2001.7.1 闘龍門 神戸ワールド記念ホール
■団体:闘龍門
■日時:2001年7月1日
■会場:神戸ワールド記念ホール(PPV)
■書き手:maya(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

これは、ある日の電話のやりとりです。

マ「殿、やっと闘龍門のPPVを見ましたよ。」
殿「あっ、そう。あんなもんやろ。」
マ「そこで、殿と電話対談と行きましょう。」
殿「わしは、もう自分の分を書いたからもうええわ。」
マ「いや、私がまだなので。書くのが面倒なので、電話で話したのを殿が適当にまとめて下さい。」
殿「アホぬかせ。大体わしはもう忘れてしもたわ。」
マ「どうせ、来月の表紙は闘龍門なんでしょう。それにたまにはこういうのも面白いじゃないですか。」
殿「先月やっとるわ。まあええわ。好きにせえや。」

マ「まず、PPVは放送陣の前説ですけど、これは場内でもやったんですか?」
殿「やったわ。思い切り場内を冷やしよったな。」
マ「『早く終わらせろ!』と言えばよかったじゃないですか。」
殿「白鳥の試合と同じや。とてもあの雰囲気じゃ言えんわ。」
マ「ただ、あの実況の鍵野とかいう人は、技の名前を全部把握していましたよ。」
殿「それがどないしたんや。それが仕事やろ。」
マ「だけど、闘龍門の試合の技の名前を全部知っているというのは、大したものですよ。相当勉強しないと。高柳さんなんて毎月やっているのに、いまだに覚えていませんよ。リングスだけやってればいいものを。」
殿「リングスは放送がだんだん少なくなるからな。」
マ「まあ、それもそうですね。」

マ「次がやっとC-MAXのMCコーナーですけど。」
殿「まあまあ、やったんちゃう。」
マ「浜田が入場する時に客が惹いているのが画面からも手に取るように分かりますね。当初C-MAX対サスケ、タイガー・マスク、東郷だった予定が、東郷とサスケがまた抗争関係になったので浜田に変更したんですけど。」
殿「CIMAが『当り前過ぎんねん。それならまだ北海珍念の方がマシや』というのには少し笑うたな。」
マ「年寄りを捕まえてあれは失礼ですよね。だけどさすがにあの時は浜田もニガ笑いしていまいしたよ。笑っているしかしゃあないという感じですね。それにしてもこの日は結構東郷に人気がありましたね。大阪プロレスのファンも見に来ているんですかね。だけど、296はイマイチでしたね。大体マネージャーのくせしてレスラーと体型が同じでサイズは大きいんですもん。Jd'にいたMC BOOなみですね。知らないうちにフェードアウトしちゃったけど。」
殿「知らんわそんな奴!知ってても知らんわ。ただ、CIMAの『ところで、お前は誰や!』とゆうのに救われたのは確かやね。」
マ「M2Kは無難に締めたという所でいいですかね。」
殿「ええんちゃうか。スカジャンとか、ああいうのはお決まりでも笑える。」
マ「だけど、あれであの日初めて来た人もどういう展開なのか分かったんじゃないですか。」

マ「第一試合はカード変更で、SAITO・堀口元気VSアパッチェ・新井健一郎ということですが。見た目地味ですね。」
殿「試合も地味やったけどそれなりに見れたな。」
マ「飛び技やグランドといった闘龍門のスタイルをダイジェストでまとめた感じですね。アパッチェがなかなか良かったと思ったんですけど。みちのくの時にはルードなのでどうしてもペンタゴンの影に隠れてしまうし、アルシのミクスドマッチで相手の選手にキスをするセクハラ親父くらいしか印象が無かったんですが、あれなら休憩前要員としては十分ですね。メインとかとなると少しキツイかもしれないけど。帰り際にお客さんにキスしていましたよ。このセクハラ親父。あと道場長のSAITOがこの日復帰なのですが。」
殿「SAITOは可もなし不可もなしやな。」
マ「なんか、闘龍門の飯塚という感じがしません?役割も容姿も。」
殿「そういえば、そうやな。まあ、役割的には重要なんやろうけどな。」
マ「あと、いつも不思議なことがあるんですけど、この際だから殿にお聞きしたいのですが。」
殿「なんや。」
マ「アラケンってトラック野郎なのに何で一升瓶を持っているんですかね?あれじゃ、飲酒運転になってしまう。」
殿「知らんわ、そんなん。つぎ。」

