4/30タイタンファイト観戦記
■団体:Power of Dream
■日時:2001年4月30日
■会場:東京流通センターアールンホール
■書き手:港のヨーコ

行って来ました、タイタンファイト!

あたし、タイタンファイトって大好きなのよね。
何故って?リングから単純に落ちたら負けなのがいいのよ。
今の総合格闘技ってやたらと小難しいって感じちゃうの、あたしには。

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タイタンファイトについて知らない人もいそうだから簡単に説明するわ。

タイタンファイトの由来は、ギリシャ神話からとったんですって。
で、リングから落ちるってことは奈落の底に叩き落とされて死ぬ事といっしょだから
リングアウトになったら負けなの。
オリンポスの最上界で戦ってるんですって!まるで聖闘士星矢ね。
お友達は、ドラゴンボールの天下一武道会って言うけどね。

でもね、今回からルールが変更になったの!
一回まではリングから落ちてもイエローカードを貰うだけですんで
2枚目のイエローカードを貰ったら失格になるの。

さーて、この新ルールを活かす賢い男の子はいるかしら?
あたし、もちろん強い人も大好きだけど賢い人も好きなのよ。うふっ。
でもね、格闘家の人たちってかず数えるの苦手な人いるじゃない、1から10までしか数えること出来ない人もいるから嫌になっちゃうわ

トーナメント一回戦
第1試合 所英男(POD)vs 鈴木雅史(小へびくらぶ)○
1'57"レフリーストップ(マウントパンチ)

所くんは、アマ・コンにも出ていた顔のかわいい子だわ!
第1試合からこんなおいしい試合を観戦できるなんてほんと幸せ!
所くんは、黒のTシャツに黒のVT風パンツ。
髪をまるでロンブーのアツシのように赤くしてるわ、ちょっとあたし不機嫌!
顔のかわいい子はそんなことしなくていいのに!もう、田舎モンね!
対する鈴木は小へびってスネークピットの事かしら?ゴーゴンみたいね。
黒の半スパッツのみ。鈴木のほうがちょっと大きいわね。
あら約10センチも違うのね…。といっても、アレではなくもちろん身長の事よ。

さあ、試合。
所くん、なんだか左手を真っ直ぐ正面に突き出し、右手を胸に近づけて構えてるわ。
これってどこかで見たことあるわ!…思い出したわ!船木の掌底よ!掌底の構えだわ!
ああ、こんなところで船木の構えが見れるなんて…、感涙。
船木の魂はパンクラスでなく、パワーオブドリームに継承されていたなんて。
どーりでこのごろはパンクラスよりもタイタンファイトのほうに惹かれると思ったわ。

でもね、現実は厳しいの。
一気に現実に引き戻されたわ。それは、鈴木のパンチ。
10センチも違うから所くんはタックルしても下になっちゃうわ。
ああ、鈴木はまだ完全にマウントは取っていないけど、がんがんパンチを落としていくわ!
それをうまくよけながら、何とか下から関節を狙っていく所くん!ステキィ!
目がいいわ、あぁ目が!ああいう、真摯な視線にぐっと来ちゃうのよネェ。
所くんが、攻められててアブナイところもそそるわ!(パンツ濡れそうっ…)

ああ、所くん、がんばって〜所くんって思っていると、鈴木も容赦しないわ。
すばしっこく動く所くんに、業を煮やしてか、いきなり持ち上げて、そうなの、
持ち上げて、頭から落っこどしたのよ!・・・・んもぅせっかちなんだから、
きゃあぁぁぁ、動きが鈍くなった所くんにパンチをがんがん落としてレフリーストップ。
いっちゃったのね・・・でも、負けても所くん、いい表情していたわ。惚れちゃったわ(by都はるみ)
何度も何度も下から腕やら足を取ろうとしていたから、今度の試合のときは
きっちり極めてね!

いっぱい試合があるからパンツの色だけはご報告しておくわ!

第2試合
○鬼頭力矢(四王塾)vs 五十嵐祐樹(フリー)
1'16"レフリーストップ(マウントパンチ)

Tシャツに白の三分丈スパッツ、対して、黒のVT風パンツに紫シューズ
チョークで苦しい五十嵐、そこからマウントパンチであっけなく鬼頭の勝ち。

第三試合
山本尚史(フリー)vs 太田裕之(POD)○
腕ひしぎ十字固め

黒のボクシングパンツ、ズボンの縁に燃える炎入り、対して、VT風黒パンツ
パワーオブドリームだからやっぱりグラップリング重視なのね。
関節狙いでフィニッシュは腕ひしぎ!第一回のタイタンファイトに出場していたころより
ずっとうまくなってたわ。すっごぉ〜い感激。

第四試合
井上敦(ストライブル)vs 奥田正勝(真武館)○
9'32"レフリーストップ(マウントパンチ)

