アルシオン・5月6日ディファ有明大会の観戦記
■団体:アルシオン
■日時:2001年5月6日
■会場:ディファ有明
■書き手:ALOHA♪HAWAII(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 行って参りましたアルシオン。今回はディファ有明でございます。3週連続首都圏開催の最終戦で、且つゴールデンウィーク最後の日5月6日でございます。試合開始予定時刻に会場入りで入り口に着いたところ、ダフ屋は入り口に2人、20枚以上手元に持って「今日は全然捌けねぇ」と泣きを云ってました。会場内に歩みを進めると、フロア7割、定席5割。トータル6割ぐらいだと思います。
 さて、今回の入場式は変則、個人とチームとバラバラの入場と紹介でした。
 選手の挨拶は白鳥嬢。
「引退まであと一ヶ月になりましたが、最後にこのメンバーで試合が出来ることになってすごく嬉しく思っています。最後まで応援してください。宜しくお願いします。」


○バイオニック・J(テキサスクローバーホールド6:14)×山縣優
 試合序盤、ロックアップから最初にヘッドロックを掛けたのは優ちゃんだったけれど、バイオニック・Jにすぐ同じ技を返されてから、優ちゃんは常に劣勢を強いられる。B・Jは優ちゃんとの体格差を活かして力任せのだ打撃攻撃。逆水平チョップ、クロスに走っての串刺しラリアットと迫力十分。対する優ちゃんは、コーナーからのドロップキック、フライングボディアタック、飛び込んでの回転エビ固め、スクールボーイと硬軟取り混ぜて勝機を探るが、残念ながら一つ一つの技が弱い。
 最後はB・Jのボディスラムからテキサスクローバーホールド、「これを耐えれば強くなるぞ」とHAWAII心の中で念ずるも、優ちゃん敢えなくギブアップ(残念)


○吉田(逆エビ固め6:17)×高瀬
 試合開始早々、ドロップキックで仕掛けたのは玲奈子。惜しくもスカされてしまったがやる気があって宜し。その後も高瀬は前向き、吉田をけたぐり気味に倒すと、自らグラウンドを仕掛けるが、残念ながらそれは万里ちゃんの方が自力が断然上。足で玲奈子の右肘を極めたかと思うと、そのまま腹固め。そしてその状態でバタつく玲奈子の左足を抱えてさらに極める。と、万里ちゃんグラウンドでは玲奈子をオモチャ扱い。さらに、弓矢固め、変形監獄固め、実験台のようにやりたい放題 それでも玲奈子は歯を食いしばってロープに逃げる。ココの辺りが現在における玲奈子と優ちゃんの差かな?

 試合は中盤、玲奈子得意の胴体タックルを決めた辺りから、攻守拮抗。玲奈子は羽折固め、フライングニールキック(?)、腕ひしぎ、ジャーマンと決めれば、万里ちゃんは逆片エビ、変形STFで返す。最後はダブルアームからのフェースバスターで玲奈子を寝かせて、ほとんどシャチホコ状態になるまでのえぐい逆エビ固めで吉田がタップアウト。


GAMI、PIKO、○PIKA(ダイビング・ボディプレス→片エビ固め12:06)AKINO、×藤田、ファビー
 今回もコミカルダンスの入場してからコミカル・コミカルオンパレード。う〜ん、3週もコミカルを解説しても野暮のような気がする・・・。まぁ今回も、近頃お馴染みのドブレカバージョの他、PIKO姉妹のあまりの入れ替わりの速さに大値も混乱してカウントを投げ出したり、新AAA組の幻の3カウントを織り込むなど、新ネタも入れる。やはり見る度に洗練されてパントマイム芸の様で面白い。最後はPIKAのダイビング・ボディプレスで愛ちゃんからピン。

GAMI「まいど! 今日はこのメンバーでやり合ったこと大変嬉しく思います(白鳥調) えー、そんなことよりも、皆さん今日は一つお詫びかあります。PIKOちゃんの双子の妹はPIKAちゃんと云うはずだったんですけれど、もう一度戸籍をよーーーーく調べたところ、これが間違いだったんです。実はね、三つ子の姉妹がいたんです。名前はPOKO。しかもプロレスをやっているみたいなんです。次の後楽園ホールでPOKOちゃんが登場する予定です。これからはPIKO、PIKA、POKOの三つ子の3姉妹を宜しくお願いします。今日はこの辺でほなサイナラ」


▽セミファイナル:オーバー・ザ・リユニオン 〜白鳥智香子最後の聖戦〜
 △大向、白鳥(20分時間切れ引き分け)△玉田、ASARI
 コール時、なぜか玉田に大量の紙テープが投げ入れられた。アルシ最後の参戦のスワン嬢より圧倒的に多い。何かあったのかな?(玉田少しだけど痩せたみたい)
 さて試合は、大向vs玉田で始まるが、大向すぐに白鳥にタッチ。手4つからの力比べから白鳥押されてブリッジで耐えるが、その際あばら骨がクッキリ見える。ちょっと痛々しい。試合は序盤、スワン嬢に対してどうやら手加減モード。ブレーンバスターを掛けても、ダブルのドロップキックにしても迫力がない。それに対して、ASARIに対する大向の髪の毛投げは力一杯×2。でも、試合全体のテンションはどうしても低く思えてならなかった。

 中盤以降、ASARIはコーナーからのプランチャー、玉田は場外で大向と白鳥をマットで昆布巻き状態にしてのフットスタンプ。白鳥はコブラツイスト、ネックブリーカードロップ、STFと見せる。そして、大向との連携でのフロントスープレックスの競演が見せ場でした。で、試合は白鳥嬢がラ・マヒストラルで繰り返し掛けたところでタイムオーバー。

