まだまだ。こんなもんじゃないでしょ。
■団体:闘龍門
■日時:2001年5月12日
■会場:後楽園ホール
■書き手:凸ユーレイ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 昨年8月24日、ベスト興行との呼び声も高かった大会以来、久しぶりの闘龍門観戦です。その間、シングルのリーグ戦はどうも食指が動かず、今回CIMAとマグナムがタッグを組むというスペシャルさ、フジと斎藤了の数ヶ月にわたる抗争の決着の付け方、に、これはひとつのピークがあるだろうと読んでの満を持しての観戦でした。

 今回、リー監督の、簡潔にしてすべてを言い尽くしているような素晴らしい観戦記があがったので、屋上屋を架すようですが、感想を述べます。本日の見所紹介のMCコーナーなどについては、詳しくは恐縮ですがリー監督の観戦記をご覧くださいませ。かいつまんで言うと、M2K望月(成)エルヌメロウノ優勝賞金の用途について、身内での英連邦連続防衛自慢(聞き手はチョコフレークK−ICHI)、そこへ岡村社長、週プロインタビューでの望月発言(「武輝を勝手に闘龍門に吸収しやがって」)に対して怒る、みちのくのテッドさん登場、許可無く防衛戦を強行したのでタイトルは剥奪する、つづけてC−MAX(除くSUWA)、正規軍登場、マグナムは本日にかける決意(「答えを持ってきた」)披露。ただ1点、ウルティモ・ドラゴン校長の喋りは間が悪いですね。

 他団体からの観戦者、気づいたところでは大刀光、女子のラスカチョ、SAYA、ASARI、ここまではまあ分かるがなんと高田道場の松井大二郎まで来ていた。

第1試合 ×SAITO、堀口元気(10分32秒、FFFから体固め)TARU、SUWA○
 ゴング前、襲いかかる正規軍、早くも堀口のノータッチ・トペコンヒーロが飛び出す。イキの良いサカナが飛び跳ねているようで、好きな選手である。
 SUWAはやっぱり、この中に入ると(TARUさん除いて)身体が一回り大きい。
 C−MAXが重い攻撃で押し気味、SAITOも得意のわけわからん関節技で見せ場あるものの、最後はFFF(Wアーム式フェースバスター)で。
 以前には、SAITO−斎藤了などという当時は地味だった第1試合を続けて見せられたりしていたが、今日は派手さも重みもある好試合。ハナから一気に引きこまれたが、しかし結果的にこれがこの日のベストマッチになろうとは思いもよらなかった。

第2試合 『ストーカー市川十番勝負・第6戦』
×ストーカー市川・寛至(4分11秒、毒霧によりレフェリーストップ)X(=ザ・グレート・カブキ)○
 ストーカーの扮装、アゴの部位が極度に大きい白覆面、柔道衣。テッドにエプロンからスリーパー。コールはストーカー市川・寛至として受ける。
 X、♪イヨー、ポン、ポン、ポンポンポンポン… まさか?と思うがその通りカブキ!ヌンチャクの演武、毒霧のデモ。
 市川も付け耳の演武、毒ツバ(?)で対抗。
 試合はまぁ、別に… カブキさんが出てきた、っていうだけで。市川のネタもさしてそれほど。カブキさんが見れてよかったな、と。毒霧の毒がまわってストーカーの負け。
 試合後、KO状態の市川を労るTARU、やっぱり市川と試合したいみたいです。

第3試合 □ドラゴン・キッド、新井健一郎(19分09秒、反則勝ち※マスク剥ぎ)望月享、■ダークネス・ドラゴン
 アラケン、以前の印象だとカタいだけの人という印象だったのが、動きのスムーズさの点でも、コミカルなネタへの対応という点でも、進歩しているように見えました。
 M2K、無理やり相手の一方の肩にもう一人の足を掛け、両側から持ち上げての無理やりパワーボムや、腕組んでダブルDDT、対角線コーナーにそれぞれが敵を捕らえておいて、突如反対コーナーに走ってのラリアットなどの連係で押す。
 キッド、身体があまりにも小さいので、やられてる姿が痛々しく映るんだよなぁ。しかし瞬間瞬間のスピード・キレは相変わらずで、享が相手の時しか出せないという“デジャヴ”(相手の身体の回りを2回転してから投げるコルバタ)、また、そのデジャヴのDDT版、“バミューダ・トライアングル”(リング内から三角跳びでトップロープ越えてのケブラーダ)、相手とともに一気に360°回転するウラカンラナ(これも享相手)(さらにあと90°回転を加えればSUWAの“スウィーター・ボム”になる)などなど、合間合間の反撃。
 終わり方は、アッと驚く、というか、定番というか、でマスク剥ぎ。
 ルチャのタッグは、4人より6人のほうが良いな何故か。

ダブルメインイベント 『カベジェラ コントラ ビシクレタ(髪の毛vs自転車)』
×ビッグ・フジ(12分01秒、メッセンジャー)斎藤了○
 フジがパワーで攻めまくる。了はサイクリングヤッホーも展開の早いうちに出してしまいさらに攻められ続ける。
 となると、なんとなく勝つのは了だろうなとわかってしまう。
 ちょっと単調だな、もう少しヒネリは効かなかったのだろうか。この2人に高望みし過ぎなのか。
 フィニッシュは両脚を股裂き状にとったエビ固め。
 抗争を経て、フジとタッグ組みたがる了、嫌がるフジ。

ダブルメインイベント 英連邦Jr.ヘビー級チャンピオン決定戦
×マグナムTOKYO、CIMA(13分33秒、ツイスターから体固め)望月成晃○、神田裕之
 ぼくは動くマグナムを生で見るのは初めて。場内一団となる『TOKYO GO』には流石に高揚感を覚える。個人的にはこの曲は、3〜4年前よく通っていた頃のランパブのショータイムにかかっていた曲なので、感慨もひとしお。
 急遽、フォール奪取者に英連邦のベルトが与えられることとなったこの試合。CIMAとマグナム、仲間割れするようでしないようで、実は息の合っていた連係、同時トペ、同時パーフェクトドライバー(みちドラみたいなの)+バイアグラドライバーなど。
 しかしやっぱり、CIMA愛想を尽かして試合放棄。英連邦は元サヤに。決着後C−MAXも元サヤ。予想し得るうちで、小さく驚きが無い方向で収まってしまった。
 7.1神戸ワールド記念ホールのメインのマッチメーク権は望月に。次回東京のカードもうまいこと、引き続き+この日生まれた因縁で フジ&斎藤了 vs M2K、望月(成)vs 岡村校長、CIMA vs マグナム神戸ワールドでの英連邦挑戦者決定戦、と。

 まだまだぜんぜんピークは先だったみたいです。読みが甘かった。




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