LLPW:5月26日後楽園大会の観戦記
■団体:LLPW
■日時:2001年5月26日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ALOHA♪HAWAII(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 行って参りました後楽園ホール、今回はLLPWでございます。LL観戦は久しぶりでミホカヨ参戦以来です。それゆえ細かい点はご容赦を
 さて、試合開始時間19:00キッカリにホール玄関に到着。ダフ屋は一人、通常レート(1000円引き)で営業されてました。ちなみに入り口の正規のチケット売り場ではSRSとRSは売り切れでした。会場内はフロア9割、南定席6割ぐらいの入り。客層としてはLL独特の水商売系の人達の他、子供が多数。たぶん現在のプロレス団体の中では一番多いかもしれないです(これもガチンコ効果でしょう)
 挨拶はチャリティ関係者と、今回の対戦相手を連れてきた佐山タイガー「今回は事由連合から比例代表制で云々・・・、一番強いのを連れてきました」との事


○風間(リバースDDT→体固め4:45)×和田部
 当初この試合は、エキシビションマッチとして大畠vs和田部だったらしいが、ガチンコ大畠は高熱の為今回は欠場だそうです(チビッコ残念) それで急遽和田部vs風間にカード差し替えとなったみたいで、セミの全日本タイトル戦でのチャンピオンのワッキーが、ディファ有明@全女で試合なので挑戦者の風間もダブルヘッダーで同じにしたようである(後にマイクでアピール)
 和田部は「女子プロ史上最小最軽量」とコールされるが、Jd’でプロテストに合格したアストレス古田がデビューしたらどうするのだろ?と、余計な心配をちゃうが、やはりそれでも小さいことは変わりない(アストレスがプロレスラーか否かの問題は置いといて・・・)

 さて試合は、両者握手で始まるも、和田部はその小ささを活かして、握手をしたまま風間の股間を抜けるトリッキーな動きで試合開始。和田部は髪の毛をなびかせリング内を走って、フライングホディアタック等を出すが、風間は止まっては重量級のキックとロープへ飛ばしては綺麗なスピンキックを出し、和田部を圧倒する。
 最後は風間がボディスラムを打とうとしたところを、和田部が先に足で着地して耐える。すると風間はそのまま和田部の頭を抱えて裏DDTでピン。


×シャーク土屋(スクールボーイ)○カルロス天野
 まず天野は、ゴングになっても青コーナーで悠然と構える土屋に対して、ドロップキックとエルボーで突っかけるが、土屋効いている素振りも見せない。そし「こざかしい」と言いたげに、天野の髪の毛を掴み中央へ、天野も負けずに土屋の髪の毛を掴んで睨み合うも、迫力は土屋の方が全然上。そしてホディスラムを2つ打つ(?)が2度目は倒れた天野が下から土屋の足を掴みアキレス腱固め、剛に対して柔で対抗する。土屋一度ロープに逃げた後も、天野は再び中央に引きずっての再び執拗な足関節。これも土屋がロープ。ハードコアな土屋にとっては形無し状態。
 その後、土屋は天野のホディシザースを肘を膝に当てながら向き合って立ち上がり、そのまま天野をパワーボムに落とす。これでプロレスのグラウンドで一応格好を付けたと思ったのか、今度はフライングメイヤーで天野を倒すと髪を掴みに場外引きずり出し、西バルコの下(西席裏で)乱闘を行い、バチバチと云う音とピカピカと云うフラッシュ光が感じられるがバルコの上のHAWAIIには何も見えず(涙) その後フロアに現れたかと思ったら、土屋は有刺鉄線竹刀で容赦のない顔面凶器攻撃で天野流血。あわせて助太刀に出た遠藤&青野に対してもイスと竹刀で一人勝ち。 ツッチーはリングに上がっても倒れる天野にイス攻撃、クレームを付ける遠藤にもイス。中盤戦はツッチー圧勝。

