アルシオン:4月30日後楽園ホール大会の観戦記
■団体:アルシオン
■日時:2001年4月30日
■会場:川崎市体育館
■書き手:ALOHA♪HAWAII(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

PIKO、○PIKA(ドブレ・カバージョ4:54)ファビー・アパッチェ、×山縣優
▽トーナメントARS 一回戦
○バイオニック・J(チョークスラム→片エビ固め4:07)×高瀬玲奈
○GAMI(アディオスアミーガ→体固め7:25)×玉田凛映
○浜田文子(浜ちゃんカッター→片エビ固め8:12)×矢樹広弓
○大向美智子(ローリングソバット→エビ固め9:20)×吉田万里子
 今日の午後9時に実家に車で帰る為に、大会の半分のレポートです。あしからず。
 さて、先週は川崎体育館、今週は後楽園ホール、来週はディファ有明と首都圏での興行が続き、観客の動員数と大会の目玉が心配なアルシオンです。会場には5分前に入りました。ダフ屋は3人ぐらいで、EXシートを捌くのに苦労していたみたいです。
 第一試合はPIKO姉妹。コミック満載だったけれど、リーダーのGAMIがいない為なのか、出だしのコミカルダンスも湿りがち、最後はファビーと優ちゃんの足をリバースのインディアンデスロックで固めての、PIKO・PIKA姉妹の連携のキャメルクラッチで優ちゃんよりギブアップ勝ち。


▽トーナメントARS 準決勝戦
 ○大向美智子(パンチ&裏拳→KO 4:45)×バイオニック・J
 一回戦で、初出場らしくオニューの水着でドロップキック・プランチャーと元気良く弾けていた玲奈子を、体の大きさを活かしてチョークスラムでピンを取ったバイオニック・Jと、吉田の執拗なクモ絡みと羽折状態でのフロントネックロックの絞め技をなんとか凌いで、顎にクリーンヒットさせたローリングソバットで吉田からピンを取った大向との試合。
 大向は一回戦に続いて紫色のおnewの水着で登場。序盤バイオニック・Jが大向に対してチョークスラム4連発で試合の主導権を掴むが、大向は右フックで試合流れを変えると、中盤雪崩式ブレーンバスター、フロントキック、パンチと大技と打撃で若干大向ペースで試合が進む。

 されどB・Jはライガーボムを打った後、ファビーに合図して取り寄せた“ヌンチャク”から凶器攻撃に走る。ヌンチャクを振り回しロープから帰ってきた大向の腹にめがけ思いっきりヌンチャクを叩き込む×2。大向もトレードマークの真っ赤な木刀を掴んでラフ合戦になるかと思いきや、自制して木刀は握らず自分の拳で対抗する。その後大向はアルシの本場所であるARSを凶器でケガされたのが、よほど頭にきたのか、B・Jが゜倒れた際、髪の毛を掴んで引きずり起こして、容赦のないヒザ蹴りを4・5発えぐく頭部に入れる。最後はパンチと裏拳を合わせて5・6発をB・Jの側頭部に叩き込み、KO勝利


▽トーナメントARS 準決勝戦
 ○GAMI(アディオスアミーガ→片エビ固め9:24)×浜田文子
 一回戦のコミカル返上試合では、コーナートップからの場外へのミサイルキック、雪崩式パワーボムといつもより気合いは入りまくりの玉田を、全て攻撃受けつつ、そして健介より上手いγまで出して、シリアスモードで快勝しコミカル続行宣言したGAMIと、久しぶりにトーナメント参戦した矢樹の雪崩式一本背負い・アームブリーカー・腕十字攻撃を耐えて、危なげなく浜ちゃんカッターでピンを取った文子との試合。
 GAMI、おニューの水着で登場。赤と黒と白のセパレートで下はズボン。なかなか似合っている。文子はガウン無しで入場。