 大向「はい智香子、今日は最後にいい思い出になったし、久しぶりに最後青春させてももらったというか、本当に今日はありがとうございました。なにも用意できなかったんだけど、一応アルシオンの選手全員を代表しまして、選手会長のこの私が白鳥智香子選手に最後の花束を贈りたいと思います」と真っ赤な花束を渡す。
白鳥嬢「えーっと今日は、入門時代下積みを一緒に頑張ってきたこの3人と、最後にこういう試合が出来て本当に嬉しく思います。そして私の白鳥という名付け親がこのアルシオンの社長の小川社長で、この白鳥としてもう一回試合が出来たことを嬉しく思います。本当に今日はありがとうございました。」
玉田「なんさぁ、ダメだよ。こんな試合最後なんてならないよ。全然最後なんかならないよ。もう一回やろうよ。もう一回」
白鳥嬢「えっと、私と玉田凛映とお互いのデビュー戦で10月4日後楽園で一緒にデビュー戦して、私のレスラーとしての始まりは玉田凛映でした。最後、私の中では玉田凛映だと思っています。引退試合の相手やって下さい。お願いします。」
そして両者抱き合って、引退試合の対戦相手をお互い確認した。


▽メインイベント:ツインスター・オブ・アルシオン・タイトルマッチ
 ○三田、下田=王者組(デスバレーボム→片エビ固め19:18)×浜田、日向
 ※ラスカチョーラスオリエンタレス4度目の防衛に成功。
 先に文子、日向が入場。両者水色のガウンである。続いてラスカチョ入場。ひときわ歓声が起きる。エッちゃんはカウボーイをイメージしたガウン。美馬姐はインディアンをイメージしたみたいなガウン。両者大変見栄えがした。でも、もろミホカヨをパクっている。個人的にはメッチャ笑った(ところで、このガウンは川崎体育館@全女で着用したの?) ガウンを脱ぐとこの頃多く見る揃いのピンクの水着。ただ美馬姐の太腿はアザだらけ。このGWの連日昼夜の激闘の跡が見られる

 試合は文子vsエッちゃんで始まり、日向と中央でダブルのブレーンバスターで仕掛けようとしたところ、美馬姐がイス攻撃、そして場外へ。文子のケプラータはラスカチョのがスカして日向に同士討ち。そこからエッちゃんは日向をイスで叩きつけ。美馬姐は文子をリング外を半周回って、花道でブレーンバスターと波乱含み。でもやはり序盤の乱戦はラスカチョが制す。

 試合は中盤、文子が卍固めから日向にタッチした頃から挑戦者ペース。日向はシュミット式バックブリーカー×2、逆片エビ、スィングDDTと畳みかける。日向に比べてラスカチョは一回り大きいのであるが、今回に限って云えばそんなハンディは感じられない、負けん気の強さと集中力で全く見劣りはしなかった。
 それでも、美馬姐にミサイルキックを打とうとしてコーナーに登る際に、日向が足を踏み外した辺りから、再びラスカチョペース。エッちゃんはパイルドライバー、逆エビ 喉輪落とし(?)と体の大きさを活かしての攻めが続く。しかし、日向時折出す気の強い張り手は、再び自陣に流れを呼ぶのに大きな転機となった。

 試合は終盤近くなって挑戦者組がラッシュをかける。日向が低空ドロップキック、雪崩式ダブルアームスープレックス、ロコモーションジャーマン×5、ミサイルキック。文子がスパイラルボム、アイコノクラズムムーサルトプレス、浜ちゃんカッター、バックスピンキック(1回で当たった!)ケプラータ、ドファドーラ×2と大技を連続、そしてフォールの際にエッちゃんから掟破りのイスが飛んできた(アルシではフォールの際のカット行為禁止)
 しかし挑戦者組の怒濤の攻撃もラスカチョはなんとかしのぎ、デスバレー→カカト落とし→デスバレーの攻撃の前に文子は沈んてしまった。

 試合直後、対戦中何があったのか分からないが、よほど腹に据えかねているのか、美馬姐が中央で伸びている文子に向かって、「アヤコォーーー!」と声と共に襲いかかる。そして、両セコンド陣(AKINO、大向、B・J)もリング上に入って乱闘。
 なぜかマイクはAKINO「おい!ラスカチョさんよ。あんたらAKINOの存在を忘れてるんじゃないの。一年半前、あんたらは自分と文子に完敗しちゃったの忘れちゃったのかな?」
美馬姐「AKINO、ラスカチョは忙しいんだよ。いつのことだったかな? そんなことあったな。忘れてた、ゴメン」と眼中にない様子。
AKINO「そうだよね、忘れちゃうよね。まさか1年ちょっとの新人に負けちゃったんだもんね。そりゃ忘れるわな。でもな、次は自分と文子でそのベルト取り返させて貰いますよ。1度あること2度ある。勿論勝つのはうちらです。それから、皆様お待ちかね、6月4日後楽園ホール、トーナメントスカイ3、今年こそ優勝しますから!」
エッちゃん「ちょっと待ったAKINO! 挑戦は受けてやっても良いが、だけどウチらは文子には負けた事はあるが、だけど、お前に負けたという印象はない!」
AKINO「タッグは2人で1つ」

※このやり取りの間、日向はリングの隅でほったらかしで、手持ち無沙汰状態(涙々)


総括
 AKINOがメイン終了後の乱入が3秒遅く、そしてマイクはラスカチョの後だったら、たぶん今回の数倍かっこよく見栄えがしたのに・・・・。そう思うと少々残念。
 そしてラスカチョ様へ、連日の熱戦お疲れ様です。暫くはお体を十分お休めくだされ。




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