 天野は腕ひしぎ、ジャーマン、フライングラリアットで反撃を出すも、一矢報いる程度で決めるには至らない。逆にツッチーはチェーンを持ち出し、天野をロープ越しの絞首刑にするが、青野が乱入カット。その後もツッチー体力にモノを云わせ、バックドロップ、イス攻撃、パイルドライバーとたたみかけられても天野はギリギリでなんとか返す。ツッチー最後はラリアットで試合を決めようとするが、ココで青野が猛烈な勢いでエプロン上でクレーム。土屋「なんやねん?」とばかりに青野に突っかかっていくところで、天野が下からスクールボーイで、油断のピンホール。


○斉藤、立野(雪崩式フィッシャーマンズバスター→片エビ固め13:05)遠藤、×青野
 遠藤が先程の試合でツッチーのイス攻撃で頭を負傷し、治療の為に試合開始が遅れる。遠藤は入場時頭部に鉢巻き状に包帯を巻いて登場。
 試合は4人がクリーンな握手で始まる。最初は遠藤vsハーレー、手慣れた動きで定石通りの腕の取り合いで観客を魅せる。ハーレーは遠藤の背中にサッカーボールキック×2の後、立野に交代、そして綺麗なジャンピングニー×2を決める。序盤戦はベテランチームが優位に進める。その中で気になったのは青野。4つで手でハーレーと力比べをするが、力を入れる時と、逆に力を入れられて痛がる時の表情がハッキリしていて好印象。
 試合は中盤にかけても、ベテラン勢が中堅若手を手玉にとる。記さん、ダイビングニー、釣り天井、STFと繋げた後、青野をカバージョ状態にしてのハーレーの胸板へのサッカーボールキック×2と続けるが、一連の攻撃にはあまり脈略はなさそう。青野は立野にに対してバックドロップで反撃を試みるが重いためなのか超低空で、残念ながら迫力はナシ。

 試合は後半、ハーレーが青野をコーナートップに乗せて雪崩式狙う、されどそこへ遠藤がカット。そのままハイジャック状態に後ろ手に抱え、そのままスプラッシュマウンテンボム(LLでは何て云うの?)。ココの辺りから攻守逆転。青野はハーレーに対して低空ドロップキックを執拗に狙い、遠藤はさらにスプラッシュマウンテンを立野とハーレーに喰らわし、青野はそこへハーレーに蛙跳び状のダイビングボディプレスと、遠藤組にとってはこの試合唯一の勝機であったが、ベテラン勢はなんなくしのぐ。
 その後、遠藤と立野が場外でやり合っている時に、青野がミサイルキック狙いでコーナートップに登ったのを見計らってハーレーが青野を捕捉、そのままコーナー上で抱えて雪崩式フィッシャーマンズバスターでピン。


○美鳥、沖野(片エビ固め18:45)沢井、×井上貴
 試合のゴングを待たずして、G−MAXがガウンを着たままのBlack Joker組を奇襲。怒ったBlackJoker組はラフなら負けずに場外乱闘へ。序盤から激しい闘いを予測させる。
 しかし、再びリングに上がった両組は、意外にも大人しくプロレスをする。貴子は胸板へのキック。イーグルはボディアタック。沖野はイーグル相手にグラウンドでアキレス腱固めとマット上で普通のプロレスを行う。
 と思いきや、ツッチーがセコンドで乱入してきた頃から、再び主戦場は場外へ。ツッチー手には手錠を持ち、キャロルと共にフロア上でイーグルを寝技攻撃、そして立ち上がった頃には、既にイーグルの右手には手錠がかけられ、そのまま南東の観客席になだれ込む、そしてイーグルとツッチーはドアの向こうに消えて、再び現れたと所は2階東バルコ。ツッチー手錠をバルコの欄干に掛けて、一階へ。2階に拘束されたイーグルは、スポット当たるも全く打つ手ナシのほったらかし状態。沖野はその間、貴子に対して竹刀を振り回し、南定席中央で大立ち回り。戻ってきたキャロルは、一人リング上で相手する貴子に対して、竹刀、机&イスで二人掛かりでやりたい放題。