マ「TARUvsストーカーですね。ある意味この日一番ブックが読みにくい試合ですね。」
殿「???ただのキャラクター対決やろ。この試合にブックどうのこうの言うてもしょうもないんとちゃう?mayaさん少し難しく考え過ぎとちゃうか。」
マ「いや、この日のカードは比較的ブックの読みやすい試合が多かったんですね。それで、なんかあるとしたら、今迄TARUさんに1勝もしていなかったストーカーがこの大舞台でひょんなことから勝ってしまうと。この位のことは闘龍門ならやってくれるかなと思ったのですが。」
殿「それで、どうやったんや。」
マ「ただの深読みでした。」
殿「まあ、そうやろうな。」
マ「TARUさんのキャラクターはファン投票1位のものなんですが、これはタルティモ・ドラゴンでしたね。これは当然と言えば当然ですけど、あの走り方からして笑えますね。大奥はあれは校長をバカにしているしか思えなかったと言ってました。ストーカー正洋は初めて見たんですが、TVの前で大笑いしてしまいました。あれは妙に似ていた。リングに上がってから口をモグモグしていましたよ。」
殿「それは3Fからやったからようわからんかったな。」
マ「まあ、PPV対応なのでしょうね。ただ、試合はいつもより少し動きが重かったですね。試合中のネタは新しいのもあって適当に面白かったけ
ど。ストーカーが着込み過ぎたみたいですね。」
殿「それでも、あれはあれでええんちゃうかな。それ以上のものを期待してもしゃあないよ。テッドもああいう時は生き生きとしとるな。」
マ「息子さんは、あの試合が一番面白かったそうですね。」
殿「わしも、そうやな。」
マ「それは少し厳し過ぎませんか?それで、校長がコスチュームで登場。来年には復帰したいということですね。ただ、復帰できても、あの中で出来るかどうかはまた別問題ですけどね。」
殿「mayaさんも結構厳しいんちゃうん?」

マ「第三試合がM2K(神田、モチスス、クネス)vsキッド、マルビン、了組ですね。私だったらこの試合がこの日のメインですね。」
殿「この試合は素直にオモロかったよ。やっぱM2Kはやれるな。」
マ「個人的には、マルビンの出番が少なかった所が残念でしたね。私はああいういい男系が好みなんですよ。キッドは個人プレーでは凄いんだけど、コンビネーションとかがイマイチのような感じがして。もう少しキッドがマルビンを活かすように動かないと。」
殿「まあ、相手が上手いしな。」
マ「だけど、こういう試合をさせたらM2Kが一番面白いですね。贔屓目抜きにしても。最近はただスピードがあるだけでなく、試合に微妙な緩急も付けるようになった。休んでいるのかもしれないけど。キッドのクルクル回る技もあれだけ受けられるのは彼らくらいでしょうし、とにかく間の取り方が絶妙ですね。マルビンの技も今後どう受けるか今から楽しみですよ。見てて目が回りそうですけど。」
殿「好きにしたら。まあ、少しは楽しみやけど。」

マ「第四試合は東郷vsチョコです。さっきも言いましたけど、東郷はかなり人気がありますね。やっぱり知っている人は知っているという感じですかね。正直C-MAXとの絡みは、サスケやタイガーではなくて東郷で見たかったという感じですが。実際、この変更カードを発表した時は大ブーイングでしたからね。ところで、みちのくで東郷は誰と組むんですかね。またオリーとかかな。田中はジュニアじゃないからコンプリート・プレイヤーズなんかと組んだら強力なチームになりますね。」
殿「そうなると、確かに面白くなるな。ところで試合は。」
マ「東郷の貫禄勝ちというところですか。こういう10分以内のメリハリの利いた試合は個人的に好きですね。その割りには新日本の20分くらいの内容はあったんじゃないですか。それを言ったらさっきの第三試合なんて60分フルタイムだけど。」
殿「そうやな、チョコも病み上がりのわりには頑張った方なんちゃうか。」
マ「チョコの場合、いつも病み上がりですから。ただ、M2Kとしてのチョコは初めて見たんですが、思ったよりもは頑張ってましたね。」