 試合は中盤まで拮抗。GAMIはトラースキック、張り手、脇固めとワザ師らしく一つ一つのワザをきれいに決める。対する文子はケプラータ、アイコノクラズム、ブファドーラ、卍固めと大味だけれどもなかなか見応えがある。
 試合は終盤、文子が浜ちゃんカッター(?)狙いで、GAMIをコーナートップに乗せるが、GAMIそこから雪崩式の回転エビ固め兼ライガーボムを仕掛ける。しかし文子ロープにしがみついてなんとかそれを耐える。GAMIそれならばと、文子の背後を後ろ手に抱えて“裏アイコノクラズム”を打ち、これを機に、試合の流れは若干GAMIペースに。その後ムーサルトプレスと日頃出したことない大技まで登場。文子もライガーボム、浜ちゃんカッターで反撃するが、最後はGAMIがアディオスアミーガで文子よりピン。(この試合はレディゴン選定の最優秀試合に選ばれる)


三田英津子、○下田美馬(タイガースープレックスホールド17:00)AKINO、×藤田愛
 愛ちゃんはこれもおニューの水着。黒と金をベースにして、顔グロにはなかなかお似合い。
 さて試合は序盤、先に奇襲攻撃を仕掛けたAA(AKINO&愛ちゃん)ペース。美馬姐に対して側転エルボー、愛ちゃん跳び板にしてのAKINOのジャンピングアタック、顔面ウオッシュと攻撃するが、美馬姐のネックブリーカードロップから攻守逆転。愛ちゃんが一人捕まる。エッちゃんにはパイルドライバー、美馬姐にはイス攻撃と云いようにいたぶられる。それでもなんとかAKINOにタッチ。
 この試合、このラスカチョという大名跡に対して、AKINOは「勢い」と「速さ」という武器を持っている、その顕著な例がドロップキックの雨あられであった。AKINOは、勢い良いドロップキックに倒れた美馬姐に対して、「立てよ立てよ立てよ」と囃し立てながら、間髪いれず4.5発連続で低空ドロップキックを叩き込んでいった。
 試合は中盤から終盤にかけて、その武器を持たない愛ちゃんが、やはり一人ラスカチョの餌食となった。時折ミサイルキックやジャーマンで反撃を転じるが、ラスカチョの力と要所要所に出るイス攻撃に挫け、最後までペースを掴むことはなかった。
 最後は美馬姐のタイガースープレックスホールドで愛ちゃんからピン。試合後、AKINOはちょっと不甲斐ない愛ちゃんに対してコーナー隅でストンピングを喰らわし、リング上より叩き出して、その苛立ちを隠さなかった。


▽トーナメントARS 決勝戦
 ○大向美智子(三角締め7:32)×GAMI    実力者二人が勝ち上がってきた。二人とも「意外」と云う感じはしなかった。
 さて試合は、GAMIの握手の求めに対いして、大向は佐れをはねつけて試合は始まる。この試合、両者3試合目の為なのか少々大味な内容。それでもGAMIは、寝てはヒザ十字、走ればフライングニールキック(?)投げてはアディオスアミーガからバックブリーカーと、さすがに千一の技を持つ女と異名をとるだけのことはある。そのどれもが綺麗にヒットしている。対する大向もB3ボム、エグいカカト落としの連続、ネックブリーカードロップと、それでも気力は充実。そして最後は腕十字に行くかな?と思わせての三角締め。大向は手足が細くて長いので、キッチリ両足を絡ませて三十秒以上離さない。とうとうGAMIをうつぶせの状態にしての執念のタップアウト。

 試合後の表彰式は、回復したGAMIが名誉委員長となって、大向に賞状とトロフィーを渡す。
大向「二年前のこのARSのトーナメントで自分を凄く大きくしてくれた大会なので、今日も優勝できて最高です。あと、文子 ちょっとお前に云いたいことがある。お前の腰にあるベルトはお前に巻かれたがっているのではなくて、この私の腰に来たがっているよ。良く覚えといてね。」
文子「大向さん、ガタガタ言ってないで、チャレンジしてごらんよ。挑戦して来いよ」
とチャンピオン然、そして、祝福モードをどこへやらと両者掴み合い。そこへ観客の後押しでGAMIコール
GAMI「云っとくけど、優勝したのは君(大向)かもしれん。でもな、文子に勝ったのはこの私やねん。挑戦権あるのも勿論この私。ほなサイナラ(要約)」




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