6/28スマックガールclubATOM雑感〜殴り合う少女達に萌え萌え〜
■団体:SmackGirl
■日時:2001年6月28日
■会場:渋谷clubATOM
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 前回のスマックに対する格通小森の論評は酷かった。篠さんが「スマックもプロレスとして考えている」という発言を捕まえて、ネチネチ、ネチネチ、ネチネチ。これから出てこようとする女子総合の芽を、ガチバカの狭量さで摘んでどうする。白痴レベル。

 前回に比べると、今回は取材陣激減(その点、いつでもどこにでもやってくるバウレビは偉いな!)。前回見てピンと来ないようじゃ、メディア人としての感性ゼロと言われてもしょうがないと思う。それほど、今のスマックにはドキドキさせるものがある。新しい価値観に満ち溢れている。

 勿論、問題点が何もないわけはなく、おれが1番気になるのは、相変わらず、大会自体の告知がどこでどうされているのか、さっぱりわからないこと。カードも行ってみるまでわからないし。この辺は、改善して欲しいです、篠さん。ネッターメモ8、ネットで事前に煽って応援したいのにしたいのにしたいのに。

 しかしだ、カードがわからなかろうが、何時から始まるかわからなかろうが、見逃すわけにはいかないのである。仕事をすべてほっぽり出して、渋谷に向うわけである。だって萌え萌えなんです、殴り合う少女達に。

 今回は19時開始だったようで10分押しで、前回と同様の女性2人のダンスからスタート(次回は7/26、同じアトムで19:30開始とのこと、今回のスカパーPPVは、7/5、7/19に、ch111で22:00〜24:00)。

 篠さんと、前回とは違う女が2人でリングに上がって、アマ2試合のカード発表、ルール説明など。前回に比べてすっきり。

 アマルールの2試合は、タイガージェット新宿がレフェリー、岡林がジャッジ、後半のプロ試合はその逆というカタチは、前回と同じ。リングアナもヤマモ。


<ReMixアマルール、5分2R>
“小さな荒鷲”                “小さなイナヅマ”
×坂口一美(GF2)(1R4分36秒TKO)角田絵美(SSS)○

 うむむ。今回はミニモニ対決、ナナチャンチン出てないのか。ちょっと残念だなあと思ったら、角田さんが、これまた萌え萌え〜。タノムサクはこっちのセコンドに。

 素晴らしかったよ、角田さん。パンチもそこそこで、ちゃんとしたローが蹴れる。ので、前回の坂口vsナナチャンみたいな、ベタベタボロボロにはならずに、結構マトモな試合に。ローを嫌がり組み付く坂口を首相撲からの膝で振り回し、スタンディングダウンを取ること3回。

 いやあ、1試合目から萌えるなあ〜!


“女子格闘家の雫”                “女子格闘のヒロイン”
×市村幸恵(GF2)(1R3分37秒、Fチョーク)佐藤めぐみ(フリー)○

 市村は前回負けているけど、そこそこの動きを見せていた選手。一方の佐藤は元女子プロらしいが、当然おれは知りません。

 激しくぶつかり合い、いきなりヒートする会場。市村、動きはいいのだが(ちゃんとグラウンド練習してるという動き)、どうも心が弱いのか、諦めが早すぎるのか、片手で抱え上げられて、あまり苦しそうでないFチョークでタップしてしまった。


 休憩10分。さくさく進行して快適、快適。

 再び、篠さんのアシスタントがリングに上がって。後半のカード説明。


<ReMixルール、5分3R>

“クールファイター”         “格闘新星”
○久保田有希(フリー)(3R判定)亜利弥(Jd’)×

 おおう、久保田、“静岡の格闘女王”から“クールファイター”に出世した! 相変らず暗そうで恐そうで、メモ8おじさん、見てるだけで、ちんぽパンパン。辛抱堪らん。今日は元ニーハオがセコンドに。

 一方の亜利弥は、小山亜矢から改名したJd’のレスラー。2回目のReMixにも出てましたね。

 久保田の右ローがバシバシ決っていきなりダウンを奪ったのだが、その蹴り足にテーピングしてる久保田、どうやら、悪化させたようで(試合後、足をひきずっていた)、段々蹴れなくなる。亜利弥もそのローに合わせて、ReMixでも見せていたブンブン右フックを振り回す。久保田、抱え込み、引きずり倒して上から十字狙うも極めきれず。