マ「セミですが、C-MAXvsみちのく。ホームラン性の大ファールというところですかね。」
殿「ホームラン性でもないかな。一塁線上の当たりがファールになったという感じやね。」
マ「はっきり言って、いつも思うんですか浜田のどこが面白いのか良く分からないのですが。親娘ともどもですが。」
殿「浜田だけでもないな。サスケももうアカンな。バタバタ動いているだけで。」
マ「なんか二人とも受けきれていないですね。その点、C-MAXは自分達の仕事をやっていたと思ったのですが、相手が相手だからいつもの魅力は出せずじまいでしたね。スポットらしいスポットも無かったし。」
殿「あったやん。サスケのサンダファイアーの幻の3カウントと東郷の乱入。」
マ「はぁ〜、東郷に全部持っていかれた感じですね。途中浜田にいつもの逆さ吊りからの股間への突っ張りをしていた後に、『文子ちゃんが泣いているぞ』という野次にCIMAが反応していたのが可笑しかった。だけど、その野次がTVでも聞こえるということは会場は結構静かだったんですね。」
殿「まあ、大歓声ちゅうほどではなかったな。」
マ「みちのくはもういいですね。タイガー以外は。なんかC-MAXは今日は少し可哀想だったですね。」
殿「わしは、どうとも思わへん。」
マ「冷たいのがお好きですね。」

マ「いよいよメインです。マグナムvsモッチー。まずはマグナムの入場。凄い盛り上がりですね。これは会場にいたら凄かったでしょう?あの二人のダンサーがまたいいんですよね。キッスの世界とはリズム感が大違いですね。」
殿「3Fだったからわかれへん。上までは伝わらないわ。わしは金の字の方がおもろいわ。」
マ「何しに行ったんですか?まあ、いいや。あっ、女性客がマグナムに抱きついていますよ。負ければ退団とか言っているのに悲壮感が全然無く能天気なところがいいですね。」
殿「どうせ、望月のジョブだからやろ。」
マ「あのねぇ〜、もう少し楽しもうという気は無いんですか?」
殿「それより、何でそんなに熱くなってんの?mayaさんマグナムのファンやったっけ?いつもマグナムのことをボロクソ書いてるやんけ。」
マ「さっきも言いましたでしょう。私はいい男系が好きだと。マグナムのことを最近ボロクソ書いているのは、マグナムがボロクソ書きたくなるようなことをするからだけですよ。」
殿「なるほどね。それじゃ、CIMAはどうなん?」
マ「ファンに決まっているじゃないですか。」
殿「それで、モッチーも好きなんやろ。あ〜、アホくさ。もう好きに喋ってくれ。それで試合はどうやってん。」
マ「ちょっと待って下さい。その前にモッチーの入場が。」
殿「はい、はい」
マ「モッチーにはオーラまで出てきましね。格好良すぎる。」
殿「オーラまではどうかと思うけど、貫禄は出てきたな。地位は人を作るという感じやね。」
マ「MCの時と試合の時とスカジャンが2種類あるんですね。」
殿「どうでもええわ。はよ試合行け。」
マ「その前に試合前のセレモニーが。」
殿「そんなんどうでもええから。」
マ「なんか後ろから音が聞こえますよ。」
殿「あんたと話をしてるからや。」
マ「いや、これがちょっと笑かしてくれるんですよ。この試合は英連邦ジュニアヘビー級のタイトルマッチですよね。」
殿「そうや。」
マ「それでメキシコスタイルで試合前に記念撮影をする時にベルトのアップが出てくるんですけど、中央にみちのくプロレスのロゴがついているんですよ。何で英連邦なのにみちのくなんでしょうかね?」
殿「そんなんワシが知るかっちゅうねん。」
マ「だけど、これを見ると一気に有り難みが消えていきますね。」
殿「まあ、たしかにそうやな。会場のモニターでは気付かなかったら、よかったわ。」
マ「これで、やっと試合に行けますね。」
殿「あんたが、いちいちいらん事を言うからやろ。まあ、ええわ。」
マ「結構固い試合でしたね。」
殿「かなり高水準の攻防をやってたと思うで。」
マ「殿がほめるなんて第二試合以来ですね。」
殿「まあ、ええもんはええわ。モッチーのうまさは今更やけど、マグナムの動きもmayaさんがいつも書いてくるほど酷くはなかったと思うわ。」
マ「いや、そうなんですよ。なんか全然良くなっているんですよ。私が見ていたのとは。これならCIMAとかも対等にできますね。大会場でのビッグマッチという雰囲気がありましたね。」
殿「大会場のわりに、客は少なかったけどな。確かに緊張感はあったし、後半は湧かせとったな。」
マ「放送席も結構熱くなってましたよ。3人してマグナムを応援していましたね。浜部さんもただの観客になっていましたよ。それで、闘龍門的にはハッピーエンドになったと。」
殿「えぇ、あれだけ引っ張っといて試合の事はこれで終わりなん?」
マ「だって、モッチーが負けちゃったんですもん。大体、闘龍門のハッピーエンドというのは、M2Kファンの私にとってはアンハッピーエンドなんですよ。」
殿「勝手なやっちゃなぁ。」
マ「敢えて、付け加えるとしたら、神田とモチススの間の良さですか。」
殿「あいつら、よう働くな。要所、要所の動きはいいし。あれには感心したわ。」
マ「試合後にモッチーがマグナムにベルトを巻いて上げて、『それにしてもな、わざと負けるのはツライなぁ!』と言うのも、なかなか通好みのマイクですね。」
殿「深読みはアカンけどな。あのへんは、モッチー上手いな。」
マ「それで再度マグナムがリンチに合って、岡村社長が助けて、WARの勝利ですね。」
殿「WARはどうでもええわ。」
マ「いや、WARファンは藤波ファンと違ってつらい思いをして来たんですから、少しくらい言わせて下さいよ。」
殿「藤波ファンはもっとつらい思いをしてるわ。」
マ「それで、客も一緒に会場全体でマグナムダンス。なかなか感動的な終わり方ですね。やっぱプロレスはこうじゃないと。殿も踊ったんです
か?」
殿「踊るかぁ、アホ。大体3Fじゃ誰も踊ってへんて。」
マ「3Fは寂しいですね。今度大バコでやる時は天井桟敷まで届く興行をやれということですかね。」
殿「そうやな。これが今後オオバコを定期的に続けるとしたら、スタンドまでどうやって伝えるかも工夫した方がええやろうな。」