紺の三分丈パンツ、対して、黒VT風パンツ
お互い5分過ぎからずいぶん疲れてるわね、はぁはぁ息遣いが聞こえてくるわ。
アタシも時々はぁはぁするけど・・・5分くらいで疲れてちゃダメね・・・って試合とアレと間違えてたわ。
あぁ、もう引き分けかしら?と思ったラスト30秒でパンチのラッシュで奥田の勝ち。

第五試合
○野沢洋之(POD)vs 浜島貴一(フリー)
1'55"ドロップアウト

赤の闘魂Tシャツに黒のVT風パンツ、対して、和風の刺青に黒のVT風パンツ
大ぶりパンチで攻めていく野沢、でも、おされて落ちてリングアウト!
それで闘魂に火がついたのか、殴る殴る野沢。野沢の闘魂に押されて今度は浜島が
リングから落ちちゃうの。で、浜島も怒ったわ!殴り返すんだけど押し出されて
野沢の勝ち。ほんとに決まり手は「押し出し」よ。

第六試合
○清水優輝(翼鍛錬所)vs 山本高行(フリー)
1'07"ドロップアウト

右肩に刺青、白VT風パンツにシューズ、対して、Tシャツと黒三分丈スパッツ
清水162センチ92キロ、山本178センチ100キロ!
もうヘビー級の戦いというよりも無差別の戦いだわ!すっごぉ〜い興奮しちゃう!
あたし、なんども言うけど大きい男の人って大好きなの! 体がよ! 勘違いしないで
清水がタックルへいく。もうドスンというかんじ。
ダンプカー同士の衝突ね!勢い余ってそのまま場外へ両者落ちるぅ。
激しい横転事故で、最前列の人の中に突っ込んでいくの。
体当たりされた人も吹っ飛ばされていたわ。
砂かぶり席の人は、保険に入っておかないと危険ね。

仕切りなおして、清水またまたタックル!これで落ちたら…と踏ん張る山本だったけど
上になった清水にちょこんと自分の右肘を床に押し付けられて勝負あり。
無差別級の戦いだったけど、決着はかわいらしかったわ。
大きくて強そうな人がこんなかわいいことしてくれると
もう、お茶目さんねぇって感じ。次回からも注目ね。
さすがこの試合からレフェリーが塩崎さんに変わったんだけど、
きちんと右肘が床につくところをしっかり見ているわ。
流石のジャッジです、素敵!あの髪型もステキ

第七試合
シン・イツィロフ(四王塾営業部)vs 割田佳充(POD)○
3'32"ドロップアウト

白Tシャツに黒三分丈スパッツ、対して、黒三分丈スパッツ
やれ、イツィロフが先に一度場外に落ちているから
それを利用していっしょに転がって両者床に落ちていく。
でも先に一度落ちているイツィロフの負け。
うまい具合に新ルールを生かしての勝利ね。賢いわ。こういう人も好きなの。顔は嫌いだけど。

第八試合
○中島柔(フリー)vs 宇田亨(POD)
4'33"レフリーストップ(マウントパンチ)

黒のゆったりパンツ、対して、Tシャツ黒三分丈スパッツ
宇田は第一回のタイタンファイトでくじ運が強くて第三位まで
勝ち残った人ね。今日は銀の光るロングスパッツではないのね。
前回は一本いっとく?アスパラCの人にそっくりだったのに、残念だわ。
足を引っ掛けられて持ち上げられて、どすんとマットに叩きつけられて
弱ったところに、上からパンチの連打。ああ、大丈夫かしら???前回のばちが当たったのかしら?

ふう、疲れたわ。

私好みのかわいい所君は負けちゃうし、がっかり。
セコンドについていたヤマケンはど根性ガエルのヒロシみたいにめがねを頭に
のっけているんだけど、これが決まってるのよ。かっこいいわ!

ど根性って言っても三島☆ど根性の助じゃないのよ。
三島もセコンドについていたけどね。
こっちは頭にのせていたのは、赤い野球帽だったわ。
ヤマケンは雰囲気が「俺は漢だぜ」って感じ。艶があるわ、ムンムンするの。
ヤマケンのムンムンに酔っ払ったみたい…あたし。トイレに行ってこよっと・・・

トーナメント2回戦
第9試合
○鈴木雅史(小へびくらぶ)vs 鬼頭力矢(四王塾)
4'54"ドロップアウト

トーナメント2回戦
第10試合
太田裕之(POD)vs 奥田正勝(真武館)○
1'42"ドロップアウト

トーナメント2回戦
第11試合
野沢洋之(POD)vs 清水優輝(翼鍛錬所)○
O'51"ドロップアウト

トーナメント2回戦
第12試合
割田佳充(POD)vs 中島柔(フリー)○
4'20"ドロップアウト

トーナメント2回戦は、すべて試合がドロップアウトで決着がついたんだけど
特筆しなきゃいけないのは、清水だわ。確かに彼は無差別級だけど
そんな彼が、軽々と身長172センチ75キロの野沢を、そのまま
中西のアルゼンチンみたいに高々と頭の上に持ち上げたときは会場から
驚愕の歓声が上がったわ!あたしも久々興奮!アルゼンチンステキ!
いつも女の子を持ち上げてベットまでお持ち帰りするのかしら?なんてことが
脳裏をかすめてしまったわ。うふふ。素敵!
優しく野沢を床に運んであげて楽々勝利!
やっぱり男はパワーね、パワー。北斗のダンナのウォリアーじゃないわよ。