 2階に取り残されたはイーグル、練習生“ガチンコ”桑田の持ってきた大型のワイヤーカッターで脱出。観客の大歓声を持ってリング上に迎えられるも、再びツッチーに捕まり場外へ、そこに沖野も竹刀を持って合流、再び場外乱闘。あまりのG−MAXの横暴に貴子もぶち切れ、竹刀を持ってG−MAXに対して逆襲、そしてどこから持ってきたのか別の手錠を掲げ、ツッチーの左手に掛ける。

 ココでもう手錠の片方の輪をロープにでも掛ければ土屋をおとなしくできたのに、キャロルが貴子に対して横から蹴り、ツッチーは貴子の手を逃れ、再びイーグルに突っかかる。イーグルがツッチーに捕まっているその途中でも、貴子は再び2vs1のハンディ戦、前からはキャロルのイス攻撃、後ろからは沖野のドロップキックのサンドウィッチ攻撃でとうとうグロッキー状態で場外でダウン。トミーさんに手当てされる。それでも、ツッチーは嫌がるイーグルを再び場外で永遠と寝技攻撃。最後にはツッチーの執念でイーグルの右手に手錠が掛けられ、とうとう二人は結ばれる。その間も貴子は戦闘不能でエプロン側でうずくまる。リング上ではキャロルと沖野が手持ちぶさた。客が「カウント数えろ」野次を飛ばすと、トミー「ココの観客の誰がこの状態でカウント取って喜ぶ奴がいるんだ」と逆ギレ。それでもツッチーとイーグルはグラウンド状態。
 貴子回復するも、すぐにG−MAXが捕まえ、再び沖野が正中線に向けての大上段からの竹刀攻撃。貴子も反撃してフォールにいくも、手錠で繋がれた土屋が足を伸ばしての執念のカット。怒った貴子は伝家の宝刀スタンガンを取り出し、土屋に一撃。ココの当たり再び手錠のチェーンが切られ。イーグルとツッチーは自由の身に。
 最後は両軍一通りスープレックスとボム系でやり合った後、貴子がキャロルに対して力一杯の裏拳を何度か繰り出す、キャロルもお返しとばかりに、温存していた鎖を右拳に巻き付けての右ストレート。とどめは同じくチェーンのラリアットで片エビ固め。


○風間=挑戦者(ドラゴンパンサー9:11)×脇澤
 わっきーいつもの黄色のカウボーイスタイルで一人で入場。頬が青い。緊張の為の蒼白く、体調の為であろう(内出血だったらしい)。それでも少し緊張の面持ち。対角の社長は紫を基調とする妖術師スタイルで入場。セコンドには揃いの赤のTシャツを着たB・Jが風間の脇を固める。紙テープの量は両者大量且つ互角。
風間「わきざわっー! よく一人で来たな。お前は(ディファで)試合をやったかもしれないけどな、後でガタガタ言われるのもイヤだから私も試合をやってきたよ。条件は一緒だからな。気入れてやれ」
脇澤「カザマー! 気使って貰わなくても、気合いは入っていますよー。負けてゴチャゴチャ言うじゃネェよバカヤロー」

 まずは組み合う。されどロックアップと云うより、ガンの飛ばし合いという感じである。ココで気が付いた。わっきーが逞しいのである。日頃彼女に対して「痩せている」ぐらいしか気に止めなかったが、風間と睨み合ったわっきーは、身長で風間より頭一つ飛び出し、且つ、痩せた体の中にも背中の筋肉が動く度にグニュグニュと躍動している。まさにアスリートの体であった。これならそんなに力負けはしまい。
 さて試合は前半は風間ペース。最初こそわっきーが場外へのプランチャーを喰らわし、ロープ越しに風間の顔を蹴やり見得を切るが、それ以降、風間がネックブリーカードロップ×2、体当たりスピンキック×2、コーナーに逆さ串刺しにしてのスライディングキック。コーナーマットを外してのコーナー金具へフェースバスター。そしてブレーンバスターとわっきーを硬軟にいたぶる。されと、わっきーも日頃全女で鍛えているこのぐらいではへこたれない。フライングボディアタック気味のネックブリーカードロップ×2で反撃、そしてダイビングボディプレスとジャーマンで互角に持ち込む。

