埼玉プロレス大阪泉佐野市南中樫井HOTELル・テイシア横広場特設会場大会
■団体:埼玉プロレス
■日時:2001年5月27日
■会場:大阪泉佐野市南中樫井HOTELル・テイシア横広場特設会場
■書き手:冗談の突きを喰らう猪豚
チャンネルNECOで『激突!格闘技四角いジャングル』を見ていると猪木とミスターXの試合が流れていた。
どこかで見たようなと既視感が襲ったがこれを見たのは初めてのはず。
そこでよく考えて思い出してみるとそれは今は亡きコロッセオで見た埼玉プロレスだった。
そのアングラな怪しい雰囲気が激しく酷似。
現在のどうしようもない塩日をただ嘆く事しかしない、昔からの新日ファンが探し求めている何かの正体は埼玉プロレスの事だったようだ。
今回は埼玉プロレスとしては大阪初だが、サバイバル飛田自体はネオレディースの興行の第0試合でマンホール人ver2と戦っているし、
それも見に行ったのだが(最後、首4の字で決めた飛田の姿が、ミスターXを形容しがたい関節技で破った猪木とだぶるのは致し方ない)、でもやはりめったに見られるものではないので自宅からは2時間ぐらいかかるのに行って来ました。
プロレスでこんなに遠出をするのは初めてかも(いろいろなサイトを見ていると東京から来てる人もいるみたい、そこまで人を惹き付けるものがあるだろうか、今の塩日に)。

着いてみるとなんとも素晴らしいロケーション、前に道路、両脇に畑、背後に溝を挟んで土手、一応、車とかで隠そうとしているみたいだが外から丸見え、タダ見し放題。
地面は前日、雨が降ったためか柔らかいが、ベチャベチャとはせず適度に雑草も生えてて天然のマットみたいな感じ。
そのまん中におなじみのブルーシートが敷いてある。
結構、人が来てる(思った以上に女性のお客さんも多い)。
関西人は埼玉プロレスに飢えているようだ。
会場でしか買えないらしいビデオを買いました(プロレスグッズのフリーマーケットなどもあり)。
当然ながら30分遅れてリングアナとレフェリー佐野への質問コーナー。
後ろの土手を犬の散歩をしてる人が通ったりしてなかなかマターリとしたいい雰囲気。

休憩

サバイバル飛田 vs 殺人狂化人間飛田キラー
ルールはノールール。
畑を挟んだ向こうにあるチャンコ屋から歩いて入場の飛田。
コーナーで待ち受けているとけたたましいクラクションの音。
走り込んで来たのはなんとベンツ。
運転席から現れるは飛田キラー。
あらゆる怪奇派のエキスを注入されたと紹介されたため、右手がボーキサイト・ミディアムで左は木人ケン、そしてドリルをって使えんがな、というキャラだと一部で誤解されていたらしいがそうではないらしい。
鉄仮面と鉄の爪を着けた飛田キラー、いきなり飛田を流血させる、さすが飛田キラー。
さらにベンツからあらわれた怪人はスパイダーマンのマスクとTシャツ、顔には無数の蜘蛛が這う…はっ!こいつはネオレディースの大阪興行で飛田と戦うはずだったセアカゴケグモ男ではないかッ!
積年の因縁を経たセアカゴケグモ男のサポートを得て飛田キラーも勢いを増す。
鎌でさらに飛田の額と応援ボードを切り裂く。
さらに爆竹での急所攻撃、ムース攻撃、さらに会場の一角にあるなぜか凶器に使えそうなものがたくさんある場所に誘い出しとどめを狙うが、飛田も消化器攻撃を反射し逆襲、鍋をかぶってヘッドバット。
さらに奪った鎖を振り回す、逃げまどう飛田キラーと観客。
そしてベンツを巻き込んでの激しい攻防、動揺する観客。
さらに飛田キラーは飛田をボンネットに寝かし、どこかから掘り出したような重そうな鉄パイプを降りおろす。
しかし飛田は間一髪でかわし、被害はベンツのフロントガラスに、動揺する観客。
さらにはドアまで破壊、ツープラトンでの花火攻撃に移行してやっと観客は安度の声を漏らす。
でも畑と広場を仕切るフェンスから隣の畑に飛田キラーが放り出されるとやはり動揺する観客。
さらに乱闘は範囲を広げ土手の上で四の字を仕掛ける飛田キラー。
レフェリーの支持に従い土手を登るとその向こうには池が、当然のようにそこにはまる二人。
セアカゴケグモ男の投網攻撃に苦しむ飛田(この池にはブルーギルがいたらしい)。
池を上がって飛田キラーは土手をそのまま降りるも飛田はこの高さから降りるのは躊躇、回り道をして降りる(投網着けたまま)。
戻って来た頃にはベンツはさらにボロボロに、余裕を見せつける飛田キラー。
しかし本部席兼売店の備品を使って逆襲、ちゃぶ台や電話をくり出す。
セアカゴケグモ男を膝十字で無力化すると飛田は決戦の場をベンツに定めた。
フィニッシュはベンツのボンネットへのパイルドライバー(確か31'12"と言ってたような)、ゴング代わりの湯たんぽが響いた。
(以上の攻防は記憶だけを元に書いてます、抜けや順序の間違いがある可能性が高いです)

試合後は今回のプロモーター山嵐を絡めてのボソボソトークで締め。
色々話していたが聞き取りにくかったし、まあ別にいいでしょう。
今後の事としてはしばらくFMWに出る事はないみたい。

実はワンマッチ興行だった訳だが文句を言うような人は全くいない。
飛田キラーのキャラ自体は弱かったものの試合内容とベンツでカバーした。
意外にバットで殴ったりエグい攻撃もあるんやね。
それに飛田キラーも実際のキャラが弱いと言っても見るまでの幻想の膨らみ具合は結構でかく、久しぶりに未知の強豪への期待感が味わえた。
私はこういう観客すべて(たまたま通りかかって紛れ込んだ人含)を満足させてしまう興行は初めて見ました。

あ、もしこの観戦記を見て埼玉プロレスを見に行って、もしアレでもそれはあなたの自己責任です(藁




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