全日本キックボクシング連盟「WHO'S NEXT?」
■団体:全日本キックボクシング連盟
■日時:2001年6月17日
■会場:後楽園ホール
■書き手:おかっぴき
ストップザサッダム、NJKFの全日本復帰、酒井の半年振りの復帰戦
アメリカ帰りのムエタイ戦士西田の登場と興味津々な興行
しかし観客はかなり少なく試合開始時で6割、最終的に8割といったところか

第1試合 バンタム級
△大橋和夫 (藤原) vs 清水英樹 (月心会)△
判定0-1(28-29, 29-29, 29-29)

第2試合 ウェルター級
○平航 (REX JAPAN) vs TETSU (大誠塾)×
判定2-0(30-29, 29-29, 30-29)

第3試合 スーパー・フェザー級
△中原黄太 (REX JAPAN)) vs 熊谷 敦 (TEAM-1)△
判定1-0(30-30, 30-30, 30-29)

第4試合 ウェルター級
△諸星幸平 (REX JAPAN) vs 山崎執司 (S.V.G.)△
判定0-1(27-28, 28-28, 28-28)

#諸星選手は1Rに左ストレートでダウン有り。
山崎選手は3Rに右フックでダウン有り。

第5試合 ライト級
×畑尾龍宏 (REX JAPAN) vs ラスカル・タカ (月心会)○
TKO 2R1:35(3ダウン)

#タカ選手は2Rに、パンチ、左ローによるダウン2回で3ダウンを奪ってKO勝利

第6試合 日本・オランダ国際戦 81kg契約
○西田和嗣 (S.V.G.) vs ロベルト・フラミンゴ (オランダ)×
TKO 3R2:36(3ダウン)

アイブルも所属するカルビンジムから初の刺客
リングスオランダ大会にも出場経験のあるフラミンゴ
西田はアメリカでムエタイを学びプロとしての実績もある選手

1R 強暴なまでにパンチを西田に浴びせ掛けるフラミンゴ
ボディーブローによりダウンを奪う。
しかし西田も落ちついてミドル、ローを中心に反撃開始
2Rムエタイ仕込みの首相撲で攻めたてる西田
転がされてばかりのフラミンゴ
ここでアクシデント発生
二人がもつれているところへセコンドのアイブルが西田を突き飛ばした。
さすがに館内は大ブーイング、当然のようにアイブルに注意1が与えられる
3Rに入ると完全に西田のペースになり
首相撲、パンチ、キックと圧倒的な試合展開に
パンチのラッシュからダウンを奪うと、立ちあがってくるが
再び右ストレートでダウン、フラミンゴはもう立てず
西田見事な逆転勝利
これで西田は全日本で4連勝、5回戦昇格か
今後はK−1にも登場するかもしれないので要チェック

<5回戦>
第7試合 全日本ライト級ランキング戦
○酒井秀信 (全日本ライト級1位:REX JAPAN) vs 島野智広 (全日本ライト級4位:不動館)×
判定3-0(50-46, 50-47, 50-46)

始めての敗戦、けがからの復帰戦となる悪魔王子酒井
対するは無尽蔵のスタミナをほこる島野

序盤からガードをさげデトロイトスタイルで挑発する悪魔王子
ローキック、接近してのアッパーカット、ストレートと
一方的にせめるも島野もふんばる
倒れそうで倒れない島野このまま判定で酒井の勝利

第8試合 全日本ウェルター級ランキング戦
×千葉友浩 (全日本ウェルター級1位:TEAM-1) vs 佐藤嘉洋 (前NJKFウェルター級4位:名古屋JKF)○:
TKO 1R1:38(3ダウン)
#佐藤選手は、左フック、右ヒザ蹴りによるダウン2回で3ダウンを奪い圧勝。
##佐藤選手は、全日本キックウェルター級ランキング入りが決定。

今回から全日本に復帰の名古屋JKF佐藤、5回戦昇格後もタイ人に連勝し
今後は全日本のタイトルにどうからんでくるかまずは試金石となるこの1戦
対する千葉はランキング1位と言っても目立つような活躍はなく
人がいないから1位のような選手

試合開始から猛攻をかけ立て続けに佐藤が3回ダウンを奪い終了
ちょっと実力差がありすぎたよう。
今後内田や新田とどうからんでくるのか

セミファイナル 日本・タイ国際戦 62.5kg契約
○金沢久幸 (全日本ライト級王者:TEAM-1) vs サッダム・ギャットヨンユット (元ルンピニーバンタム級2位:タイ)×
KO 3R1:46(右ストレート)

前回はMAのチャンプ井上に判定勝ちした対抗戦男金沢
対するはこれまで日本で酒井、小林と破ってきたサッダム
まだ18歳だというのに80戦以上のキャリアのある
バリバリのムエタイ戦士だ

序盤はお互いに様子見の展開、2Rに入ると動き出したのはサッダム
パンチのラッシュで金沢を攻めたてるが、金沢もバックハンドブローで応戦
カウンターのバックハンドブローがきまり崩れ落ちるサッダム
なんとか立ちあがってくるがダメージがあるのは明らか
金沢は尚も攻めたて右ストレートでダウン
さすがに今度はサッダムもたてなかった
多分観客のほとんどが金沢の応援をするが勝利は期待できないと
思われたこの1戦、とてつもないようなものを見た

メインイベント・日本・オランダ国際戦 67kg契約
×内田康弘 (全日本ウェルター級王者:S.V.G.) vs ノエル・ソアレス (IKBFヨーロッパ・ウェルター級王者:オランダ)○:
KO 3R2:37(パンチの連打)
#内田選手は、2Rにヒジ(?)によるカットでドクターチェック有り

中間距離でパンチをぶんぶん振り回すソアレス、
フラミンゴと同じでカルビンジムの選手はガンガン前にでてくる。
内田もミドル、ローをこつこつ当て様子見の立ちあがり
2Rになると至近距離から内田が肘をごつごつ当てていくが
ソアレスも返す展開が続くところで内田がカット
ここから内田の動きがおかしくなりソアレスがパンチのラッシュでTKO勝ち


総括として客いりの割にはスポンサー関係の客が少なく
若いファンを中心に盛りあがった今回の興行
小林後援会がいないとこうも違うかといったところ
強豪が勢ぞろいした全日本のライト級今後の展開に期待する。




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