 久保田、八木と同じでデカくて柔道系だから、思わず上から抱え込んじゃうんだよな。このレベルの相手なら、それでも勝てるんだろうけど、相手がデカいと、まったく通用しなくなっちゃうよ。せっかく元ニーハオに教わっているなら(かどうか知らんけど)、ちゃんとスタンドレスリングを勉強して欲しいな。急激に強くなれると思う。

 ラウンド合間に、後ろの方で見てた薮下(柔道繋がり?)が、セコンドにかけよってアドバイスを飛ばしたり、そうでなくても、元ニーハオの熱いセコンド、見てるだけでニコニコしてしまう。これぞ格闘技って感じだなあ。

 これをリングサイドかぶりつきで見れて、益々、萌え萌え〜のメモ8おじさんでありました。


“天然格闘少女”                      “格闘特攻隊”
○星野育蒔(GF2)(2R4分16秒、ギロチンチョーク)張替美佳(GF2)×

 んで、ブレイク寸前の星野の登場! 例によっての元気一杯オーラを全身から迸らせての入場。

 あっさり上になった星野、サイドから、飛び上がるように下半身を跳ね上げての膝の連打で、いきなり会場ヒートさせまくり。このまま、決ってしまうかと思いしや。いやー張替のがんばりも凄くて、これで益々大盛り上がる。スタンドでの打ち合いも、互角近くに打ち合っていたし、グラウンドも結構ウマい。

 腕ひしぎ足固めを何回も極めた星野だが、女性特有の関節の柔らかさか、はたまた根性か、凌ぎまくる張替。最後は上から、足固めの体勢のまま、二の腕を喉元に押し付けられて、さすがにタップ。

 いやー素晴らしい試合でした。

 「戦いたい相手は?」の質問に「人間みんなとやりたい」と、意味も言語も不明瞭な星野、相変らず最高。


“スマッククイーン”                   “浪花の喧嘩娘”
○八木淳子(GF2)(1R1分28秒、Fネックロック)小河真子(GF2)×

 自信と気合に溢れて入場してくる八木。2回のReMixや前回のスマックとは雲泥の違い。体調がよくなったからか、星野の登場でシリに火がついたせいか、まあ何にせよ、初めて八木に華を感じた。素晴らしい。一方の小河は前回アマで結構いいファイトしてた選手。チャレンジマッチ。

 あっという間に前に出て、上から抱え込み(だからそれはダメだって)、パワーで圧倒する八木。前回と同様、スタンドでFチョークの姿勢から、強引に払い腰で投げ飛ばし、そのままネックロックで締め上げて。

 「後輩達に追いつかれる前に自分がTOPに昇りたい」「神取戦は年内にやりたい」「その前にまずは高橋戦」。と、会場に来ていた高橋を挑発。というほどのプロレス的なニュアンスではなく、あくまで爽やかな感じであったが。うーん、このカード、やっぱりJd’でやるんだな。怪我で流しているんだから、当然といえば当然だけど、やっぱスマックで見たいなあ。


 やたら、萌え萌えとか書いてるから誤解している人も多いかもしれんが、はっきり言って、スマックガール、今これを見ないのは、プロレス・総合ファンとしての人生を半分も楽しめてないと思う。仕事休んでも見るべきだ。ちんぽパンパンのバイアグラ興行。

 おれにとっての女子(プロレス、総合を含めて)の本質はやはりエロ。だからキャットファイト的な喜び方も当然するわけだし、そういう方向に喜んでいることを隠す気もない。宇野商店の客が「宇野くんカッコいい〜!」と見てるのと何も変わりないわけだ。

 しかしだ。スマックガールには、それに加えて、アスリートとしての新しい黄金の芽が確実に芽吹いている。女子総合をこれから作っていこうとする意欲がある。新しい価値観を自分達で作っていこうとする活気がある。だから面白い。

 スマックガール、萌え萌え〜。

 あまりに萌え過ぎて、篠さんや、タノムサク、選手に手出してないだろうなとか考え始めたら、気になって気になって。意外に寝技練習中のランバーあたりが。いやいやマジメそうな顔して植松とか。それともタイガージェット新宿がヒクソンを宙に舞わせた華麗な寝技と逆ギレキャラで。あっとびっくりスーパーマリオそっくりの岡林レフェリーが援(以下自粛)。

 夜も眠れません。




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