 されど、社長、DDT(?)の後、コーナーに登ってミサイルキックを狙う(?)も、わっきーが捕捉。わっきーも自ら登りコーナートップで雪崩式フランケンシュタイナーを狙い、風間の首に足を絡めて逆さの体勢になるも、社長はそれには付き合わず、その状態でわっきーを雪崩式で頭からおとす。会場ためいき。それ以降、暫く間わっきーの動きは7割減。
 風間はそんなわっきーにお構いなく、わっきーを場外で引きずり「東」の看板に頭を打ち付ける。そして一人戻ってきてはセクシーポーズ&スクワットで余裕をかます。そしてさらにエプロンから浴びせ蹴りを喰らわす。
 その後、わっきーは、ミサイルキック×2&串刺しドロップキック、健気な雪崩式フランケン、ジャーマンを決めて自陣に流れを戻したよう見えるが、どことなく精彩を欠く。最後はちょっと唐突に出た風間の逆シャチホコ状態のドラゴンパンサーでわっきー暫く耐えるも無念のギブアップ。

 風間、全日本チャンピオンの贈呈式でおとなしくベルトをいただくも、わっきーに向けてマイク。
風間「わきさわぁ、悪いけどな、このベルト私にとっては何の価値もない。全女さんよ、悪いけど返上させて貰うよ。わきざわぁ、全女に帰ってな、『負けました。返上されました』と云ってベルトを持って帰りなっ! いいか次の決着戦(6/1)で、お前と納見が負けたらブラックジョーカー入りだぞ。このままじゃオマエ、ブラックジョーカーだよ? プライドも何もないぞ。しっかりがんばんな」
脇澤「ウルサァーーーーーーーーーーーーーーーーッイ! 私は絶対お゛前らなんかに負けね゛ぇよ! やってやるよ。びびってんじゃねぇよお前ら!。6月1日覚えてろよ! お前らなんかに勝ってやるよ!」
風間「ハンカチ用意しておくから、この場合お前らに貸してやるよ(意味不明)」


○スベトラーナ(座った体勢での頭部への蹴り→KO2:33)×神取
 先にスベトラーナが入場。上半身は道着、胸には「掣圏」の文字がある。背は結構高い道着を脱ぐと、上は萌葱色セパレートタイプで、下は白のトランクス。決して強そうには見えない。対する神取は金のガウンで入場。
 試合はパンチの応酬で始まる。総合のグローブ自体は小さいので当たると痛そうである。その後神取はスベトラーナを首を抱えて捕まえ、グラウンドに引きずり込ませとして、そのままの状態(スベトラーナが上)でグラウンド。スベトラーナはすぐに神取の右手を両手で絡ませチキンウィングに持っていこうとする。神取当然耐えようとして踏ん張るのであるが、スベトラーナはそんな神取の左腹部にグラウンド状態で膝を叩き込む。結局神取はグラウンド状態でのこの膝に最後まで悩まされる。
 その後、両者再びスタンド勝負。神取捕まえようとして、いつの間にかスタンドでバックを取られるが、自ら転がりグラウンド(?)になるが、先に神取が立ち、逆「猪木−アリ」状態。この状態で両者暫く牽制が続くが、隙を見て神取がスベトラーナの上半身に覆い被さり、その後マウント状態に移行し側頭部を殴る。されど、不安定な為なのか、すぐに返されて、今度はベトベラーナが上四方。そのまま仰向けの神取の頭頂部に膝を入れる。神取ダメージ。スベトラーナ離れて神取が立ち上がる隙にシャニングウィザードのような蹴りが入って、神取失神KO。

 神取、セコンドに介抱されて正気に戻り、自分が負けたと気づくと怒り狂って、再び取っ組み合おうと襲いかかるが、セコンド(フロンティア)に止められ、そのまま抱え込まれて花道外へ。


総括
 久々のLLだったが、おおむね面白かった。特に第4試合はハチャメチャ振りは個人的にはメッチャ堪能した。ただ少し具現を呈せば、場外で貴子がグロッキー状態でトミーに介抱されるシーンに、G−MAXの二人が、リング上で手持ちぶさた状態だったのはいただけない。ココで客の興味を繋ぐことを出来れば100点満点だったのに、そこの辺りはちょっと残念。




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