マ「全体的な感想はどうでしたか?」
殿「まあ、惜しかったという所やね。」
マ「M2Kが全敗ですしね。」
殿「あのなぁ、そういう問題じゃないねんて。」
マ「セミがこけたのがきつかったですね。それがC-MAXですしね。」
殿「それも、あるけどな。」
マ「闘龍門の場合、他団体の選手を呼んでも上手く機能するかどうかは難しいですね。セミ前くらいまでならいいとしても。今度はアングルを練ってセミ、セミ前までは自前の選手を使った方がいいかもしれませんね。」
殿「そこやな。ただ、それだけでも飽きてしまうしな。」
マ「う〜ううん。ただ、3月のEL NUMERO UNOからマグナムに試練を与えて団体ぐるみでオーバーさせるというアングルはひとまずここで完了ということでしょうが、これに関しては成功しましたね。一時は、CIMA、モッチーと見劣りしていましたが、この日のメインを見る限り、ほぼ互角の存在感になりましたね。これで、私に『お前が一番だらしないんだよ!』という野次を飛ばされないですみますね。」
殿「そんなん言うたの?そりゃ、酷いわ。」
マ「愛のムチですよ、愛のムチ。だけど、マグナムは会社ぐるみでオーバーさせてもらったのに、CIMAはあんな試合だったし、少し可哀想ですね。」
殿「どうせ、CIMAは会社どうのこうの関係無く勝手に自分でオーバーするわ。」
マ「そういえば、そうですね。だけど、これが神戸で良かったですよ。」
殿「何でや?」
マ「だって行かないで済んだじゃないですか。M2Kが全敗じゃいくら何でも私にはアン・アン・ハッピーですよ。」
殿「ああ、また話はそこに行くの。でも、この日はM2Kがいなかったら、どうにもならなかったわ。M2Kでもったようなもんやで。」
マ「それじゃ、M2Kの勝利と言っていいですか?」
殿「だから、さっきから言っているやろ、好きにせえって。もうあんたと電話しているとかなわんわ。疲れを通り越してくるわ。」
マ「まあ、そう言わず、また次もお願いしますよ。」
殿「もうしてけえへんでええわ。ちゃんと自分で原稿を書いてくれ。」




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