5/22修斗下北観戦記
■団体:修斗
■日時:2001年5月22日
■会場:北沢タウンホール
■書き手:うしをたおせ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

パレ興行第2弾。直前になって小室選手欠場とトラブルのあった大会。
カードのせいか、平日夕方からか、客入りはやや悪かった。最初6割?最後8割?
えー、頑張って急いだんだけど、やっぱ間に合いませんでした。
第1試合第2ラウンドから観戦しました。


【第1試合】フェザー級 5分2R
●藤田善弘(日本/パレストラHIROSHIMA)59.0kg 判定 0-3 ○小塚誠司(日本/PUREBRED大宮)58.3kg
※ 鈴木[メイン]17:20 菅野[サブ]17:20 浦[サブ]17:20

1R 藤田が引き込んだところを、うまく小塚がハーフに抑え込んで、パンチを落としたらしい。

2R 藤田相変わらずのスタンド(^-^;)。しかし小塚もスタンド固い。藤田引き込むも、小塚寝技に
つき合わず、パンチを落としていく。バックを取りかけてパンチを落とし、サイドを取るシーンも。
アリ・猪木状態になるも、小塚上手く攻め込み、マウントに!パンチ落とす。藤田TKシザーズ狙うも
決まらず、バックマウントも許す。小塚、腕十字狙うも、勢い無く失敗。藤田がインサイドガードに
入って終了。

藤田選手、今回はさっぱりだったようだ。なにやらグランドパンチが効いてしまって寝技で動けなかった
そうで。まあいずれにせよ、徹底的に寝技につき合わない戦い方をされたら今後も辛いだろうな。
次回は柔術マッチに出場。相手は強豪、朝倉選手だけど、本領発揮を期待。

小塚選手デビュー戦を見事勝利で飾る。スタンドでの動きはかなり固かったが、上を取ってからの
積極的な打撃は良かった。キャラ的には図々しいキャラだという噂だったが、勝ち名乗りを受けても
恐縮してばかり。実はおとなしいのか。


【第2試合】ウェルター級 5分2R
●鈴木洋平(日本/パレストラTOKYO)69.9kg S 1R 2'42" ○川尻達也(日本/総合格闘技TOPS)69.8kg
※ スリーパー・ホールド

1R 川尻、鋭いロー、ハイを叩き込む。鈴木はガード。川尻は左フックも叩き込む。ガードの上から
効いたのか、打撃の得意な鈴木が自ら組み付く。組み付かれた川尻、見事な反り投げ一閃!ハーフを取る。
そしてマウントを奪い、パンチを落とす!うつぶせになった鈴木をスリーパーで狙う。かなり粘った
鈴木だが、とうとう捕まりタップ・・・。

うーん、前回はほぼ互角だったのだが・・・。やはり序盤の打撃が効いたのか、一気に川尻選手がペ−スを
握った試合になった。それにしても川尻選手は強くなったように感じる。体の筋肉の張りも素晴らしいものが
あるし、より鋭くなった打撃。反り投げもお見事だった。今回が初勝利だったが、今後ウェルター級を
かき回す存在になるかも。
鈴木選手、関係者の話だと、今回も実力を全然出し切れずに終わってしまっているそうで・・・。


【第3試合】ウェルター級 5分2R
△藤原正人(日本/パレストラTOKYO)70.0kg ドロー 0-0 △杉江"アマゾン"大輔(日本/ALIVE)69.5kg
※ 鈴木[メイン]19:19 菅野[サブ]20:20 浦[サブ]19:19

杉江選手、ミドルネームはアマゾンとのこと。野人だからとのこと。うーん確かに。

1R 杉江タックル。藤原切る。杉江強引に投げて藤原ガード。杉江細かいパンチ。藤原は踵蹴りで対抗。
コーナーでそのまま膠着する。

2R 杉江タックル。藤原切りながらロープの外に出て、ブレイク。杉江タックル。藤原切りながら
ヒザを入れる。差し合いからまたも杉江強引な投げ。藤原ガード。杉江が攻めあぐむところを、藤原が
足を上げていき、なんと相手の喉まで回し、足の甲を使った袖車のような技で締め上げる。で、ゴング。

杉江選手、パワーを生かしたテイクダウンはさすがだが、ちょっと攻めあぐんだ。また後半ちょっと、
スタミナが切れ気味だったのが気になった。
藤原選手、打撃を磨いているだけあって、スタンドも良かった。ガードになっても落ち着いて烏合仕込みの
足技を見せてくれた。白星はつかなかったが、なかなかの試合。急なオファーだったし。


【第4試合】アダルト紫帯ペナ級・7分一本勝負
○渡辺 孝(パレストラ東京)レフリー判定 2:2、アドバンテージ1:1  ●朝倉孝二(パレストラ東京)

ご存じのとおり、期待された小室選手が急遽欠場となってしまい、朝倉選手がなんと4日前にオファーを
受けて、出場。いやー、朝倉選手、漢です。
ずばり同門対決なんですが、最近は朝倉選手はパレストラ池袋をメインとしているので、そう言う意味では
対決色もあります。レフリーは両者の師匠、中井祐樹。

朝倉はまたもエヴァのテーマで入場。青いドラゴンのギ。渡辺はほとんど無地のパレギ。
朝倉、引き込む。渡辺も低い体勢でついていく。朝倉、気合一閃、裾を掴み、引き上げ、渡辺を
ひっくり返し、2P!ガードを取った渡辺、パスを狙う朝倉を得意のアサノでひっくり返そうとする。
朝倉なんとか粘り上をキープ。逆に隙を突いて、パスしかけ、アドバンテージゲット!
今度は渡辺が潜り込み、タックル気味に上を取り、2P!今度は渡辺が執拗にパス狙い。一度完全に
足を越し、抑えこみかけるが、驚異的な粘りで朝倉が、ブリッジ、エビを繰り返し、アドバンテージ
どまりに!その後は頭を低くした朝倉を渡辺が、がぶる感じで、お互い攻め手なし。
ポイント2:2 アドバンテージ1:1 のためレフリー判定となり、勝者は渡辺に!

