるトイカツ。
グラウンドになるとパンチを出しながら果敢にパス狙いサイドにつくともう大歓声。
そこからすかさず逆十字でキャッチを取る。が、ここはバレットも極めさせない。
名勝負は時間が瞬く間に過ぎてしまう。ゴングがなると凄い試合をみた満足感でいっぱいになる。
判定はイエロー1枚分有利なトイカツに軍配。
試合後、マイクでタイトルマッチを要求。ライト級戦線は混沌としてきたが、どれも面白い試合になるは間違いないでしょう。

○トイカツ(3R終了判定 3−0)×バレット


凄く良いものを見た。
今日のメインは今年の修斗のベストバウトと言っても過言ではないんじゃないかな?
意地と意地、以上にこいつを極めてやる!というような気持ちが前面に出ていたと思う。
終わり良ければすべて良し。とは言わないけど…それまでの試合を消し去ってくれたのは間違いない。
この二人のシューターに拍手。
そしてトイカツvsノゲイラに期待!(勝田選手スイマセン^^;)




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