ここで休憩

準決勝
第13試合
鈴木雅史(小へびくらぶ)vs 奥田正勝(真武館)○
1'46"ドロップアウト

準決勝
第14試合
○清水優輝(翼鍛錬所)vs 中島柔(フリー)
ドロップアウト

特別試合
第15試合
平直行(ストライブル)vs 山本健(POD)

今回の最大の目玉、闘うヤマケンが見れるなんでもうそれだけで興奮!
相変わらずUFC-Jの時とまではいかないにせよ、ウエストは細いわ。
その細いウエストに向かってきゅっと上半身の筋肉が収斂しているわ。
いいわねぇ、いいわ。大興奮!(濡れX2)
飾り気のない黒の七分丈黒パンツも決まってるわ。
対して平、こちらは紺のTV風パンツに膝パット着用、彼はとても37歳だなんて
信じられないわ!無駄な贅肉がないから、ものすごく鍛えているのね、きっと。

さてエキシビジョン。
タックルに行った平に対してヤマケンはフロントチョーク!でもここからがヤマケンね、
平の首を掴んだまま高く持ち上げて回転!床に叩きつけてグラウンドへ持ち込んだの。
なるほど、こういう風にすれば、フロントチョークの場合のよくある
膠着を避けることができるって訳ね?
ねっ、そうでしょう、そういうことをこのエキシビジョンを
通じてPODの弟子たちに伝えたいんでしょう?
グラウンドに持ち込んでからも、平が体勢を整える前に腕をとったわ。
ヤマケンのグラップリング炸裂ね!(濡れx3)
もちろん平だってヤマケンの足を取ったり、ヤマケンの足をすくって持ち上げて
場外に落としたりも、目まぐるしい攻防をみせてくれたわ。
会場は興奮とため息でいっぱいだったわ。
腕をとるのにもいろんな入り方、戦い方をみせてくれてたの。
ヤマケンの言うグラップリング最強の意味がおぼろげながら分かってきた気がするわ。

さてエキシビジョンが終わってヤマケンは言ったわ。
「自分が目指しているのはグラプッラー刃牙に憧れていて、そのモデルである平さんと
こんなふうに戦えるんなんて素晴らしいこと」ですと。
憧れの人と戦えるなんて、男のロマンね!痺れちゃったわ。(バイブじゃないわよ)

三位決定戦
第16試合
○鈴木雅史(小へびくらぶ)vs 中島柔(フリー)
1'15"ドロップアウト

決勝戦
第17試合
○奥田正勝(真武館)vs 清水優輝(翼鍛錬所)
レフリーストップ(下からの蹴りによる失神)

いよいよ、決勝ね。まずは奥田がパンチと蹴りで先制!
清水はタックルでテイクダウン!上になったわ。
清水に上になられちゃうだなんて、奥田も苦しいわね。
だって92キロですもの、あたしだったら動けなくなってピクピクしちゃうわ。
でも奥田も負けていないわ。アリ猪木状態で攻めあぐねている清水になんと
下から清水の顔面に向かって蹴りを入れたの!まさに顔面発射よ!これは清水も驚いたでしょうね。
左眼の辺かしら?足のかかとが、ガツンと思いっきり入ったのよ。
おおっという驚愕の歓声とともに急にレフェリーが二人を分けてレフェリーストップ!
何があったのかしら?と怪訝な顔をして清水を見るとマットに仰向けになって
ぐったり、動かないの。かなり時間がたっても立ち上がる気配がないから。いっちゃったのね。
タンカで運ばれちゃったわ。大丈夫かしら?表彰式にも出てこなかったわ。
結局、奥田が優勝したんだけど、清水はそれまで試合を押していたから残念ね。

帰り際に救急車が停まっていたから、覗き込んだら清水が運ばれていたの。
どうやら蹴られて脳震盪をおこしたみたい。
翼鍛錬所の人たちって何でもお笑いにしちゃうのね。
だって救急車を背にして記念撮影しちゃうんだもの。

やっぱりタイタンファイト最高に面白かったわ!
でも第一回のときに流したタイタンファイトとクラブファイトのビデオクリップは
是非続きを作って欲しいの。
せっかく会場にスクリーンあるのだから、是非是非ビデオ見て、それから試合を堪能したいわ。
もっと盛り上がると思うわ。あたし、アレを見ないとタイタンファイト見た気がしないもの。
それでも、かわいい男の子やたくましい無差別級、もちろん男の色気たっぷりのヤマケン!
あぁ〜ん、いっぱい堪能したわ!


さーパンツ取替えよっと。

(おしまい)




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