まー、とにかく素晴らしい試合だった。同門対決でここまでいい試合になるとは。お互いの技術の高さ、
意地がぶつかり合って素晴らしい接戦になった。本当に面白かった。柔術会場だったら、もっともっと大騒ぎ
だったであろう。
両セコンド、観客からも声援、アドバイスが飛んだおかげでかなりの盛り上がりだった。特に赤コーナーの
セコンドの会場中に響き渡る熱いアドバイスは素晴らしかった。


【第5試合】アダルト紫帯レーヴィ級・7分一本勝負
○早川"技のおもちゃ箱"光由(ストライプル)判定 36:0 ●アレッシャンドリ・オガワ(谷柔術)

前回のパレ興行を怪我で欠場した早川選手。待望のプロ柔術出場です。
早川選手はマシャード着用。オガワ選手はコーラル着用。

えー、詳細を書きたいんですが、早川選手が動きすぎてくれたために全然詳細が追えませんでした(^-^;)。
早川、引き込む、袖を掴み、足を振り、大きくあおって、あっさりスイープ!そしてパス、サイドにつく。
オガワが足を絡めてくるが、早川マウント狙う。またも早川パス、オガワは亀になり、立つが、
またもあっさりスイープ。またもパス、道着でオガワの腕を固めてニー・オンザ・ベリー。絞めで
アドゲット。またもマウント。もう動きが激しくなってオガワが立ち上げるが、スイープしまくる、しまくる。
で、パス、マウント。ここらへんでもうオガワの上で動きまくる。もう何回転したか・・・。
会場からも「早く極めちゃってくださーい」の声が飛ぶ。最後は上体を固めて絞めを狙ったところを
極めきれず、終了。
勝ち名乗りを受けた後、付けていた紫帯をを観客席に投げ、平さんから渡された茶帯を身に付ける!
いやーかっこいい。
とにかく、下になっても上になっても動きまくる、華麗で見事な動きだった。正直、オガワ選手との実力差が
ありすぎた感は否めないが。まあ多くの人が感じたように、極めれなかったのが不満だ。
次回は技で魅せて、そしてきっちり極めてほしいっす。


【第6試合】フェザー級 5分2R
○高橋大児(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)60.0kg S 2R 3'51" ●梅村 寛(日本/ALIVE)59.8kg
※ スリーパー・ホールド

1R 梅村、ロー、パンチ、そして飛びヒザで攻め込む。高橋はタックルのプレッシャーをかけ前に出る。
梅村はヒザを出す。梅村タックルも、高橋はメッツァーアームロックで対抗。テイクダウンさせない。
今度は高橋打撃に合わせ、タックルでテイクダウン。ハーフになるが、梅村手首を掴み、得意の
オープンガード。三角に入りかけたところでゴング。

2R 梅村、パンチやヒザで激しく攻め込む。そこを高橋踏み込み、両差し。サバ折でテイクダウン。
そのまま両足を越え、マウントに!パンチを落とし、うつぶせになった梅村にもバックからパンチを
落とす。そしてスリーパーに。粘る梅村だったが、とうとうタップ。

高橋選手、久々の快勝。戦いぶりが安定してきているので、今後が楽しみ。クラスBのトップ争いに参加か?
梅村選手、久々の完敗、打撃は当たらず、一つの致命的な失敗で墓穴を掘ることに・・・。
打撃で思い切り踏み込みすぎて、捕まってしまったそうで。うーん総合の打撃は難しい。

【第7試合】ミドル級 5分2R
○大河内貴之(日本/パレストラTOKYO)74.70kg 判定 3-0 ●大原友則(日本/シューティングジム東海)74.6kg
※ 鈴木[メイン]20:17 菅野[サブ]20:16 浦[サブ]20:17

大原選手、全盛時代を思わせるロンゲ、そして青いロングスパッツ。うーんキャラ強い。

1R 大原飛び込んでロー!アメリカのアウトボクサーばりに軽快なステップを踏む大原。大河内、組み付き
テイクダウン、サイドを取り、マウントへ!そしてパンチ。腕十字狙うも失敗。大原がインサイドに。
アリ・猪木状態になるが、大河内タックルでまたテイクダウン。ガードの状態でお互いパンチ。

2R 大河内タックルでテイクダウン。アームロックをしかけパス。アームロックから腕十字を
狙ったがまたも失敗。すばやくバックに回り、スリーパーを狙い、極まらないと見るや、腹固めに。
そしてマウントを取り、パンチを落とす。そして腕十字へ。今度は逃げられず、完全に大原の腕が
伸びきったが、大原タップせず。と思ったがゴングが鳴る。

うーん、大原選手キャラはいいんだけど、相変わらず寝技全然だなー。
大河内選手も、あれだけ攻め込んでいるならもっと早く極めて欲しい。メインだったんだけど、途中から
緊張感がちょっとなくなっって・・・。

正直修斗の試合はテンションが低かった。すげーいー試合は無かった。
そのせいもあって、渡辺・朝倉戦の盛り上がり、緊張感は素晴らしかった。早川選手の華やかな動きも。
僕は柔術よく観てる人だからかもしれないけど。修斗だけ見てる人からはどう映ったんでしょう。
感想お聞かせ下さい。

また正直、カードが寂しい大会だった。やや不満があったが、パンフには、いいカードが組みたくても
組めないプロモーターの苦悩が叫ばれていた。うーん、選手もプロモーターも大変なんですね・・・。




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